ファミレスでの保険相談をおすすめしない理由とは?最適な面談場所を解説
「ファミリーレストラン(以下「ファミレス」と略す)で相談しても問題ない?」
と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
ファミレスでも保険相談は可能ですが、おすすめできる場所ではありません。
今回は、無料保険相談を行なっている「保険のぷろ」が、保険相談をする場所としてファミレスがおすすめできない理由や、利用時の注意点を解説します。
保険相談の場所選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
保険相談の場所としてファミレスはOK?
保険相談の際、FP(ファイナンシャルプランナー)と面談する場所として、ファミレスを指定するのは問題ありません。
全国的に店舗数が多く、営業時間の長いファミレスは、自宅での保険相談が難しい場合の代替案となります。
しかし、不特定多数の方が出入りするファミレスでは、他の利用客に個人情報を交えた相談内容を聞かれてしまうリスクがあります。
時間帯によっては混雑する店舗もあるため、相談に集中できない可能性も考えられるでしょう。
保険相談は無料で受けられるケースが多いですが、ファミレスやカフェ・喫茶店などで発生する飲食代は相談者の自腹になる場合もあります。
ファミレスで保険相談をする際は、デメリットを意識したうえで、スムーズに会話を進めるための対策が必要です。
【注意】ファミレスで相談する際に気をつけること
FPとの保険相談をファミレスで行う際には、時間帯や席選びに注意する必要があります。
ここでは、ファミレスで保険相談をする際に気をつけたいポイントを3つ紹介します。
面談場所としてファミレスを利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ランチタイムなどの混雑する時間帯を避ける
ファミレスで保険相談をする際は、混雑する時間帯は避けたほうがよいでしょう。
たとえば、以下の時間帯はファミレスの利用客が多い傾向にあります。
- 12:00〜13:00のランチタイム
- 15:00〜16:00のティータイム
- 18:00〜20:00のディナータイム
上記の時間帯は店内が混雑しやすいため、落ち着いて保険相談をしにくいでしょう。
立地的に混雑しやすい店舗では、待ち時間が発生したり、席に時間制限が設けられていたりする可能性もあります。
FPにじっくり話を聞いてもらい、保険契約やプランの見直しをスムーズに進めるためにも、混雑する時間帯は避けたほうがいいですね。
できるだけ隣の席と仕切られたファミレスを選ぶ
ファミレスで保険相談をする際は、できるだけ隣の席と仕切られた店舗を選ぶのがおすすめです。
保険相談ではお金や家計、契約内容の話はもちろん、家族構成や健康面などプライベートな情報も話します。
店舗が狭かったり座席が仕切られていなかったりすると、第三者に個人情報を聞かれてしまう可能性があります。
カフェや喫茶店でも同様のリスクは生じますが、より不特定多数の耳に相談内容が入りやすい場所です。場合によっては、他者の個人情報を犯罪行為に悪用しようとする人の耳に入る可能性もあります。
情報漏洩のリスクを減らすためにも、保険相談で利用する際は、周囲に会話の内容が聞こえにくいよう、仕切られた座席のファミレスを利用しましょう。
打ち合わせに利用していいか、ファミレスに確認する
ファミレスで保険相談を行う場合は、打ち合わせ目的で利用しても問題ないか、確認しておくべきです。
ファミレスは勉強や仕事、打ち合わせなど、さまざまな用途で活用されるイメージもありますが、店舗側としては容認していない可能性もあります。なかには、食事目的以外での利用を禁止している店舗もあります。
お店に迷惑をかけないためにも、打ち合わせしてもいいか確認を取ったうえで利用しましょう。
保険の訪問相談におすすめの場所
担当FPとの保険相談は、できるだけ第三者に話の内容を聞かれにくく、スムーズに会話が進む静かな場所で行うのが最適です。
ここでは、保険相談に適したおすすめの場所を3つ紹介します。保険相談の場所選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
勤務先の会議室・応接室
保険の訪問相談を受ける際は、自分が勤めている会社の会議室・応接室を利用するのもおすすめです。
会社の会議室・応接室であれば、第三者の耳に会話が入らない個室の空間が多いため、プライベートな内容も安心して相談できます。
相談担当のFPに会社へ訪問してもらえれば、移動の手間が省けるうえに、移動費や飲食代がかからない点もメリットです。
時間やスケジュールの融通が利きやすいため、仕事で忙しい方でも隙間時間で新規保険の加入や、プランの改善を進められるでしょう。
ただし、勤めている会社によって、部外者は社内に入れない可能性もあります。部外者が入館できる会社でも、会議室・応接室を個人利用できない場合もあるため、事前に許可を得ておきましょう。
席の間隔が広いカフェ・喫茶店
席の間隔が広いカフェや喫茶店も保険相談に適した場所です。
カフェ・喫茶店であれば、静かな落ち着いた雰囲気の店舗が多いため、保険相談に集中しやすいでしょう。
ただし、ファミレスと同様、カフェ・喫茶店でも他の利用客や店員などにプライベートな相談内容を聞かれてしまう可能性はあります。
個人経営のカフェ・喫茶店は、席同士の間隔が狭い傾向があるため、個人情報を話しにくい点はデメリットです。
10:00〜11:00や15:00〜16:00のティータイムは混雑しやすいため、落ち着いて話せない可能性もあります。
カフェや喫茶店を利用する際は混雑時を避け、できるだけ座席の間隔が広い店舗を選びましょう。
自宅(相談員の訪問)
保険相談におすすめな場所の1つが自宅です。
プライベートな空間である自宅であれば、ファミレスやカフェ・喫茶店のように、第三者に個人情報を聞かれる心配はありません。移動の手間や交通費・飲食代がかからない点もメリットです。
安心して会話に集中できる静かな環境を作りやすいため、保険相談がスムーズに進みやすい場所といえるでしょう。
ただし、プライベートな空間だからこそ、相談員を自宅へに招き入れるのに抵抗がある方も少なくありません。
自宅での保険相談はお茶出しや部屋の清掃など、相手に気を遣うポイントも多いため、手間がかかりやすい点には注意しましょう。
自宅(オンライン相談)
自宅で保険相談するのは移動の手間や交通費などがかからないメリットもありますが、気を遣うポイントの多さに対しデメリットと感じるでしょう。
「自宅に招くのは抵抗感があるけど、プライバシーも気になる」とお悩みの方は、自宅からオンラインで相談するのがおすすめの方法です。
Web会議ツールを使用したオンライン相談であれば、パソコンやスマートフォンの画面越しに保険相談ができます。
「保険の見直しに関する相談を気軽に聞いてもらいたい」と考えている方におすすめです。
第三者が介入しないプライベートな空間で相談できるうえに、隙間時間も有効活用しやすいため、メリットの大きい相談方法といえるでしょう。
記事まとめ
この記事では、ファミレスでの保険相談とおすすめの面談場所を解説しました。
ファミレスでも保険相談はできますが、おすすめの場所とはいえません。時間帯によって混雑しやすく、第三者の耳に相談内容が入る可能性も高い場所です。
保険相談では個人情報を話すため、できるだけ第三者に会話の内容を聞かれにくく、スムーズに相談が進む静かな場所を選びましょう。
勤務先の会議室・応接室やカフェ・喫茶店、自宅などがおすすめです。個人情報を守るためにも、隣の席と仕切られた店舗を利用しましょう。
以下の記事ではおすすめのオンライン保険相談サービスを紹介しています。気軽に相談したいと考える方はぜひ参考にしてください。