
カードローンは2社以上の利用が可能!審査通過のコツと新しい借入先の選び方について
すでにカードローンを契約していても、お金が足りず2社目を検討している人も多いでしょう。
カードローンでは複数社の契約が禁止されていないため、審査を通過すれば利用可能です。
とはいえ、2社目の審査通過には押さえたいポイントや注意点があります。
個人の状況に合わせた2社目の選び方も解説するので、早めにお金を用意したい人はぜひ目を通してみてください。
カードローンは2社以上で借入できる!審査通過のポイント3つ
結論からいうとカードローンは複数との契約が可能なので、2社以上でも借入ができます。
金融庁が定める貸金業法や銀行法でも、複数社の借入は禁止されていません。カードローン各社の利用条件を見ても「複数社の借入を禁止する」といった規定はないとわかります。
ただし、2社目の借入審査に通るためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
ここから、2社目以降の審査で通過するためのポイントを3つ解説するので、ぜひ確認してみてください。
①借入額が年収の3分の1を超えないか
2社目以降の審査を通過するため、借入額が年収の3分の1を超えないかを確認しましょう。
なぜなら、貸金業者は「個人に対する貸付の総額は年収の3分の1まで」と規定されているからです。このルールを総量規制といいます。
年収が300万円の人を例にすると、1社目で100万円を借り入れていればそれ以上の借入はできません。
なお、銀行は厳密にいうと貸金業者ではありませんが、自主規制により総量規制と同程度の水準で審査をしています。
2社目の審査を受けるときは、総量規制にひっかからないよう1社目の借入状況を整理しましょう。
②前の申し込みから半年以上経っているか
前の申し込みから半年以上経っているかも、審査を通過する重要なポイントです。
誰がいつどの会社に申し込んだかという情報は、信用情報機関に登録されます。
短期間で複数社に申し込むと「経済的に余裕がない人」とみなされます。いわゆる「申込ブラック」とみなされ、審査に通りにくいので注意しましょう。
申込履歴は信用情報機関に半年間は登録されるため、その期間が過ぎてから申し込むことが大切です。
③1社目で延滞をしていないか
1社目のカードローンで延滞していないことも、2社目の審査を通過する重要なポイントです。
返済を延滞した場合、信用情報機関にネガティブな情報として登録されます。
信用情報とは、各種ローンやクレジットカードの利用歴、携帯電話の端末分割支払いなどをまとめた個人情報のことです。ローン審査の際に照会されます。
ショッピングにしろキャッシングにしろ、延滞歴があると貸し倒れリスクが高いと判断され、審査の通過は難しくなります。
2社目のカードローンを借りるときの注意点
2社目のカードローンを借りる際は、以下の3点に注意点しましょう。
- 返済負担が増加する
- 管理しにくくなる
- 今後のローン審査で不利になる恐れがある
リスクをしっかり把握し、計画的に利用することが大切です。
返済負担が増加する
2社目のカードローンを契約すると、返済負担が大きくなる可能性があります。これは、それぞれの借入先に金利がかかるためです。
例えばアコムから20万円、SMBCモビットから10万円を借り入れると、返済額と返済日は次のようになります。
消費者金融 | 金利(実質年率) | 返済回数 | 毎月の返済額 | 毎月の返済日 |
---|---|---|---|---|
アコム | 18.00% | 32回 | 7,915円(最終7,913円) | 35日ごと、あるいは毎月指定日 |
SMBCモビット | 18.00% | 31回 | 4,057円 | 5日、15日、25日、末日のいずれか |
借入先がアコムだけなら、毎月7,915円の返済で済みます。
SMBCモビットも利用すれば毎月の返済総額は11,972円と、返済負担がおよそ1.5倍になるのです。
一方、アコム1社で30万円(返済回数32回)を借り入れると、毎月の返済額は11,873円と2社から借り入れるより安く済みます。
