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カードローンの複数申し込みは可能?メリットや審査のポイントを解説
カードローンの複数申し込みは可能?メリットや審査のポイントを解説
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カードローンは複数申し込みできるって本当?メリットや審査のポイントもチェック!

カードローンの利用を検討している方の中には、複数申し込みしたいと考えている方もいるでしょう。

しかし中には「複数申し込みすると何らかの悪影響があるのでは?」と気になり、申し込めていない方もいるのではないでしょうか。

実は複数申し込みのポイントを押さえると、審査通過の可能性が高まる場合があるのです。

本記事では、カードローンを複数申し込みできる可能性について解説します。

複数申し込みするメリットや審査通過のポイントも紹介するので、複数のカードローンを利用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

結論:カードローンの複数申し込みは可能

結論:カードローンの複数申し込みは可能

カードローンの複数申し込みは、工夫次第で可能になります。

ここからは、カードローンを複数申し込みできる理由について、詳しく解説していきます。

信用情報機関が関係している

カードローンの審査は信用情報機関に登録されている情報をもとに実施しているため、信用情報が悪化していなければ複数申し込みが可能です。

各金融機関は申込者の信用情報を確認し、過去の借入状況や返済履歴を審査します。

収支を見直したり支払い日を確認したりなどの信用情報に載らない行動を心がけると、カードローンの複数申し込みできる可能性が高まるのです。

カードローンを複数申し込みする際は、信用情報への影響を最小限抑えるために、申し込みのタイミングや頻度にも注意しなければいけません。

短期間での複数申し込みは避ける

カードローンは短期間で複数申し込みしなければ、審査に通過する可能性があります。

金融機関は短期間に多くの申請があると、返済能力に対して疑問を抱きやすく、厳しく審査したり限度額が限られたりするケースがあるのです。

信用情報機関は定期的に情報を更新しているため、新たな借入や返済状況が反映されます。

カードローンの複数申し込みは、一定の期間を空けて慎重に行いましょう。

カードローン複数申し込みのメリット

カードローン複数申し込みのメリット

カードローンの複数申し込みで得られるメリットは多岐にわたります。

適切に活用すれば、複数申し込みは賢い資金調達の手段となります。

ここからは、カードローンを複数申し込みするメリットを見ていきましょう。

金利条件の比較ができる

カードローンの複数申し込みは、各金融機関の金利条件を比較できるメリットがあります。

金利は金融機関ごとに設定が異なり、同じ借入額でも総返済額に大きな差が生じるケースもあるのです。

返済総額は金利も大きく影響するため、金利が低いカードローンを選ぶと返済負担を軽減しやすくなります。

複数申し込みをもとにカードローンを比較すると、手数料や返済条件も確認でき、最も低い金利の金融機関を見つけ出しやすいです。

審査通過の可能性が高まる

カードローンは複数申し込みすると、審査通過する可能性が高まります。

審査基準も金融機関ごとに異なるため、1つの申請で不承認となったとしても、他の金融機関で承認される場合があります。

収入が不安定な方でも、柔軟な返済プランを提供する金融機関を選ぶと、審査に通りやすくなるでしょう。

例えば大手の消費者金融系カードローンで審査が通らなかったとしても、中小消費者金融や銀行系カードローンでは通過するケースがあります。

複数の選択肢を持てば、自分に合った条件のカードローンを利用しやすいでしょう。

それぞれの特典やキャンペーンを活用できる

金融機関によっては、特典やキャンペーンを行なっているケースもあります。

初回借入時の金利優遇やキャッシュバック、ポイント還元などが一例です。

各金融機関が提供する特典やキャンペーンを活用すると、借入コストも抑えられるケースもあります。

特典を最大限活用するためには、以下の記事を参考に申し込みのタイミングを計画的に設定しながら選んでいきましょう。

カードローンのキャンペーンとは?お得な特典やプレゼントについて

審査通過のポイント

審査通過のポイント

カードローンの審査を通過するためには、いくつかの重要なポイントがあります。

収入や借入状況を適切に管理し、金融機関に良好な信用情報を提供できるかが重要です。

ここからは、カードローンの審査通過につながるポイントを具体的に紹介します。

総量規制:借入総額は年収の3分の1まで

日本では総量規制により、年収の3分の1を超える借入が認められていません。

例えば、年収が300万円の場合、借入総額は100万円までとなります。

無理のない返済計画を立てられるだけでなく、審査の通過率も高まります。

ただし、銀行系カードローンは総量規制の対象外です。

銀行ごとに設けているため、総量規制で定められた借入額を超えた借入が必ずしもできるとは限りません。

自身の年収と返済能力を考慮し、適切な借入額の設定できるかが重要です。

希望借入額を抑える

カードローンの複数申し込みで審査に通過するためには、希望する借入額を最小限に抑えるのがおすすめです。

例えば総量規制のギリギリまでにした高額な借入額を希望すると、返済能力に疑問を持たれやすく、審査が厳しくなりかねません。

必要最低限の金額を設定すれば、金融機関に安心感も与えられるでしょう。

カードローンを利用する際は借入前の計画性が重要です。

信用情報機関に事前に開示請求をする

カードローンの申し込み前に、信用情報機関へ開示請求しておくのもおすすめの方法です。

信用情報機関への開示請求を事前に行うと、自身の信用情報を確認できます。

半年以内の借入履歴や未払い情報が記載されているため、審査に通る可能性があるかの見極めポイントになるでしょう。

開示請求した際、情報に誤りがある場合は複数申し込みする前に信用情報へ修正を依頼しておきましょう。

支払いへの意識や行動改善が、審査通過の可能性を高める鍵となります。

参考:株式会社シー・アイ・シー(CIC)「登録されている情報を訂正・削除できるのですか?」
https://www.cic.co.jp/faq/detail/cre/cre02/002591.html

記事まとめ:ポイントを押さえて賢く借入をしよう

記事まとめ:ポイントを押さえて賢く借入をしよう

カードローンはポイントを抑えれば、複数申し込みが可能です。

適切に活用すれば、金利条件を比較できたり審査通過しやすくなったりなどのメリットがあります。

しかし、信用情報への影響や返済負担が増加するリスクもあります。

総量規制の遵守や希望借入額を抑えるなどの審査通過ポイントを把握すると、賢く借入できるでしょう。

計画的な借入と管理を心掛け、健全な資金調達を目指しましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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