2025.02.27

30代の男性・女性は医療保険に平均月額いくらくらい払ってる？

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医療保険の平均月額料金は30代の男性女性ではどれくらいか相場を解説

「30代になったけれど、医療保険って入った方が良い？」

「平均月額保険料はどれくらいか知りたい」

医療保険に加入しようと考えるものの､平均月額保険料の相場がわからない方もいるでしょう。

30代は健康面でリスクが高くなる時期でもあるため、医療保険の保障は万一の際にも生活を安心させてくれます。

今回は、無料保険相談を行なっている「保険のぷろ」が、30代向けに平均月額保険料がどれくらいか解説しています。

30代で気をつけたい病気リスクや医療保険の選び方も紹介するので、参考にしてください。

30代の男性・女性は医療保険に平均月額いくらくらい払ってるのか
- 30代男性の平均月額医療保険料
- 30代女性の平均月額医療保険料
まだ若くても入るべき？30代が持つ病気リスクとは
30代に適した保険の選び方
- 保険の選び方のポイント
- 備えておくと安心な医療保険の保障内容
次のページでは30代におすすめの医療保険を厳選してご紹介

30代の男性・女性は医療保険に平均月額いくらくらい払ってるのか

30代は、病気やケガに備えて、医療保険の重要性を意識し始める時期です。

加入するか検討している方にとって、加入者の平均月額保険料を知るのは、適切なプランを選ぶうえで重要です。

30代の医療保険における月額保険料は、性別や加入プラン・保障内容などによって異なります。

30代における、性別ごとの平均月額医療保険料を具体的にみていきましょう。

30代男性の平均月額医療保険料

公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、30代男性の平均月額医療保険料は16,583円です。

ただし、平均月額医療保険料が明確に記されているわけではなく、保険料全体の年間振込保険料19.9万円を月額平均に計算した数値です。

医療保険だけに着目した数値ではないため、加入者の状況によって保険料は変動する点を理解しておきましょう。

例えば、保障内容や健康状態によって保険料が変わるケースもあります。

30代男性は、将来の健康リスクや家族構成などを考慮して、保険を選ぶ必要があります。

参考：生命保険文化センター「2022（令和4）年度生活保障に関する調査」
https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r4/2022honshi_all.pdf

30代女性の平均月額医療保険料

30代女性の平均月額医療保険料は、生命保険文化センターの調査によると、11,666円です。

男性同様、女性の平均月額保険料も明記されていないため、保険料全体の保険料14.0万円を月額平均に計算しています。

30代男性と比較すると、5,000円ほど平均月額保険料が低くなっています。

30代女性は結婚・出産などで生活環境が大きく変化するケースが多い時期です。

また、仕事と家庭を両立するうえで、万一の事態に備えられるよう保険加入する方が年々増加する傾向にあります。

なかには、乳がんや子宮がんなど女性特有の病気に備えて、別途特約を付加して保険料が上がる方もいるでしょう。

30代女性は、ライフステージの変化だけでなく、将来における妊娠・出産に備えた保障を検討するのがおすすめです。

参考：生命保険文化センター「2022（令和4）年度生活保障に関する調査」
https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r4/2022honshi_all.pdf

まだ若くても入るべき？30代が持つ病気リスクとは

30代は「まだ若い」と考えられますが、20代と比べると病気のリスクが高まる年代でもあります。

厚生労働省における令和5年患者調査概況では、30代で長期化しやすい病気として「精神および行動の障害」「循環器系の疾患」などが挙げられます。

ここでは注意すべき病気リスクについて解説するので、参考にしてください。

参照：厚生労働省「令和5年患者調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/23/dl/kanjya.pdf

精神および行動の障害

精神および行動の障害として多くみられる病気は、以下のとおりです。

統合失調症
うつ病
認知症

30代は仕事による昇進・転職、結婚や出産など、ライフステージの変化が大きい年代です。

環境の変化は大きな喜びをもたらす一方で、精神的なストレスの原因ともなりえます。

責任感の強い方ほど、ストレスを溜め込みやすく、気づかないうちに心身のバランスを崩してしまう場合も少なくありません。

統合失調症やうつ病などの精神疾患は、誰にでも起こりうる病気です。

症状によっては長期の休職や治療が必要となり、経済的な負担も大きくなる可能性があります。

医療保険で精神疾患による入院や通院を保障するタイプなら、経済的な不安を軽減できるでしょう。

循環器系の疾患

循環器系疾患として多くみられるのは、以下のとおりです。

高血圧
心疾患
脳血管疾患

30代になると、基礎代謝が低下し、生活習慣の乱れが身体に現れやすくなります。

不規則な食生活や運動不足・過度な飲酒などは、高血圧・脂質異常症・糖尿病を含む生活習慣病のリスクを高めます。

生活習慣病は動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの循環器系疾患を引き起こす可能性があるのも事実です。

