セブン銀行カードローンの申込者は、アコムという保証会社の審査のクリアが必要!
セブン銀行カードローンは全国展開しているセブン銀行のATMで、簡単にお金を借りたり返したりすることができる便利なサービスです。
通常のローン契約と異なり、コンビニのATMで周りに気づかれずに利用できたり、在籍確認の電話なしで契約できたりすので、プライバシーが守られる点が大きなメリットとなっています。
この記事では、セブン銀行カードローンの特徴や申し込みから借入までの流れ、審査に通りやすくするコツについて解説します。
セブン銀行カードローンの特徴
セブン銀行カードローンは、セブン銀行が提供しているカードローンです。セブン銀行カードローンの詳細は以下です。
金利 | 年12.0%~15.0%(変動金利) |
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限度額 | 10万円~300万円 |
申込条件 | ・セブン銀行の普通預金口座を持っている人 ・契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人 ・一定の審査基準を満たし、保証会社の保証を受けられる人 ・外国籍の方は永住者であること |
審査時間 | 最短翌日 |
口座開設 | 必要 |
即日融資 | 不可 |
土日即日融資 | 不可 |
セブン銀行カードローンの魅力は、法定の金利上限を下回る低金利での融資が可能であることです。
ただし、借り入れ時の上限は50万円までに制限されていますので、注意が必要です。
50万円以上の借入を希望する場合は、初回の借入から半年後に増額の審査が必要となります。
在籍確認の電話が原則ない
セブン銀行カードローンの在籍確認は、電話連絡を基本的に行われていません。
もし、職場への連絡が必要になった場合でも、セブン銀行カードローン名義ではなく個人名での連絡となるため、プライバシーへの配慮がされているといえます。
スマホで申し込める
セブン銀行カードローンは専用アプリケーションを通じて、利用者はどこからでも、いつでも直接ローンの申込みを行うことが可能です。
このようなシステムは、来店や書類の郵送といった従来の手間がかかりません。
審査結果の通知も電子メールで行われ、申込み後は最短で翌日から3日以内に結果が届きます。
即日融資は提供していないものの、申込みから出金までが迅速に行われるため、急ぎの資金需要にも対応しやすい構造となっています。
セブンイレブンでいつでも利用できる
セブン銀行カードローンの魅力の1つに、全国のセブンイレブンに設置されているATMを通じたアクセスの容易さにあります。
利用者は追加の手数料無しで、年中無休、一日中どの時間でもセブン銀行のATMの利用が可能です。
セブンイレブンは、日本国内で最も多くの店舗を有するコンビニエンスストアであり、セブン銀行のATMは全国に26,000台以上設置されています。
さらに、イトーヨーカドーや一部の提携スーパー内にもATMがあるため、利便性はさらに高まります。
総量規制の対象ではない
セブン銀行カードローンは銀行法の適用を受けるため、総量規制の適用外です。
総量規制とは、借入者が過剰な負債を抱えることを防ぐ目的で設けられた制度で、年収の3分の1を超える借入を禁じる貸金業法に基づく規制を指します。
この規制は主に消費者金融やクレジット会社の提供するカードローンやキャッシングサービスに適用されます。
しかし、銀行カードローンであるセブン銀行カードローンは、この規制の範囲外であるため、年収の3分の1を超える借入も可能です。
セブン銀行カードローンの審査は甘くない!
セブン銀行カードローンの審査は、決して甘いとはいえません。
一般的に金利が低い銀行系のカードローンは、比較的高い審査基準を持つ傾向があります。そのため、約4.0%の低い金利を持つセブン銀行カードローンも例外ではありません。
さらに、セブン銀行カードローンの申込者は、アコムという保証会社の審査のクリアが必要です。
アコムは、ローンの返済が滞った際に貸付金を代わりに支払う役割を担うため、返済能力を厳しく評価します。
セブン銀行カードローンの審査は、低金利の恩恵を受けるためには、一定の厳しい基準を満たす必要があります。
このため、申込みを検討している方は、自身の返済能力に自信がある場合にのみ申し込みましょう。
審査結果が出るまでにかかる時間はどれくらい?
