2025.01.30

医療保険を解約する方法とは？後悔しないためのタイミングや注意点を解説

hoken_user

医療保険の解約するタイミングや注意点を紹介！後悔しないよう確認しよう

民間の医療保険を解約したいと考えてみたものの「解約方法が分からない」「何を気をつければいいのか」と、疑問に思うことありますよね。

解約のタイミングや手続きを誤ると、思わぬ損失や将来の医療費負担増につながる可能性もあります。

解約の方法を確認しておけば、相談もしやすくなるでしょう。

この記事では、医療保険を解約する方法や、後悔しないためのタイミング、解約前に確認すべきポイントについて詳しく解説します。

自分にとってよい選択ができるよう、参考にしてください。

医療保険を解約する方法は？
知らないと後悔する？解約のデメリットや注意点
- 解約のデメリット
- 解約するときの注意点
もし医療保険の見直しをするならタイミングはいつが良い？
記事まとめ

医療保険を解約する方法は？

民間の医療保険を解約するためにも、まずは解約手続きの基本的な流れを理解しておきましょう。
解約を決断する前に、流れを確認し、計画を立てることがおすすめです。

医療保険は基本的にいつでも解約できる

民間の医療保険には、定期型医療保険や終身型医療保険などがありますが、これらの解約は、基本的にいつでもできます。

保険期間中の場合でも、解約する旨を伝え、解約請求書をやりとりすれば問題ありません。

ただし、貯蓄型の保険は、満期を迎えると満期保険金などがもらえるものもあるので、払い戻し金額や期間なども確認しましょう。

また、保険料を見直し、特約などの一部を解約することも可能です。

ライフステージの変化によって、必要な保障も変わるので、見直しましょう。

解約返戻金（解約払戻金）について

解約返戻金は、保険の解約時に契約者に支払われるお金のことです。前述したとおり、終身保険や養老保険、学資保険などの貯蓄型の保険が該当します。

掛け捨ての保険には、解約返戻金はありません。

また、解約返戻金の金額は、保険の種類や契約期間によっても変わります。

払込保険料の総額より低くなる場合や全くない場合もあるため注意してください。

解約の流れ

ここでは、医療保険を解約するときの流れを確認しましょう。

民間の医療保険を解約する方法は、以下のとおりです。

保険会社や保険代理店に解約する旨を伝える

まずは、医療保険を契約した保険会社や保険代理店に連絡し、解約の手続きを申し出てください。

保険会社によっては、オンラインで解約の申請ができる場合もあります。

解約するか迷っている場合は、希望を伝えてニーズに合う提案をしてもらうのもよいでしょう。

連絡をする際は、保険証券等で証券番号などを確認しておくとスムーズです。

解約手続きの書類を整える

解約する旨を伝えると、保険会社から解約手続きの書類が送付されます。

必要事項を記入し、解約の準備を整えましょう。

解約返戻金の振込先口座や印鑑などが必要となる場合もあります。

名前や捺印は複数ページ必要となる場合があるので、記入漏れがないようしっかり確認しましょう。

解約手続きの資料を送付する

最後に、必要事項を記入した解約手続きの書類を保険会社に返送します。

後日、保険会社から送られる解約完了の通知を確認すれば終了です。

保険のぷろ
担当者

原則、解約後に取り消しなどはできないので、迷っているなら提出前に相談しましょう。

知らないと後悔する？解約のデメリットや注意点

医療保険の解約には、デメリットや注意点があります。

何も知らずに解約してしまうと、タイミングを間違えて後悔するかもしれません。

自分自身だけでなく、家族にも負担がかかってしまう可能性があるなら、しっかりと確認しておきましょう。

解約のデメリット

まずは、医療保険を解約するときのデメリットを紹介します。

以下を参考に解約後のことを考えておくと安心です。

解約を検討している人は参考にしてください。

保障がなくなる

医療保険を解約すると、当然ながら契約していた保障がすべて失われます。

病気やケガで入院・手術が必要になった際、これまで保険でカバーできていた医療費を全額自己負担しなければならなくなることを忘れないでおきましょう。

再加入できない可能性がある

医療保険を解約した後に、再び保険に加入しようとしても、年齢や健康状態によっては新たな契約が難しくなることも考えられます。
例えば、既往症があると加入できなかったり、保険料が大幅に上がったりする場合があるので注意してください。

