保険募集人の平均年収は？給与形態や稼げる会社選びのコツも紹介
「保険募集人の平均年収はどのくらい？」
「成果報酬型と聞くけど毎月安定した給料を得られるのだろうか」
保険募集人への転職を検討する中で、収入に関して詳しく知りたい人は多いのではないでしょうか。
本記事では、保険募集人の平均年収や給与形態を解説しています。
稼げる会社の見極め方も紹介しているため、転職して高収入を目指したい人はぜひ最後までご覧ください。
保険募集人の平均年収【年齢・性別】
厚生労働省が2024年に公表した賃金構造基本統計調査をもとに、保険募集人の平均年収を年齢・性別ごとに解説します。
なお、保険募集人や保険営業全体の平均年収は585.9万円となっています。
年齢や性別で得られる収入に違いがあるため、掘り下げて見ていきましょう。
年齢別
保険募集人の年齢別平均年収は、以下の通りです。
| 〜19歳 | 233.7万円 |
|---|---|
| 20～24歳 | 318.0万円 |
| 25～29歳 | 434.1万円 |
| 30～34歳 | 490.9万円 |
| 35～39歳 | 578.6万円 |
| 40～44歳 | 632.5万円 |
| 45～49歳 | 673.1万円 |
| 50～54歳 | 688.9万円 |
| 55～59歳 | 708.4万円 |
| 60～64歳 | 528.6万円 |
| 65～69歳 | 477.0万円 |
| 70歳～ | 414.5万円 |
営業経験が長くスキルも高いと見られる30代以降は、平均年収が500万円を超えています。
40代以降になると平均年収はさらに上がり、600万円以上となっています。
保険募集人が高い年収を得られる理由は、給料が成果報酬型であるケースが多いためです。
営業の経験やスキルを積むほど契約が獲得しやすくなり、スキルと比例して年収を上げていけます。
高い営業スキルを持ち合わせていれば、20代でも平均を上回る年収が得られるでしょう。
保険募集人は、実力次第で年齢関係なく稼いでいける仕事と言えます。
性別
保険募集人と併せて、職業を問わない全体の平均年収を性別ごとに見ていきましょう。
| 性別 | 保険業界 | 全体 |
|---|---|---|
| 男性 | 800.0万円 | 266.7万円 |
| 女性 | 459.1万円 | 251.6万円 |
男女ともに、全体の平均年収を超える結果となりました。
保険募集人は性別ごとに見ても高い年収を得られる可能性があるため、高収入を目指す人に向いている仕事と言えるでしょう。
保険募集人の給与形態【雇用形態別】
保険募集人の給与形態は「正社員」と「業務委託」の雇用形態によって異なります。
給与形態によって得られる金額や安定性に違いがあるため、詳しく解説していきます。
正社員
正社員の保険募集人は「基本給+インセンティブ制」の給与形態が大半です。
成果報酬型ではありますが、基本給で毎月一定の収入を確保できるため、営業未経験の人にも向いています。
契約獲得やノルマ達成時にはインセンティブも支給され、高い収入を目指すのも可能です。
ここで、保険募集人の仕事で得られる給料のモデルケースを見てみましょう。
- 基本給23万円
- 月間契約保険料の30％分がインセンティブとして付与
1カ月の月間契約保険料が40万円の場合、基本給23万円+インセンティブ12万円となり、35万円の収入が得られます。
契約獲得数が多いほど収入を上げられる一方で、営業成績が低いと低収入になるケースもあります。
保険募集人の仕事で収入を安定させるのであれば、ヒアリング力やクロージング力など、高い営業スキルを身に付けるのが大切です。
業務委託
業務委託の保険募集人は、成果に応じて金額が決まる「完全歩合制」の給与形態になります。
契約を獲得できないと収入が0円になるため、営業未経験者が保険募集人の業務委託として働くには大きなリスクをともないます。
正社員と違い、1日に何十時間仕事をしても残業代が支給されるわけでもありません。
業務委託の保険募集人は成約数が重視されるため、営業経験が長い人や高い営業スキルを持つ人に向いている働き方と言えるでしょう。
保険募集人の平均年収が高い会社ランキング
ここでは、保険募集人の平均年収が高い会社を紹介します。
株式会社SalesNowが2023年3月～2024年4月の期間で国内企業を対象に調査した結果は、以下の通りです。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1位 | 東京海上ホールディングス株式会社 | 1430.7万円 |
| 2位 | SOMPOホールディングス株式会社 | 1232万円 |
| 3位 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 | 1101.4万円 |
| 4位 | 株式会社T&Dホールディングス | 1083.0万円 |
| 5位 | 第一生命ホールディングス株式会社 | 972.2万円 |
出典：SalesNow DB
保険会社には、上記のような日系保険会社と外資系保険会社が存在します。
日系の保険会社は「基本給＋インセンティブ制」が多い一方、外資系は「完全歩合制」を取り入れている場合もあります。
外資系の保険会社は、富裕層を対象とした保険商品の販売を行っており、大口の契約が取れるため高いインセンティブを支給されるのが特徴です。
しかし、国内企業よりきついノルマを課せられる傾向があります。
スキルのない営業未経験者が保険募集人へ転職するなら、国内の保険会社がおすすめです。
【転職】稼げる会社かどうか見分けるコツ
保険募集人で稼げる会社か見分けるなら、以下の点に注目してみましょう。
- 平均年収はどのくらいか
- 業績は安定しているか
平均年収が低い保険会社は、基本給が低かったり十分なインセンティブを支給していなかったりする可能性があります。
また、長期的に稼いでいくには会社の安定した業績が必要です。
保険業界は競争が激しいため、業績の不安定な保険会社があるのも事実です。
保険募集人の仕事で安定的に稼いでいきたいなら、保険会社の平均年収と業績をチェックしましょう。
平均年収や業績は、企業公式サイトの採用ページとIRページで確認できます。
R&C株式会社は全員年収1,000万円を目指す会社
R&C株式会社は、全国に53拠点構える総合保険代理店です。
平均年収は897万円と高水準な点が魅力の1つです。
R&C株式会社では、全営業社員が年収1,000万円超えのビジョンを掲げています。
実際、社員175名のうち47名が年収1,000万円を達成しており、着実にビジョンの実現に近付いています。
保険営業に特化した教育プログラムで営業未経験者でも高いスキルを身に付けられるため、成約率とともに年収も上げていくことが可能です。
保険募集人に転職し、高収入を得たい人はR&C株式会社の採用ページをチェックしてみてください。