セブン銀行カードローンの審査期間は、申し込みが完了した翌日から最大で3営業日です。
即日審査や融資の提供はなく、土日や祝日が間に入る場合は、審査開始まで長く待つ可能性があります。
同時にセブン銀行の口座を開設する申込者は、完了までに最大2週間を要する場合があります。
特に土日の申し込みは、審査結果がでるまでに時間がかかるので、お金を急いでいる方は早めに手続きを進めましょう。
セブン銀行カードローンの審査に落ちてしまう5つの原因
審査が甘くないセブン銀行カードローンは、審査に落ちても理由は教えてもらえません。
しかし、何の理由もなく審査に落とされることはありません。
一般的に、セブン銀行カードローンの審査に落ちる理由として、以下の5つが挙げられます。
- 他者で多く借り入れている
- 収入が安定していない
- 申請内容に嘘が含まれている
- 過去にお金のトラブルを起こしている
- 同時に複数社に申し込みしている
それぞれ確認してみましょう。
他者で多く借り入れている
借入れの総額や件数が多いと、返済能力に疑問が生じ、審査結果に影響を与える可能性があります。
具体的な基準は公開されていませんが、年収の3分の1に近い額を既に借入れている場合は、審査を通過するのが難しくなる傾向があります。
これは、返済能力を超える借入れがあると判断されるからです。
セブン銀行カードローンの審査を無事に通過するためには、他の金融機関からの借入れが適切な範囲内にあることが重要です。
過度な借入れは返済能力への疑念を持たれ、審査に影響を及ぼすことがあるため注意しましょう。
収入が安定していない
セブン銀行カードローンの利用資格には、安定した収入の証明が必要です。返済能力の基本となる安定収入の欠如は、審査落ちの一因となります。
審査過程では、収入の安定性を確認するために、以下のような要因が評価されます。
- 雇用の種類
- 勤続年数
- 年収
- 勤務先の規模
- 職種
特に勤続年数は重視され、高い収入や職業の安定性を持っていても、勤務期間が短い場合は不安定とみなされることがあります。
申請内容に嘘が含まれている
申請時に提出する情報の正確性は、セブン銀行カードローンの審査で重要です。
些細な入力ミスは申請後に訂正することが可能ですが、意図的な虚偽情報は審査落ちの原因になります。
特に勤務情報や他の金融機関からの借入れ状況に関する不正確な情報は、審査不合格のリスクを高めます。
セブン銀行カードローンの申請では、申請内容に不備や虚偽がないように注意しましょう。
過去にお金のトラブルを起こしている
セブン銀行カードローンの審査過程では、過去に金融トラブルを起こした場合、審査不合格となる可能性が高まります。
特に以下のような重大な問題があった場合は、信用情報に悪影響を与えるので注意しましょう。
- クレジットカードの強制解約
- 携帯電話料金の滞納での利用停止
- 家賃の滞納による強制退去
- 奨学金の滞納での一括請求
- 法的な手続きによる借金解決
これらの事例は「ブラックリスト」に載せられることがあり、他の金融機関からの借入も困難になります。
ただし、これらの問題が5年以上前に解決されていれば、信用情報からは削除されており、審査に影響を与えることはありません。
同時に複数社に申し込みしている
1ヶ月から2ヶ月の間に4社以上の金融機関にローンを申請している場合は「申込み多数」と見なされ、審査通過の可能性が低下します。
なぜなら、短期間での複数申請は、財務的に不安定であるとみなされるからです。そのため、セブン銀行カードローンへの申請前には、同時期の多重申請を避けましょう。
審査落ちしないためにできる3つの対策
セブン銀行の審査は甘くなく、さまざまな理由で審査落ちしてしまいます。
しかし、以下の3つの対策をしておけば、セブン銀行カードローンの審査に通ることは十分可能です。
- 信用情報を守る
- 借入希望額を少なめにする
- 申し込み内容に間違いがないようにする
セブン銀行カードローンの審査に通るために、対策していきましょう。
信用情報を守る
信用情報は、カードローンの審査において重要な役割を果たします。
なぜなら、過去の金融行動が審査の基準となるからです。
金融関係での問題が信用情報に記録されると、その人が金銭トラブルのリスクを持つと見なされ、審査の際に不利になる可能性があります。
