お金借りる
1回の飲み代の平均はいくら?サラリーマンの飲み会事情を徹底解説
1回の飲み代の平均はいくら?サラリーマンの飲み会事情を徹底解説
fin_user

会社員の月々の飲み代平均から考える、飲み会の理想の予算とは?

「飲み会の幹事を任されたけど、予算はどのくらいが適切?」「一人暮らしを始めたけど飲み代はどのくらいに抑えるべき?」

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

特に、会社で開催される飲み会で幹事を任された方の一番の悩みの種となるのが、予算の問題です。

飲み代の許容範囲は人によって異なりますので、やはり、予算を決める際には平均的な飲み代を参考にするのがよいでしょう。

そこでこの記事では、会社員が飲み会に参加する場合の1回の飲み代の平均を解説。

飲み会の幹事を任された際のお店選びのポイントについてもご紹介します。

近々、飲み会を開催予定の方や、自分のマネープランを設定しようとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

会社員の飲み会1回あたりの平均費用は4,000円

会社員の飲み会1回あたりの平均費用は4,000円

ネット上にある様々なデータによると、日本の会社員の飲み会の平均費用は、一般的には約4,000円前後とされています。

統計局が行った家計調査では、二人以上の世帯のうち勤労者世帯が1ヶ月あたりにかける交際費の平均は19,711円、そのうち食料にかける金額は4,061円でした。

参照:家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 用途分類(世帯主の定期収入五分位階級別)|e-Stat

このことから、1ヶ月あたりの交際費(食事)にかける金額4,061円=1回あたりの飲み会にかける金額と考えても差し支えないでしょう。

標本の属性に偏りのない政府のデータでも、やはり、飲み会を含む交際目的での食事にかける金額は4,000円程度に抑えられていることがわかります。

ただし、この金額は一般的な相場であり、実際の費用は飲み会の場所やスタイルによって変わる可能性があります。

会社によっては上司が多めに払ったり、正社員が非正社員より多めに負担したりする場合もあるでしょう。

また、最近では、社内コミュニケーションの一環という理由で、会社側が飲み代を全額負担してくれるところもあります。

何にせよ、無理のない範囲で楽しく飲みたいですね。

飲み代の平均は「4,000円」ネットの意見は?

日本の会社員の飲み会費用について、一般的には約4,000円とされていますが、ネット上での意見は様々です。

「5,000円出せばお酒や料理を十分に楽しめるため、5,000円を目安としている」という意見も多数見受けられます。

また、「飲み会のスタイルによっては4,000円から6,000円の間で推移している」ともされており、この範囲ならばカジュアルから少し豪華な飲み会まで対応できると考えられます。

これらの意見は、飲み会の費用について一概に「高い」「安い」とは言えないことを示しており、参加者の期待値や選ぶお店の種類によっても変わってくることが反映されています。

1ヶ月あたりの飲み代の理想金額はいくら?

1ヶ月あたりの飲み代の理想金額はいくら?

株式会社タンタカは、働き盛りの30代~50代男性を対象に、理想の飲み代についてアンケートを実施しました。

1か月の飲み代の理想

参照:30代・40代・50代の男性に聞いた!月々の飲み代はいくら?職場の飲み会に参加したくない人は何%?|株式会社タンタカ

「10,000円以上20,000円未満」が理想と考えている方が「24.0%(120人)」と最も多くなっています。

注目したいのが、2番目に多いのが「5,000円以上10,000円未満:18.6%(93人)」と、金額が減っていることです。

さらに「3,000円以上5,000円未満」と回答している方が「13.0%(65人)」で3番目に多くなっていて、さらに減っています。

若者のお酒離れが加速していると言われていますが、30代~50代の男性も飲み会やお酒にかける費用に対する意識が大きく変わってきているといえるでしょう。

飲み代の「ワークライフバランス」個人の許容額の算出方法とは?

月々の飲み代の理想の金額に関しては、個人の収入、生活費、貯蓄目標などによって大きく異なります。

理想的な金額を決めるには、自分の手取り収入から固定費(家賃、光熱費、通信費など)を引いた後の可処分収入の中で、どれくらいを飲み会や外食に充てるかを考えることが重要です。

また、健康面や将来の計画も考慮に入れると良いでしょう。

一般的な目安としては、可処分収入の10%以内を娯楽費(飲み会含む)とする考え方があります。

例えば、手取り収入が30万円の場合、約3万円を娯楽費に設定するという考え方です。

しかし、これはあくまで一般的な目安であり、個々のライフスタイルや価値観によって最適な金額は変わるでしょう。

最終的には、自分の生活状況や目標に合わせて、無理のない範囲で楽しむことが大切です。

自分にとっての「理想」を見極め、それに合った計画を立てることが重要です。

飲み代を節約する4つの方法

ここでは、飲み会代を節約する方法も紹介します。

年末年始など、飲み会が続きそうなときには、次の方法を実践しましょう。

①たまには家飲みにする

お店ではなく、料理やお酒を持ち込んで家飲みにすることで、飲み代を抑えられます。

ただし、準備や片付けの手間がかかる、はしゃぎ過ぎると近隣住民との騒音トラブルになる、ダラダラとした雰囲気で終わりにくいといったデメリットもあります。

これらの点に注意すれば、和気あいあいと楽しい時間を過ごせるでしょう。

②二次会には参加しない

その場の勢いで毎回二次会まで行ってしまうと、飲み代がさらにかさむことになります。

基本的には一次会までにしておくことも、飲み代を節約するポイントのひとつです。

早めに切り上げることで、翌日の体調への影響も緩和できます。

③よく飲む人や食べる人といく場合はお会計の方法を考える

全員参加が前提の職場の歓送迎会や忘年会であれば、役職などに応じて支払いに差をつけることもあるでしょう。

しかし、プライベートの飲み会では、「全員で均等に割り勘する」ケースが多いため、よく飲む人や食べる人と行くと、どうしても飲み代が高くなってしまいがちです。

特に自分があまりアルコールが強くない、食べない場合には、損をしてしまうことが多いため、節約のためには行く相手を選んだり、お会計を別々にするなどの工夫をしましょう。

