ネット型の医療保険にデメリットはある？向いている方の特徴も解説

「ネットで加入できる医療保険の注意点は？」

「ネット型が不向きなのはどんな人？」

手軽に加入できるネット型の医療保険に魅力を感じる一方で、上記のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

特徴を把握していないと、十分な給付金が受け取れず、加入を後悔する可能性もあります。

本記事では、ネット加入型医療保険の注意したいデメリットや強みを具体的に解説します。

向いている方と向いていない方の違いも紹介するので、加入しようか迷っている場合はぜひ役立ててください。

ネット加入型の医療保険のさまざまなデメリット

ネット型医療保険は、商品数が少ない点やサポート対応の手薄さなどのデメリットがあります。

ここでは、ネット型で注意すべきデメリットを見ていきましょう。

保険の商品数や特約の選択肢が多くない

ネット型の医療保険は、商品数や特約の選択肢が少ないため、デメリットに感じるでしょう。

簡潔なプランになっている分、細かいニーズに応える特約が少ない傾向があります。

病気に対する保障やオプションが豊富な対面販売型の医療保険と比べた場合、カバーできる範囲は限定的になってしまいます。

選べる特約が限られているため、ライフスタイルや健康リスクに合わない可能性がある点を考慮しておきましょう。

保険のぷろ
担当者

自分の生活や将来のリスクに対する必要な保障内容がネット型医療保険で足りるか、公式サイトで事前にしっかり確認するのが大切です。

比較検討から申し込みまで自分で行わなければならない

ネット型医療保険は、商品の比較や選択を全て自分で行わなければならない点がデメリットになります。

対面販売型の医療保険ではプロが的確なアドバイスをくれる一方、ネット型では保障内容の確認を自分で進めなければなりません。

初めて医療保険に加入する方や保険の知識がなく保障内容の違いが分かりにくい方には、理解や選択に難しさを感じるでしょう。

ネット型保険の情報は、公式サイトが主な参考先となるため、適切なプランを見つけるには複数のサイトから比較する必要があります。

時間と労力がかかる場合もあり得るため、比較検討が負担に感じる可能性も考えられます。

ネット型医療保険は、適切な商品を見極める自信がない方や比較検討の手間を抑えたい方にとって、不向きと言えるでしょう。

サポート対応が手薄い場合がある

サポート対応が手薄いケースもある点は、ネット型医療保険のデメリットとして挙げられます。

ネット型保険は、メールや電話でのやりとりが中心になるため、迅速なサポートを受けられない可能性があります。

契約内容の疑問やトラブル発生時に、電話が込み合っていたりメール返信が滞ったりするリスクも起こり得るでしょう。

一方、対面販売型の保険は直接担当者とやりとりするため、早期的な問題解決が見込めます。

保障内容に不安を感じている方や保険契約に詳しくない方は、サポートの手薄さで懸念すべきデメリットとなるでしょう。

ネット型医療保険のメリット・強み

ネット型の医療保険は、デメリットも存在する反面、メリットがあるのも事実です。

ここからは、ネット型保険におけるメリットを紹介します。

検討から契約手続きまでオンラインで完結する

ネット型医療保険におけるメリットは、検討から契約手続きまでを全てオンラインで完結できる点です。

インターネットが利用できれば、自宅や外出先など場所に制限されず、手軽に保険を選んで申し込みまで行えます。

仕事や子育て、家事などで忙しい方にとって、時間や場所を選ばずに手続きを進められるのは魅力的と言えるでしょう。

ネット型であれば契約内容の確認や必要書類の提出もインターネット上で完結するため、店舗へ足を運ぶ必要がありません。

手続きの労力を最小限に抑えたい方は、ネット型保険が適しています。

保険料が比較的安い

ネット型医療保険は、保険料が比較的安く設定されている点も魅力的です。

ネット型の場合、賃料や光熱費、人件費などの運営コストがかからないため、リーズナブルな価格で設定されています。

保障内容が同じ保険でも、対面販売型より月々の支払いが数千円安くなるケースも見られます。

基本的に保険料の支払いは、年単位で長期間続いていくものです。

保険のぷろ
担当者

保険料が安く抑えられれば、長期的にも負担を軽減でき、途中解約のリスクも避けられるでしょう。

簡潔な設計の商品が多く理解しやすい

簡潔で分かりやすい設計が多い点も、ネット型医療保険におけるメリットです。

ネット型保険は複雑な特約が少なく、基本的な保障内容は明確に設定されているため、保険の知識が浅い方でも理解しやすいのが特徴です。

