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学生は在籍確認なしでカードローンを利用できる?審査の電話連絡を解説
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学生OK!電話による在籍確認なしのカードローンを紹介

「お金を借りたいけれど、バイト先に電話が来て利用がバレるのは困る」

「学生が電話での在籍確認なしで借入できるカードローンはあるのか?」

カードローンを利用する際に気になるのが「在籍確認」です。アルバイト先や学校に電話がかかってきて、借入がバレてしまうのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。

そこで、この記事では学生がカードローンを利用する際の在籍確認について、以下の内容を紹介します。

  • 学生向けカードローンにおける在籍確認の仕組み
  • 在籍確認なしで借入可能な主要なカードローン
  • 学生が安心して利用できるカードローンの選び方

学生の方は、ぜひ本記事をカードローン選びの参考にしてください。

学生でもカードローンの審査で在籍確認がある

学生でもカードローンの審査で在籍確認がある

学生がカードローンを利用する際、在籍確認があるかどうか気になるところです。

結論から言えば、学生でも在籍確認なしで借入はできません。

ここからは、在籍確認をする目的や在籍確認の方法について詳しく解説します。

在籍確認を実施する目的は?

在籍確認の最も重要な目的は、借り手の返済能力を確認することです。カードローン会社は貸金業法に基づき、この手続きを必ず実施しなければなりません。

返済能力がない人に貸してしまうと、借り手は多重債務に陥り、生活が苦しくなる可能性があるからです。

また、返済できない人に融資するのを避け、貸し倒れのリスクを下げるのも、在籍確認の重要な役割です。

職場への在籍確認では次の2つの点を重点的に調べます。

  • 定期的な収入の有無
  • 無理のない返済が可能な金額

具体的には勤務先に電話をかけ、借り手が実際に働いているか、安定した収入を得ているかを確認します。

このように在籍確認は、借り手と貸し手の双方を守るための重要な手続きです。借り手は多重債務を防ぐことができ、貸し手は貸し倒れのリスクを減らすことができます。

在籍確認の方法は電話か書類提出のどちらか

在籍確認は通常、電話による確認書類の提出のどちらかで行われます。

電話確認の場合は、カードローン会社が職場に電話をかけ、利用者が実際にそこで働いているかを確認します。

多くの場合、会社の代表番号に電話をかけ「○○さんはそちらで働いていますか?」といった簡単な質問をします。

ただ、現在では電話での在籍確認なしのカードローンも増えており、その場合、書類での在籍確認が行われます。

書類確認の場合は、給与明細や健康保険証のコピーなどを提出します。これらの書類によって、正式な雇用関係があることを確認するので、電話での在籍確認は行われません。

電話連絡があっても職場にバレる可能性は低い

在籍確認では電話連絡が入る場合がありますが、その場合でも職場に知られる可能性は低いです。

カードローン会社は利用者のプライバシーに配慮しており、会社名ではなく個人名で電話をかけてきます

また、電話の内容も「〇〇さんいらっしゃいますか?」といった簡単な確認のみです。そのため、カードローンの審査を受けていることは、周りの人にバレにくいようになっています。

