ソニー銀行カードローンの審査難易度や、融資までの時間などについて解説
ソニー銀行カードローンは、上限金利が13.8%と低く月々2,000円からの返済が可能な、銀行が提供するカードローンです。
こういった特徴があるため、ソニー銀行のカードローンの利用を検討しており、詳しく知りたいという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ソニー銀行カードローンの審査難易度や、融資までの時間などについて解説してきます。
審査基準や利用するメリットについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ソニー銀行カードローンとは
ソニー銀行カードローンとは、使い道が自由なフリーローンです。事業用以外であれば使用用途は自由で、月々2,000円から返済できる気軽さが魅力です。
さらなる詳細情報は以下の通りです。
商品名 | ソニー銀行のカードローン |
---|---|
金利(実質年率) | 2.500%~13.800% |
貸付限度額 | 10万円~800万円 |
返済金額 | 月2,000円~月70,000円(借入金額によって変動) |
仮審査時間 | 最短即日 |
審査・融資時間 | 最短翌日 |
パート・アルバイト | 申し込み可能 |
専業主婦 | 申し込み不可 |
参照:カードローン商品詳細説明書|カードローン|MONEYKit – ソニー銀行
在籍確認の有無
ソニー銀行カードローンでは、ほかの銀行のカードローンと同様、勤務先への在籍確認が行われます。
消費者金融の場合は在籍確認なしで借入できる場合もありますが、銀行カードローンの場合は在籍確認が不要なカードローンはほぼありません。
銀行のカードローンを利用する場合は、必須と考えておきましょう。
審査難易度
ソニー銀行のカードローンでは、審査基準が正式には公開されていません。
そのため、他行のカードローンと比べたときの審査難易度が、明確にはわからないのが正直なところです。
しかし、ネット上での口コミを確認する分には、「他社からの借り入れがすでにあっても借りられた」「信用情報に自信がなくても借りられた」といった声が見られ、審査難易度は低めと考えられます。
すでに複数社からの借入がある場合や、他のカードローンの審査で落ちてしまった場合でも、ソニー銀行のカードローンなら借りやすい可能性があるかもしれません。
融資までの時間はどれくらい?
ソニー銀行の融資スピードは公表されていないので、どのくらいで融資を受けられるか断言はできません。
ただ、ソニー銀行ではカードローンが手元に届く前に借入できる「初回振込サービス」を実施しているため、審査が終わればその日のうちに借入できます。
審査は本人確認書類提出の翌営業日以降に行われるので、最短翌日には借入できる可能性があるでしょう。
ただし、口コミの中には審査完了までに3日程度かかったという声もあるので、審査の混み具合などによっては完了までに数日程度かかる場合もありそうです。
申し込み方法
ソニー銀行のカードローンは、ソニー銀行の口座を持っている場合と持っていない場合で、申し込み方法が若干異なります。
それぞれを簡単に解説するので、口座保有の有無に合わせて状況にあったほうに目を通してみてください。
ソニー銀行の口座を持っている場合
ソニー銀行の口座を保有している場合の、カードローンの申し込み手順は以下の通りです。
サービスサイトから申し込む
まずはソニー銀行のサービスサイトにログインし、カードローンの利用を申し込みます。
仮審査結果が届く
続いて仮審査結果がメールで届きます。仮審査結果は最短当日に通知されるので、借入可能かどうかの目安が分かります。
審査開始と在籍確認
引き続き審査がスタートし勤務先への在籍確認の電話が行われます。
必要書類を送付する
仮審査が完了したら、必要書類を準備して提出します。提出の際はオンラインでアップロードするか、郵送でソニー銀行まで送付しましょう。
提出する書類は、以下のいずれかです。
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 各種健康保険証、共済組合員証
さらに借り入れ金額が50万円を超える場合、源泉徴収票や確定申告書など、年収を確認する書類が必要となります。
本審査が完了する
書類の提出が完了したら、保証会社(アコム株式会社)により審査が行われます。
審査が完了するとメールで本審査結果が知らされます。
審査通過した場合はカードローンの利用が可能になるので、メールのURLから契約手続きを進めましょう。
契約手続き完了
契約手続きが完了したら、オンラインで借入が可能になります。
借り入れの際にはサービスサイトもしくは、専用のカードをATMで活用します。
カードが届く前であってもサービスサイトから申し込むことで、ソニー銀行の口座に振り込まれます。
