アイフル
消費者金融【アイフル】の審査は厳しい?基準や通過率について解説
「カードローンの借り換え審査が甘い金融機関」はない
fin_user

消費者金融【アイフル】の審査は厳しい?基準や通過率について解説

「自分の年齢と収入でも借入れはできる?」「アイフルの審査は厳しい?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

アイフルの審査は最短25分から最短20分へ変更されて、より早く融資を受けたい方に使いやすくなりました。

しかし、申込めば誰でも借りれることはなく、申込んだ先には「審査」があります。

本記事はアイフルの審査基準はもちろん、審査通過率から審査に落ちてしまう方の特徴まで詳しく解説しています。

消費者金融での借入れをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

アイフルのWeb申込はこちら

消費者金融のなかで唯一の独立経営カードローン「アイフル」

消費者金融のなかで唯一の独立経営カードローン「アイフル」

アイフルは消費者金融のなかで唯一、独立経営を続けているカードローンです。

会社概要は以下の通りです。

社名 アイフル株式会社
実質年率 年3.0%〜年18.0%
借入限度額 1万円〜800万円
無利息期間 30日間
融資スピード 最短20分(Web申込み限定)
担保・保証人 不要
バレにくさ カードレス対応、原則として電話連絡・郵送物なし
代表者名 代表取締役社長 福田 光秀
本社所在地 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1
創業 1967年4月
設立 1978年2月
事業内容 消費者金融事業、事業者金融事業、信用保証事業
登録番号 近畿財務局長(14)第00218号
営業店舗 全国主要都市 20店舗(2020年12月31日時点)
社員数 (単体) 1,019名(2020年12月31日時点)(連結) 2,164名(2020年12月31日時点)

アイフルは、「そこに愛はあるんか?」でおなじみのCMで、親しみやすいイメージから知名度と信憑性が高いことで人気を集めています。

最短20分審査と最短20分融資に対応しており、お急ぎの方や、はじめての方でも利用しやすいでしょう。

特に、初めて利用する人にとっては、やはり初回30日間利息0円というのが魅力といえます。

融資申込条件を確認

融資申込条件を確認

アイフルが提示している申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上69歳までの方
  • 定期的な収入がある方

申込条件は非常に単純。

年齢と収入条件のみをクリアしていれば審査申込みをすることが可能です。

大学生やアルバイト・パートでも借り入れ可能

アイフルではパートやアルバイトでも審査に通る可能性があります。

アイフルを利用している人の職業を確認しましょう。

職業 アイフルの利用者全体に占める割合
正社員 61.8%
パート・アルバイト 22.4%
社長・代表者 7.6%
嘱託職員 5.2%
期間契約社員・派遣社員 3.0%