再加入する時は保険料が上がる可能性がある

医療保険は、年齢が上がるほど保険料が高くなるのが一般的です。

同じような保障内容で保険に加入したい場合は、それまでの保険料より高くなる可能性があります。

満期を迎え、更新するときも保険料が上がる可能性があるので、保障内容を確認して必要な保障を受けられるよう調整する必要があります。

保険によっては先払い保険料が返還されない場合も

保険料は、半年や年払いにして、先払いすることが多いですよね。

解約するタイミングによっては、先払いの保険料が返還されない場合もあるので、注意しましょう。

保険法が施行された2010年4月以降の契約なら、未経過期間の保険料は返還されるようになりましたが、それ以前から契約している人は返還されない可能性があります。

解約するときの注意点

次に医療保険を解約するときの注意点を紹介します。

解約するタイミングや本当に解約をするのか悩んでいる人は参考にしてください。

保障内容の確認をしよう

医療保険の解約を検討するなら、現在入っている保険の内容を改めて確認しましょう。

保障内容を覚えているつもりでも、勘違いしている場合もあります。

「新しい保険に入り直すつもりだったけど、今のままでも必要な保障が備わっていた」と解約をしない方が良い場合があります。

また、解約返戻金があるときは、「思っていたより解約返戻金が少なかった」という場合もあるので、振り込み日や金額なども確認しておきましょう。

過去の請求漏れ

病気をしたときは、保険会社に請求しなければ給付金を受け取れません。

医療保険を解約する前には「入院や手術をしたのに、忙しくて請求していなかった」「通院特約もつけていたのに、請求していなかった」など、請求漏れがある可能性がないか確認をしましょう。

医療保険を解約してしまうと、請求漏れの給付金はもらえないので注意してください。

空白期間ができる

医療保険の解約後、新しい保険に入っても、保険によっては免責期間が存在します。

免責期間とは、保険会社が保障しない期間のことで、保険に入ってから90日間〜3か月間など設けられている場合があるので注意しましょう。

新しい保険に入るからとすぐに解約してしまうと、免責期間の間は保障が受けられなくなります。

空白期間に大きな病気やケガをしないとは限りません。

新しい保険に加入するときは、一定期間、2つの保険料を支払う必要があります。

もし医療保険の見直しをするならタイミングはいつが良い？

最後に医療保険の解約や見直しをするタイミングを紹介します。

自分の生活で、適切なタイミングはいつなのか、確認しておきましょう。

①ライフステージが変わるとき

結婚や出産、子供の独立など、ライフステージが変わるときは、医療保険を見直すタイミングです。

特に妊娠や出産を計画している女性は、その前後で確認をしておきましょう。

妊娠中に加入できる保険は少なく、思い立ってからでは十分な保障を受けられる保険に入れないかもしれません。

出産後はお子さんの保険なども検討しますよね。

急な病気でも家族が安心して過ごせるよう確認しましょう。

②定期型医療保険が満期を迎えるとき

医療保険が満期を迎えるときは、更新をするか他の保険に切り替えるのか考えるタイミングです。

更新の保険料は、更新時の年齢によって再計算されるので、高くなるのが一般的です。

保障内容を変更したり、他の保険に切り替えたりすると保険料を抑えられます。

③他の医療保険に加入するとき

新しい医療保険に加入するときも、今までの保険を解約するのタイミングです。

先に解約してしまうと、無保険の期間が発生してしまう可能性があるので、今までの医療保険の解約は、新しい医療保険に加入した後がよいでしょう。

年齢が上がると、持病や既往症により審査が厳しくなったり、保障が限定されたりすることがあるので、新しい保険の契約が済んだ後に解約を行いましょう。

記事まとめ

この記事では、医療保険を解約する方法や解約時の注意点などを紹介しました。

民間の医療保険を解約するときは、後悔しないためにも事前にしっかりと準備することが大切です。

解約する際には「保障がなくなるリスク」「解約返戻金の有無」「他の保険への加入状況」などのポイントを確認しましょう。

医療保険は、医療費など将来の不安を軽減するためのものです。

解約を検討する際は、短期的なコストだけでなく、長期的な視点で自身の健康や経済状況を考え判断しましょう。

もし保険の見直しなどで解約するべきか迷っている場合、他の保険に切り替えたい場合など保険についてのご相談があれば、「保険のぷろ」の無料保険相談もご活用ください。

保険のぷろの無料保険相談ではオンラインまたは対面などお好きな場所・時間にお気軽にご相談が可能です。

簡単にご予約もできるので、この機会にぜひご利用ください。

今なら選べるプレゼントもらえる

保険のぷろ無料保険相談へ

監修者プロフィール