保険見直しで確認する内容は？失敗しないために知っておきたい注意点も

保険の見直しを検討する中で、見直す内容について疑問や不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

見直し時にチェックする内容を間違えると、保険料が高額になったり新規加入できなかったりします。

今回は、無料保険相談を行っている「保険のぷろ」が、見直し時に確認すべき内容と、後悔しないために把握しておきたい注意点を解説します。

最後にはおすすめの無料相談サービスも紹介しているので、見直しに不安を感じている方はぜひ参考にしてください。

この内容を見るべし！保険見直しの要点

保険見直しをするときに必ず見ておきたい内容を解説します。見直しに失敗しないためにも、ぜひご覧ください。

まずは現在加入している保険を全て把握しよう

保険内容の見直しを始める前に、自分がどの保険に加入しているのか整理するのが大切です。

全ての保険を把握していないと、保障が重複する可能性があるからです。

加入中の保険証券や契約書を手元に用意しましょう。

各保険における保障内容を確認すれば、不要な保障が見つかったり、適切な保障が見つかったりします。

無駄な保険料の削減にもつながるため、金銭的な負担の軽減にも役立ちます。

要点①「どの」保障が「いつまで」なのかをチェック

保険見直しをするときは「どのような保障」が「いつまで」続くのかチェックしましょう。

保障期間は、種類によって以下のように異なります。

終身保険は、契約している限り一生涯保障が続きます。一方で定期保険は保障期間が決まっており、期間を過ぎると保障が終了します。

事故やケガが発生したときに保障が受けられなくなるため、満期となるまでにプランを乗り換えなければいけません。

早めに次の保険を検討し、保障が途切れるリスクを防ぐのが重要です。

要点②ライフプランや現在の家族構成から必要な保障や金額を検討

ライフプランや家族構成を考慮するのも、見直しには欠かせません。

独身時は、自身の通院や入院時の保障があれば十分ですが、結婚した場合は配偶者を含めた保障も必要になります。

出産後は子どもの教育費に備えた学資保険が役立つでしょう。

子どもが独立したあとは、教育費の負担は減る一方で、退職後の生活に向けて生活費を貯蓄する必要があります。

要点③過不足ない保障内容にするため、特約の追加 or 契約の乗り換えを検討

保険は過不足ない保障内容にするのが重要です。見直しのときには特約の追加や乗り換えを検討しましょう。

高額医療費に備えたかったり、年齢を重ね、がんや脳卒中などの発症リスクが高くなったりした場合、特約を追加してカバーする方もいます。

ただし、特約を追加しすぎて保障内容が多くなると保険料は高額になるため、慎重に選ぶのが大切です。

加入中のプランで十分な保障を受けられない場合は、契約の乗り換えも検討しましょう。10年以上前のプランは最新医療に対応していないケースがあるので、久しぶりに見直しを行う方は保障内容に細心の注意を払ってください。

保険のぷろ
担当者

保障が足りない方は特約を追加したり、不要な保障が多い方は契約を乗り換えたりなど、自身の要望に合わせて選択しましょう。

保険見直し後、後悔しないように知っておきたいこと

保険を見直して後悔しないよう、知っておきたい内容を紹介します。

タイミングによっては保障が受けられなかったり、新規加入できなかったりするため、万が一のトラブルを予防するためにも、ぜひご覧ください。

保険見直しで保険料が高額になる場合がある

見直しによって保険料が下がるときもありますが、反対に上がるケースもあります。保障範囲の拡大や特約の追加など、保障内容を充実させようとすると、追加分の費用が発生します。

年齢を重ねると保険料も高くなるため、若い頃に加入した保険の見直しを行う場合、保険料が高額になりやすい点には注意が必要です。

保険料の減額目的で見直しするのであれば、保障を手厚くしないように気を付けてください。

保険料はなるべく安く抑えつつ保障も充実させたい場合は、複数のプラン内容を比較するのがおすすめです。

新たに保険契約ができない場合も

保険内容を見直したとき、状況や条件次第では新しい保険を契約できない可能性があります。

新規加入を断られるケースは以下の通りです。

70～80歳を超えている場合、病気やケガなど、健康面でのリスクは高くなるため新規契約が不可能な生命保険や医療保険が多くあります。

過去に病気を発症したり治療中の病気があったりした方も同様です。

タクシーやバスなどのドライバーや消防士など、ケガのリスクがある仕事をしている方も、契約を断られるケースがあります。

新規契約できない場合は、契約中の保険は解約せず、契約内容を調整するのがおすすめです。

保険を乗り換える場合、免責期間に注意する

見直しで後悔しないためにも、保険を乗り換えたときに、免責期間が発生するのに留意しておきましょう。

免責期間とは、給付金の不正受給を防ぐために設けられており、免責期間中は加入後の保障を受けられません。

病気やケガは保障の対象外となるため、予期せぬ金銭的負担が発生するリスクもあります。医療保険やがん保険の免責期間は、90日か3ヵ月であるケースが大半です。

免責期間によるリスク防止のため、保険を解約する前に、新しい保険の保障が開始される時期を確認しましょう。

保険のぷろ
担当者

重複期間を作れば保障の空白期間を防げるので、万が一のトラブルで後悔しないよう、スケジュールを慎重に調整するのが大切です。

自分で見直すことに不安を感じるならプロに相談しよう

保険料が高額になったり新規加入できなかったりと、あらゆるリスクにより見直しが正しく行えるか不安な方は、プロに相談するのがおすすめです。

ここでは、プロに相談するメリットと、おすすめの相談サービスを紹介します。

FP（ファイナンシャルプランナー）などのプロに相談するメリット

FP（ファイナンシャルプランナー）や保険コンサルタントなどのプロに相談するメリットは、以下の通りです。

FPのようなプロは、ライフプランや家族構成を踏まえ、保障内容に無駄のない保険商品を提案してくれます。

複数のプランを検討でき、保障内容や契約期間など加味したうえで加入する保険を選択できます。

さらに、世帯の収支バランスを見て、無理なく保険料の支払いが続けられるプランを提案してくれるのも魅力的です。

ライフステージごとに考えられるリスクに対応できるようプランを選んでくれるため、過不足のない保障内容で契約できるでしょう。

おすすめの無料保険相談サービス

保険内容の見直しがしたいなら、無料相談サービスを提供している「保険のぷろ」がおすすめです。

保険のぷろは、FP資格を持った保険コンサルタントが、全国エリア対応の訪問相談やオンライン相談を行っています。

遠方に足を運ぶ必要がないため、仕事や育児などでまとまった時間を作れない方も相談しやすいのが特徴です。

保険に詳しくない方でも理解しやすいよう、各商品の特徴や保障内容を丁寧に説明しています。強引な勧誘もないため、安心して相談していただけます。

35社以上の保険会社から、ニーズに合った最適な保険をオーダーメイド感覚で提案するので、過不足のない保障内容で契約が可能です。

「見直し前にまずは相談から」と考えている方は、公式サイトから無料相談予約を受け付けているので、お気軽にご相談ください。

記事まとめ

保険内容を見直しするときは、本記事で紹介した3つの要点を意識しましょう。

要点を押さえずに見直しを進めると、保障されない免責期間の発生や保険料の上昇などのリスクもあるため要注意です。

見直しに不安を感じる方は、プロに相談するのがおすすめです。

プロであれば、ライフプランや家計状況など、あらゆる要素が満たされた保険商品を提案してくれるため、無駄のないプランが契約できます。

本記事を参考に、後悔しない保険見直しを行ってください。

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士