三井住友銀行カードローンの金利解説|特徴や他社との違い・注意点も紹介
「三井住友銀行カードローンの金利を知りたい」
「三井住友銀行カードローンの金利は他社と比べて高いの?」
借入を検討する際、金利は特に気になる部分でしょう。
そこで本記事では、三井住友銀行のカードローンについて解説します。
三井住友カードローンの特徴や金利を知ることで、ご自身に適切なキャッシングか判断できるでしょう。
本記事の内容は、カードローンの特徴や月々の返済額を抑える方法などです。
最後まで読めば、ほかの金融機関との違いやカードローンを借りる際の注意点もわかります。
借り入れしようか迷っている方は、参考にしてください。
三井住友銀行カードローンの特徴や申し込み方法
三井住友銀行のカードローンは当日中に借入できたり、Webで申し込めたりします。
カードレスを選択でき、郵送物無しで契約できるメリットもあります。
郵送物無しで契約できるカードローンは多くないため、ご家族や知り合いにカードローンの利用を知られたくない方におすすめです。
特徴や申し込みの方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
来店不要!審査はWebで完結
スマートフォンやパソコンなど、Web上での申し込みも可能です。
申し込みの際はマイナンバーカードや運転免許証などの顔写真付き身分証明書が必要です。
なお、三井住友銀行の普通預金口座を保有していると、申し込みする際に以下の点でスムーズなやり取りができます。
- Web申し込みが24時間いつでも完結
- 口座なしの場合より入力情報が少ない
- キャッシュカードで借入可能
口座を持っていなくても申し込みできる一方で、家族構成や国籍なども入力する必要があり、手間がかかります。
口座を保有していれば、入力時間を短縮できるでしょう。
口座を持っていれば限度額の範囲内でキャッシュカードでの借り入れも可能です。
カードレスでの利用が可能
カードレス | カード発行 (ローン専用カード) | 三井住友銀行口座をお持ちの方 (キャッシュカード) | |
---|---|---|---|
カードの郵送受取 | なし | あり | なし |
借入までの所要日数 | 最短当日 | 最短当日 | 最短当日 |
ATMでの借入・返済 | ー | 可能 | 可能 |
※SMBCダイレクトでの借入・返済 | 可能 | 可能 | 可能 |
参考:三井住友銀行公式サイト「カードローンのご利用方法について」
https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/cardless/
※SMBCダイレクトとは、残高照会や借入がアプリやWeb上で行えるサービス
カードレスを選択すると、振込先を登録すればすぐに利用を開始できます。
カードレスの特徴は、カードを持参せずにいつでもどこでも手続きできる点です。
自宅にローンカードが送られてこないため、家族にキャッシングや借金の有無を確認される恐れが低い側面もあります。
上限金利は低い?他社と比較
三井住友銀行 | 1.5〜14.5% |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.8〜14.6% |
みずほ銀行 | 2〜14% |
イオン銀行 | 3.8〜13.8% |
楽天銀行 | 1.9〜14.5% |
J.Score | 0.8〜12% |
SMBCモビット | 3〜18% |
プロミス | 4.5〜17.8% |
三井住友銀行カードローンの上限金利は、他社と比較して大きな差はありません。
プロミスのような消費者金融は上限金利が18%程度であるため、消費者金融よりは金利が低い傾向があります。
三井住友銀行カードローンを利用すれば、金利が高い理由で損するリスクは低いでしょう。
月々の返済額を抑えたい場合は上限金利の比較を
月々の返済額を抑えるためには、上限金利の低いカードローンの選択が大切です。
カードローンの金利は、基本的に上限金利が適用されるからです。
三井住友銀行カードローンの場合、14.5%の上限金利が適用されます。
1日の利息は以下の計算式で求められます。
1日の利息=借入額×金利÷ 365日
三井住友銀行カードローンで150万円借りる際にかかる、1ヶ月の返済利息シミュレーションは以下のとおりです。
150万円×0.145÷ 365日×30=約1万7,876円
一方でJ.Scoreのカードローンを借りた場合、利息は以下のとおりです。
150万円×0.12÷ 365日×30=約1万4,794円
月々の返済額を抑える場合は、上限金利の低いカードローンを検討しましょう。
三井住友カードローンで借り入れるときの注意点
三井住友カードローンには魅力的な点もある一方で、以下の注意点があります。
- 無利息期間がない
- 審査が厳しい
- 安定した収入のない方は申し込みできない
借入先によっては、借入日の翌日から30日間は無利息になるカードローンがあります。
無利息期間があると損せずにお金の貸し借りや借金返済ができる一方で、三井住友銀行カードローンには無利息期間がありません。
公式サイトに「原則安定したご収入のある方」と申し込み条件が定められているため、収入のない専業主婦の方は申し込みが難しいでしょう。
参考:三井住友銀行公式サイト「カードローンのお申込方法・審査について」
https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/order/
三井住友銀行カードローンに関する3つの質問
ここからは三井住友銀行カードローンに関するよくある質問をあげていきます。
金利を下げる方法やおすすめの返済方法も解説しているので、参考にしてください。
Q1.返済が遅れるとその分、金利は上がるの?
返済が遅れると、年19.94%の遅延損害金率が適用されます。
遅延損害金率とは債務者の返済が遅れたときに発生する利率で、返済に遅れた日数分だけ日割りで適用されます。
三井住友銀行カードローンの上限金利14.5%よりも高いため、月々の返済額が高くなり家計を圧迫してしまうかもしれません。
借金があったり借り換えたりする場合は、定められた期間に返済するのが大切です。
Q2.金利を下げる方法はあるの?
三井住友銀行の住宅ローンを利用していれば「ライフイベント応援パック」サービスにより、金利を最高1.5%まで下げられます。
「ライフイベント応援パック」サービスを受けるには、対象の住宅ローンを利用している必要があります。
金利を下げるにはカードローンの申し込み時、または限度額変更申請時に住宅ローンを利用している必要があるため注意しましょう。
住宅建築予定がある方は、住宅ローンとカードローンを併用すればお得なサービスを受けられるため検討してください。
Q3.金利を抑えるおすすめの返済方法は?
金利を抑えるには一括返済するのがおすすめです。
一括返済すると元金を一気に返済するため、普通に返済するよりも元金部分に利子がつきません。
カードローンの返済方法は、毎月決まった日に決められた金額を返済する約定返済が大半です。
約定返済は安定的に借金を返済できる一方で、支払いをすぐに終えられません。
一括返済を選択すれば支払いが完了し利息を大幅に抑えられるでしょう。
まとめ
三井住友銀行カードローンの金利は他社と同程度の水準であるため、選択しても損するリスクは少ないでしょう。
最短翌日で審査が完了したりカードレスで利用できたりするため、利便性がいいカードローンです。
融資の金利を抑えるには、一括返済を活用したり住宅ローンを利用したりなどの対策が重要です。
手元に残るお金が大きく増えるため、本記事で解説したポイントを振り返りながら対策していきましょう。