【おすすめ保険会社一覧】営業として転職する前に知っておくべき業界のこと

転職におすすめの保険会社3選!業界の将来性や保険代理店の種類も解説

【おすすめ保険会社一覧】営業として転職する前に知っておくべき業界のこと

「営業として転職するのにおすすめの保険会社は?」

「未経験でも保険代理店に正社員として転職できる?」

保険営業への転職や就職を検討する中で、上記のような疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、転職におすすめの保険会社を3社紹介します。

さらに、保険営業に転職するなら知っておきたい保険業界の将来性や保険代理店の種類についても解説しています。

転職や就職に成功して、仕事にやりがいを感じたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

保険会社の将来性!営業として転職する前に

保険会社の将来性!営業として転職する前に

保険営業への転職を検討するなら、長期的に働くためにも保険会社の将来性を把握しましょう。

生保・損保を扱う保険会社の将来性は、以下のようになると考えられます。

  • 生命保険①海外への営業展開
  • 生命保険②サービスの多様化
  • 生命保険③AIの導入
  • 損害保険①地震保険のニーズが向上
  • 損害保険②新しい保険の登場

それぞれ解説していきます。

生命保険①海外への営業展開

生命保険の場合、海外への営業展開を目指す企業が増加すると考えられます。

2024年6月現在の日本では少子高齢化にともない、生命保険の需要が少なくなり、営業の機会が減少する可能性があるためです。

生命保険は、子どもを持つ家庭が万が一に備えて、教育資金や生活費を補う目的で加入する傾向があります。

高齢者になると、生活を守らなければならない子どもを抱えていないため、死亡後に家族の生活を保障する生命保険の需要が少なくなるでしょう。

一方、発展途上の新興国では、人口の増加が期待できるうえ、経済成長にともなう所得の増加も考えられます。

生命保険を必要とする子どもを持つ家庭にアプローチしやすいため、海外に営業展開する企業が増えていくでしょう。

生命保険②サービスの多様化

日本の少子高齢化にともない、死亡保障が大きい生命保険の需要が減少する一方で、医療や介護、年金などの保障が求められるようになるでしょう。

厚生労働省の調査によると、2022年時点の日本人の平均寿命は、男性81歳、女性87歳となっています。

高齢になるほど、病気のリスクや介護の必要性が高まっていくうえ、働きにくくなるため収入が減り、十分な生活費の確保が困難になると言えます。

生きていくうえで発生する金銭的なリスクに備える需要が増え、提供する保険商品も多様化していくでしょう。

営業活動においても、新たなニーズに対応するための商品提案が重要となります。

多様化にともない営業する機会も広がると考えられます。

出典元:厚生労働省

生命保険③AIの導入による影響

著しい発展を遂げているAIの技術は、保険会社にも導入されるでしょう。

すでに、24時間の対応可能なカスタマーサポートや請求書の作成などをAIに任せている企業も見られます。

今後、さらにAIの精度が上がれば、インターネットを通じてヒアリングからプランの提案まで任せられるようになるでしょう。

しかし、AIは人間の感情を読み取るのが苦手であるため、最終的な契約に結び付く段階まで辿りつくのは困難と考えられます。

個人のライフスタイルに寄り添った提案や、顧客の性格・感情に合わせた対応などが満足にできないでしょう。

保険営業の仕事をすべてAIに任せるのではなく、営業のサポート役として活用されていくと言えます。

損害保険①地震保険のニーズが向上

現在、損害保険の保険料収入割合は、半数以上を自動車保険が占めていますが、今後は発生頻度の高い地震保険のニーズも高まっていく可能性があります。

近年の日本では2011年の東日本大震災や、2024年の能登半島地震など、大きな地震の多発が大きな理由です。

また、今後も深刻な被害をもたらすといわれている南海トラフ地震が発生すると予測されているため、万が一に備え、地震保険に加入する家庭が増えていくでしょう。

実際、地震保険に加入していたり、火災保険に付帯したりしている世帯数は上昇傾向にあります。

2013年の地震保険加入率が30%未満なのに対し、2022年では約35%にまで上昇しました。

近年の地震により防災意識が向上しているので、地震保険の需要は高まり、営業を強化するチャンスと言えます。

出典元:日本損害保険協会
出典元:損害保険料率算出機構

損害保険②新しい保険の登場

急激に進展していくテクノロジーや社会のニーズに合わせて、損害保険の種類も大きく増えていくと考えられます。

たとえば、以下のような損害保険が挙げられます。

サイバー保険 サイバー攻撃による損害を補償
ドローン保険 ドローンの損傷や第三者にケガを負わせた場合の補償
プライバシー損害保険 個人情報の流出や名誉棄損の被害に伴う費用の補償

