
消費者金融による審査の違いや通らなかった時の対処法も紹介

審査が甘い消費者金融ってあるの?

審査が通らなかった時の対処法はある?
審査になかなか通らない人でも、消費者金融の特徴に合わせて申し込みをすることで審査に通る可能性が上がります。
この記事では、消費者金融に審査で確認されることや通らなかった時の対処法も紹介します。
消費者金融の審査で確認されることとは?
消費者金融へ借り入れの申し込みをする際には必ず審査があります。
ここからは、消費者金融でお金を借りた際の審査で必ず見られる項目としてどのようなことがあるかを解説します。
消費者金融の申し込み条件に合っているか
消費者金融の審査に申し込む時には、基本的な申請条件があります。
例えば、年齢制限や就労状況などが消費者金融の条件に合わなければその時点で審査に申し込みができません。
消費者金融にはそれぞれに必ず申し込み条件があるため、事前に確認するようにしましょう。
信用情報を照会して過去に事故情報がないか
過去に消費者金融から借り入れをしたことがある人は、滞納や自己破産をしたことがある場合には信用情報に金融事故として記録されています。
消費者金融は、信用情報を見ることで申込者に返済能力があるかを判断します。
新たに借り入れをする際、過去に金融事故があったという記録があると返済できないと判断されて審査に落ちてしまう可能性が高いです。
しかし、永遠に金融事故の情報が残るわけではなく、時間の経過とともに過去の金融事故情報は記録から削除されますが、数ヶ月から年単位の時間を要します。
継続的な安定した収入があるかどうか
消費者金融に申し込みをした時には、返済能力があるかどうかを確認されます。
そのため、企業に勤めている正社員はもちろん、主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合には申し込みができます。
ただし、定時制の高校生および高等専門学校生も含む高校生などの未成年はアルバイトをしていて継続的な収入があっても原則申し込みができません。
高齢の方でも、収入が年金のみの方は申し込みできないなどの制限がある場合があるため、ご自身が申し込みする消費者金融のホームページなどで事前に確認をすることが必要です。
他社からの借入れがあるかどうか
他社の消費者金融からの借り入れが多いと、返済に困っているのではないかと判断されて審査に通らない可能性も高まります。
借り入れ額には、すべての消費者金融からの借り入れは原則年収の3分の1までという規定があります。
この規定は、総量規制という過度な借入れから消費者を守るために作られた法律です。
例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
参照:日本貸金業協会|1 お借入れは年収の3分の1までです
https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/annual_income.php
短期間で複数の消費者金融に申し込みをしていないか
複数の消費者金融に申し込むこと自体は可能ですが、審査に申し込みをして通らなかった場合でも申し込んだ履歴自体は数ヶ月残ります。
なので、複数の消費者金融に短期間に審査の申し込みをした場合には審査時に急遽資金が必要であるという印象を与えたり、他社の返済が困難になり急いでいるのではないかという印象を与えてしまいかねません。
短期間で次々に申し込みをすることは避けて、最低でも3ヶ月ほど申し込みの期間を空けるようにしましょう。
審査の甘い・ゆるいは存在する?
ここで、審査には「甘い・ゆるい」という審査基準があるのかを解説します。
甘い・ゆるいなどの審査基準は存在しない
審査に「甘い・ゆるい」という基準はありません。
銀行は銀行法による審査基準があり、消費者金融には貸金業法による審査基準があるためしっかりとした基準のもとで平等に審査がされています。
独自審査をしているアイフルや中小消費者金融を選ぶという選択肢
審査が甘い、ゆるいなどはありませんが、以前、借り入れを断られたことがある、もしくは審査に通る自信がない方には独自審査を行う消費者金融でお金を借りるというのもおすすめです。
独自審査とは、一般の消費者金融の審査基準とは異なり、独自の判断に基づいて審査基準を設けている消費者金融のことを指します。
独自審査の特徴としては、過去の利用実績に基づいた信用情報よりも、現在の返済能力やカード発行後に消費者金融を利用する可能性などを重視する傾向にあります。
他の消費者金融で申し込みに落ちてしまった方でも、独自審査の消費者金融を選べば審査に通過する可能性があります。
しかし、独自審査だから審査が甘いというわけではないため注意しましょう。
消費者金融の審査に通らなかった時の対処法
消費者金融の審査に通らなかった場合でも、対処法を確認して消費者金融を選ぶことで審査に通る可能性があります。
審査通過率の高い消費者金融を選ぶ
中には、アコム・プロミス・レイクなど、審査通過率を公開している消費者金融もあります。
その中でも、審査通過率の高い消費者金融を選ぶことで審査に通過する可能性があります。
消費者金融 | 審査通過率 | 参照 |
---|---|---|
アコム | 41.7% | アコムデータブック2025年3月期第1四半期決算 ※4. ローン事業新規申込数、新客数及び新規貸付率 (アコム)2024/6 新規貸付率 |
プロミス | 36.0% | SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2025年3月期5月 ※《無担保ローン新規申込数および新規顧客数》成約率 2024/5 |
レイク | 26.6% | SBI新生銀行四半期データブック2023年6月末 ※無担保ローン(レイク事業)成約率 2023年6月 |
参照:アコムデータブック2025年3月期第1四半期決算
:https://pdf.irpocket.com/C8572/EyBn/rPd7/QSiH.pdf
参照:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2025年3月期5月
https://www.smbc-cf.com/data/2024/06/md2025_0614.pdf
参照:SBI新生銀行四半期データブック2023年6月末
https://corp.sbishinseibank.co.jp/ja/ir/library/results/main/02/teaserItems3/01111/linkList/00/link/1qfy23databook230804je.pdf
大手消費者金融に通らなかった場合は中小消費者金融を検討しよう
大手消費者金融(アコム・プロミス・レイクなど)で審査に落ちた場合でも、中小消費者金融なら融資を受けられる可能性があります。
大手消費者金融と中小消費者金融には、大きな違いはありません。
しかし、過去よりも現在の返済状況に重きを置いて審査をする会社が多くあるため融通が利くという利点があります。
過去に大手消費者金融の審査に落ちてしまった場合でも、中小消費者金融なら審査に通過する可能性もあります。
複数申し込みにならないように期間は3ヶ月以上あける
消費者金融の審査に落ちた場合、すぐに違う消費者金融へ審査を申し込むことは可能ですが申し込んだ履歴は数ヶ月間残ってしまうため、審査先の消費者金融への印象が良くありません。
最悪の場合には資金繰りに困っているのかもしれないと判断されて返済能力の面で審査に落とされてしまう可能性もあります。
申し込みは必ず3ヶ月はあけるようにしましょう。
記事のまとめ
この記事では、消費者金融によって審査の甘い・ゆるいはあるのかと、審査で確認されることや通らなかった時の対処法などを解説しました。
それぞれの消費者金融の審査基準は非公開ですが、見られるポイントはあります。
審査に不安がある場合には、審査通過率を見たり独自審査を扱う消費者金融に申し込むなどの工夫をしてみるのも一つの手です。