終身保険
終身保険+認知症特約で将来のリスクに備えよう!介護の負担を軽減する保障
hoken_user

終身保険で認知症発症に備えたい方におすすめの「認知症特約」について徹底解説

高齢化が進む日本社会では、認知症への備えが身近な課題になりました。本記事では、終身保険を活用して認知症リスクにどのように対応できるのかを、初心者にも分かりやすく解説します。

終身保険の基礎知識や特約、選び方と注意点まで、図表やリストを交えてやさしく紹介します。

終身保険とは?初心者でも分かる基礎知識

終身保険とは、一生涯にわたって保障が続く生命保険のことです。契約時に決めた死亡保険金や、保険料の払い込み方法によってライフプランに合わせた設計ができるのが特徴です。

終身保険は死亡保障だけでなく、認知症などのリスクにも備えられる特約を付けることで、老後の安心を高めることが可能になっています。

項目内容
保険期間一生涯(解約しない限り保障が続く)
主な保障死亡時や高度障害時の保険金
保険料一定額で掛け続けるパターンが多い
利用目的遺族への生活資金、相続対策、終活の一環など

高まる認知症リスクと保険による備えの必要性

認知症は誰でも発症する可能性がある病気で、高齢者の約6人に1人が発症すると言われています。一度進行すると、本人や家族にとって大きな負担となります。

介護費用や医療費など、「もしも」のときに備えるために、保険の活用がますます重要になっています。

認知症発症後に必要となる主な費用

費用項目平均金額(目安)
介護サービス費用(月額)約7万~15万円
医療・薬代(月額)約1万円
施設入所費用(入所一時金)約50万~300万円

※金額は全国平均、施設や住まいの場所によって変動します。

終身保険と認知症特約の組み合わせでできること

終身保険に認知症特約を付けることで、発症後の負担を軽減できるのが大きなメリットです。

各社で名称は異なりますが、「認知症保障特約」や「認知症介護特約」などがあります。

認知症特約で受けられる主な保障内容

  • 認知症と診断された場合に一時金が受け取れる
  • 介護状態が続いている間、毎月給付金が支払われる
  • 死亡保険金として遺族の生活費にも役立つ
  • 保険料払込の免除など、経済的負担の軽減

終身保険+認知症特約が選ばれる理由

  1. 一生涯保障だから、年齢を重ねても安心がつづく
  2. 相続対策や老後資金確保にも活用できる
  3. 万一の際も、家族が金銭面で困りにくい
  4. 保険会社による専門的なサポートを受けられる

知っておきたい!終身保険の認知症特約の主な種類

各社とも様々な認知症特約を用意しています。代表的な特約タイプをまとめました。

特約タイプ内容特徴
認知症診断一時金特約一定条件の診断確定で一時金を給付発症時の医療費や初期費用などに活用しやすい
認知症介護年金特約所定の要介護状態になったら定期的に年金が支給長期の介護費用をカバーしやすい
保険料払込免除特約認知症や所定障害時に以降の保険料が免除に経済的な負担を減らして保障をキープ

どんな人に合っている?終身保険で認知症に備えるのがおすすめな方

  • 高齢の親の将来が心配なご家族
  • 自身が独身、または夫婦二人だけの世帯
  • 一生涯の保障を用意したい方
  • 認知症発症時の経済的リスクに備えたい方
  • 亡くなった後の相続や残される家族の生活資金も考えたい方

失敗しない終身保険・認知症特約の選び方

選び方ポイント

  1. 給付条件と金額をしっかり比較する
    (例:どのステージで保険金が支払われるか)
  2. 保険料と払込期間を確認し無理のないプランに
  3. 保障内容の範囲や介護状態の定義をチェック
  4. 解約返戻金があるかどうか・その金額
  5. 保険会社のサポート体制や専門窓口の有無

比較検討時のチェックリスト

  • 複数社の資料を取り寄せてしっかり比較
  • 生命保険・医療保険と重複しないよう注意
  • 担当者に分からない用語や条件は必ず確認
  • 自分と家族がどう使うかイメージして検討
  • 必要に応じてファイナンシャルプランナーに相談

【よくある質問】終身保険と認知症のQ&A

ここからは、認知症に備えて保険加入を検討している方に、よくある質問について回答します。

Q1. 認知症にならなかった場合、特約分の保険料は無駄ですか?

無駄ではありません。認知症にならなかった場合も、死亡保障は一生涯続きます。特約部分の保険料も、もしもの時の安心費用と考える方が多いです。

Q2. 加入するタイミングはいつがおすすめ?

早めに加入した方が保険料が割安になり、病歴などで加入できなくなるリスクも避けやすいです。

30代~50代での検討が多いですが、遅くとも60代前半までにはご検討をおすすめします。

Q3. 認知症保険は医療保険や介護保険とどう違う?

医療保険・介護保険はその名の通り”病気やけが・介護全般”が対象ですが、認知症特約はあくまで認知症や高度の認知障害に特化した保障となります。

重複して保障が受けられない場合もあるため、内容をしっかり確認しましょう。

まとめ:終身保険で認知症リスクに備えて安心な老後を

今や認知症への備えは誰にとっても大切な時代です。

終身保険は一生涯の保障に加え、認知症など老後のリスクにも対応できる心強い商品です。将来の安心とご自身・ご家族のため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

この記事は役に立ちましたか?
保険選びでお悩みなら、無料保険相談サービスもご検討ください。保険やお金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)があなたに最適な保険プランをご提案します。
監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
記事URLをコピーしました
フッターバナー