ただし、生活習慣病は初期段階での症状がほとんどないため、自覚がないまま進行してしまうケースもあります。

循環器系疾患は命に関わる場合もあり、突然の発症で長期の入院や手術が必要となる方も珍しくありません。

新生物（腫瘍）

新生物（腫瘍）とは、体内の細胞が異常に増殖したもので、良性と悪性に分けられます。

いわゆる「がん」である悪性腫瘍は、30代から徐々に罹患率が上昇します。

30代の男女別に発症しやすいがんを下記にまとめました。

男性	女性
大腸がん・胃がん・肺がん	乳がん・子宮がん・大腸がん・胃がん

参照：厚生労働省「令和2年全国がん登録罹患数・率報告」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001231386.pdf

男性では胃がん・大腸がん、女性では乳がん・子宮がんなどが30代で比較的多くみられます。

早期発見・早期治療が重要ながんの治療には手術・放射線療法・化学療法などがあり、長期にわたる場合も少なくありません。

高額な医療費がかかる症例も多く、経済的な負担を軽減するには、医療保険だけでなくがん保険などの備えも検討すべきでしょう。

30代に適した保険の選び方

30代は、結婚や出産・住宅購入など、ライフステージが大きく変化する時期であり、将来への備えを真剣に考え始める年代です。

医療保険は種類や保障内容が多岐にわたるため、自身の健康状態や家族構成などを総合的に考慮し、選びましょう。

30代が医療保険を選ぶ際のポイントと、備えておくと安心な保障内容について詳しく解説します。

保険の選び方のポイント

30代における医療保険を選ぶ際のポイントを、以下にまとめました。

項目	考えられる選択肢
保険期間	終身医療保険・定期医療保険
保険料・保険料払込期間	月払い・半年払い・年払いなど
貯蓄性の有無	貯蓄型・掛け捨て型

加入時の保障内容が変わらない終身医療保険は、若い年代で加入すると比較的安い保険料で、老後まで変わらず継続できます。

定期医療保険は終身保険よりも割安なプランが多く、満期になっても契約は継続可能ですが、更新時に保険料を再度計算し高くなるのも事実です。

払込期間は月払いから年払いまであり、支払う回数が少ないほど保険料の総額が安くなるため、無理なく支払えるプランを選びましょう。

医療保険には、保障を受けながら解約時に返戻金を受け取れる貯蓄型や、掛け捨て型があります。

掛け捨て型は返戻金が戻らないものの、同程度の保障でも割安に設定されており、保険料を抑えながら手厚い保障を受けられる点がメリットです。

備えておくと安心な医療保険の保障内容

30代で医療保険を選ぶ際は、以下の保障内容を備えると安心です。

30代が備えておくと安心な保障

手術・入院
三大疾病（がん・急性心筋梗塞・脳卒中）
女性疾病
先進医療

日帰り手術が増えている現在では、入院しない手術に対応するプランもあるため、手術給付金の支給条件を確認するのが大切です。

入院で仕事を休む場合に備え、入院給付金が十分に支払われる保険を選ぶ必要があります。

三大疾病の診断を受けた際に給付金が受けられる、三大疾病に関する特約やがん保険は、手厚い保障が受けられ安心です。

乳がんや子宮がん・出産時の帝王切開など、女性特有の保障が手厚い特約は、ライフステージが大きく変化する30代女性に向いている保障といえます。

がんの重粒子線治療や陽子線治療など高額な治療に対応可能な先進医療特約は、健康保険が適用されない治療でも安心して受けられます。

保障が手厚くなると保険料は高くなるため、バランスを考えて選びましょう。

次のページでは30代におすすめの医療保険を厳選してご紹介

30代は健康リスクが高まり始め、ライフステージの変化も大きい重要な時期です。

医療保険を選ぶ際は、現在の健康状態や将来のライフプラン、経済状況などを総合的に考慮し、慎重に行いましょう。

周りが医療保険にどれくらい金額をかけているのか知りたい方は、平均月額保険料も参考にするのがおすすめです。

次のページでは、30代におすすめの医療保険を具体的に厳選して紹介します。

各保険商品の特徴を比較できるように情報を提供するので、ぜひ参考にしてください。