総合保険代理店R&Cが不動産コンサルティングをはじめました。
「餅は餅屋」と言いますが、保険会社は保険しか提案しない。不動産会社は不動産しか提案しない。
例えば、相続の問題を抱えた方が、最初に相談したのが保険会社だと、保険ですべてを解決しようとする。不動産会社も然り。このような経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
保険も不動産も相続にとても大事なツールですが、「保険だけ」や「不動産だけ」だと本当にベストな提案なのか不安になりますよね?
お客様の期待は“課題解決”です。保険に入りたい訳でもなく、不動産を購入したい訳でもありません。
自身の課題解決に必要な手段を選びたいに他なりません。
こんな当たり前を実現するために、不動産コンサルティング事業を立ち上げました。
資産運用における不動産活用
「資産三分法」をご存じでしょうか?かつて「財テク」なんて言葉が流行ったころ、良く使われておりました。これは資産を現金、有価証券、不動産に分けて所有するポートフォリオ理論です。
資産三分法のメリットは値動きの違う複数の資産を持ち合わせることで、変化を緩和できることにあります。これにより安定的な資産運用が可能になります。
現在のような不透明な時代にこそ、資産三分法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
相続対策における不動産活用
相続や事業承継で重要な対策の一つとして、財産評価の引き下げがあります。これは不動産を活用すると効果が高いと言われています。不動産は一物四価、一つの不動産に四つの価格があります。これを利用して、評価を変化させることが可能です。
相続対策で銀行から融資を受けて遊休地に賃貸不動産を建て、財産の評価を引き下げるといった事はよくおこなわれます。不動産会社の相続対策ですとここまでで完了となります。
しかし、この不動産に賃料が発生します。このキャッシュフローを放っておくと、結果的に相続財産が膨れ上がる事となります。本末転倒ですね。
このキャッシュフローの対策も必要です。ここでは保険が役に立ちます。
保険と不動産の活用法はそれぞれを販売する担当者が理解していることも多いと思いますが、自らがお客様に提供できる商品だけを提供しているのが実情です。ここにミスマッチが生じていると思います。
お客様の課題にまっすぐ向き合い、何が必要なのか考え抜き、提案できる環境が必要でした。そのためには不動産が不可欠でした。
各種専門家と連携し、偏りのない提案を目指します。期待してください!
本記事の執筆者:
R&C株式会社 不動産コンサルティング準備室
江原貴史
外資系保険会社においてセミナー事業に立上げより参画し、お客様向けセミナーやパートナー先のパーソナルファイナンス推進事業に従事。この実績を評価され、不動産会社においてもお客様向けセミナー事業を立上げ、年間120回ほどのセミナー開催から130億円ほどの売上に貢献する。保険、不動産に共通したテーマである相続対策に課題を感じ、相続人(受ける側)向け相続相談サイト「相続ぽると」を開設し、各種専門家との連携により、「相続を明るくする」の実現に奮闘中。
日本FP協会会員、宅地建物取引士、金融知力普及協会認定インストラクター
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