カードが届いたあとは融資可能枠の範囲内で、サービスサイトから申し込む以外に、ATMからでも追加借り入れが可能です。
利用できるATMは、ソニー銀行と提携した以下の7通りです。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- イーネットATM(ファミリマートなど)
- ローソン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- 三菱UFJ銀行ATM
- 三井住友銀行ATM
いずれのATMを利用する場合でも、借り入れの場合は月4回まで手数料が無料です。
ソニー銀行の口座がない場合
ソニー銀行の口座を保有していない場合、カードローンの申し込み手順は以下の通りです。
申し込み
ソニー銀行の口座がない場合、カードローンと口座開設を同時に申し込むことになります。
公式ページに口座を持っていない場合の申し込みボタンがあるので、そこから申し込みましょう。
仮審査結果が届く
仮審査結果が最短即日でメールが届きます。仮審査に通過すると、メールのURLから本審査手続きに入りましょう。
カード到着前に借り入れを希望する場合は、初回振込サービスを活用しましょう。振込先としては、ソニー銀行以外の銀行の口座を指定することになります。
在籍確認と意思確認
続いて、職場に在籍確認の電話連絡があり、申し込み者自身に申し込みの意思確認電話がかかってきます。
必要書類の送付
続いて以下の必要書類を提出していきます。
- 本人確認書類
- 年収確認書類(※50万円を超える利用限度額の場合)
- 初回振込サービスの確認書類(初回振込サービス利用をご選択の場合)
提出方法はオンラインアップロードまたはメールによる提出です。
本審査結果が通知される
ソニー銀行に必要書類が到着した翌営業日以降に審査が行われ、審査結果はメールで通知されます。
審査通過した場合、初回振込サービス利用分の借り入れは、最短で契約当日に自分名義の口座に振り込まれます。
ソニー銀行カードローンの返済方法
ソニー銀行カードローンの返済方法は基本的には、銀行口座からの引き落としのみです。
指定できる口座はソニー銀行の円普通預金口座のみで、その他の銀行口座は一切利用できません。
引き落としの日程は2、7、12、17、22、27日から選べるので、給料日の直後など返済しやすいタイミングを選べます。
返済日が土日祝日の場合は翌営業日が引き落とし日になります。
追加返済の場合
ソニー銀行のカードローンでは、毎月の返済とは別に好きなタイミングで追加返済ができます。
追加返済の際は、サービスサイトから申し込みをするか、ATMからの返済の2つの手段で行えます。
サービスサイトから申し込み
サービスサイトから申し込みを行う場合、ログイン後にカードローンメニューより返済を選択し、返済金額を入力します。
返済金額はソニー銀行の口座から引き落としされるので、申し込む前にソニー銀行の口座に入金しておく必要があります。
提携ATMで返済する
提携ATMで返済する場合、カードローン専用カードをATMに入れ、返済の手続きを行います。
ちなみに、旧キャッシュカード(ローン一体型)を所有している場合は、このカードを投入して手続きを行いましょう。
提携ATMで返済する場合にはコンビニやゆうちょ銀行などの、ソニー銀行の提携ATMで借入できます。
返済金額
月々の返済金額は借入金額によって異なります。借入金額が増えていくにしたがって、借入金額は増加していき具体的には以下のようになります。
前月ローン返済日のご利用残高 | ご返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超 20万円以下 | 4,000円 |
20万円超 40万円以下 | 6,000円 |
40万円超 60万円以下 | 8,000円 |
60万円超 80万円以下 | 12,000円 |
100万円超 150万円以下 | 15,000円 |
150万円超 200万円以下 | 20,000円 |
200万円超 300万円以下 | 30,000円 |
300万円超 400万円以下 | 35,000円 |
400万円超 500万円以下 | 40,000円 |
500万円超 600万円以下 | 50,000円 |
600万円超 700万円以下 | 60,000円 |
700万円超 | 70,000円 |
このように借り入れ金額に応じて段階的に毎月の返済金額が大きくなっていく仕組みです。
月10万円までの借り入れであれば、月2,000円から返済できるので無理なく返済できるように設定されています。
数百万円などまとまった金額を借り入れる場合でも、月々の返済金額が事前に分かるので、返済計画を立てやすいでしょう。
ソニー銀行カードローンでお金を借り入れるメリット