2社目のカードローンを契約する際は、金利や返済総額なども考慮して返済負担が増加しないように注意しましょう。
管理しにくくなる
2社目以降のカードローン契約は、管理が複雑になるので注意が必要です。
下記の例のように、複数社と契約すると返済額と返済日がまちまちになります。
カードローン会社 | 毎月の返済額 | 毎月の返済日 |
---|---|---|
A社 | 6,000円 | 5日 |
B社 | 3,000円 | 25日 |
C社 | 2,000円 | 末日 |
返済日を勘違いしたり振込先を間違ったりして、うっかり延滞してしまうケースは少なくありません。
延滞は遅延損害金が生じるうえ、信用情報も低下するため、なに一つ良いことはありません。
「カレンダーに返済日・返済額を記載する」「リマインダー機能を使う」など、延滞しないための工夫が必要です。
今後のローン審査で不利になる恐れがある
2社目のカードローンを契約すると、住宅ローンなどのローン審査に通りにくくなる恐れがあります。
住宅ローンは借入額が大きく、審査が厳しくなりやすいからです。カードローンを契約している場合、たとえ実際に借り入れていなくても利用可能額が「将来的な負債リスク」とみなされ、審査で不利になります。
他のローン審査で不利にならないためには、カードローン契約を増やすのではなく、逆に減らしていくようにしましょう。
2社目の借入先の選び方
ここでは、2社目の借入先として考慮したい点として、以下の3つを紹介します。
- 消費者金融や信販会社から選ぶ
- 無利息期間のあるカードローンを選ぶ
- 1社目の返済が苦しいなら借り換えローンを選ぶ
どこから融資を受けるかでお金で苦労するかしないかが変わるので、上記のコツを押さえておきましょう。
消費者金融や信販会社から選ぶ
カードローンの2社目の借入先として、消費者金融や信販会社をおすすめします。
一般的に、銀行より銀行以外の金融機関(ノンバンク)のほうが、審査が甘い傾向にあるからです。
ノンバンクは金利が高めである代わりに、ある程度のリスクも許容しています。
とくに、中小は大手よりさらに審査が柔軟な傾向にあるため、審査に自信がない人は検討してみましょう。
ただし、上記はあくまでカードローン業界全体の傾向の話です。「必ず審査に通れるカードローン」はないため注意しましょう。
無利息期間のあるカードローンを選ぶ
2社目の借入先として、無利息期間のあるカードローンを選んでみましょう。
カードローンの無利息期間とは、その名のとおり利息が発生しない期間のことです。利息が発生しなければ、そのぶん利息の負担を抑えられます。
参考までに、利息を求める計算式は以下のとおりです。
借入残高×借入利率÷365日×利用日数
例えば、金利18%で10万円を30日間で返済するときの利息は、1,479円です。
無利息期間が「30日間」のカードローンだと、利息の1,479円がかからないのでお得に利用できます。
無利息期間中に返せば実質金利0%となるので、上手に活用しましょう。
1社目の返済が苦しいなら借り換えローンを選ぶ
1社目の返済が苦しい人は、借り換えローンを選ぶことをおすすめします。
借り換えローンとは金融機関が提供する借り換え専用のローン商品で、現状より金利が下がる可能性があります。
1社目の返済のために2社目と契約すると返済負担が増加しますし、お金の管理も大変です。そこで複数の借入を1社に借り換えれば、負担を大きく軽減できます。
返済期間や月々の返済額を減らすことも可能なので、現状の返済が苦しいなら前向きに検討してみましょう。
まとめ
カードローンでは複数社との契約が禁止されていないので、審査を通過すれば誰でも利用ができます。
審査を通過するためにも、以下の3点が重要です。
- 借入額が年収の3分の1を超えない
- 前の申し込みから半年以上経っている
- 1社目で延滞していない
審査を通過する自信がない人はノンバンク系のカードローン、すでに返済が苦しい人は借り換えローンを検討してみてください。
自身の経済的状況も考慮し、無理なく返済できる借入先を選びましょう。