2025.03.10

即日融資の審査が甘い消費者金融はある？業者の選び方・注意点を解説

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審査が甘い消費者金融の正体と即日融資の業者選びについて解説

急な出費や資金繰りが必要になったときに役立つサービスが“消費者金融の即日融資”です。

しかし、すぐにお金が欲しいからといって「審査が甘い」「審査不要」と謳う消費者金融を利用するのは危険です。

この記事では、審査が甘いと言われる消費者金融の特徴と、即日融資の手続き方法・注意点を解説します。

Contents

即日融資の審査が甘い消費者金融は存在しない！
「審査が甘い」と言われやすい消費者金融の特徴
即日融資の手続き方法と業者選びのポイント
- 即日融資の手続き方法・流れ
- 即日融資が可能な消費者金融を選ぶときのポイント
記事まとめ

即日融資の審査が甘い消費者金融は存在しない！

結論から伝えると、“誰でも通るような審査の甘い消費者金融”というものは存在しません。

しかし一方で「審査が甘い」「審査不要」「誰でも借りられる」と謳う消費者金融が存在しているのも事実です。

まずは、審査の甘い消費者金融が存在しない理由と、審査不要を謳う消費者金融の正体について詳しく見ていきましょう。

返済能力や信用情報の調査が義務付けられている

消費者金融等の賃金業者に関する規制を定めた「賃金業法」には、以下の通り契約者の返済能力や信用情報の調査を義務付ける記述がされています。

第十三条　貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

「e-GOV法令検索・賃金業法」 | https://laws.e-gov.go.jp/law/358AC1000000032#Mp-Ch_2-Se_2

これは、消費者金融からの無理な借入によって利用者が自己破産に陥ったり、反社会的勢力に資金が流れたりすることを防ぐうえで欠かせないプロセスです。

即日融資の場合も当然確認が必要となるため、返済能力や信用情報の調査を行わない、つまり審査が甘い・審査がない消費者金融というものは存在しないのです。

総量規制によって借入限度額が決まっている

消費者金融が即日融資できる金額の上限は、賃金業法の「総量規制」というルールに従って計算されています。

総量規制はお金の借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために生まれたルールで、「借入できる金額は年収の3分の1まで」と具体的に定められています。

例えば、年収300万円の人であれば100万円が借入限度額となり、これを超える金額を即日融資してもらうことはできません。

また総量規制は1社あたりの借入額ではなく、全体の合計借入額に対して適用されるルールとなっています。

そのため、即日融資の申し込みを受けた消費者金融は、必ず他社の借入状況を調べなければなりません。

こうした理由からも、審査が甘い・審査がない消費者金融は存在し得ないということが分かります。

審査が甘い消費者金融は闇金の可能性が高い

では「審査が甘い」「審査不要」「誰でも借りられる」等と謳う消費者金融は一体何者なのかというと、これらは違法なやり方で即日融資を行う「闇金業者」である可能性が極めて高いと言えるでしょう。

「審査が甘い」という言葉につられて闇金業者を利用してしまうと、後から法外な金利を請求されたり、悪質な取り立てを受けたりするリスクが生じます。

正規の賃金業者はWebサイト等に登録番号を記載しているので、即日融資を利用する前にしっかりと確認しておきましょう。

また金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」等で業者名をチェックしておくといった方法もおすすめです。