このように、カードローン会社は利用者の個人情報を適切に管理し、職場での在籍確認においても細心の注意を払っています。

ローン審査であることは伏せられたり、担当者の個人名でかかってきたりするので、電話連絡があっても過度に不安がる必要はありません。

電話による在籍確認なしの借入先を探すときのポイント

電話による在籍確認なしの借入先を探すときのポイント

職場への電話連絡を避けたい方のために、電話での在籍確認なしで借り入れできるカードローン会社のさがし方をご紹介します。

  • 公式サイトをチェックする
  • 電話や店頭で確認する

これらのポイントを押さえれば、安心して借り入れ先を探せるはずです。では、さっそく詳しく見ていきましょう。

公式サイトをチェックする

借入する予定の会社の公式サイトに「職場への電話連絡はありません」と書いてあるかを確認しましょう。

多くの会社は、ホームページの商品紹介ページや、よくある質問のコーナーに、在籍確認の方法について説明しています。

この記載がない場合は、在籍確認の電話が必須の可能性があるので注意が必要です。

電話や店頭で確認する

事前に相談窓口で確認することで、より正確な情報を得ることができます。カスタマーセンターに電話をかけるか、近くの店舗を訪ねてみましょう。

「在籍確認の方法について教えてください」と具体的に質問すると、担当者から詳しい説明を受けられます。

また、「職場への電話連絡を避けたい」といった希望を伝えることで、状況に応じた適切なアドバイスを得られます。

【学生向け】電話による在籍確認なしのカードローン8選

【学生向け】電話による在籍確認なしのカードローン8選

大手消費者金融のおすすめ5社

学生が電話による在籍確認なしで借入できる、大手消費者金融は以下の5社です。

  • アイフル
  • アコム
  • プロミス
  • SMBCモビット
  • レイク

下記5社は「原則として在籍確認の電話連絡なし」と明言しています。ただし、審査状況によっては本人から同意を得たうえで電話がかかってくる場合もあります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

アイフル

アイフル

在籍確認の電話連絡 原則なし
融資限度額 800万円以内
貸付利率(実質年率) 3.0%~18.0
借入までの時間 最短18分
借入方法 スマホアプリから申請で銀行振り込み、ATMで引出し
返済方法 口座振替、振込、ATMから返済
貸付対象者 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で
無利息期間 30日

アイフルは、初めての方でも安心して利用できる消費者金融です。審査に必要な確認は、主に書類やオンラインで行っています。そのため、電話での在籍確認は最小限に抑えられており、99.7%の方は電話での在籍確認なしで審査が完了します。

万が一在籍確認が必要になった場合でも、必ず利用者の同意を得てから行われるので、突然電話が入る心配はありません

最短18分で審査が完了し、すぐに借り入れできるのもアイフルの魅力です。

アコム

アコム

在籍確認の電話連絡 原則なし
融資限度額 800万円以内
貸付利率(実質年率) 3.0%~18.0%
借入までの時間 最短20分
借入方法 銀行振り込み、ATMで引出し
返済方法 口座引き落とし、振込、ATMから返済
貸付対象者 20歳以上の方で安定した収入がある方
無利息期間 30日

アコムは三菱UFJフィナンシャルグループの消費者金融会社です。原則として電話での在籍確認は行わず、書面や申告内容で確認し審査を進めます。そのため、職場に電話がかかってくる心配はありません。

ただし審査の過程で、申告内容に不明な点がある場合に限り、電話で確認が行われる場合があります。その際は、必ず事前に利用者の許可を得てから職場に連絡が来るので、知らない間に連絡が入ることはありません。

申し込みから契約までの手続きは、スマートフォンやパソコンで完結します。また、全国に設置された自動契約機(むじんくん)でも、いつでも自分のペースで手続きを行えます。

プロミス

プロミス

在籍確認の電話連絡 原則なし
融資限度額 500万円
貸付利率(実質年率) 4.5%~17.8%
借入までの時間 最短3分
借入方法 銀行振り込み、ATMで引出し
返済方法 口座引き落とし、振込、ATMから返済
貸付対象者 18~74歳までのご本人に安定した収入のある方
無利息期間 30日間

プロミスはSMBCグループの消費者金融です。原則として在籍確認は書面での確認をしており、電話確認が必要な場合でも事前に同意を得てから実施します。

過去の実績では、98%の利用者に対して電話確認を実施しておらず、電話での在籍確認なしで借入できる可能性が高いといえるでしょう。

また、審査は最短3分で完了し、必要な書類はオンラインで提出できるので、来店せずに契約を完了できます。

SMBCモビット

SMBCモビット

在籍確認の電話連絡 原則なし
融資限度額 800万円
貸付利率(実質年率) 3.0%~18.0%
借入までの時間 最短15分
借入方法 銀行振込、提携ATM、スマホATM、LINE Pay送金
返済方法 提携ATM、口座引き落とし、銀行振り込みなど
貸付対象者 年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方
無利息期間 なし

SMBCモビットは、三井住友銀行グループが提供するカードローンです。在籍確認の電話が不要で、審査の際には原則として電話や郵送物がありません。そのため、家族やアルバイト先にバレる心配なく借入できるのが特徴です。

審査の際に確認が必要な場合は電話連絡が必要な場合もありますが、その場合でも利用者に無断で職場に連絡することはありません

借入可能金額の上限が800万円と高額なので、例えば引っ越しや車の購入、子供の入学費用など、まとまった資金が必要な時に便利です。

レイク

レイク

在籍確認の電話連絡 原則なし
融資限度額 500万円
貸付利率(実質年率) 4.5%~18.0%
借入までの時間 最短25分
借入方法 銀行振り込み、ATMで引出し
返済方法 口座引き落とし、スマホATM取引、提携ATM、銀行振り込みなど
貸付対象者 満20歳以上70歳以下の方で、安定した収入のある方
無利息期間 60日

