カードローン
困ったときの味方!カードローンの申し込み方法と借入・審査の流れを解説
困ったときの味方!カードローンの申し込み方法と借入・審査の流れを解説
fin_user

困ったときの味方!カードローンの申し込み方法と借入・審査の流れを解説

「カードローンの申し込み手順が複雑そうで不安」
「必要な書類って何を用意すればいいの?」
「審査に通るには何を注意すべき?」

初めてカードローンを申し込むとき、手続きの仕方や必要な書類がわからず不安になるでしょう。

申し込みの流れや必要な書類をあらかじめ知っておくと、スムーズに手続きを進められます。

本記事では、カードローンの申し込み方法から必要書類、審査で失敗しないための注意点までわかりやすく解説します。

カードローンを申し込もうと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

カードローンの申し込みの流れ

カードローンの申し込みの流れ

カードローンの申し込みの流れは、申請先によって変わります。

あらかじめ流れを知っておくと、事前準備から契約までの進み方がスムーズです。

カードローンの申し込みでの流れをそれぞれ詳しく解説します。

申請先の選定と申し込み

まずは利用したいカードローン会社を選び、申し込みをします。

各社の金利や返済条件を比較して、ご自身の利用目的や返済能力に合ったサービスを見つけましょう。

疑問点があれば、電話などで事前に確認しておくのがおすすめです。

カードローンの申し込みは店舗に足を運ぶか、パソコンやスマホなどのインターネットで申し込む2種類の方法があります。

インターネット上で申し込みをすれば店舗の営業日に関係なく、ご自身の好きなタイミングで申し込みが可能です。

アプリだけで簡単に申請できる金融機関もあるので、初めての方もスムーズに申請できます。

必要書類の提出

カードローンの申し込みが完了すると、次は銀行へ提出する必要書類の準備です。

運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類や、必要と判断されれば収入証明書を提出します。

書類に不備があると、審査に時間がかかったり受理されなかったりする可能性があります。

スムーズに申請するためにも、必要書類の抜けや内容に不備がないかなどの確認を怠らないようにしましょう。

必要書類は、パソコンやスマホから画像をアップロードして提出したり、FAXや郵送で提出したりするなど、各社でさまざまな方法があります。

各社の公式サイトでは、必要書類や提出方法が細やかに記載されているので、事前に目を通しておくと、スムーズに提出できます。

審査と結果の通知

カードローンの申請に必要な書類を提出した後は、借入が可能かどうかの審査です。

審査では、収入状況や信用情報を基に返済能力を判断します。

審査期間は金融機関によって異なり、早くて即日、長ければ1ヶ月を超える場合もあるので、急ぐ方は事前に契約までの期間を確認しておきましょう。

必要に応じて、本人が実際に会社に所属しているか在籍確認が行われます。

無事に審査を通過すると、メールや電話で連絡が来るので、契約手続きに必要な書類や今後の流れを確認しておきましょう。

契約手続きと融資の開始

無事にカードローンの審査を通過すると、店頭またはインターネットから契約手続きをします。

もし不明点があれば、トラブル防止のためにも窓口対応してくれているスタッフか、カスタマーセンターへ相談しましょう。

契約が完了すると、ご自身が指定した口座に融資金が振り込まれます。

融資が開始されたら、計画的な返済を心がけて毎月の返済日を忘れないように注意しましょう。

カードローンの申し込みに必要な書類

カードローンの申し込みに必要な書類

カードローンの申し込みに必要な書類は、おもに「本人確認書類」と「収入証明書類」の2種類です。

本人確認書類や収入証明書類の例は、以下の通りです。

本人確認書類・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証(※2025年12月1日廃止)
・パスポート
・特別永住者証明
・印鑑証明
収入証明書類・源泉徴収票
・確定申告書
・課税証明書
・納税通知書
・給与明細書