「審査が甘い」と言われやすい消費者金融の特徴

正規の消費者金融は必ず審査を行いますが、その結果については必ずしも同じになるとは限りません。

消費者金融の中には「審査に通りやすい」「審査が甘い」と言われる業者も存在し、その背景には独自の審査基準や融資対象・金額等の条件が関係していると考えられます。

ここでは、「審査が甘い」といった口コミ評価が付きやすい消費者金融の特徴・傾向を見ていきましょう。

独自基準で審査を行う中小消費者金融

大手の消費者金融と比較して、中小消費者金融の審査基準は柔軟である場合が多いという特徴があります。

大手の消費者金融は返済能力や信用情報の調査を自動化しているため、過去に延滞・金融事故等の履歴がある場合はその時点で審査に落とされる可能性が高くなります。

一方、中小消費者金融は担当者が個別に調査する仕組みとなっており、信用情報に傷がある場合でも現在の収入が安定していれば即日融資を受けられるケースがあるのです。

大手の消費者金融で審査に落ちた方も即日融資を利用できる可能性があることから、中小消費者金融は「審査が甘い」と言われやすい傾向にあります。

少額の融資をメインに扱っている消費者金融

消費者金融の中でも、主に10万円程度までの少額融資を扱う業者は比較的審査が甘いと言われます。

一般的に、少額の即日融資は貸し倒れのリスクが低いため、ある程度審査のハードルを下げても消費者金融側に損失が生じにくいというのが大きな理由です。

ただし、少額の即日融資は金利が高めに設定されているケースも多いため、返済計画をしっかりと立てた上で利用することをおすすめします。

主婦やパート・アルバイトにも融資している消費者金融

主婦やパート・アルバイトの方にも即日融資を行っている消費者金融は、比較的審査基準が甘いと言えるでしょう。

特に、配偶者の収入が安定している場合や、パート・アルバイトの収入を継続的に得ている場合等は審査基準が甘い傾向にあります。

なお、こうした業者は生活費の補てんや突発的な出費への対応を目的としているため、一般的な消費者金融と比較して借入限度額が低いケースが多いという点には留意が必要です。

即日融資の手続き方法と業者選びのポイント

ここからは、消費者金融の即日融資を利用する際の流れと、業者選びのポイントを解説していきます。

即日融資の手続き方法・流れ

消費者金融で即日融資を受けるための手続き方法・流れは以下の通りです。

ステップ1.即日融資の申し込み

まずは消費者金融に即日融資の申し込みを行います。

Web対応が可能な場合は公式サイトから、その他の場合は電話または店舗窓口にて手続きするのが一般的です。

なお手続きの際には本人確認書類や収入証明書類の提出が必要となる場合があるため、手元に用意した状態で申し込みを行うようにしましょう。

ステップ2.審査の実施

即日融資の申し込みが完了すると、提出内容に基づいて属性情報（年収・勤務先・家族構成等）や信用情報（借入状況・滞納歴の有無等）の調査が行われます。

調査によって申込者に返済能力があると判断されれば即日融資の契約手続きに進むことができます。

なお業者によっては審査完了までに時間がかかるケースもあるため、確実に即日融資を受けたい場合は午前中などの早い時間帯に申し込むのがおすすめです。

ステップ3.契約手続き・融資実行

審査に通過した場合は細かい融資条件や返済方法等の確認を行い、契約書類に署名して手続き完了となります。

営業時間内に手続きを終えることができれば、即日中に希望した借入額が振り込まれます。

申し込みの時点で間に合っていたとしても、審査が長引いたり不備があったりした場合は即日の融資ができない可能性があるので注意しましょう。

即日融資が可能な消費者金融を選ぶときのポイント

即日融資を受けたい場合は、以下のポイントで消費者金融を比較するのがおすすめです。

まずは大手消費者金融を比較

大手消費者金融の場合、即日融資やWebからの申し込みに対応しているケースがほとんどです。

またコンビニATMやネットバンキング経由での即日融資を利用できるところもあり、急ぎでお金を借りたい場合には使い勝手が良いと言えるでしょう。

審査が不安な場合は中小消費者金融を検討

大手消費者金融の審査に通るか不安・落ちたことがあるといった方は、独自の審査基準を設けている中小消費者金融の即日融資を検討してみましょう。

大手と比較して審査が柔軟な傾向にあるため、過去に延滞や金融事故の履歴があっても、現在の収入が安定していれば即日融資を受けられる可能性があります。

記事まとめ

消費者金融は法律で返済能力や信用情報の調査が義務付けられているため、「審査が甘い」「審査不要」を謳う消費者金融は闇金業者の可能性が高い
審査が甘い消費者金融は存在しない一方、個人の事情や就業状況を踏まえて“柔軟に”審査を行う消費者金融は存在する
即日融資を受けるなら審査スピードが早い大手消費者金融の方が便利であるものの、審査が不安な場合は中小消費者金融を検討するのもおすすめ

以下の記事では、即日融資の審査を柔軟に行っているおすすめの中小消費者金融を紹介しています。

審査に通るか不安・過去に落ちたことがあるといった方は、こちらで紹介している中小消費者金融をチェックしてみてください。