バイトを始めたばかりでお金を借りるなら消費者金融のカードローンがおすすめ

カードローンは、お金を借りられる便利なサービスですが「バイトを始めたばかりでも借りれるのかな？」と、気になる方も多いのではないでしょうか？

本記事では、バイトを始めたばかりでも、借入可能なカードローンの種類や、お金を借りる際に確認しておく「ポイント」について、解説していきます。

カードローンはバイトを始めたばかりでも利用可能

カードローンは、バイトを始めたばかりでも、安定した収入があれば、利用することは可能です。

なぜなら、審査で重視されるのは、勤続年数よりも返済能力なので、安定した収入があると判断されれば、バイトを始めたばかりでも、お金を借りられます。

バイトでも借入可能なカードローンの種類

カードローンには、銀行系と消費者金融系の2種類あり、審査の厳しさが異なります。

ここでは、バイトでも融資に前向きな「消費者金融系のカードローン」と、審査基準が厳しい「銀行系のカードローン」について、解説していきます。

消費者金融系の特徴

消費者金融系の特徴は、銀行系に比べて金利が高いという「デメリット」がありますが、無利息期間を設けていたり、少額での借り入れが可能な「メリット」もあります。

ここからは、消費者金融系のカードローンについて、細かく掘り下げていきます。

少額の借り入れが可能

消費者金融系のカードローンは、少額融資に対応しているため、1万円からでも借り入れが可能です。

少額融資の利点は、不必要な借り入れを避けられるので、返済に対する負担やリスクを軽減できます。

最短即日融資

消費者金融系のカードローンは、銀行系の審査で必要な「警視庁へのデータベース照会」を行なっていないため、融資までに時間がかかりません。

消費者金融では、人による確認も必要ですが、AIによる自動審査「スコアリング」を導入しているため、審査時間を大幅に削減できます。

初回限定で無利息期間がある

消費者金融系のカードローンは、初回限定で無利息期間を設けていることが多く、利息なしでお金を借りれる場合があります。

一般的に、無利息期間については、30日間に設定されていますが、レイクのみ条件付きで180日間になっています。

金利が高い

消費者金融系のカードローンは、銀行系に比べて審査や融資が早く、無利息期間があるため、とても魅力的ですが、金利が高いので注意が必要です。

金利が高い場合は、無利息期間を終えると、銀行系よりも支払総額が増える可能性があるので、審査前に返済シミュレーションを活用しておくと、バイトを始めたばかりでも安心できます。

