
カードローンの返済方法は複数ある!それぞれの違いや特徴を詳しく解説
「借入する場合は、どうやってお金を返すの?」
「カードローンの返し方は、口座振込やATM以外にもあるのか詳しく知りたい」
借入を検討している方にとって、お金を返す方法は詳しく知りたい情報の1つでしょう。
返済方法は複数あり、それぞれの方法によって支払い額や手数料が異なります。
カードローンを利用する場合は、事前にローンの返し方を把握しておくのが大切です。
本記事ではカードローンの返済方法を解説します。
それぞれの違いや支払い方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カードローンの返済方法は2種類

カードローンの返済方法は主に「約定返済」と「繰上返済(臨時返済、任意返済)」に分類されます。
返済方法の違いや仕組みを理解すれば計画的に返せるので、お金を支払う期間が長期化してしまう状況を回避できるでしょう。
①約定返済
約定返済は毎月10日、毎月25日などローン契約で決まった日に決められた金額を返していく返済方法です。
カードローンの支払い日に、契約をかわした毎月の支払い額を返します。
たとえば毎月25日が支払い日で支払い額が1万円の場合、25日までに1万円返さなければなりません。
「毎月返済」とも呼ばれていて、一般的な借入金の支払い方法として用いられています。
契約する会社によって金額や支払い日は異なり、ローン契約時に決定します。
金額は毎月の支払いができる無理のない範囲で決定しましょう。
支払い日がすでに固定されている会社もあれば、自由に設定できる会社もあります。
②繰上返済(臨時返済、任意返済)
繰上返済とは、任意のタイミングで借入金を追加で返済する方法です。
金額は任意であり「任意返済」や「臨時返済」とも呼ばれています。
たとえば任意返済が毎月2万円あり、追加で3万円を返金した場合、追加支払い分の3万円は「繰上返済」となります。
経済的に余裕があったりボーナスなど臨時収入が入ったりした際に活用しましょう。
繰上返済を行うと支払い総額が減少し、全体の支払い期間が短縮されるため、利息の負担を軽減できます。
繰上返済を行った月でも、約定返済は変わらずに支払わなければならないため、支払い額には注意しましょう。
約定返済はさらに2種類に分けられる

カードローンの返済方法である約定返済はさらに2種類に分けられます。
それぞれの違いは以下の通りです。
特徴 | |
---|---|
元金定額方式 | 元金を一定額に設定し、元金の残高に応じて手数料(利息)を上乗せした金額を返す方法 |
元利定額方式 | 元金と利息を含めた毎月の返済金額が一定になるようにお金を返す方法 |
①元金定額方式

返済する元金を一定の金額に定めて、元金の残高に基づいて利息加算した金額を返す方式が「元金定額方式」です。
毎月返済する元金は同じ金額となり、一定額の元金に利息分を加えた金額を返済していきます。
元金の残高によって上乗せされる利息は異なるため、返済額は月によって変動します。
お金を返せば徐々に元金の残額が減るので、利息を含む返済金額は返せば返すほど減っていく仕組みです。
毎月の返済額が変動するので、高い支払い額でもきちんと返せる安定した支払い能力が求められます。
②元利定額方式

元利定額方式は元金に手数料(利息)を加算して計算し、毎月一定の金額を返済する返済方法です。
金利(借入利率)が一定であれば、毎月の返済額は同じ金額になります。
返済額の内訳は「元金分」と「利息分」の2つです。
ローンの支払いがスタートした当初は、返済額1万円のうち5,000円が利息分、5,000円が元金であるとします。
元金の占める割合は徐々に増えていき、1年後には返済額1万円のうち2,000円が利息分、8,000円が元金になるイメージです。
元金の残高にかかわらず一定の金額を返すため、支払い計画を立てやすい点が魅力です。
支払う額が固定されているため、貯金や子どもの学費などに充てるお金も確保しやすいでしょう。
ただし返済額に対する元金の割合が減少するため、総返済額が増加します。
支払いに余裕のある初期段階から、繰上返済をうまく利用して元金を減らすようにしましょう。
返済方法による違い

元金定額方式と元利定額方式は返済方法が異なります。
支払い額と手数料(利息)総額におけるそれぞれの違いをまとめました。
支払い額 | 手数料総額 | |
---|---|---|
元金定額方式 | 変動する | 少ない |
元利定額方式 | 一定 | 多い |
元利定額方式は支払い額が一定なのが魅力
毎月の支払い額が変動すると、月によってはお金の用意に困るケースもあるでしょう。
たとえば子どもの入学式や車検のある時期など、まとまった出費が続く時期にローン返済額が増えてしまうと大変です。
反対に一定額のお金を支払うやり方であれば、支払い準備が簡単です。
月ごとに支払う金額が決まっているので、お金の準備に焦りません。
毎月の支払額が一定の元利定額方式は、カードローンの支払い計画が立てやすく魅力的です。
同じ金額で毎月支払いしたい場合は、元利定額方式による返済方式を選びましょう。
元金定額方式のほうが手数料(利息)総額は少ない
元金定額方式は、手数料(利息)総額が少ないので元金が早く減ります。
支払い開始当初は月々の返済額が大きくなるため負担が増える一方で、元金が早く減るため、手数料の総額は抑えられるでしょう。
手数料(利息)総額が少なくなれば、支払う総額自体が小さくなるため負担軽減につながるでしょう。
できるだけ借入金の支払い総額を減らしたい、手数料(利息)を少なくしたい場合は、元金定額方式による返済方法を選びましょう。
支払いにかかる期間も短くなるため、早く借金を完済したい方にも向いています。
カードローンの返済は「支払い方法」も要チェック

カードローンの返済方法を決める以外に、支払い方法も確認しておきましょう。
ゆうちょ銀行やりそな銀行などの金融機関や、クレジットカード会社、アコムやプロミスなどの消費者金融業者では支払い方法がそれぞれ異なります。
主に以下の4つの支払い方法があります。
返済方法 | 特徴 |
---|---|
口座振替 | 登録された銀行の支払い口座から毎月自動的に引き落としされる返済方法 |
ATM | コンビニATMや銀行ATMでカードを使って支払いをする返済方法 |
銀行振込 | 支払い用の銀行口座にお金を振込する返済方法 |
Web | 会社のWebページから支払いをする返済方法 |
口座振替では自動的にお金が引き落とされるので、返済し忘れてしまう心配はありません。
ATMや銀行振込は好きなタイミングで支払いができる点は魅力ですが、入金のし忘れや時間帯によって利用料が発生します。
Web上で日時や場所を選ばずに手続きが可能ですが、入金を忘れないように気を付けなければなりません。
それぞれの会社ごとに対応している支払い方法は異なるため、利用する会社の支払い方法を確認しておきましょう。
まとめ

カードローンの返済方法は約定返済と繰上返済の2種類です。
支払い額が一定なので支払い計画が立てやすい元利定額方式は、手数料総額は大きくなるデメリットがあります。
支払い額は変動するものの手数料総額は少ない元金定額方式はトータルで支払う金額を抑えられます。
毎月の返済方法も、口座振込なのかATMなのかなど、忘れずに返せる方法を選ぶのが大切です。
それぞれメリット・デメリットがあるので、無理なく支払えるカードローンの返済方法を選ぶようにしましょう。