在籍確認と収入証明をなしにする方法とおすすめカードローン4社を解説
カードローンによっては、在籍確認も収入証明もなしで借入が可能です。
職場の同僚や上司に内緒でお金を用意したい人にとっては、魅力的に思えるでしょう。
この記事では在籍確認や収入証明が行われる理由と、回避する方法について解説します。
どちらもなしに対応したカードローンも紹介するので、スピーディーにお金を用意したい人は参考にしてみてください。
在籍確認も収入証明も確実になしにすることはできない
結論として、審査で「在籍確認」と「収入証明」を確実になしにする方法はありません。
貸金業法ではカードローンの利用に関して在籍確認を義務化しており、次のように定めています。
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用:https://laws.e-gov.go.jp/law/358AC1000000032|e-Gov法令検索「貸金業法」
在籍確認は勤務先への電話連絡、収入証明は年収を証明できる書類によって確認されます。
在籍確認および収入証明を義務化した背景にあるのが、2007年の多重債務問題です。
過剰な借入などが原因で、多重債務者は443万人にまで膨れ上がり、貸金業法や銀行法を見直すきっかけとなりました。
返済能力の有無を厳格に調査するためにも、在籍確認と収入証明は避けられない問題といえます。
在籍確認が行われる理由
在籍確認は「申告内容と実態に相違がないか」「借り入れた金額の返済能力があるか」を確認するために、必ず実施します。
他にも年収や雇用形態、勤続年数などを確認して、安定的かつ継続的に返済を続けられるのかを判断します。
カードローン会社としては貸し倒れを絶対に避けたいことから、在籍確認はしっかりと行うのです。
収入証明が必要な理由
収入証明をなしにできない理由として、次の2つが挙げられます。
- 返済能力を確認するため
- 総量規制の範囲内かどうかを確認するため
収入証明で提出を求められる書類は給与明細書や源泉徴収票、確定申告書などを指します。
総量規制とは利用者の借り過ぎを防止するために、年収の3分の1を超える貸付を原則禁止とするものです。
貸金業法で定める法律の一つで、消費者金融カードローンは遵守しなければなりません。
例えば年収600万円の人は、200万円までしか借り入れることができません。
なお、銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、同様の基準を自主的に定めています。
在籍確認を避ける方法
在籍確認をなしにする方法は、大きく2つです。
- 「職場への電話連絡なし」のカードローンを選ぶ
- 事前にカードローン会社へ相談する
ここから、各項目を詳しく見ていきましょう。
「職場への電話連絡なし」のカードローンを選ぶ
カードローン会社によっては「職場への電話連絡なし」に対応しています。
電話連絡ではなく、本人が勤務先に在籍していることを証明する書類提出で代替えします。
提出可能な書類は社員証や給与明細書、健康保険証などです。
職場の同僚や上司にカードローンの利用をバレたくない人は、電話連絡なしのカードローン会社を選ぶようにしましょう。
事前にカードローン会社へ相談する
事前にカードローン会社へ相談すると、職場への電話連絡なしに対応してくれるケースがあります。
その際、オペレーターから在籍確認をなしにしたい理由を聞かれるので、具体的な回答を用意しておくと良いでしょう。
- 職場の同僚や上司に絶対にバレたくないため
- セキュリティに厳しく私用の電話が禁止されているため
- 電話の内容を録音しているため
正当な理由でないと却下される恐れがあるため、注意が必要です。
事前相談するタイミングは、カードローンへ申し込んだ後すぐが良いでしょう。
特別な条件などもないので、気軽に申し込んでみてください。
収入証明を避ける方法
ここでは、収入証明をなしにできる条件を3つ紹介します。
- 借入希望額を50万円以下にする
- 他社を含む借入合計を100万円以下にする
- 安定した収入がある状態で申し込む
収入証明をどうしても避けたいという人は、ぜひ目を通してみてください。
借入希望額を50万円以下にする
