au PAY スマートローンの審査は厳しい?結果が遅い理由や電話確認の有無を解説
au PAY スマートローンは、カードレスタイプのキャッシングサービスです。
専用アプリからいつでも借り入れの手続きができる利便性の高さや、「auユーザーだから」と言う理由で利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、au PAY スマートローンの利用をご検討中の方に向けて、au PAY スマートローンの審査について解説していきます。
au PAY スマートローンの審査に通るか不安な方や、すでに申し込みが完了しているにも関わらず、審査に時間がかかっている方はぜひ参考にして見てください。
合わせて、au PAY スマートローンのメリットとデメリット、申し込み方法についても確認していきます。
au PAY スマートローンの明確な審査基準は公開されていない
結論から言うと、au PAY スマートローンの審査が「甘い」か「厳しい」かを一概に答えることはできません。
なぜなら、審査基準が公開されていないからです。
ただし、au PAY スマートローンでは申込条件が詳細に定められています。
そもそも申込条件をクリアしていない場合は、au PAY スマートローンの審査に通りません。
以下ではau PAY スマートローンの申込条件を確認していきます。
申込条件
au PAY スマートローンは、申込条件として以下の4つを公表しています。
- 本人名義のau IDを持っている(法人契約で利用のau IDでは申込不可)
- 満20歳以上、70歳以下
- 申し込む本人に定期収入がある
- 現住所が国内にある
それぞれの詳細を確認していきます。
本人名義のau IDを持っている(法人契約で利用のau IDでは申込不可)
まず、au PAY スマートローンを申し込むためには、申込者本人がau IDを持っている必要があります。
このau IDは、KDDIが提供する各種サービスを利用するためのIDです。
auの回線やスマホを契約していない場合でも、au IDの公式サイトから登録することができます。
法人契約のau IDは、会社や法人のものであり、個人の利用を目的としたものとは異なります。
そのため、法人契約のau IDを利用してau PAY スマートローンを申し込むことはできません。
申込者本人の個人情報に基づいて作成されたau IDを持っていることが必須となります。
満20歳以上、70歳以下
au PAY スマートローンを申し込むためには、申込者が20歳以上である必要があります。
つまり、20歳の誕生日を迎えた時点で申し込みが可能です。
また返済能力や契約期間を考慮し、申込者が70歳未満であることも条件です。
70歳以上の方は、契約期間中に返済を完了することが難しい場合があるため、申し込みが制限されています。
申し込む本人に定期収入がある
au PAY スマートローンを申し込む際には、申込者本人が定期的に収入を得ていなければなりません。無職での申し込みは不可となっています。
定期収入は、申込者に返済能力があることを示す指標となります。
正規雇用者、パートタイマー、自営業者、派遣社員など、収入の形態は問われないケースがほとんどです。
ただし、収入源が不安定だったり、金額が一定でない場合は、審査が通りにくくなる可能性があります。
なお、年金を受給している場合は、年金以外の安定した収入があることが条件です。
現住所が国内にある
日本国外に住んでいる場合、au PAY スマートローンの申し込みはできません。
この条件は、申込者の身元確認や返済管理を円滑に行うことを目的として設けられています。
申込者の住所が国内であることを証明するためには、現住所記載の証明書の提出が必要になります。
審査完了までの時間はどれくらい?