ソニー銀行カードローンでお金を借り入れるメリットは、以下の3つです。
- 金利が低い
- オンラインのみで借り入れができる
- 総量規制の対象外
それぞれについて詳しく解説します。
金利が低い
ソニー銀行カードローンの大きなメリットのひとつは金利の低さです。ソニー銀行カードローンの金利は2.5%~13.8%となっており、最高でも14%未満の低水準となっています。
以下はソニー銀行カードローンとその他のフリーローンの比較ですが、ソニー銀行カードローンの13.8%は非常に低い設定であることがよく分かります。
金融機関 | 最高金利 |
---|---|
ソニー銀行カードローン | 13.8% |
みずほ銀行 | 14.0% |
横浜銀行 | 14.6% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 14.6% |
プロミス | 17.8% |
アコム | 18.0% |
金利が高いと、返済金額が高額になり負担が大きくなるので、カードローン選びの際には金利を重視する必要があります。
ソニー銀行カードローンは上記表のように金利が低く設定されており、ほかのローンと比べて優位性が高いことがわかります。
オンラインのみで借り入れができる
オンラインのみで借り入れができるのも、ソニー銀行カードローンの利点の一つです。
スマホやパソコンでオンライン申し込みができ、必要書類の提出もオンラインで完結します。
そのため、店舗を訪問する必要がなく24時間365日好きなタイミングで申し込みできます。
多忙で店舗を訪問して手続するのが難しい場合でも、ソニー銀行のカードローンなら場所や時間を選ばずに利用しやすくなっています。
契約後もオンラインで申し込むだけで、利用可能枠の範囲内で追加借り入れでき、必要なタイミングで気軽に資金調達できます。
総量規制の対象外
ソニー銀行のカードローンは銀行が提供する商品なので、総量規制の対象外です。すでに年収の1/3の借り入れがある場合でも申し込みが可能です。
総量規制の対象となる消費者金融などの場合、クレジットカードのキャッシングや消費者金融での借り入れが年収の1/3に達している場合は、審査に通る可能性はゼロになってしまいます。
もちろん、ソニー銀行の内部で独自基準を設けていると考えられるため、借入件数や借入金額があまりにも多いと、審査に通りにくくなる可能性はあります。
申し込み前に確認しておくべきデメリットも紹介
ソニー銀行のカードローンには、以下のデメリットがあります。
- 在籍確認が必須
- カードローンが自宅に郵送される
- 即日融資には対応していない
それぞれについて詳しく解説します。
在籍確認が必須
ソニー銀行のカードローンを利用する際は在籍確認が必須です。
職場に電話がかかってくるので、同僚にカードローンの利用がバレてしまう恐れがあります。
もちろん対策は可能で、在籍確認の際は日時を指定し電話に自分で対応するなど、周囲に知られるリスクを抑えられます。
そのため、必ずしも同僚に知られるわけではありませんが、電話がかかってくるタイミングがずれるなどの理由で、ほかの社員が電話に出てしまうことはあり得ます。
対策を講じたとしても、リスクを完全に避けるのは難しいでしょう。
カードローンが自宅に郵送される
ソニー銀行のカードローンに申し込むと、審査通過後に自宅にカードが送られてきます。
家族がいる方の場合、自宅に届いた郵送物によって、カードローンの利用がばれてしまう恐れがあります。
カードは簡易書留で送られてくるので、サインまたは印鑑を押して本人が受け取らなければいけません。
家族にばれないようにするには、カスタマーセンターに事前に連絡し、カードの送付の時間帯を指定できないか相談してみてください。
その際、今後も家族にローンの利用がばれないよう、追加の郵送物も一切送らないよう伝えておくといいでしょう。
即日融資には対応していない
ソニー銀行のカードローンは、必要書類を提出した日の翌営業日から審査が開始されます。
そのため、早くとも審査開始は申し込みの翌日になり、即日の借り入れは不可能ということになります。
すぐお金が必要な状況の場合、「これでは入金が遅すぎる」と感じる場合もあるでしょう。
すぐにでもお金が必要なのであれば、即日融資が可能な消費者金融を利用するのも一つの方法です。
記事まとめ
ソニー銀行カードローンは、金利が低く審査も比較的通りやすいのが特徴です。
金利が低く借り入れ上限金額も高いうえに、審査も比較的通りや酸いので、利用しやすいカードローン商品といえます。
借入や返済はすべてWEB上で行えるので、店舗を訪問する手間を省けるのも大きなメリットです。
できるだけ金利を抑えてカードローンを利用したい方や、手間なく借り入れしたい方は、利用を検討してみて下さい。
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