三井住友銀行カードローンの金利は高い?メリットやよくある質問も紹介
カードローンを選ぶ際、メガバンクや実績の豊富さ、利便性などを重視する方も多いのではないでしょうか。
銀行系カードローンは、運営元が銀行であるうえに名の知れた銀行も多いため、初心者の方でも利用しやすい傾向にあります。
銀行口座を持っていると、利便性が上がるケースも少なくありません。
本記事では三井住友銀行カードローンを詳しく解説します。
三井住友銀行カードローンならではのメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
サービス内容
まずは三井住友銀行カードローンのサービスを詳しく理解しましょう。
サービス内容を金利・審査・当日融資の有無に分けて紹介します。
金利について
三井住友銀行カードローンの金利は、年1.5〜14.5%であり、利用限度額に応じた数値は下記の通りです。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円〜200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円〜300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円〜400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
参考:三井住友銀行公式HP「カードローン 金利・ご利用限度額について」※一部抜粋
https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/details/kinri/
金利とは借り入れた金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)が発生するのかを示しています。
金利が高くなればなるほど返済額が増え、低いほど返済額の負担を抑えられます。
審査に通りやすい?
三井住友銀行カードローンは、銀行系カードローンに該当し、入念な審査が行われるため決して通りやすいとは言えません。
銀行内で設けられた規定に則り、安定した返済能力はあるか、信用情報に事故情報はないかなどの審査が行われます。
継続した収入がなかったり、過去にクレジットカードの返済を延滞していたりする場合は、審査に落ちる可能性もあります。
即日融資は対応している?
三井住友銀行カードローンは、即日融資に対応していません。
銀行系カードローンは、審査の際に警視庁のデータベースと照合し、反社会勢力との関わりをチェックします。
データベースの照合には最低でも1日かかるため、即日融資はできないのです。
どうしても即日融資を受けたい場合、金利は高くなりますが消費者金融系のカードローンがおすすめです。
三井住友銀行カードローン3つのメリット
三井住友銀行カードローンは、メガバンクならではの安心感があります。
他にも三井住友銀行カードローンならではのメリットを3つ紹介します。
返済方法と返済日を選べる
三井住友銀行カードローンは、自分に合った返済方法と返済日を選べます。
返済方法は下記の通りです。
- 三井住友銀行ATMや提携ATMによる返済
- SMBC口座からの振替
- 他行ネットバンキングからの返済
- 口座引き落しによる返済
返済日は、5日・15日・25日・月末から選べます。
最低返済額は2,000円から設定でき、無理のない範囲で返済できるのもメリットです。
全国のATMや提携ATMは手数料0円で利用できる
全国の三井住友銀行ATMや提携ATMによる借り入れは、手数料0円で利用できるのがメリットです。
提携ATMはローソン銀行ATMやセブン銀行、ゆうちょ銀行などがあり、全国各地に設置されているため、利便性が高いのも特徴です。
返済の際、他行から三井住友銀行へ振込みを行う場合も、振込手数料はかかりません。
カードレスで借り入れ・返済が可能
三井住友銀行カードローンは、カードレスで借り入れや返済が可能です。
インターネットバンキングで取引できるため、カードを増やしたくない方や郵送物を家族に見られたくない方にも向いています。
ただし、カードレスの場合はATMを利用した借り入れや返済はできません。
ATMで借り入れを行いたい方は、契約時にカードを発行しておくとスムーズです。
三井住友銀行カードローン3つのデメリット
三井住友銀行カードローンは、勤務先に在籍確認の電話がかかってきたり、借り入れまでに時間を要したりする可能性があります。
ここからは、三井住友銀行カードローンに関する3つのデメリットを紹介します。
申し込みから借り入れまで時間がかかる可能性がある
三井住友銀行カードローンは、消費者金融系に比べると申し込みから借り入れまでに時間がかかってしまいます。
銀行系は信用情報の事故情報や収入の有無に加え、データベース照合を行うため、時間がかかってしまいます。
三井住友銀行公式サイトには、審査結果が届くのは最短当日と記載されていますが、翌日になる可能性がある点に留意しておきましょう。
勤務先への在籍確認が行われる
三井住友銀行カードローンでは、審査の際に勤務先へ電話による在籍確認が行われます。
在籍確認を行っていないカードローン会社もありますが、三井住友銀行では全ての方に行っています。
「周囲にカードローンの利用を知られたくない」「勤務先に電話はしてほしくない」方は、在籍確認がデメリットに感じるでしょう。
安定した収入のない専業主婦は申し込めない
三井住友銀行カードローンは安定した収入源のない方は申し込めません。
申し込み条件には、原則安定した収入のある方と記載があります。
参考:三井住友銀行公式HP「カードローンのお申込方法・審査について」
https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/order/
パートやアルバイトで収入を得ていれば問題はありませんが、収入がない場合は他のカードローンを検討しましょう。
消費者金融系カードローンの「配偶者貸付制度」を利用すれば、専業主婦でもカードローンを利用できる可能性があります。
よくある質問
ここからは、三井住友銀行カードローンに関するよくある質問を紹介します。
カードローンを利用する際は、後悔やトラブルを防ぐため必ず不安や疑問などを解消してから申込みましょう。
Q1.申込方法はどんなものがある?
三井住友銀行カードローンの申込みは、下記の方法があります。
- スマートフォンやパソコンからの申込み
- ローン契約機からの申込み
- 電話からの申込み
スマートフォンやパソコンからの申込みは最短当日に審査結果が届き、スピーディーに借り入れを開始できます。
申込み方法に関わらず、免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。
Q2.勤務先に在籍確認の電話がかかってくる?
三井住友銀行カードローンは、勤務先に在籍確認の電話を行っています。
在籍確認は、電話を取った方が「◯◯は現在席を外しています」「本日はお休みです」と回答しても確認は完了します。
申込者が電話に対応しなくても、在籍が確認できれば問題ありません。
勤務先が電話の取次に対応していない場合は、自身が対応できるよう部署名や内線などを伝えておくとスムーズです。
Q3.返済方法は?
三井住友銀行カードローンの返済方法は、下記の通りです。
- ATMでの返済
- SMBCダイレクトでの返済
- 口座引き落としによる返済
返済し忘れを防ぐには、口座引き落としによる返済がおすすめです。
毎月の返済額にプラスで返済したい場合も、上記と同様の方法で返済できます。
追加で返済する場合は、利息金額以上の入金が必要となる点に注意しましょう。
Q4.申し込み〜利用までの流れを教えて
スマートフォンやパソコンによる申込み〜利用までの流れは下記の通りです。
- 三井住友銀行カードローンサイトから新規申し込みを選択
- 本人確認書類の提出
- 審査結果を受け、利用開始
ローン契約機による申込みの場合は本人確認書類提出後、その場でローン専用カードを受け取れます。
三井住友銀行の普通口座を持っていると、申込み時の入力項目が減るうえに、お手持ちのキャッシュカードで取引可能です。
記事のまとめ
三井住友銀行カードローンは、返済方法や返済日を選べたり、全国の提携ATMを無料で使えたりするのが特徴です。
ネットバンキングをメインに取引する場合は、カードレスでの契約も可能です。
一方で勤務先への在籍確認が実施されるため、周囲にカードローンの利用を知られたくない方には向いていません。
金利やメリット、デメリットを踏まえ、自分に合ったカードローンを見つけましょう。