au PAY スマートローンの公式サイトを確認すると「審査時間は最短30分」と書かれています。
申し込み完了後、最短30分で審査結果がメールで届きます。
ただし、申し込みの時間帯や審査状況によっては、翌日以降の連絡となる場合があります。
なお、審査結果が届き、契約が完了した後は、即日で融資を受けることも可能です。
審査結果のメールが来ない!結果が遅い理由とは
先述した通り、au PAY スマートローンでは申し込み完了から最短30分で審査結果が出ます。
しかし、「30分どころか何時間経っても審査結果のメールが来ない」というケースもあるようです。
審査が長引いてしまう理由としては以下のようなことが考えられます。
申込内容に不備・虚偽の申告があった
申込内容に不備があったり、虚偽が疑われる部分がある場合、審査が遅れる可能性があります。
この場合、正確な情報の再提出が求められます。
営業時間外に申し込んだ
夜間や休日に申し込んだ場合、審査結果が遅れることがあります。
申し込みは24時間365日可能ですが、急いでいる場合は午前中など早い時間に申し込むことをおすすめします。
他の申込者が多く審査に時間がかかっている
申込内容が正しく入力できていても、多くの申し込みがある場合、審査に時間がかかることがあります。
特に連休前や連休中、平日・土日の夕方やイベントがある際には、申し込みが集中することが考えられます。
本人確認・在籍確認など、審査の過程で問題があった
申込者の本人確認や勤務先の在籍確認がスムーズに行われなかった場合、審査結果の通知が遅れることがあります。
この場合、追加の情報提供や確認が必要となります。
他社借入や信用情報に問題があった
他の金融機関での借入や信用情報に問題がある場合も、審査に時間がかかります。
返済の遅れや債務整理などの履歴がある場合は、結果の通知が遅くなる可能性が高いです。
何らかの理由で連絡が取れない
審査結果の通知を行う際に、以下のような理由で審査結果の通知が届かないことがあります。
- 連絡先が間違っている
- 迷惑メールのフォルダに分類されてしまっている
- 登録していない番号からの着信を拒否する設定になっている
上記のような理由から、審査結果の通知が遅れる可能性があります。
正確な情報の提供を心掛けることで、審査結果の通知を早めることができますので、申し込みの際には入力ミスや情報が正確かどうかをしっかり確認しましょう。
au PAY スマートローンの審査では職場への在籍確認が行われる場合がある
au PAY スマートローンでは、提出した勤務先に申込者が本当に在籍しているかを確認するため、会社へ電話がかかってくる場合があります。
ただし、au PAY スマートローンやKDDIではなく、担当者の個人名で電話をかけてきてくれます。
プライバシーにしっかりと配慮してくれるので、在籍確認の電話で会社にローンの申し込みをしていることはバレないでしょう。
しかし、「在籍確認の電話は原則ない」と公言している消費者金融もあります。
そのため、電話連絡を避けたい場合は、au PAY スマートローン以外のローンも検討しましょう。
au PAY スマートローンのメリットとデメリット
au PAY スマートローンの限らず、消費者金融や銀行からお金を借りる際には、そのローンのメリットとデメリットを確認することが重要です。
これにより、自分に最適なローンを見つけることができるため、「他の会社で借りれば良かった」と後々後悔することも減るはずです。
メリット
まずは、au PAY スマートローンのメリットを紹介していきます。
Web完結でカードレスなので周囲にバレにくい
au PAY スマートローンは、WEB上での申し込みから借り入れまでを完結することができます。
つまり、自宅や外出先などインターネットに接続できる場所であれば、どこからでも手続きを行うことができます。
このため、郵送による書類の提出や窓口への訪問が不要で、手続きがスムーズです。
また、au PAY スマートローンはカードレスのローンです。借入のためにATMに行く必要もありません。
基本的に郵送物なしで申し込めるので、利用していることが周囲にバレにくいとことも大きなメリットでしょう。
ただし、申込時に口座の登録ができなかった場合は、契約に必要な「確認コード」が記載されたハガキが簡易書留で自宅に届くことは先述した通りです。
即日で融資を受けられる
au PAY スマートローンは、申し込みから審査までが最短で約30分です。
審査がスピーディーに行われるため、審査に通れば即座に借り入れることができます。
またau PAY スマートローンはオンライン上での申し込みが可能なため、24時間365日いつでも申し込みを行うことができます。
急な支出に備えられる点は大きなメリットです。
ただし、即日融資を受けるためには、振込先の金融機関の営業時間内に申し込みを行う必要がありますのでご注意ください。
au PAY残高にチャージできる
au PAY スマートローンでは、借入金をau PAYの残高として直接チャージすることができます。
au PAYのスマホ決済やネットショッピング、コンビニやスーパーでの支払いなど、様々な場面での利用がスムーズです。
またau PAYの残高を利用して支払いを行うと、その残高が借入金だったとしても、通常の利用と同様にポイントを獲得することができるのも嬉しいポイントです。