社会の変化に合わせ、上記のような種類の損害保険が登場するでしょう。

消費者のあらゆるニーズを満たす最先端のサービス提供が求められるようになるため、新しい保険を営業する機会も増えていきます。

一社所属と乗合代理店の違い

一社所属と乗合代理店の違い

保険営業として転職・就職を検討するのであれば、保険会社とともに保険代理店も候補に入れてみましょう。

ここからは、保険代理店の「一社所属」と「乗合」の違いを解説します。

「一社所属」と「乗合」の大きな違いは、扱う保険商品の数と種類です。

保険代理店の営業として活躍するには、それぞれのメリットとデメリットの把握が重要です。

一社所属

一社所属とは、保険会社1社のみ契約を締結し、契約した会社の保険商品だけを販売する保険代理店です。

契約している保険会社の研修を受け、商品について深く理解できるため、顧客に入念な説明ができる点が大きなメリットです。

新商品が登場しても、内容の把握や管理などもしやすく、滞りなく営業活動ができるでしょう。

一方で、1社の保険商品しか提供できないため、顧客のニーズを満たす最適なプランを提案できないケースも考えられ、営業が難航するリスクがあります。

保険の加入を検討している人の中には、複数社の補償内容を比較したいと思い相談に来る人もいます。

比較したいと考える顧客が来店した場合には、営業しても契約まで辿りつかず、機会損失になる可能性もあるでしょう。

契約している保険会社の経営状況により収入が左右される点も、一社所属のデメリットです。

乗合代理店

乗合代理店とは、複数社の保険会社と契約を結び、代理となり多数の商品を販売する保険代理店です。

生保・損保問わず、何十社の商品を取り扱っており、ラインナップが豊富です。

あらゆるパターンの商品提案ができるため、顧客のニーズに合ったベストなプランを提供できるでしょう。

複数の保険会社とつながっており、1社の経営状況が悪くなったとしても大きな影響はなく、安定した環境で営業ができます。

さらに、来店型店舗の保険代理店であれば訪問営業する必要がないため、精神的な不安も軽減されるでしょう。

メリットがある一方、複数社の商品への理解度は低下すると考えられ、営業時に説明が十分にできないリスクもあります。

事務手続きやアフターサービスなども保険会社によって違うため、営業活動において必要な情報量が多く、すべてを把握するのは困難でしょう。

営業の効率や売上の向上を目指すのであれば、自主的な学習が重要です。

保険営業へ転職・就職するのに人気の会社一覧

保険営業へ転職・就職するのに人気の会社一覧

保険営業への転職や就職におすすめの企業を3社ピックアップしました。

  • R&C株式会社
  • 株式会社アイリックコーポレーション
  • プルデンシャル生命保険株式会社

これらの企業では、保険営業に特化した教育制度や支援体制が整っています。

R&C株式会社

R&C株式会社_採用ページ_B-min

R&C株式会社は、Great Place to Work® Institute Japan(※)が行った調査「働きがいのある会社」で、5年連続「働きがい認定企業」に選出されている保険会社です。

(※)世界約150ヶ国で従業員の意識調査を行い「働きがいのある会社」の認定・ランキングを発表している機関のこと

【おすすめポイント】

  • 充実した休暇制度
  • 整った営業教育プログラム
  • 30社以上の保険会社と契約締結

R&C株式会社は、週休2日制であるためプライベートを十分確保できます。

さらに、有給や年末年始休暇は当然ながら、慶弔休暇やバースデー特別休暇などが設けられています。

仕事とプライベートのメリハリをつけたい人に向いているでしょう。

営業向けの教育プログラムがあるため、同じ職種からの転職はもちろん、未経験での入社でも営業スキルを身に付け即戦力として活躍できるでしょう。

株式会社アイリックコーポレーション

株式会社アイリックコーポレーション

株式会社アイリックコーポレーションは、全国に拠点を持つ保険会社です。

【おすすめポイント】

  • 有給取得率70.8%
  • 月の平均残業時間13時間以内
  • フレックスタイム・時短勤務制度

株式会社アイリックコーポレーションは、ワークライフバランスのために休暇の取得を推進しています。

実際の有給取得率や平均残業時間を見ても、従業員が働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

フレックス制や時短勤務制度のおかげで、営業職でもライフスタイルに合わせた自由度の高い働き方が叶えられます。

営業でのきつい労働をきっかけに転職を考えたい人におすすめです。

また、研修制度も充実しているため、新卒や未経験での入社であっても確かな営業スキルを習得できます。

1人ひとりが活躍できるようなスキルアップ制度や、休みを取りやすい休暇制度のおかげで、やりがいを感じながら営業職として働いていけるでしょう。

プルデンシャル生命保険株式会社

プルデンシャル生命_キャリア採用_TOP-min

プルデンシャル生命保険株式会社は、アメリカに本社を置く大手外資系保険・金融グループ「プルデンシャル・ファイナンシャル」の子会社です。

【おすすめポイント】

  • 入社2年間の初期補給金
  • 大手企業の安定した経営基盤
  • 高いスキルを習得できる資格取得制度

プルデンシャル生命保険株式会社では、基本的な教育制度はもちろん、営業のプロフェッショナルになるための資格取得制度を設けています。

初期補給金を受け取れる期間があるため、収入に直結する営業売上の向上に焦らず、資格取得に向け集中して学びに時間を投資できます。

高い営業スキルを身に付けられるため、長期的に保険業界で活躍していけるでしょう。

給与水準も業界トップクラスであり、営業社員の平均報酬月額は約100万円となっています。

営業職で収入を上げたい人にはぴったりの転職先と言えます。

大手ならではの安定した経営基盤の元、営業としてスキルアップしていきながら働いていけるでしょう。

まとめ

まとめ

保険会社に営業として転職・就職を目指すなら、保険業界の将来性や保険代理店の種類を把握しておくのが大切です。

本記事内で解説したように保険業界は、生保・損保ともに需要のある業界と言えるため、営業として就職すれば長期的に活躍していけると考えられます。

今回紹介したおすすめの保険会社・保険代理店は、営業のスキルアップや休暇制度も充実しており、やりがいを感じながら働いていけるでしょう。

気になる転職先があった人は、ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

関連記事Related article

フッターバナー