レイクは、新生フィナンシャル株式会社が提供するカードローンです。安定収入があれば、アルバイト収入のある学生の方でも問題なく申し込みできます。

原則として電話での在籍確認なしで審査が行われるので、職場に知られることなく利用できます

ただし、審査の内容によっては、電話で確認を行う場合があります。その場合は、本人のプライバシーに配慮し、「レイク」や「新生フィナンシャル」といった会社名は名乗らず、担当者の個人名で、非通知または発信専用の番号から連絡します。

また、担当者の性別を指定することもできます。レイクは、このように利用者に配慮した対応をしてくれます。

学生専用ローンのおすすめ3社

消費者金融だけではなく、学生専用ローンを提供する会社の中にも、電話での在籍確認なしで借入できる場合があります。

ここでは以下の3社を紹介します。

  • アミーゴ
  • イー・キャンパス
  • カレッヂ

それぞれについて見ていきましょう。

下記は公式サイトで「職場への電話連絡なし」という文言が確認できたローンをピックアップしています。

アミーゴ

在籍確認の電話連絡 なし
融資限度額 50万円
貸付利率 年利14.4%~16.8%
借入までの時間 最短10分
借入方法 WEB申込み
返済方法 銀行振込
貸付対象者 20~29歳の学生
無利息期間 なし

アミーゴは、1982年創業の学生ローン専門会社です。

在籍確認の電話を行わない、ご両親やアルバイト先に連絡しないなど、プライバシーに最大限配慮している点が特徴です。また、書類の郵送も行わないため、書類が郵送されてくることで利用がバレる心配もいりません。

審査は最短10分で完了し、審査通過すれば、指定の口座に迅速に振り込まれます。急な出費にも対応しており、午前中の申し込みであれば当日中の借入も可能です。

イー・キャンパス

在籍確認の電話連絡 なし
融資限度額 50万円(社会人は80万円)
貸付利率 年利14.5%~16.5%
借入までの時間 最短当日
借入方法 WEB申込み
返済方法 銀行振込または来店
貸付対象者 18~30歳の学生
無利息期間 30日間

イー・キャンパスは、学生の街として知られる高田馬場に拠点を置く学生向けの金融サービスで、30年以上の歴史を持ちます。

申し込み時には電話での在籍確認がなく、契約書も電子契約書なので郵送物が発生しません。そのため、電話や郵送物を気にすることなく、周囲に知られずに利用できます。

イー・キャンパスは、学生ローンでありながら無利息期間が設定されていることが大きな特徴です。初めて利用する学生の方であれば、30日間無利息で借り入れができます。この期間中に返済すれば、利息を支払うことなく利用できます。

カレッヂ

在籍確認の電話連絡 なし
融資限度額 50万円(※18歳、19歳の方は10万円まで)
貸付利率 年利17.0%
借入までの時間 最短当日
借入方法 WEB申込み、店頭申し込み、電話申し込み
返済方法 セブン銀行ATM、銀行振込、現金書留、来店
貸付対象者 高卒以上の大学生、短大生、予備校生、専門学校生で、アルバイト等で収入のある方(20歳未満は収入証明が必須)
無利息期間 なし

カレッヂは1977年に高田馬場で創業され、47年の実績がある学生ローン会社です。

在籍確認やアルバイト先への在籍確認は基本なく、書類不備などやむを得ない場合にのみ行われます。

さらに、在宅確認を行う際は、家族がいない時間帯に電話してもらうこともでき、家族に利用を知られる心配もありません。

審査通過後は、返済も出金もセブン銀行ATMで行うことができ、24時間いつでも借入や返済が可能です。

まとめ

まとめ

この記事では、カードローンの在籍確認について解説しました。カードローン会社の中には、電話での在籍確認なしで借入できるところもあります。

例えば、アイフル、アコム、プロミス、SMBCモビット、レイクなどの大手消費者金融は、原則として電話での在籍確認を行っていません

また、学生ローンの中にも、書類提出やオンラインでの確認で在籍確認を済ませるところがあります。これらの業者を利用すれば、電話での在籍確認なしで借入ができます。

アルバイト先や両親に知られることなく、カードローンを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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