公式サイトには保険料のシミュレーション機能が用意されている場合もあり、性別や生年月日を入力するだけで保障内容や料金を確認できます。

シンプルな保障で十分な方や理解しやすい簡潔な商品を求める方は、ネット型の医療保険がおすすめです。

自分で決めても問題ない？向いている方の特徴とは

ネット型の医療保険は、自分で選択しても問題ありません。

選択の自由度が高い一方で、ネット型に向いていない方は、かえって労力がかかってしまいます。

ここからは、ネット型が向いている方の特徴を解説するので、自分に適している加入方法なのか確認しましょう。

保険やお金にまつわる知識を持っている方

ネット型医療保険は、保険やお金に関する知識を持っている方におすすめです。

ネット加入は、以下の工程を全て自分で行います。

保障内容や特約の詳細を正確に理解し、手順通りに手続きを進めなければなりません。状況によっては公式サイトへの問い合わせが必要になるでしょう。

あらゆる条件や情報を考慮したうえで、自分に合った商品を選ばなければ、保障に過不足が生じる恐れもあります。

加えて、医療費の自己負担割合や高額療養費制度など、公的な支援制度の知識を持っていないと、保障が重複し無駄な保険料を払う事態に陥ります。

保険のぷろ
担当者

豊富な保険商品から、自分のニーズが満たせる商品を選ぶには、保険やお金の知識は欠かせません。

専門家などに相談する時間が取れない方

忙しくて専門家に相談する時間が取れない方にも、ネット型医療保険がおすすめです。

オンラインで申し込みから契約まで完結するため、一度も店舗に足を運ぶ必要がなく、自分のペースで加入できます。

忙しくて日中まとまった時間を確保できない方でも、効率的に医療保険の契約手続きが進められるでしょう。

簡潔な商品も多いため、専門家に相談せずとも理解しやすいのも魅力的です。

プロに相談するのがおすすめな方

医療保険の知識がない方や初めて加入する場合は、代理店や相談窓口でプロに相談するのがおすすめです。

ここでは、プロに相談するのがおすすめな方を解説します。

初めての保険加入で質問しながら進めたい方

医療保険を初めて検討する方は、プロに相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナーや保険コンサルタントなどは、医療保険の仕組みや保障の必要性、特約内容を分かりやすく説明してくれます。

保険料も考慮しながら保障に過不足のない商品を提案してくれるので、自分に合った医療保険への加入が可能でしょう。

手続きも丁寧にフォローしてくれるため、書類不備の対策にもなり、スムーズに申し込みから契約まで済ませられます。

不安な点や疑問点もすぐに質問して解決できるのも魅力的です。

数多くの商品から最適な保障を選びたい方

保険商品を幅広く検討し、最適な保障を選びたい方にも、プロのサポートは必須と言えます。

ネットの医療保険は簡潔な内容が多い一方で、掛け捨てタイプや終身タイプなど種類も多いため、自分に適した商品を選ぶのが困難な場合もあります。

プロに相談すれば、複数社の商品を比較検討しながら、自分に合ったプランを提案してもらえます。

持病を抱えていても契約できる保険や入院一時金が多いプランなど、ニーズを満たした医療保険が見つかるでしょう。

契約手続きや定期的な見直しのサポートを受けたい方

プロへの相談がおすすめなのは、加入手続きや保険の見直しをスムーズに進めたい方です。

契約時に必要な書類の準備や保障内容の確認など、複雑な手続きを一緒に進めてもらえます。

書類の不備や情報記入の誤りなどを避けられるため、滞りなく手続きを進められるでしょう。

定期的に保障内容を見直して、ライフステージに合った新プランへ乗り換えたい場合にも、プロへの相談は役立ちます。

スムーズな手続きや将来のリスクに備えるため保険を適時見直したい方は、プロに相談しながら医療保険を決めるのがおすすめです。

ネット型医療保険への加入を検討するなら「保険のぷろ」にご相談ください

ネット型の医療保険は、保険料が安かったり簡潔な商品が多かったりなど、さまざまなメリットを備えています。

一方で、保険商品の選択肢が狭い点やサポート対応が手薄い可能性もある点には注意しましょう。

ネット型の医療保険に不安がある方は、プロに相談し、商品へ対する理解を深めるのが重要です。

無料相談サービス「保険のぷろ」では、ファイナンシャルプランナーがご要望を満たした商品の提案をしています。

医療保険の契約を検討している方は、お気軽に無料相談をご予約ください。

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士