
借りやすい消費者金融は審査通過率で判断するのも手段の1つです。

借りやすい消費者金融はどこだろう?

どれくらいの人が消費者金融の審査に通過してるのかな?
そんな悩みを抱えた方には、審査通過率を見ることで借りやすい消費者金融が見つかるかもしれません。
この記事では、消費者金融によって借りやすい借りにくいはあるのかと、審査通過率のことも解説します。
消費者金融にはここを抑えれば借りやすいという明確な審査基準はない
消費者金融には、「このポイントを抑えれば借りやすい」という明確な審査ポイントはありません。
しかし、審査方法を見ながら消費者金融を選ぶことによって借りやすい消費者金融が見つかる可能性があります。
ここからは、意識することで審査に通る可能性が高まるポイントを解説します。
独自審査を採用している消費者金融もある
独自審査を扱う消費者金融は、独自の審査基準に基づいて審査の可否を決めています。
一度消費者金融に落ちてしまった方が再度審査を受けるなら、独自審査を扱う消費者金融が借りやすい傾向にあります。
独自審査をしている大手の消費者金融にはアイフルが挙げられますが、中小消費者金融であればセントラルやダイレクトワンなど多くの消費者金融が独自審査を扱っています。
ただ、借りやすいという明確な基準はないため、他の審査で落ちた人が独自審査を受ければ必ず審査に通るというわけではないという点に注意しましょう。
消費者金融の審査基準となる法律は貸金業法
貸金業法では、消費者金融などがお金を貸し出す際には申込者の返済能力調査を必ず行うように義務付けています。
そのため、消費者金融からお金を借りる場合には必ず審査を受けなければなりません。
審査なしを謳っている消費者金融がある場合には、金融庁に登録がなく貸金業法も守っていない悪質な貸金業者である場合がほとんどです。
そのような貸金業者からの借り入れは絶対にやめましょう。
参照:与信審査について(貸金業者等)
https://www.moj.go.jp/content/001268563.pdf
審査基準には総量規制も影響する
総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付けは禁止するという法律です。
例えば年収300万円の人が消費者金融から借り入れできる金額は、他社も含めて総額で100万円まで借り入れができるということです。
そして、個人が借入れをしようとする場合、50万円を超えて借入れをする場合や、他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超える場合のどちらかに当てはまった場合には「収入を証明する書類」の提出が必要となります。
消費者金融などによる過剰貸付けを防止して、利用者が多重債務に陥らないように貸金業法で取り締まっているため安心して消費者金融を利用できます。
参照:日本貸金協会 3「収入を証明する書類」の提出が必要な場合があります
https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/proof.php
借りやすい・借りにくいは審査通過率で判断するのもあり
借りやすい・借りにくいというのは、審査通過率で判断するのも一つの手です。
ここからは、審査通過率のことについて解説します。
審査通過率が高ければ借りやすい傾向にある
審査通過率の高い消費者金融を選ぶことにより借りやすい傾向があります。
しかし、審査通過率はあくまで統計的な話です。
審査通過率の数値の中にはさまざまな年収や職業の方がいるため、個人の信用情報や収入によって審査結果は変わるということに注意しましょう。
消費者金融 | 審査通過率 | 参照 |
---|---|---|
アコム | 41.7% | アコムデータブック2025年3月期第1四半期決算 ※4. ローン事業新規申込数、新客数及び新規貸付率 (アコム)2024/6 新規貸付率 |
プロミス | 36.0% | SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2025年3月期5月 ※《無担保ローン新規申込数および新規顧客数》成約率 2024/5 |
レイク | 26.6% | SBI新生銀行四半期データブック2023年6月末 ※無担保ローン(レイク事業)成約率 2023年6月 |
参照:アコムデータブック2025年3月期第1四半期決算
:https://pdf.irpocket.com/C8572/EyBn/rPd7/QSiH.pdf
参照:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2025年3月期5月
https://www.smbc-cf.com/data/2024/06/md2025_0614.pdf
参照:SBI新生銀行四半期データブック2023年6月末
https://corp.sbishinseibank.co.jp/ja/ir/library/results/main/02/teaserItems3/01111/linkList/00/link/1qfy23databook230804je.pdf
申込者に対して何%の人が審査に通過したのかが分かる
審査通過率は、申込者に対して何%の人が審査に通過したのかが数字でわかります。
例えば、500人申し込んで100人が契約に至った場合の審査通過率は20%です。
審査通過率が高い消費者金融ほど借りやすいように思えますが、審査通過率が高い消費者金融に申し込んでも、審査基準を満たさなければ審査に通過できません。
そのため、審査通過率を見て借りやすい消費者金融を判断するのは一つの方法といえます。
審査通過率を公表している消費者金融は限られている
審査通過率は、すべての消費者金融で公表されているわけではありません。
しかし中には、アコム・プロミス・レイクなど、審査通過率を公開している消費者金融もあります。
そのため、審査通過率を基準に借入先を選ぶとなると選択肢が限られてしまいます。
審査通過率はあくまでも、審査の通りやすさを図る目安のひとつとして捉えましょう。
記事のまとめ
この記事では、消費者金融によって借りやすい借りにくいはあるのかと、審査通過率のことも解説しました。
借りやすい消費者金融を見つけるなら、独自審査を扱う・審査通過率の高い消費者金融を選ぶと借りやすい傾向があるためおすすめです。
しかし、個々の返済能力や消費者金融ごとの審査によってそれぞれの違いがあるため、借りやすい・甘いという判断はなかなか難しいのが現状です。