④家計簿をつける

紹介した平均費用はあくまで目安です。飲み代に使える費用は、収入や家計の事情によっても異なります。

つい使い過ぎていないか気になる場合は家計簿をつけて、毎月の支出のうち飲み代がどのくらいを占めているのかをきちんと把握しましょう。

「職場の飲み会の幹事を任された…」参加者のニーズを満たすお店選びの8つのポイント

「職場の飲み会の幹事を任された…」参加者のニーズを満たすお店選びの8つのポイント

飲み代の平均を調べている方の中には、「近々開催される飲み会の幹事を任された」という方も多くいらっしゃるでしょう。

初めての幹事を務める際の一番の悩みの種は「お店選び」ではないでしょうか。お店選びでいくつかのポイントを押さえることで、参加者全員が楽しい時間を過ごせる可能性が高まります。

以下は、お店選びの際に考慮すべきポイントです。

①予算の設定

やはり、一番重要になるのは予算の設定でしょう。

参加者全員が納得できる予算を設定し、その範囲内でお店を選ぶことが大切です。

事前に大まかな予算を決めておくことで、選択肢を絞りやすくなります。

適切な予算設定は、参加者全員が心地よく過ごし、金銭的なストレスを感じることなく楽しめるかどうかに直結します。

以下で、予算を決める際に考慮すべきいくつかの要素を紹介します。

参加者の経済状況を考慮

参加者全員の経済的な状況を考慮に入れることが大切です。

特に、若手社員やアルバイトスタッフなど、収入に大きな差がある場合は、すべての参加者が無理なく支払える金額を設定する必要があります。

飲み会の形式を明確に

飲み放題プランを利用するのか、アラカルトで注文するのかなど、飲み会の形式によっても予算は変わります。

飲み放題プランの場合は予算が固定しやすく、アラカルトの場合は注文によって変動するため、ある程度の予算オーバーを見込んでおく必要があります。

お店の種類と場所

お店の立地や種類によっても価格帯は異なります。

例えば、都心部の高級店では高額になりがちですが、郊外のカジュアルな居酒屋では比較的リーズナブルに抑えられることが多いです。

予算内で最適な場所とお店のタイプを選ぶことが重要です。

予算オーバーの対応策

予算を設定する際は、少し余裕を持たせることをおすすめします。

想定外の追加注文やサービス料などで予想以上に費用がかかることがあります。

また、予算オーバーの際の対応策もあらかじめ検討しておくと安心です。

②事前にコミュニケーションをとる

参加予定者と事前に予算についてコミュニケーションを取り、合意形成を図ることも大切です。

予算について事前に了解を得ることで、当日のトラブルを避けることができます。

予算の設定は、飲み会が成功するかどうかを左右するキーポイントです。

参加者全員が納得し、楽しめる範囲内での予算設定を心がけましょう。

③アクセスの良さ

会社や参加者の自宅からアクセスしやすい場所にあるお店を選ぶことも重要です。

終電の時間も考慮に入れ、移動に便利な場所を選びましょう。

④メニューの多様性

食べ物の好みやアレルギー、宗教上のNG食材など、参加者の要望を満たせるメニューの多様性を持つお店を選ぶことが望ましいです。

⑤個室の有無

大人数の場合やプライバシーを重視する場合、個室があるお店を選ぶと良いでしょう。

周りを気にせずに楽しむことができます。

⑥飲み放題のオプション

長時間滞在する予定の場合、もしくは酒好きの人が多い場合は、飲み放題のプランがあるお店を選ぶと良いでしょう。

反対に、アルコールを飲む人が少ない場合は、飲み放題をつけないほうが飲み代を抑えられます。

⑦雰囲気

飲み会の目的(打ち上げ、歓送迎会、親睦会など)に合った雰囲気のお店を選ぶことが大切です。

落ち着いた雰囲気で会話を楽しみたい場合や、賑やかな場所で盛り上がりたい場合など、目的に合わせて選びましょう。

⑧事前の予約

特に大人数の場合や人気のお店を選ぶ場合は、早めに予約をすることが大切です。

予約を忘れてしまうと、飲み会の計画そのものが頓挫してしまう恐れもあります。また、当日お店に行ってから「予約が取れていなかった」となれば、周囲からの信頼も下がってしまいます。

希望する日時に空きがないことを避けるためにも、計画的に行動しましょう。

【記事まとめ】1回の飲み代の平均はいくら?サラリーマンの飲み会事情を徹底解説

記事まとめ

この記事では、会社員の月々の飲み代の平均について解説。

飲み会の幹事を任された際のお店選びのポイントについてもご紹介しました。

飲み会のお店選びでは、成功するかどうかを左右するいくつかの重要なポイントがあります。

その中でも特に重要なのが予算の設定でしょう。

飲み会の参加者の経済状況や飲み会の目的を考慮し、ニーズに合った予算を設定しましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
記事URLをコピーしました