借入希望額を50万円以下にすれば、収入証明なしで融資を受けられます。
なぜなら貸金業法では、借入金額が50万を超える場合に収入証明書類の提出を求めているからです。
借入希望額が少ないとその分求められる返済能力も少なくなるので、審査に通りやすくなります。
また、収入証明書が不要だと審査時間が短くなる傾向があり、融資スピードが早まるのもメリットです。
他社を含む借入合計を100万円以下にする
収入証明をなしにしたい人は、他社を含む借入合計を100万円以下に抑えましょう。
例えばA社から50万円を借りていて、B社から新たに40万円を借りる場合は、収入証明書類を提出する必要はありません。
借入限度額は契約後でも増額できるので、まずは借入額を抑えて契約することを優先しても良いでしょう。
安定した収入がある状態で申し込む
安定した収入がある状態で申し込むのも、収入証明をなしにできる方法の1つです。
法的な決まりがあるわけではないですが、収入が不安定だと収入証明を求められる可能性が高まります。
安定した収入の一つの目安になるのが、職業・雇用形態による社会的信用度の違いです。
社会的信用度が高い順位 | 職業・雇用形態 |
---|---|
1 | 公務員 |
2 | 医師、弁護士、教授 |
3 | 正社員 |
4 | 契約社員、派遣社員、パート、アルバイト |
5 | 会社経営者、個人事業主、フリーランス |
カードローン審査では社会的信用度が高い職業や勤続年数が長い人ほど、収入証明を求められる確率を下げやすいです。
どちらもなしにするなら大手消費者金融がおすすめ
在籍確認と収入証明を同時になしにしたいなら、大手消費者金融がおすすめです。
- アイフル
- アコム
- SMBCモビット
- プロミス
ここで紹介するカードローンはどちらもなしを明言しているので、金利などの特徴を比較して自分に合ったものを選びましょう。
なお、「電話による在籍確認なし」のカードローンについては、別の記事でも詳しく解説しています。より幅広いカードローンから選びたたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
おすすめ①アイフル
金利 | 年3.0%〜18.0% |
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在籍確認 | 原則電話連絡なし(99.7%のユーザーは電話なしで契約) |
審査時間 | 最短18分 |
CMが印象的なアイフルは、在籍確認と収入証明のどちらもなしにできます。
即日融資にも対応し、最短18分でお金を借りられるのも嬉しいポイントです。
おすすめ②アコム
金利 | 年3.0%〜18.0% |
---|---|
在籍確認 | 原則電話連絡なし |
審査時間 | 最短20分 |
アコム公式サイトには収入証明なしでも契約できる記載があり、働き始めたばかりの人でも申し込みやすいのが特徴です。
給与明細書がまだ発行されていなくても、オペレーターに相談すれば収入証明書なしで借りられる金額を提案してくれる可能性があります。
おすすめ③SMBCモビット
金利 | 年3.0%〜18.0% |
---|---|
在籍確認 | 原則電話連絡なし |
審査時間 | 最短15分 |
SMBCモビットでは「Web完結申込」で、電話による在籍確認をなしにできます。
最短15分での融資が可能なので、早く借りたい人にも使いやすいカードローンです。
おすすめ④プロミス
金利 | 年4.5%〜17.80% |
---|---|
在籍確認 | 原則電話連絡なし(98%のユーザーは電話なしで契約) |
審査時間 | 最短3分 |
プロミスのカードローンは、98%のユーザーが電話による在籍確認なしで契約しています。
スマホアプリから身分証を提出するだけで、簡単に申し込むことが可能です。
記事まとめ
この記事では在籍確認も収入証明もなしで借入が可能な、カードローン4選を紹介しました。
- アイフル
- アコム
- SMBCモビット
- プロミス
消費者金融は即日融資にも対応しており、急いで借り入れたい人にも魅力的なカードローンです。
「周囲にバレずにすぐ借りたい!」という方は、ぜひ利用を検討してみましょう。