参考:総務省『労働力調査 2022年(令和4年)平均』

アイフルの利用者の61.8%を正社員が占めていますが、労働人口全体に対する正社員の割合は63.3%。

アイフルの利用者のうちパートやアルバイトの割合は22.4%、労働人口全体に占めるパートやアルバイトの割合は25.8%です。

最低でも月2〜3万円の定期的な収入が必要

アイフルの審査では返済能力が重視されます。

返済能力があるかどうかは定期的な収入が必要です。

具体的な収入額については公表されておらず、決して収入が高くなくても月に2~3万円ほどの定期的な収入があれば借入れは可能だと思ってもよいでしょう。

なぜ2〜3万円で借り入れできるのかというと、アイフルの毎月の返済額において最低額が4,000円だからです。

2万円の収入があれば、最低返済額である4,000円を支払うことができると認められています。

ただし、収入が高ければ、審査に通りやすくなるだけではなく借入れ可能金額も増えるので、収入が高いに越したことはありません。

収入に不安がある場合は、まずは収入を増やしてから申し込みましょう。

アイフルのWeb申込はこちら

アイフルが提示する審査基準について解説

アイフルが提示する審査基準について解説

審査基準は、各消費者金融によって異なりますが、どの消費者金融でも必ずチェックする共通項目があります。

以下の3つに関しては審査時に確認されるため、申込前に確認しておきましょう。

  • 申込条件
  • 収入状況
  • 借入状況

収入状況と借入状況に関しては、消費者金融各社で申込者の返済能力の有無を判断する際に使用されます。

申込条件

アイフルを含むカードローン各社では、申込条件を設けています。

申込条件に合致しているかは審査時に確認され、合致していないと判断された場合にはカードローンを利用できません。

先述の通り、アイフルでは「満20歳以上69歳までの方」なおかつ「定期的な収入と返済能力を有する方」を貸付対象者としています。

申込みをした際は、まずこの2つの条件を満たしているか確認されます。

貸付対象者にあてはまらない20歳未満の方や、無職のため定期的な収入がない方は利用できないので注意しましょう。

収入状況

消費者金融のカードローンに申込む際には、必ず「借入希望額」を申告します。

審査では、この借入希望額が申込者の収入に見合っているのかどうかを確認し、「利用限度額」が設定されます。

なお、収入に比べて借入希望額が大きすぎる場合には、希望した金額と異なる利用限度額が設定されたり、審査を通過できなかったりする場合があるので注意が必要です。

また、消費者金融をはじめとした貸金業者には、年収の3分の1を超える金額の借入れを制限する「総量規制」というルールが設けられています。

貸金業者が提供するカードローンは総量規制の対象であり、原則として利用者は年収の3分の1を超える金額を借入れできないことを覚えておきましょう。

借入状況

消費者金融カードローンの審査では、他社での借入状況も確認されます。

まずは申込者が自己申告した借入状況をチェックし、その後、信用情報機関に情報照会し、正確な情報を申告しているか、また、無理なく返済できる状態なのかが判断されます。

事実と異なる内容を申告していることが判明した場合、虚偽申告として審査に影響を及ぼすことがあります。

故意に他社での借入額を過少申告することはやめましょう。

アイフルの独自審査通過率は39.2%!他の消費者金融と比較

アイフルの独自審査通過率は39.2%!他の消費者金融と比較

アイフルが発表している月次データによると、2023年3月期の無担保新規成約率は以下のようになっています。

2023年9月 39.2%
2023年8月 37.4%
2023年7月 37.0%
2023年6月 37.8%
2023年5月 27.7%
2023年4月 29.7%

直近1年間(2023年4月〜2023年9月)の成約率を見ると、27.7〜39.2%の間で推移しています。

つまり、アイフルの審査通過率は平均して30~35%だと思っておくとよいでしょう。

「消費者金融カードローンは審査が甘い」という噂も広がっていますが、実際には4割弱程度しか審査に通らないことを頭に入れておきましょう。

他の消費者金融と審査通過率を比較(2023年6月)

消費者金融 審査通過率
アコム 42.8%
プロミス 41.9%
アイフル 37.8%
レイク 26.4%

引用元:アコムマンスリーレポート
引用元:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標
引用元:SBI新生銀行 四半期データブック2023年6月末

アイフルの審査通過率は大手消費者金融のなかでも3番目に高いものの、申込者の6割以上が審査に落ちているということがわかります。

10人申し込みをすると3人審査に通る計算になることから、決して審査通過率が高いとは言い難いです。

ただし、審査通過の対策をせずに申し込みをした方も含まれているため、事前に審査落ちする理由や審査に通りやすくなる方法を把握すれば、審査通過の確率を上げられるでしょう。

アイフルのWeb申込はこちら

当てはまったら注意!審査に落ちる人の7つの特徴とは?

当てはまったら注意!審査に落ちる人の7つの特徴とは?

アイフルの審査通過率はおよそ30~35%なので、3人に1人は審査に落ちてしまいます。

アイフルの審査の落ちる理由としては主に以下の7つが挙げられます。

  1. 収入がない、または不安定
  2. すでに年収の3分の1を超えて借りている
  3. 過去にご返済を延滞や債務整理をした
  4. 在籍確認ができなかった
  5. 虚偽の申告をした
  6. 複数のカードローンを同時に申し込んだ
  7. 信用情報に事故情報が登録されている

