【保険相談】強引な勧誘の断り方は?やってはいけないNG行為も解説
「保険相談に行きたいけど強引な勧誘に合わないか心配」
「断っているのに営業担当がいつまでも連絡してくる」
保険の相談を検討している、または現在進行形で営業とやりとりしている中で、このような悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。
今回は、無料保険相談を行なっている「保険のぷろ」が、保険相談のしつこい勧誘の断り方や定番の切り返し文句への対処法を解説します。
正しい保険の断り方を知っていればスムーズに保険相談を切り上げられるので、ぜひ最後までご覧ください。
保険相談でしつこい勧誘を受けた際の上手な断り方
保険相談でしつこい勧誘を断るなら、営業担当に諦めてもらえるような断り方をする必要があります。
営業担当に契約する見込みがないと思ってもらうには、以下の方法がおすすめです。
- 加入する意思がないとはっきり伝える
- 他の保険会社に加入予定と伝える
- 家族や親戚の紹介で加入済ということにする
- 断りメールを入れる
加入する意思がないとはっきり伝える
保険相談で効果的な断り方は、加入する意思がないとはっきり伝えることです。
勧誘に対して「加入しません」と強い意思を示すと「これ以上営業しても契約は難しいかもしれない」と諦めてくれるでしょう。
営業担当も契約してくれない相手に時間や労力を費やすより、契約の見込みがある人を探すのが効率的だと考えます。
そのため、曖昧な態度や迷っている姿を見せるのではなく、毅然とした態度で加入しない旨を明確に伝えるのが大切です。
少しでも迷っているような様子を見せると、契約する可能性があると思われてしまうため、営業担当はさらなる説得を試みる可能性があります。
断固とした姿勢を示す断り方は、スムーズに勧誘を切り上げるのに役立つでしょう。
家族や親戚の紹介で加入済ということにする
家族や親戚に紹介されてすでに保険に加入していると伝えるのも、しつこい保険相談の有効的な断り方です。
ここでのポイントは、身近な人からの紹介という点です。
加入している保険会社が家族や親戚など近しい人と関係している点は、営業側が介入しづらい要素と言えます。
もし詳しい内容を聞かれたとしても「お答えできません」と断れば問題ありません。
身近な人の勧めで契約した保険を、新たに変更する可能性は低いと判断されやすいため、しつこい勧誘をしなくなるでしょう。
はっきりと加入しない旨を伝えられない人は、身近な人からの紹介で加入していると断るのがおすすめです。
他の保険会社に加入予定と伝える
保険相談のしつこい勧誘を断るには、他の保険会社に加入する予定と伝えるのもおすすめです。
最初に「保険に加入していない」と伝えてしまったときに使える断り方です。
検討中と伝えた場合、他社商品との比較を勧められ、ほかのプランを提案してくるケースが多い傾向にあります。
追加の提案を避けるためには「加入が決まっている」と伝えるようにしましょう。
他社の商品に満足していると相手に示せるため、保険相談のしつこい勧誘が止まる断り方と言えます。
断りメールを入れる
対面や電話で直接断るのが苦手な人は、メールを利用するのもよいでしょう。文面なら一貫した冷静な態度で断れます。
メールで断る際も、加入しない旨をはっきり伝えるのが大切です。
以下は、保険相談の勧誘を断るときの例文です。
「先日は保険のご提案をいただき、誠にありがとうございました。
慎重に検討させていただきましたが、現状では加入を見送らせていただくことにいたしました。
また、今後の勧誘については控えていただけますと幸いです。」
丁寧でありながらも、加入しない意思をはっきり伝えるようにしましょう。
やっちゃダメ!断り方のNG行為
保険相談の勧誘において、以下の断り方は逆効果となるNG行為です。
- 「検討する」と曖昧に断る
- 家族に加入を反対されたと言う
- 連絡を無視する
結論を曖昧にしたり第三者の意見を理由にしたりするのは、しつこい勧誘が加速する可能性があるため注意が必要です。以下で詳しく見ていきましょう。
「検討する」と曖昧に断る
保険相談の勧誘で「検討します」と言うのは、やってはいけない断り方です。
「検討中=加入を迷っている」と判断されしまうからです。
