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アコムは無職でも借入できる?審査基準や借り入れ時の注意点を徹底解説!
アコムは無職でも借入できる?審査基準や借り入れ時の注意点を徹底解説!
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急な出費があった時に困らない!知っておきたいアコムのカードローン

大手消費者金融のアコムは、無利息期間があったり在籍確認が原則なかったりと、誰でも借入しやすいサービス設計になっています。

ただし、アコムでも借り入れるときには審査を受ける必要があるため、誰でも利用できるわけではありません。では、無職の場合はアコムで借り入れできるのでしょうか?

本記事では、アコムはお金を無職でも借りられるのかと、代替手段となる他の借入方法について解説します。

【結論】無職だとアコムで借入は原則できない

【結論】無職だとアコムで借入は原則できない

結論から言うと、アコムでは無職だと借入をすることは原則できません。

アコムに限らず、どの消費者金融でも無職だと借入は難しいのが基本です。これは貸金業法で「総量規制」と言うものが定められているからです。

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸金業者からの借入を原則禁止するルールになります。例えば、年収300万の場合だと借入できる金額は100万円までとなります。

無職だと年収が0円になるので、アコムをはじめとした消費者金融では貸付をすることができないのです。

「申込時に年収を誤魔化せばいい」と思うかもしれませんが、信用情報の調査によって嘘の情報はすぐにバレてしまいます。リスクだけで意味がないため、虚偽申告はやめましょう。

なお、アコムでは自身の収入がない専業主婦(主夫)や年金以外に収入がない高齢者も、無職と同様に「返済能力がない」と判断されます。

アコムでのローン審査を通過するための条件

アコムでのローン審査を通過するための条件

無職だと原則アコムで借入できないと説明しましたが、アコムで借入する際の審査基準はどうなっているのでしょうか。

アコムの公式サイトによると、20歳以上かつ安定した収入と返済能力があるうえで、アコム独自の基準をクリアする必要があります。

20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

引用:カードローンに審査はありますか。|アコム

アコムの「当社基準」は公開されていませんが、一般的な審査基準としては以下の項目があります。

  • 勤務先や勤続年数
  • 雇用形態
  • 年収
  • 他社での借入金額

これらの情報を、提出書類や信用情報(過去の借入歴などをまとめた情報)からチェックされます。

融資審査の目的は「返済能力が十分にあるか否かの判断」なので、安定した職業かつ高年収であれば高く評価されるのは当然です。

反対に、収入が0円である無職の人は原則審査に通過できません。

少額でも安定した収入があれば借入が可能に

少額でも安定した収入があれば借入が可能に

先述の通り、アコムの審査基準には「安定した収入と返済能力」が必要です。

しかし、金額や収入源の指定はないため、少額でも安定した収入があれば借り入れられる可能性があります。

例えば、先に解説した総量規制を基準にするなら、年収が100万円あれば1/3である30万円までは借りられる計算です。100万円程度であれば、パートやアルバイトで稼ぐことも不可能ではありません。

また、株の配当金や不動産の家賃収入など、金融資産から定期的に発生する収入は「安定した収入」と言えます。

確実とは言えませんが、状況次第では無職でもアコムの審査に通過出来る可能性があります。

無職の人がお金を借りる方法は?

無職の人がお金を借りる方法は?

無職の人がアコムで借りるのは難しいとわかりましたが、それでは代わりとなる方法は存在するのでしょうか。

消費者金融もあくまで商売なので、返済能力がない無職の人に融資することは基本的にありません。銀行のローンも同様です。

しかし、一定の条件を満たせば、以下3つのように無職でもお金を借りる手段があります。

  • 配偶者貸付制度に対応した消費者金融を使う
  • 総合支援資金貸付を活用する
  • 質屋で借入する

配偶者貸付制度に対応した消費者金融を使う

配偶者貸付制度とは、総量規制の特例として「本人に収入がない専業主婦(主夫)」には配偶者の収入を合計した年収の3分の1以下まで借入を認める制度です。

この制度を使って配偶者貸付を実施している消費者金融なら、収入を得ていない専業主婦(主夫)でもお金を借りられます。

ただし、配偶者貸付による借入の場合、配偶者本人の同意が必要です。配偶者に相談なく、勝手に借りられるわけではありません。

また、アコムをはじめ大手消費者金融では配偶者貸付を行なっていない場合が多いので、まずはどこで利用できるのかを調べることが必要となります。

総合支援資金貸付を活用する

総合支援資金貸付は、失業などで日常生活全般に困っている人を対象として、生活の立て直しや経済的自立の支援を行う制度です。

当面の生活に必要な資金の貸付けや、ハローワーク等による継続的な相談支援などをセットで受けられます。

実施主体は都道府県の社会福祉協議会ですが、申込みの相談は各地域の市町村社会福祉協議会でも可能です。

ただし、借換えを目的とした貸付けは対象外となるため、いまある借金の解消には直接使えない点は注意しましょう。

いまある借金で苦しんでいる場合は、弁護士に債務整理(交渉や裁判所手続きで借金を減額・免除する制度)を相談してみましょう。

質屋で借入する

消費者金融で借入ができない場合、質屋を利用することも一つの手です。

質屋なら職や収入の有無は関係なく、一定価値のある品物さえあれば無職であってもお金を借りられます。

質屋では品物を担保にお金を借り入れ、流質期限(いわゆる返済期限)までにお金を返済します。返済できなかった場合は、預けた品物の所有権が貸主である質屋に渡るという仕組みです。

ただし、一度でも質流れをすると品物は戻ってこないので、大切なものを預ける場合は注意が必要です。

また、質屋の金利は店舗によってまちまちで、月利で9%程度(年利換算で108%)になる場合もあります。

アコムの金利が年利3.0%~18.0%なので、利息から考えるコストパフォーマンスとしては、消費者金融と質屋で大きな差があります。

記事のまとめ

記事のまとめ

本記事では、アコムにおける借入の審査基準や無職でもお金を借りる方法について解説しました。

アコムをはじめとした消費者金融では年収の3分の1以下の金額しか借入ができない「総量規制」というルールがあるため、無職や専業主婦(主夫)等、安定した収入のない人は融資を受けることができません。

安定した収入が無くお金が必要な場合は、自治体や借金に詳しい弁護士などに相談しつつ、まずは生活の再建から目指しましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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