信用情報を良好に保つためには、クレジットカードの支払いや携帯電話料金、光熱費など、定期的な支払いを期限内に行うことが重要です。
セブン銀行カードローンの審査に通過するためには、日常生活で支払い義務をきちんと履行し、信用情報に傷をつけないようにしましょう。
借入希望額を少なめにする
カードローンの審査に際して、求める借入額の設定は慎重に行いましょう。なぜなら、希望する借入額が大きいほど、厳しく審査されるからです。
そのため、必要最低限の額を申請することが大切です。
また、希望借入額が多いと利息負担が増大し、最終的に返済すべき総額も大きくなります。
これは、借入れ後の財政状況にも影響を及ぼし、返済の困難さを増す原因となるためです。
セブン銀行カードローンの利用者は、条件を満たせば利用限度額の増額を申し込むことができます。
10万円や30万円の利用限度額の方は、最初の借入れから6ヶ月以上が経過すると最大50万円まで増額申請が可能です。
既に50万円以上の利用限度額を持っている方には、最大100万円から300万円への増額が可能です。
100万円以上への増額には年収情報の提出が求められます。増額の手続きはWEB上で簡単に行うことができます。
セブン銀行カードローンの審査を無事に通過するためには、希望借入額を最小限に抑え、自身の返済能力内で計画を立てるようにしましょう。
申し込み内容に間違いがないようにする
セブン銀行カードローンの申し込みの際に提出する情報の正確性は、審査を通過する上で重要です。
誤った情報を提供すると、金融機関によってはそれを故意の虚偽と見なされ、信用を失う原因となります。
セブン銀行や保証会社であるアコムからの信頼を獲得することが、審査に通るために不可欠です。
たとえ小さな間違いであっても、意図的な「欺瞞」と解釈されるリスクを避けるために、申し込みの際には提供情報の正確性を確認しましょう。
申込〜借入までの流れ
ここからは、実際にセブン銀行カードローンの申込から借り入れまでの流れを解説していきます。
申込時に必要な書類についても解説していますので、合わせて確認していきましょう。
申し込み方法
セブン銀行カードローンへの申し込みは、完全にオンラインで行われます。自動契約機や電話、郵送による手続きは行っていません。
既にセブン銀行のアカウントを持っている方は、ダイレクトバンキングサービスへログインしてから申し込みを開始できます。
一方、セブン銀行のアカウントをまだ持っていない方は、公式ウェブサイトへアクセスし、「口座開設と同時にカードローンを申し込む」を選択しましょう。
申し込みのためにメールアドレスを登録し、その後に口座開設のための必要情報を提供することで、手続きは完了します。
申込時に必要な書類
セブン銀行で既に口座を持っている方は、カードローンを申し込む際に改めて本人確認書類の提出は求められません。
しかし、セブン銀行の口座をまだ開設していない方は、口座開設の手続きが必須となります。
また、セブン銀行のキャッシュカードを受け取る際に、配送業者への本人確認書類の提示が求められます。
さらに、セブン銀行カードローンでは、新規契約の方の最大利用限度額が50万円で設定されているため、収入証明書の提出は基本的に必要ありません。
借入方法
セブン銀行カードローンで資金を借りる方法は、以下の2つがあります。
- セブン銀行のATMを利用して現金を直接引き出す
- ダイレクトバンキングを通じて、別の金融機関の口座に資金を振り込む
セブン銀行のATMを利用して現金を引き出す際には、時間や曜日に関わらず、借入に際して手数料は発生しません。
一方で、ダイレクトバンキングサービスを利用して他の金融機関の口座に資金を振り込む場合、その金融機関のATMを利用して現金を引き出す際には、手数料がかかることがあります。
この手数料については、振り込み先の金融機関の規定に従うため、事前に確認が必要です。
記事まとめ
セブン銀行カードローンの大きな魅力は、セブン銀行のATMから手数料なしで現金を引き出せる点です。これにより、旅行中や週末、さらには夜間でも容易に利用可能となります。
また、希望する借入額を抑えておくことで、電話での追加の確認なしで厳しい審査を通過することが可能です。
予期せぬ出費が生じた際に備え、事前にセブン銀行の口座を開設しておきましょう。