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無担保型のカードローンとは?有担保ローンとの違いを解説!
無担保型のカードローンとは?有担保ローンとの違いを解説!
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有担保ローンよりメリットが多い無担保型カードローンをご紹介

カードローンの申込を検討する際、担保なしでお金を借りられるのか、悩んだことはありませんか?

一般的に、カードローンの審査では、担保や保証人が不要ですが、無担保型カードローンと、有担保型(不動産担保ローン)では「金利設定」や「借入限度額」が異なります。

そこで、本記事では、無担保型カードローンと有担保型(不動産担保ローン)の違いについて、詳しく解説していきます。

無担保型カードローンとは

無担保型カードローンとは

無担保型カードローンとは、家や車などの「担保」を必要とせず、手軽に利用できるローン商材です。

そのため、銀行や消費者金融などは、借入審査時に「返済能力があるのか」を重点的に確認します。

無担保型カードローンの種類

種類 特徴
カードローン 借入限度額内で何度でも利用可能
フリーローン お金の使い道を申告して1度きりの利用
目的別ローン 車 / 家 / 教育などに限定されている
クレジットカードのキャッシング クレジットカードのキャッシング枠で利用可能

無担保型と有担保型(不動産担保ローン)の違い

無担保型と有担保型(不動産担保ローン)の違い

無担保型と有担保型(不動産担保ローン)の違いは、金利や借入限度額の他に、融資開始までのスピードです。

加えて、有担保型(不動産担保ローン)には、無担保型では発生しない「諸費用」が発生してきます。

無担保型 有担保型(不動産担保ローン)
融資開始スピード 最短即日 数日
金利 1.59%〜18.0% 0.98%〜12.0%
借入限度額 500万円〜1,000万円 1億円〜5億円
諸費用 不要 事務手数料 / 不動産鑑定費用 / 抵当権設定登記費用 など

無担保型カードローンのメリット

無担保型カードローンのメリット

ここまでは、無担保型と有担保型(不動産担保ローン)の違いを、わかりやすく解説してきました。

ここからは、無担保型カードローンのメリットについて、詳しくご紹介していきます。

審査時間(融資開始)までが早い

無担保型カードローンは、担保や保証人の審査が不要なので、有担保型(不動産担保ローン)よりも審査時間が早く、即日融資にも対応しています。

そのため、急な出費への対応などは、審査に時間がかかる「有担保型(不動産担保ローン)」よりも「無担保型カードローン」がおすすめです。

WEB完結できる

無担保型カードローンには、申込から返済までをWEB完結できるサービスもあり、借入や返済が24時間いつでも可能です。

提出書類については、オンラインを活用することにより、郵送よりも早く審査結果を得られます。

保証人が不要

無担保型カードローンは、保証人も不要である場合が多く、周りに迷惑をかけずに、借入や返済が可能です。

一般的に、保証人は、債務者とほぼ同じ責任を背負うことになるため、保証人が不要だと、カードローンの利用ハードルが低くなります

周りにバレない

無担保型カードローンは、担保や保証人が不要であることから、家族や友人に保証人を依頼する必要がなく、周囲に知られずに利用できます。

また、一部のカードローンでは、WEB完結できるタイプもあるので、郵送物(ローンカードなど)が自宅に届くこともありません。

お金の使い道が自由

一般的に、無担保型のカードローンは、事業資金以外であれば、生活資金や医療費など、お金の使い道が自由です。

また、借入限度額の範囲内であれば、借入回数に制限がなく、何度でも利用できるため、必要なタイミングでお金を借りられます。

担保設定に関する諸費用が不要

無担保型カードローンの場合は、担保設定に関する諸費用が不要なため、無駄な出費を抑えられます

一般的に、有担保型(不動産担保ローン)では、以下の手数料や諸費用が発生します。

諸費用
  • 事務手数料
  • 不動産鑑定料
  • 抵当権設定登記費用
  • 金銭消費貸借契約の印紙税
  • 火災保険料

無担保型カードローンのデメリット

無担保型カードローンのデメリット

ここまでは、無担保型カードローンのメリットを、わかりやすく解説してきました。

ここからは、無担保型カードローンのデメリットについて、詳しくご紹介していきます。

有担保型よりも金利が高い

無担保型カードローンは、担保による保証がないので、貸し倒れリスクを考慮して、有担保型(不動産担保ローン)よりも金利設定が高い傾向です。

そのため、債務者にとっては、利息負担が大きくなり、返済総額が増えてしまうため、返済シミュレーションなどを活用して、確認しておく必要があります。

信用情報が審査結果に左右する

無担保型カードローンでは、担保を必要としないため、債務者の属性や信用情報が審査結果に左右します。

返済能力がないと判断された場合は、借入審査に通過できず、信用情報にも「申込履歴」が残るので、注意が必要です。

審査対象
  • 年齢
  • 勤務先(勤続年数)
  • 年収
  • 過去の取引履歴

まとめ

まとめ

一般的に、無担保型カードローンは、担保や保証人の審査が不要なので、有担保型(不動産担保ローン)よりも審査結果が早く、即日融資にも対応可能です。

カードローンの申込を検討する際は、無担保型と有担保型(不動産担保ローン)を比較しながら、選んでみてはいかがでしょうか?

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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