保険相談に必要な持ち物は?保険の種類・シーン別に徹底解説します
「保険の窓口相談で必要な持ち物は?」
「保険の種類によって用意すべきものは変わる?」
保険相談を受けようと検討する中で、このような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
必要なものが揃っていないと相談がスムーズに進まず、最適なプランを見つけるのに時間がかかってしまう可能性があります。
今回は、無料保険相談を行っている「保険のぷろ」が、保険相談で用意すべき持ち物を解説します。
保険の種類ごとに詳しく説明しているので、加入や更新、見直しを検討している人はぜひ最後までご覧ください。
新規加入の保険相談に必要な持ち物とは
まずは、新規加入を目的とした保険相談で必要になる持ち物を見ていきましょう。前提として、保険の種類によって用意すべき持ち物は異なります。
ここでは、代表的な3つの保険に焦点を当てて解説していきます。
生命保険の加入を検討したい際に必要な持ち物
生命保険の加入相談に必要な持ち物は以下の通りです。
- 健康診断書
- お薬手帳(必要であれば)
生命保険の加入には「健康診断書」が必須となります。
生命保険に加入するときは、病歴や通院歴などを保険会社に告知することが義務付けられているからです。
健康状態によっては加入できない保険も存在します。
健康診断書があれば、その場で健康状態を確認できるため、加入可能なプランをすぐに提案してもらえます。
健康状態に問題があっても薬の種類によって加入できる保険もあるので、薬を服用している人は「お薬手帳」も持参するとよいでしょう。
保険料に関してアドバイスを受けたい場合、収入状況がわかる「給与明細」や「源泉徴収票」を持っていくのがおすすめです。
火災保険の加入を検討したい際に必要な持ち物
火災保険の加入相談に必要な持ち物は以下の通りです。
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 建物登記簿謄本
- 建築確認申請書 など
火災保険の相談で用意すべき必要な持ち物として「重要事項説明書」や「建物登記簿謄本」など、建物の情報がわかる書類が挙げられます。
建物の種類や構造、広さによって保険料が異なります。
相談時に書類を用意しておけば、正確な保険料の見積もりが可能です。
窓口の相談員が建物の状況を見て必要な補償内容を見極めてくれるため、最適な保険商品を契約できるでしょう。
自動車保険の加入を検討したい際に必要な持ち物
自動車保険の加入相談に必要な持ち物は以下の通りです。
- 車検証
- 運転免許証 など
自動車保険の相談には「車検証」と「運転免許証」が必要になります。
車検証に記載されている車の種類や年式などは、保険料の算出に大きく関係しています。
運転免許証には、加入者の免許取得日や免許証の区分(色)が記載されており、免許証の区分で割引が適用されるケースが大半です。
正確な保険料を把握したい場合は、車の走行距離や過去の事故歴をメモしておくことをおすすめします。
見直し相談をする場合には何が必要?
必要書類をしっかり準備すると、見直しの相談をスムーズに進められます。
ここからは、保険の見直し相談において必要となる持ち物を解説します。
現在契約中の保険証券
保険見直しの相談に行く際は、契約中の「保険証券」を持っていきましょう。
保険証券とは、契約が成立した際に保険会社から送付される書類で、以下の項目が記載されています。
- 契約番号
- 契約者・被保険者の氏名
- 保障内容
- 保険の種類
- 毎月の支払い額
- 特約 など
保険証券を確認すれば、加入中の保障範囲を細かく確認できるため、不足している保障や不要な保障を見極めるのに役立ちます。
ほかにも毎月の支払い額や特約など、さまざまな要素の比較が可能です。
自身の契約内容を再確認でき、現状のニーズと合っているかの判断にも有効です。
プロから的確なアドバイスを受けられたり最適なプランを提案してもらえたりするため、保険証券は必ず持っていくことをおすすめします。
関連書類
見直し相談の際は保険証券に加え、関連書類が持ち物として必要になります。
書類は見直したい保険の種類によって異なりますが、一例として以下のものが挙げられます。
- 加入時の健康診断書
- 支払い明細書
- 過去の給付金請求履歴 など
上記は保険料を正確に見積もりするのに役立つので持参するようにしましょう。
保険料が負担となっており安くしたい場合は、住宅ローンの返済状況や給与明細など、家計の収支がわかるものを持ってくとよいでしょう。
現状が把握できると最適なプランを提案してもらえるため、スムーズに相談を進められます。
すぐに保険加入手続きをしたい場合の持ち物
保険は、相談した当日に契約することも可能です。
その日のうちに加入の申込手続きを済ませたい場合に必要なものは、以下の3つです。
- 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 通帳またはクレジットカード
- 印鑑
身分証明書は「氏名」「住所」「生年月日」が確認できるものが該当します。
保険料の支払いは、口座引き落としかクレジットカードを選べます。
口座から引き落とすのであれば、通帳とともに銀行に登録している印鑑が必要です。
保険の種類によって追加で用意が必要なものもあるため、すぐに契約すると決めているなら、相談の予約時点に電話などで持ち物を質問するのがおすすめです。
持ち物以外に準備しておくべきこと
保険相談に行く際は、持ち物以外にも以下の準備をしておくとよいでしょう。
- 保険料の予算を決めておく
- 保障範囲を明確にする
保険料の予算や保障範囲を明確にしておくと、加入や更新の目的を見失わずに本当に必要な保険商品を見つけられます。
最適なプランを契約するためにも、ぜひご覧ください。
保険料の予算を決めておく
保険料の予算を決めておくのは、保険相談に行く前の重要な準備と言えます。
保険は長期的に契約するケースが大半です。毎月の支払いが長年続いていく可能性が高いため、自分の経済状況に合った保険料を設定するのが大切です。
無理して払わなければいけない高額なプランを契約すると、生活がひっ迫する可能性が考えられます。
保険料を払い続けるのが難しくなり、途中解約しなければならない状況に追い込まれるケースも想定できるでしょう。
予算が明確になっていると窓口の相談員も最適なプランを提案しやすくなるため、スムーズに相談を進められます。
契約を継続させるためにも、予約日までに保険料の予算を決めておきましょう。
保障範囲を明確にする
相談に行く前に、希望の保障範囲を明確にしておくのも大切です。
「入院費や治療費はいくらまでカバーするのか」「給付の対象は家財も含めるのか」など、具体的な金額や対象物を決めておきましょう。
保障範囲が明確になっていないと、不要な保障を付けて保険料が高くなってしまったり十分な備えができなかったりします。
万が一の際に満足のいくサポートを受けられない可能性もあり得るでしょう。
希望する保障や備えたいリスクを洗い出し、最適なプランを選べるようにしておくのをおすすめします。
記事まとめ
保険相談で必要な持ち物は、保険の種類や加入状況によって異なります。
スムーズに相談を進め、早期的に加入や見直し・更新を行いたい人は、ぜひ本記事を参考に準備してみてください。
即日加入を希望する場合は、事前に相談員と連絡を取り、持ち物を確認しておくのがおすすめです。
以下の記事ではおすすめの無料保険相談窓口をご紹介しております。合わせて参考にしてください。