指定口座への振込手数料が無料
au PAY スマートローンは、指定口座への振込手数料が無料です。
振込みの際に手数料が発生するローンが多い中、au PAY スマートローンでは手数料が無料のため、返済以外の出費がかかりません。
デメリット
借り入れをする際には、メリットだけではなくデメリットもしっかりこと確認することが重要です。
他社と比較する目安にもなりますので、参考にしてみてください。
消費者金融や銀行カードローンと比べて金利が高い
au PAY スマートローンの金利は年2.9%〜18.0%と幅広く設定されています。
実際の利率は、申込者の審査結果や契約条件に応じて異なりますが、上限金利は18.0%であり、銀行のカードローンや消費者金融の金利水準よりも高めです。
高金利のローンを利用すると、返済額が増加しやすくなってしまいます。
特に、借り入れ額や返済期間が大きい場合は、金利の影響がより顕著に現れます。
そのため、借り入れをする前にしっかりと返済計画を立て、金利がどのように影響するかを考えましょう。
またローンを利用する場合は、様々な金融機関やローンサービスを比較検討することが重要です。
金利が低いサービスを選択することで、返済負担を軽減することができます。
無利息期間がない
au PAY スマートローンのデメリットの一つとして、無利息期間がないことが挙げられます。
消費者金融や銀行のカードローンの多くは、新規利用者や特定の条件を満たした利用者に対して無利息期間を提供しています。
これにより、一定期間内に返済すれば利息を支払う必要がなくなります。
しかし、au PAY スマートローンにはこのような無利息期間がないため、借り入れをした瞬間から利息が発生し始めることを覚えておきましょう。
借入限度額が100万円と低め
au PAY スマートローンの最大借入限度額は100万円です。
他社のローンや銀行カードローンと比較すると低く設定されていることがわかります。
大きな資金が必要な方や他のローンを一括でまとめたい方には、au PAY スマートローンはあまり向いていません。
申し込み方法と借入までの流れ
au PAY スマートローンのメリットとデメリットがわかったところで、ここからは、au PAY スマートローンの申し込みから借り入れまでの流れを紹介します。
注意点も確認していきますので、au PAY スマートローンへの申し込みをお考えの方は参考にしてみてください。
STEP1. お客さま情報を入力
まずはお客さま情報を入力しましょう。
au IDに登録されているお客さま情報が自動で反映されるため、au PAY スマートローンの申し込み時に入力する情報は最低限に抑えられています。
STEP2. 口座の登録
次に、借り入れ・返済の際に利用する金融機関口座を登録します。
この手続きで口座の登録と合わせて本人確認が行われます。
注意!口座の登録ができない場合は契約までに時間がかかる
なお、口座の登録ができない場合は、本人確認書類のアップロードが必要になります。
この場合、契約に必要な「確認コード」が記載されたハガキが簡易書留で郵送されることになっています。
郵送でのやり取りになるため、契約までに1週間程度の時間がかかることを覚えておきましょう。
収入証明書の提出が必要になるケースも
以下のようなケースでは、契約前に収入証明書の提出が必要になります。
- 利用限度額が50万円を超える場合
- au PAY スマートローンの限度額と他の貸金業者からの借り入れ残高の合計が100万円を超える場合
STEP3. メールで審査完了の連絡が届く
審査が終わると、au PAY スマートローンからメールが届きます。
メールに記載されているURLから「審査結果ご確認ページ」へアクセスし、審査結果を確認しましょう。
審査結果を確認した後、融資可能な場合はそのまま契約手続きへ進んでください。
STEP4. 契約、借り入れ
契約締結後は、パソコンやスマートフォンからすぐに借り入れが可能です。
なお、契約内容はWEBサイト上で確認することができます。
au PAY スマートローンの借り入れ方法には以下の3種類がありますので、ご自身に合うものを選んでください。
借り入れ方法は3種類
- au PAY 残高にチャージ
- 登録口座へのお振込み
- セブン銀行スマホATMで借り入れ
au PAY 残高にチャージをする場合、au PAY プリペイドカードやau PAYとして、ポイントを貯めながら使うこともできます。
記事まとめ
この記事では、au PAY スマートローンの利用をご検討中の方に向けて、au PAY スマートローンの審査について解説しました。
au PAY スマートローンの審査基準は公表されていないため、一概に審査が「甘い」「厳しい」と判断することはできません。
ただし、申込条件は公式サイトにも記載があります。
au PAY スマートローンでの借り入れを考えている場合は、まずはご自身がすべての申込条件に当てはまっているかを確認しましょう。
また、au PAY スマートローンでは審査時に在籍確認を電話で実施する可能性があります。
在籍確認なしのローンを希望している場合は他社のローンを検討したり、「審査時の電話確認をなしにできるか」を問い合わせてみることをおすすめします。