説得の余地があると思われてしまうため、ほかのプランを提案されたり日が経った頃に連絡が来る可能性が高いでしょう。
営業担当にとっても、結論を保留にされるのはストレスや業務上の負担になります。
お互いにとってよい影響がないため、保険相談で勧誘を断る際は、結論を曖昧にするのではなく、加入しない意思をはっきり伝えましょう。
家族に加入を反対されたと言う
家族に加入を反対されたという断り方も、保険相談で勧誘を断るときには逆効果となります。
第三者の意見を伝えると、自分の意思が曖昧であると受け取られるからです。
営業担当は家族を説得すれば加入してもらえると思うため、反対される理由を解消しようと、ほかのプランを提案してくるでしょう。
「納得できない部分はどこなのか」「どの条件なら加入できるのか」など、深掘りするような質問が始まるケースも想定されます。
「ご自身の判断で加入を考え直してください」と言われ、なかなか引き下がってくれない場合もあります。
保険相談を断る理由として家族の意見を挙げるのは、新たな提案が始まる引き金となるため、必ず避けるようにしましょう。
連絡を無視する
勧誘がしつこいからと言って突然連絡を返さなくなるのは、保険相談において不適切な断り方と言えます。
メールや電話を無視しても勧誘を断ったことにはならないため、営業担当は「まだ契約の見込みがある」と連絡を入れてくる傾向にあります。
無視されると営業担当は焦りを感じやすく、電話の頻度が増えたり自宅に訪ねてきたりなど、より強引な勧誘に発展するおそれも考えられるでしょう。
また、保険の相談期間が長かったにもかかわらず突然連絡が途絶えると、不誠実な印象を残すため信頼関係が損なわれてしまいます。
最悪の場合、常識範囲内を超えた執拗な電話や自宅訪問などのトラブルに発展する可能性も考えられます。
円満に相談を終わらせるためにも、連絡を無視するのではなく、明確な意思表示をして最後まで丁寧にやりとりすることが大切です。
【要注意】保険相談でよくある切り返し文句と対処法
保険相談の勧誘を断られた際に、保険営業がよく使用する定番のフレーズがあります。
切り返し文句を言われて発言が揺るがないように、事前に対処法を確認しておきましょう。
「保険料が上がる前に加入した方がいいですよ」の対処法
「加入を保留にしていると保険料が上がるかもしれない」というのは、勧誘を断った際によく使われる切り返し文句です。
保険料が上がる前に加入を勧め、損失回避を望む心理に訴えかけています。
保険商品は長期契約が前提であるため、営業担当の言葉に焦って加入するのは避けましょう。
断るときは以下のように返すのがおすすめです。
- 「そのときに合った保険に加入するので大丈夫です」
- 「保険料が上がってもいいので、納得できる保険を選びます」
急いで加入する必要性がないことを強調するとよいでしょう。
「健康状態が悪くなったら加入できなくなるかもしれませんよ」の対処法
健康状態が悪化する可能性を提示するのも、保険営業がよく使う切り返し文句の1つです。
今後の不安を煽り、契約への一押しをするフレーズとなっています。
実際、生命保険に加入する際は健康状態を確認されるため、場合によっては加入できなくなるケースもあるのが実情です。
しかし、病気になり保険に加入できなくなる確率は100%と言えないうえ、公的な保険や会社で加入している保険で補える場合もあります。
このような場合は、以下の断り方が最適です。
- 「公的な保険があるので大丈夫です」
- 「会社で加入している健康保険を使うので問題ありません」
不確かな可能性を示唆する切り返し文句には、現実的な解決法を提示して対処しましょう。
記事まとめ
保険相談でしつこい勧誘に遭ったら、正しい断り方で適切に対処する必要があります。
保険に加入する意思がないと強く示したり、身近な人に紹介された保険に加入していると伝えたりして、契約の見込みがないと思わせるのが重要です。
曖昧な返事や第三者の意見で断ろうとすると、新たなプランを提案される可能性が高いため気を付けましょう。
勧誘を断った際によく使われる切り返し文句には、今回の記事で解説した対処法を参考にするのがおすすめです。
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