銀行系

銀行系の特徴は、消費者金融系に比べて金利が低いという「メリット」がありますが、在籍確認の電話連絡があったり、口座開設が必要な「デメリット」も存在します。

ここからは、銀行系のカードローンについて、細かく掘り下げていきます。

金利が低い

銀行系は、審査の際に、警察庁へデータベース照会を行うため、貸し倒れに対するリスクが少ないので、金利が低く設定されています。

しかし、金利の設定は、銀行によって異なるので、審査結果によっては、金利が低く感じられない可能性もあります。

【利息制限法が定める上限金利】

口座開設が必要

銀行系のカードローンは、口座登録不要で契約可能な場合もありますが、普通口座を所持していると、融資開始までが早かったり、金利設定が優遇される可能性があります。

一般的に、銀行系では、借入時に普通口座の開設が必要になるので、口座開設が必須条件なのか調べておくと、スムーズに借り入れできます。

在籍確認の電話連絡がある

銀行系のカードローンは、バイトを始めたばかりでも、そうでなくても、在籍確認の電話連絡があります。

在籍確認の電話連絡を行う理由は、本人情報に虚偽の申告がないか、返済能力について確かめるためです。

バイトを始めたばかりでも借入可能な金融機関

一般的に、銀行系のカードローンは、審査基準が厳しいため、バイトを始めたばかりだと、融資に消極的な傾向ですが、借り入れに前向きな金融機関も存在します。

ここから、アルバイトでも借入可能な「銀行系カードローン」と「消費者金融系カードローン」のおすすめをご紹介していきます。

アコム

アコムの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

また、アコムでは、契約日の翌日から30日間の無利息期間を設けているので、早めに返せる見込みがあれば、利息なしでお金を借りられます。

アイフル

アイフルの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

また、アイフルでは、契約日の翌日から30日間の無利息期間を設けているので、短期間の借入であれば、利息なしでお金を借りられます。

SMBCモビット

SMBCモビットの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

一方で、SMBCモビットは、無利息期間を設けていない消費者金融なので、借入時から利息が発生してしまいます。

レイク

レイクの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

また、レイクでは、3つの無利息期間が設けられており、利息なしの借入期間が一番長いため、他の金融機関よりもお金が借りやすくなっています。

【無利息期間】

• Web申込み限定→60日間利息なし
• Web申込み / 自動契約機 / 電話→5万円まで180日間利息なし
• 自動契約機 / 電話→30日間利息なし

プロミス

プロミスの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

また、プロミスでは、初回借入の翌日から、30日間の無利息期間を設けているので、契約を先にしていたとしても、無駄なく利息期間を活用できます。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

一方で、楽天銀行スーパーローンは、無利息期間を設けていないので、借入時から利息が発生してしまいます。

セブン銀行

セブン銀行の審査項目は、年齢・年収（収入）・他社からの借り入れ状況なので、バイトを始めたばかりでも、条件を満たしていれば借入可能です。

一方で、セブン銀行のカードローンは、学生の利用ができなかったり、無利息期間を設けていないなど、デメリットも存在します。

お金を借りる際に確認しておくポイント

ここまでは、アルバイトでも借入可能な「銀行系カードローン」と「消費者金融系カードローン」をご紹介してきました。

ここからは、アルバイトを始めたばかりのタイミングで、お金を借りる際に確認しておく「ポイント」を解説していきます。

借入限度額は年収の3分の1

消費者金融のカードローンは、貸金業法の総量規制に則って、借入限度額が年収の3分の1までと定められています。

年収欄への入力は、バイトを始めたばかりであれば、手取りではなく、額面の「概算」で問題ないため、前年に収入がなくても大丈夫です。

返済の滞納歴

カードローンの審査では、信用情報機関に「事故情報（返済の滞納歴）」がないか確認されます。

主に、返済の滞納歴は、クレジットカードや携帯電話、公共料金などで、過去に何かしら滞納していると、数年は「事故情報」として残り、審査に通過しにくいです。

本人確認書類の提出

カードローンの審査には、氏名や住所などが記載されている「本人確認書類」を提出しなければなりません。

本人確認書類については、消費者金融によって提出物が異なりますが、一般的に以下で対応できます。

• 運転免許証（運転経歴証明書）
• マイナンバーカード
• 健康保険証
• 住民基本台帳カード
• パスポート
• 特別永住者証明書
• 在留カード

年齢条件

カードローンの利用には、返済能力の有無が問われるため、借入者に対して、年齢条件を定めている場合が多いです。

一般的に、年齢条件については、20歳から70歳前後で設定しており、学生や高齢者は対象外になる場合もあります。

在籍確認の電話連絡

消費者金融では、在籍確認の電話連絡が「なし」と記載されていますが、あくまでも「原則」であり、バイトを始めたばかりだと、連絡が入る可能性もあります。

在籍確認の電話連絡を避けたい場合は、予め審査時に相談しておくと、バイトを始めたばかりでも、安心してお金を借りやすいです。

まとめ

カードローンは、バイトを始めたばかりでも、安定した収入があると判断されれば、利用可能なサービスです。

審査で重視されるのは、勤続年数よりも返済能力なので、バイトを始めたばかりでも融資に積極的な「消費者金融」のカードローンを検討してみては、いかがでしょうか？

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士