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保険相談をファミレスや喫茶店でした場合のカフェ代は自腹?
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保険相談のカフェ代は自腹?自宅以外で行う際のメリット、デメリットを紹介

「保険相談の際のカフェ代は自腹なの?」
「カフェ代を担当の保険相談員に出してもらっても大丈夫なの?」
「保険相談を自宅以外でする際のメリット、デメリットを知りたい」

保険の相談をする場所は自宅以外でも可能で、ファミレスやカフェも選べます。

今回は、無料保険相談を行っている「保険のぷろ」が、保険相談のカフェ代について解説し、自宅外での保険相談のメリット、デメリットをご紹介します。

保険相談のカフェ代の支払いが気になる方はもちろん、自宅以外で保険相談を検討している方も参考にしてください。

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保険相談のカフェ代は基本的に「自腹」

保険相談のカフェ代は基本的に「自腹」

保険相談をする際のカフェ代は、基本的に相談者の「自腹」です。

保険の打ち合わせや相談などで、必要以上の金銭のやり取りがあったとみなされると、保険料の割引や割り戻しに該当し、保険業法違反となるおそれがあるからです。

保険業法300条の「特別利益の提供」として定められていますが、金額は明記されていないため、いくらまでなら大丈夫とは言いきれません。

とはいえ、保険相談員が気を遣ってカフェ代の支払いを申し出る場合もあるでしょう。

一般的にはカフェ代1,000円程度までなら追及されない可能性が高いです。

担当の営業がカフェ代を支払うとリスクを負うため、検討したうえでファミレスやカフェを活用してください。

ファミレスや喫茶店で保険相談を行うデメリットはある?

カフェなどで保険相談をする際に代金は基本的に自腹ということがわかったでしょうか?

そのほかにも、ファミレスや喫茶店で保険相談を行うのはデメリットがあります。

以下の3つをご紹介します。

  • カフェ代がかかる
  • 他のお客さんに話を聞かれる可能性がある
  • 時間帯によっては利用できない場合も

カフェ代がかかる

保険相談の際にカフェ代を必要とする点がデメリットです。

カフェ代は保険の担当保険相談員が支払うのではなく、相談者の自腹が良いとされています。

長時間の打ち合わせになった場合や、家族で保険の契約をする場合などは、カフェ代が高額になるおそれもあるでしょう。

カフェ代が気になる場合は、飲みものの料金が安いカフェを指定したり、長時間の打ち合わせを避けたりするのがおすすめです。

他のお客さんに話を聞かれる可能性がある

保険相談の際に、ファミレスやカフェにいる他の客に話を聞かれる可能性がある点がデメリットです。

ファミレスやカフェは自宅や保険営業所と違い、不特定多数の人が出入りする施設だからです。

店が狭いと、座席同士の間隔が小さなテーブル1つ分しか空いていない場合もあるでしょう。

保険は体の健康面や家族構成、費用などプライバシーを含む情報を取り扱います。

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ファミレスやカフェで他のお客さんが気になる際は、個室やパーテーションなどがある店を選ぶのがおすすめです。

時間帯によっては利用できない可能性も

利用客が増えるランチタイムやディナータイムでは、保険相談で利用できない可能性があります。

カフェやファミレスは飲食店なので多くのお客さんに利用してもらい、食事の注文で収益を上げたいからです。

席の時間制限や、食事以外の利用禁止などを呼びかけている店舗もあります。

保険相談をする店舗に、打ち合わせで利用可能か事前に確認してください。

ファミレスや喫茶店で保険相談を行うメリットはある?

ファミレスや喫茶店で保険相談を行うメリットはある?

