
医療保険に入れない人の特徴5つや入りにくい病気一覧をご紹介
医療保険は病気やケガに備えるための重要な保障ですが、審査の結果、加入ができないケースもあります。
「どうして自分は医療保険に入れないのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、医療保険に入れない人の特徴やその原因を詳しく解説します。
また、保険加入が難しい場合の対処法や、加入できない病気の一覧についても触れ、今後の備えに役立つ情報をお届けしますのでぜひ最後までご覧ください。


そもそもなぜ保険加入する際に審査が必要なのか
医療保険に入れない理由や特徴は様々です。
加入できない場合、何が問題であるのかを把握しておくことは、今後の対策を考える上で重要です。
まず最初にそもそもなぜ審査が必要なのかについて知っておきましょう。
医療保険は、加入者が支払う保険料を基に、多くの人が公平に保障を受けられるように設計されています。
保険会社は、契約者に対して適正な契約を結ぶ必要があり、契約者が高額な治療費を負担するリスクを回避するため契約前に加入者の健康状態を確認します。
具体的に審査では、以下のようなポイントがチェックされます。
- 過去の病歴(既往歴)や現在の健康状態
- 持病の有無や治療中の病気
- 職業や生活習慣が健康リスクに与える影響
もし加入者が健康状態に問題を抱えている場合、将来的に保険金を支払うリスクが高まるため、保険会社は加入を拒否することがあります。
そのため、加入時には健康状態や既往歴を確認する「審査」が必要なのです。
医療保険に入れない人の特徴
医療保険に入れない人には、いくつか共通する特徴があります。
以下は、医療保険の審査において問題視される主な特徴です。
医療保険に入れない人の特徴①持病や既往歴がある
持病がある場合や、過去に大きな病気を患ったことがある場合は、医療保険の審査に通らないことがあります。
特に、慢性疾患(糖尿病、高血圧、がんなど)や重大な手術歴がある場合、審査に通過するのが難しくなります。
医療保険に入れない人の特徴②治療中または通院中である
現在も治療が続いている病気や症状がある場合、医療保険に加入することができないことがあります。
特に、治療を受けている病気の種類によっては、保険会社が加入を拒否することもあります。
医療保険に入れない人の特徴③健康状態に問題がある(過去の喫煙歴や生活習慣など)
健康診断の結果が悪い場合も、医療保険への加入が難しくなることがあります。具体的には以下のような健康状態が挙げられます。
- 肥満や過体重:肥満は生活習慣病のリスクを高めるため、加入が難しくなることがあります。
- 喫煙や過度の飲酒習慣がある:これらの生活習慣もリスクとして評価される場合があります。
- 異常値が続いている場合:血圧やコレステロール値、血糖値が基準値を超えているとリスク要因となります。
医療保険に入れない人の特徴④病気やケガのリスクが高い職業に就いている
職業が原因で医療保険の加入が制限されることもあります。
特に建設業、高圧電気取扱者、重機オペレーター、格闘家などのケガの危険を伴う職業が挙げられます。(上記はあくまで一例です。保険会社により職業に対しての制限は異なります。)
医療保険に入れない人の特徴⑤高齢者である
高齢になると、身体の状態が悪化して医療保険に加入できないなどのリスクは高くなります。保険会社は、年齢が高くなるほど病気やケガのリスクが高くなるため、加入を見合わせる場合があります。
できるだけ若いうちから将来に向けて医療保険を備えることも重要です。
医療保険に入りにくい病気とは?一覧でご紹介
医療保険に入りにくい病気とは具体的にどんなものが挙げられるのでしょうか。
以下に一覧で簡単にまとめているので参考にしてみてください。
病名 | 説明 |
---|---|
がん | 過去に治療を受けたことがある場合でも、再発リスクを理由に審査が厳しくなることがある |
糖尿病 | 長期間の治療や合併症のリスクが高いため、加入が難しい場合がある |
高血圧や心疾患 | 治療中でなくても、審査に影響を与えることがある |
脳卒中や脳梗塞 | 過去に発症した場合、再発リスクを理由に審査が厳しくなることがある |
肝疾患 | 肝硬変や慢性肝炎などは、審査でネックになることがある |
腎疾患 | 慢性腎炎、投薬または透析を必要とする慢性腎機能障害などが当てはまる |
精神及び行動の障害 | 躁病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症、認知症、アルツハイマー病などが当てはまる |

これらの病気に該当する場合でも、保険会社や商品ごとに対象は異なるので加入を検討している方はしっかり確認するとよいでしょう。
医療保険に入れない人必見!加入できない場合の対処法
ここまでを読むと、「持病がある私って医療保険に入れないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は持病などにより医療保険に加入できないと診断された場合でも、以下のような方法で保障を確保することが可能です。
詳しく解説していきましょう。
持病がある方向けの保険、引受基準緩和型医療保険を検討する
引受基準緩和型保険は通常の医療保険に比べて、持病や既往歴があっても加入しやすい商品です。
「限定告知型保険」「選択緩和型保険」とも呼ばれ、告知や診査を必要とする医療保険に入れない人でも、所定の告知項目に該当しなければ契約できます。
引受基準緩和型保険の保険料は割高になる傾向がありますが、最低限の保障を得ることができます。
他の保険会社の保険商品を検討する
どこの保険会社でも審査基準は一緒じゃないの?と思う方もいるかもしれません。
実は医療保険の審査基準は保険会社によって異なるので、持病などがあっても他社で申し込みできた、というケースも珍しくないのです。
また、医療保険以外にも保障を受けられる保険商品があります。
例えば、ガン保険や傷害保険など、別の保険を検討することで、万が一の事態に備えることができます。
保険の専門家に相談する
もし持病があって保険選びが難しい方や、加入保険の中から比較したい方は保険の専門家やファイナンシャルプランナーに相談するをおすすめします。
保険の専門家に相談することで自分の条件に合った保険商品や他の保障会社を提案してもらうことが可能です。
記事まとめ
医療保険に入れない理由には、持病や健康状態、職業リスクなどが挙げられます。ただし加入ができなかった場合でも、引受基準緩和型保険や他の保険商品を検討したり、さまざまな対策があります。
もし医療保険の選択に迷っていたり持病があって保険に入りにくいかもと感じる方は、専門家への相談をおすすめします。
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また、以下の記事では持病がある方でも入りやすい保険の特徴や医療保険選びのポイントなど詳しくご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
