無利息期間を活用してカードローンを賢く利用するためのおすすめサービス

カードローンには、利息なしでお金を借りられる「無利息期間」というサービスが設けられています。

無利息期間は、各社で利用条件なども異なるので、カードローンを検討する際に、迷われる方も多いのではないでしょうか？

この記事では、カードローンの無利息期間についてや、賢く利用するための「おすすめサービス」について、ご紹介していきます。

カードローンの無利息期間とは？

カードローンの無利息期間とは、一定の条件を満たすことで、借入から指定期間内において、利息が発生しないサービスです。

主に、無利息期間は、新規（初回）契約者向けに提供されており「短期間で返済を計画している方」にとって、非常に便利なサービスと言われています。

カードローンの無利息期間は、大手銀行では取り扱いがないものの、プロミスやレイクなどの消費者金融では、お試しサービスとして目玉にもなっています。

無利息期間の活用は、カードローンの利息負担を抑えられるため、元金（借りたお金）だけを返済することも可能です。

カードローンの無利息期間は２種類

カードローンの無利息期間は、契約日からカウントされるパターンと、借入日から開始するパターンの２種類存在します。

1. 契約日から無利息期間が開始
2. 初回借入日から開始

利息の負担を最大限減らすためには、無利息期間の開始日が重要になるので、いつからカウントされるのかを確認しておく必要があります。

無利息期間のメリット・デメリット

無利息期間は、元金のみを返済すればいいので、銀行よりも利息が高く設定されている「消費者金融」からの利息負担を大幅に軽減できます。

少額・短期間の借り入れであれば、無利息期間内に元金を完済することにより、利息なし（無料）で資金調達が可能です。

無利息期間のデメリット

一般的に、無利息期間は、短期間設定（30日間）が多く、長期的な借り入れには適していません。

無利息期間が終了した後は、通常の金利が適用されるため、返済が長引くと利息負担が増加します。

無利息期間ありのおすすめカードローン

無利息期間ありのカードローンは、借入れに対する負担を減らせるため、初回契約者にとっては、とても魅力的なサービスです。

ここでは、無利息期間ありのおすすめカードローンについて、ご紹介していきます。

レイク

レイクは、初回申込者に対して、60日間または180日間の無利息キャンペーンを行なっています。

他の消費者金融に比べて、無利息期間が長く設定されているため、少額融資を希望される方から人気があります。

プロミス

プロミスは、メールアドレスとWEB明細を登録したら、初回申込者限定で30日間の無利息期間を設けています。

無利息期間は、３つの条件を満たすことで、自動的に適用されるため、面倒な手続きは不要です。

アイフル

アイフルは、無利息期間の適用が「契約日の翌日から」になっており、借り入れの翌日からではないため、注意が必要です。

また、30日間の無利息キャンペーンに申し込むには、無担保キャッシングローンを利用しなければなりません。

アコム

アコムは、全国各地に自動契約機（むじんくん）が設置されており、カードの発行のみならず、借り入れや返済にも対応しています。

カードローンの無利息期間については、30日間の設定になっているため、他の消費者金融と大差ありません。

カードローンを選ぶ際のポイント

カードローンを選ぶポイントは、無利息期間後の金利や返済方法など、総合的に比較して判断することが大切です。

特に、返済が長期化する場合は、金利負担が大きくなるため、低金利のカードローンを選ぶのがポイントになります。

最終的には、借り入れ目的や返済能力に合ったサービスを選び、計画的な利用が重要です。

まとめ

カードローンの無利息期間は、賢く利用することにより、利息負担を最大限に抑えられて、効率的に資金調達ができるので、とても便利なサービスです。

一方で、無利息期間が終了した後は、通常の金利が適用されるため、計画的な返済を行わないと割高になってしまいます。

カードローンを検討する際は、金利や返済方法なども考慮しながら、無利息期間を賢く活用してみては、いかがでしょうか？

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士