一方で、ファミレスや喫茶店で保険相談を行うメリットももちろんあります。

メリットを以下に3つ紹介します。

  • 自宅の掃除やお茶出しの手間が省ける
  • 他人を家に入れなくて済む
  • 自分の好きなタイミングで話を切り上げられる

自宅の掃除やお茶出しの手間が省ける

ファミレスやカフェで保険相談を行えば、手間が省ける点がメリットです。

自宅をきれいに保つのは大変ですが、自宅で保険相談をしなければ、掃除が行き届いていなくても問題ありません。

保険相談員にお茶を出したり、片づけをしたりする手間がない点もメリットです。

多忙な方や掃除が苦手な方は、ファミレスやカフェを利用して保険相談するのがおすすめです。

ファミレスやカフェなら好きな飲み物を選べる点もよいでしょう。苦手なお茶菓子や、アレルギー食品を気にする必要もありません。

他人を自宅に招き入れなくて済む

自宅で保険相談を行わなければ、他人を自宅に招き入れずに済むため、プライバシーを守れる点がメリットです。

自宅で保険相談をすればカフェ代はかかりませんが、プライバシー空間なので、他人が自室に入るのが嫌だと感じる方もいるでしょう。

特に女性や小さい子どもがいる場合は、他人が自宅に入るのは不安を感じる可能性があります。

保険のぷろ<br class />担当者
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ファミレスやカフェを活用すれば、自宅でなく保険の相談ができるため、検討してみましょう。

自分の好きなタイミングで話を切り上げられる

自宅で保険相談をしていなければ、自分の好きなタイミングで話を切り上げられる可能性が高い点がメリットです。

ファミレスやカフェから出るようにすれば、自分の好きなタイミングで話を切り上げられるからです。

一方で、自宅の場合は自分から話を切り上げようとしても、担当の保険相談員が拒む可能性もあります。

自宅で保険相談をする場合は、前もって保険相談の後に予定があると伝えておくと話を切り上げやすくなるのでおすすめです。

有意義な時間にするための注意点

有意義な時間にするための注意点

保険の相談を有意義な時間にするための注意点を以下に3つ紹介します。

  • 予定時間に遅れない
  • 十分な相談時間の確保
  • 1回の相談で決めようとしない

予定時間に遅れない

そもそも社会的なマナーのため、予定時間に遅れないようにしましょう。

担当の保険相談員にとって契約を取るのは重要な業務であるため、追及されませんが、後の予定がある可能性もあります。

他の契約者との相談時間が控えていた場合は、予定が後ろにずれて信用を失う場合もあるでしょう。

また、保険相談をする場所にファミレスやカフェを予約している場合は席がキャンセル扱いになるおそれがあります。

万が一、遅れそうなときは前もって連絡を入れるようにしましょう。

十分な相談時間の確保

保険の相談の際は、十分な相談時間を確保しましょう。

保険契約の際は、担当の保険相談員が保険商品を紹介して内容を理解したうえで契約を結びます。

全ての項目に対して担当の保険相談員と確認しながら進めるので、予想以上に時間がかかります

相談時間が不安な方は、前もってかかる時間を聞いておくと時間の予測がしやすくなるためおすすめです。

1回の相談で決めようとしない

保険の相談は、1回の相談で決めないようにしましょう。

保険の契約は、一生に関わる内容の保険商品があるためです。

1回の説明のみで一生に関わる保険を決めるのは、リスクが高いでしょう。

自分が納得するまで保険商品の契約内容を確認して、自分に合った保険商品を契約するのがおすすめです。

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1つのオプションを外すと別のところも変更されるようなケースもあるので、慎重に検討してください。

記事まとめ:カフェ代は基本的に自腹

記事まとめ:カフェ代は基本的に自腹

本記事では、保険相談のカフェ代は相談者が支払うべきかについて解説しました。

カフェ代くらいの費用であれば、保険相談員が厳しく追及されることは、ほとんどありませんが、保険業法に抵触する可能性が高いです。

担当の営業がカフェ代を支払う際、保険相談員にリスクがあることを覚えておきましょう。

また、有意義な保険相談にするには、遅刻せず十分な相談時間を確保し複数回にわたって相談できるといいでしょう。

以下の記事では、おすすめの無料保険相談窓口をご紹介しております。カフェ代を支払う必要のない店舗型、オンライン型などの相談形式を提供しているショップが多いため、どこで相談しようか悩んでいる方は要チェックです。

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監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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