それぞれについて詳しく解説します。

収入がない、または不安定

先述の通り、そもそもアイフルの審査申込条件として、「定期的な収入がある」ことが提示されています。

安定した収入がないと返済が期待できないためです。

また、収入があまりにも低い場合にも、返済能力を問われて審査に落ちてしまう場合があるので注意が必要です。

「収入が低いが定期的な収入がある」という場合には、まずは小額融資で借りることを検討しましょう。

すでに年収の3分の1を超えて借りている

先程もご紹介した通り、総量規制は、貸金業者からのお借入れを年収の3分の1までとする貸金業法のルールです。

アイフルを含む貸金業者からのお借入の合計金額が年収の3分の1を超える場合、新たな借入れができません。

ただし、以下の借入れは総量規制の対象外となります。

  • 銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などからのお借入れ、銀行カードローン。
  • クレジットカードによるショッピングリボ。
  • 住宅ローンや自動車ローンでのお借入れ。

過去にご返済を延滞や債務整理をした

カードローン審査では、消費者金融は信用情報機関に申込者の信用情報を照会します。

そこで、申込者の過去のカードローン・クレジットカードの利用状況を確認し、「延滞」をはじめとした「異動情報」や「参考情報」が機関に登録されていないかを確認します。

異動情報や参考情報が登録されていると、審査を通過できない可能性が高まります。

ついうっかり、クレジットカードの引き落とし口座にお金を移すのを忘れてしまい返済が滞った場合でも、延滞歴は信用情報登録機関に記録が残るため、注意が必要です。

在籍確認ができなかった

カードローンの申込時には、申告された勤務先に誤りがないかを確認する目的で在籍確認が行われます。

在籍確認できない場合、申告した勤務先に在籍していると判断できないため、審査で不利になることが考えられます。

申告内容に誤りがなくても、勤務先の電話応対した社員が「勤めているかわからない」といったように判断できなかった場合も、在籍確認ができなかったとみなされる可能性があるので注意が必要です。

虚偽の申告をした

審査を申し込む際に大切なこととして「嘘をつかない」ことです。

具体例として「会社名」「年収」「勤続年数」などをよい方向に情報を盛ったりすることで審査通過を狙う方もいますが、実際には「在籍確認」「信用情報照会」などで金融機関側は嘘を簡単に見破ってしまいます。

もしも嘘をついていることが判明すると、間違いなく審査対象から外れるため「ありのまま」をしっかりと正確に伝えることが必要です。

複数のカードローンを同時に申し込んだ

各金融機関は、「個人信用情報」を照会することで「現在どの金融機関の商品に申し込みが行われているか」も確認できます。

具体例としてアイフルに申し込みを行った方で、同時に「プロミス」「レイク」にも申し込みをしている場合には、信用情報をチェックすると「プロミス」「レイク」にも同じ時期に申し込みを行っていることが筒抜けとなるのです。

複数の会社にカードローンを申し込むと「お金に相当困っている」ことを疑われて、金融機関側が警戒して審査落ちになる場合があるため気をつけましょう。

信用情報機関に返済遅延や債務整理などの「事故情報」が登録されている

アイフルの審査では、過去金融に関する問題を起こした情報が登録されていないかも重視されます。

アイフルが提携する信用情報機関で記録されるトラブルは以下の通りです。

  • 61日以上または3ヶ月以上の長期延滞
  • 保証会社が代わりに返済をする代位弁済
  • 法的手段によって借入額を減らす債務整理
  • 返済が不可能だと裁判所に認めてもらう自己破産

返済上の問題を異動情報と呼び、異動情報があるとアイフルの審査に通りません。

異動情報については、銀行などが多く加盟する個人信用情報機関「全国銀行個人信用情報センター」が保管している情報も影響します。

返済上の問題に関する情報は、返済能力を確かめる上で重要で、アイフルが提携する個人信用情報機関が情報を共有して、返済能力を確かめています。

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、アイフルの審査基準、審査通過率から審査に落ちてしまう方の特徴まで詳しく解説しました。

アイフルの審査通過率は平均して30~35%と、大手消費者金融のなかでも3番目に高いものの、申込者の6割以上が審査に落ちているということがわかります。

ただし、このデータには審査通過の対策をせずに申し込みをした方も含まれているため、事前に審査落ちする理由や審査に通りやすくなる方法を把握すれば、審査通過の確率を上げられるでしょう。

本記事で挙げた、アイフルの審査に落ちる人の7つの特徴に、ご自分が当てはまらないかを今一度確認してみてください。

【関連記事】合わせて読みたい

アイフルのWeb申込はこちら

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
記事URLをコピーしました