本人確認書類に顔写真がない場合は、住民票の写しや公共料金の領収書などを準備します。

一定額以上を借りる場合には、収入証明書類が求められる場合があります。

必要書類の範囲は金融機関ごとに異なるので、必要書類が何なのかを事前に確認しておくと安心です。

審査時の注意点

審査時の注意点

カードローンの審査をスムーズに進めるためには、注意点がいくつかあります。

注意点を守らなければ、審査が通らない場合もあります。

審査時の注意点について詳しく解説するので、カードローンの申し込みをしようと考えている方はぜひ参考にしてください。

複数同時の申し込みを避ける

カードローンの審査では、複数の申し込みを同時に行うのは避けるべきです。

金融機関は個人の信用情報を共有しており、誰が、いつ、どの会社に申し込みをしたかの履歴が残り、金融機関側でわかるようになっています。

短期間に複数の申し込みがあると、警戒されてしまいます。

まずは1件ずつ審査を受け、結果を確認してから次の申し込みを検討しましょう。

虚偽申告をしない

カードローン審査時の申告内容は、嘘をつかず事実を記入してください。

虚偽の申告をすると、発覚した時点で契約が無効になるだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。

例えば、年収や職業、他社借入などは特に注意すべき項目です。

虚偽申告をしてしまうと将来的な借入にも悪影響を及ぼすので、正確な情報を記載しましょう。

最小限度額での借入に留める

必要最小限の借入額に抑えておくのが、カードローンの審査通過に通りやすくする重要なポイントです。

金融機関は借り手の返済能力を考慮して審査をするため、借入額が大きいほど返済能力が厳しく評価され、審査が通りにくくなるのがデメリットです。

少し余裕を持たせた金額ではなく、最小限度額で申請すると、審査も通りやすいでしょう。

借入しすぎると返済負担が大きくなり、生活費を圧迫するだけでなく、返済を滞らせてブラックリストとして信用情報に影響する恐れもあります。

毎月の返済に影響しない、必要最小限の借入額を見直してから申し込みましょう。

よくある質問

よくある質問

カードローンに関しての、よくある質問をまとめました。

特に初めてカードローンの申し込みをする方は、ぜひ参考にしてください。

Q1.金利はどれくらい?

カードローンの金利は、金融機関や契約者によって異なります。

一般的に、借入限度額が低いと金利が高く、借入限度額が高いと低金利になる傾向です。

日本では「利息制限法」により、借入額に応じた金利の上限が定められています。

借入額上限の金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

参照:利息制限法

借入額に応じて、金利の上限を年15.00〜年20.00%に設定しています。

金融機関によっても金利が異なるため、インターネットで検索しながら事前に複数社の金利を比較検討しましょう。

Q2.申し込みから利用開始までの期間は?

カードローンの申し込みから利用開始までの目安は、早くて即日、長ければ1ヶ月以上かかります。

審査にかかる時間は、金融機関や借入内容によっても異なります。

金融機関の窓口は基本的に、平日だけが営業日で土日祝は休業日です。

インターネットや電話での申し込みであれば24時間対応可能な場合もあり、すぐに申し込み可能です。

お急ぎの方は、インターネットや電話での申し込みを検討しましょう。

必要書類に不備があれば審査が長引くので、事前に準備をしておくと審査をスムーズに進められます。

Q3.収入がなくても審査に通る?

収入が全くない場合、カードローンの審査に通るのは難しい傾向にあります。

しかし、一部の金融機関では無収入でもカードローンの審査に通るケースがあります。

無収入でも審査に通る可能性があるケースは、以下の通りです。

  • 安定した収入のある配偶者がいる
  • 年金収入がある

収入がない方でも、配偶者に安定した収入があれば審査に通る場合があります。

配偶者貸付制度に対応しているカードローンであれば、配偶者の年収1/3を上限額として申し込めます。

年金収入があれば申し込める可能性があるため、金融機関ごとに定められた年齢の範囲を確認し、ご自身が申し込み対象となるサービスを選びましょう。

無収入者向けのカードローンは限られており、審査基準が厳しいため、無収入でも審査に通る条件を事前に確認しておくのが大切です。

次の記事ではおすすめの借入先をご紹介

次の記事ではおすすめの借入先をご紹介

カードローンの申し込みの流れや必要書類、注意点などを解説しました。

カードローンの審査をスムーズに通過するには、必要書類を事前に準備し、虚偽の報告をせず正確な内容で申請する必要があります。

初めてカードローンを申請する方は、申し込みの正しい手順から理解しておきましょう。

申し込み方法だけでなく、借入額や返済期間などによって選ぶべきカードローンが異なります。

次の記事では、借入先をどこにすべきか迷っている方に向け、おすすめの借入先を紹介するので、ぜひあわせてご一読ください。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
記事URLをコピーしました
フッターバナー