
医療保険の日額の概要と入院時にかかる費用や日額3000円で十分なのかを解説

医療保険の入院給付金は、日額3000円で十分?

日額3000円と5000円のどっちが良い?
上記のように入院給付金の日額に関していくら必要か、悩んでいる方も多いでしょう。
今回は、無料保険相談を行なっている「保険のぷろ」が、日額3000円で足りるケースと不足するケース、日額5000円と比較しながら、どのような基準で医療保険を選ぶべきかを紹介します。
医療保険を選ぶ際のポイントも解説しているので、いくらで十分かが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
医療保険の入院給付金「日額」とは
入院給付金の日額とは、病気やケガで入院した際に、1日ごとに受け取れる給付金を指します。
例えば日額3000円の契約なら、10日間入院すると合計3万円が支給されるのです。
医療保険には入院日数に応じて支払われる「日額タイプ」と、入院時にまとまった金額を受け取れる「一時金タイプ」があります。
一時金タイプは短期入院でも一定額を受け取れますが、長期入院には不向きな場合もあります。
一方、日額タイプは入院が長引くほど給付金も増えるため、長期入院時では安心感が高まるでしょう。
それぞれの特徴を理解し「日額3000円で十分か」と検討して、自身に合った保障を選ぶ必要があります。
入院時にかかる費用はいくら必要?
生命保険文化センターの調査によると、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均2万700円でした。
直近の入院で自己負担した金額を調査したところ、平均は19万8000円の結果になっています。
費用の分布を見ると、約7割の方が20万円未満に収まっていますが、場合によっては高額なケースもあります。
総額の自己負担額は以下のとおりです。
自己負担費用総額 | 割合 |
---|---|
5万円未満 | 9.4% |
5~10万円未満 | 26.5% |
10~20万円未満 | 33.7% |
20~30万円未満 | 11.5% |
30~50万円未満 | 10.1% |
50~100万円未満 | 5.8% |
100万円以上 | 3.0% |
日額3000円で十分かを判断するためには、上記の入院時にかかる費用を考慮する必要があるでしょう。
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」2022(令和4年)年度
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1210.html
入院給付金は日額3000円で十分?足りる・不足するケース
入院費用は入院期間や治療内容によって大きく変わるため、足りるケースがある一方で不足する場合もあります。
ここでは、日額3000円で問題なくカバー可能なケースと、逆に不足する可能性があるケースを詳しく解説します。
さらに日額5000円のプランと比較しながら、いくらで十分なのかを見ていきましょう。
日額3000円で十分足りるケース
もし貯蓄を活用可能なら、入院給付日額3,000円で十分にカバーできる可能性があります。
ただし入院のタイミングや回数は、誰にも予測できません。
そのため「この金額で確実に足りる」とは言い切れない部分もあります。
特に貯蓄の少ない場合や、予測できない事態になる恐れがあるため、注意する必要があります。
入院給付金日額5000〜1万円の医療保険に加入しておいた方が、より安心できると言えるでしょう。
日額3000円では不足する可能性があるケース
状況によっては、日額3000円で十分にならない場合もあります。
貯蓄が少なく自己負担できない場合や、入院費用をすべて医療保険で賄いたい場合は、不足する可能性があります。
また、入院で収入が減ると生活費の負担も増えるため、より高い保障が必要になるかもしれません。
ここからは、それぞれのケースを詳しく解説します。
貯蓄があまりない場合
貯蓄の少ない方は急な入院に対応するのが難しく、日額3000円だと十分に感じない場合があるかもしれません。
貯蓄に頼れない場合は、入院給付金の日額を高めに設定しておきましょう。
また貯蓄がある程度あっても、医療費に使いたくない方にとっても、高めの給付金は役立ちます。
特に収入が少ない方は、入院時に収入減少のケースも考え、保障を手厚くする必要があります。
ただし、保険料が高くなりすぎると家計を圧迫する可能性があるため、無理のない範囲でバランスよく設定するようにしましょう。
入院の費用を全て医療保険で賄いたい場合
入院費用をすべて医療保険で賄いたい場合も、日額3000円で十分にならない場合があります。
入院1日あたりの平均的な費用を考えると、日額3000円では大きく不足してしまうためです。
また入院費用以外の生活費も保険でカバーしたい場合、さらに高い保障が求められるでしょう。
ただし、1つの医療保険だけで入院費用すべてを賄うのは、難しい傾向にあります。
高額療養費制度のような公的制度と併用しながら、必要な保障額を考えるようにしましょう。
入院で収入がなくなる場合
病気やケガで入院すると、退院後もしばらく収入が途絶える可能性があり、日額3000円で十分にならない場合もあります。
特に職業や雇用形態によっては、入院が原因で仕事を失うケースも考えられます。
そのため、収入がなくなるリスクを考慮し、入院給付金の日額を高めに設定しておく必要があります。
例えば、働き方によっては1週間仕事を休むだけで数万円の収入を失う方もいるでしょう。
正社員であれば健康保険から傷病手当を受け取れますが、非正規雇用や自営業の場合は、保障がないケースもあります。

そのため、自身の働き方に合わせて、必要な給付金額の検討が重要です。
医療保険の日額5000円との比較
入院給付金の日額3000円と5000円の比較では、入院期間が長くなると差が出る傾向にあります。
例えば10日間入院した場合、日額3000円では合計3万円ですが、日額5000円になると5万円を受け取れます。
20日間で換算すると、それぞれ6万円と10万円になり、差額は4万円にもなるのです。
日額3000円はある程度貯蓄があり、公的制度を活用できる方にとっては十分な場合があります。
ただし貯蓄が少ない方や、入院時の自己負担を減らしたい方には日額5000円の方が安心でしょう。
また、入院中仕事を休むと収入が減る場合にも、日額5000円の方が生活費の補填に役立ちます。
ただし日額が高くなると保険料も上昇するため、いくらで十分になるのか自身の経済状況に合わせて無理なく選ぶ必要があります。
医療保険を選ぶ際に知っておくべきポイント
医療保険を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
- シンプルな保険を選ぶ
- 終身型の医療保険を選ぶ
- 高すぎる金額の保障を選ばない
医療保険を選ぶ際は、終身保障を選ぶと高齢期でも保障が続くため、安心できます。
給付金額は過剰にならないように調整し、保険料を抑える必要があります。
また保険はシンプルで理解しやすいものを選び、必要な保障だけを確保するようにしましょう。
代理店や営業職員に勧められた場合でも、他の保険と比較して選ぶのもおすすめです。
記事まとめ:日額の設定に迷ったらプロに相談もおすすめ
今回は、入院給付金は日額3000円で十分なのかを解説しました。
医療保険の入院給付金には「日額タイプ」と「一時金タイプ」があり、日額タイプは長期入院時に安心感が高まります。
日額3000円で十分なのかは、貯蓄で賄えるかのかどうかと一緒に判断するのがおすすめです。
ただし収入の減少や自己負担を抑えたい場合は、日額5000円以上の方が安心でしょう。
医療保険を納得いくまで調べてみて「入院給付金はこの保障で十分?」と日額設定に迷ったら、保険のぷろへぜひご相談ください。