スルガ銀行カードローンのメリット・デメリットとは?金利や審査基準も紹介
スルガ銀行カードローンのメリット・デメリットとは?金利や審査基準も紹介
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スルガ銀行カードローンは利便性が高い?メリットやデメリットも紹介

「カードローンの手続きをオンライン上で済ませたい」
「利便性の高いカードローンを探している」

上記のような希望を持っている方におすすめなのが、スルガ銀行のカードローンです。

銀行系カードローンは、口座を持っていると利便性が高くなるだけでなく、金利が低い傾向もあります。

本記事ではスルガ銀行のカードローンを詳しく解説します。

金利やメリット、デメリットなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

サービス内容

サービス内容

まずはスルガ銀行カードローンのサービス内容を理解しておきましょう。

サービス内容を金利・審査・即日融資の3つに分けて紹介します。

金利について

カードローンでお金を借り入れる際は「利息」と呼ばれるお金を貸してくれた方に支払う対価が発生します。

金利は借り入れた額に対して、どのくらいの割合で利息が発生するかを示した数値で、スルガ銀行カードローンの金利は3.9%〜14.9%です。

利息は「借入金額×金利×利用日数÷365日」で求められます。

たとえば10万円を1ヶ月間借りていた場合の利息は1,225円になる計算です。

利用限度額によって金利は変動するため、借り入れの前に利息を含めた返済額のシミュレーションをしておきましょう。

参考:スルガ銀行「カードローン」
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/service/card_loan/

審査に通りやすい?

スルガ銀行カードローンは銀行系のカードローンであり、決して審査に通りやすいとはいえません。

銀行系をはじめカードローンは、安定した収入や勤続年数、信用情報の事故情報などを踏まえて審査を行います。

他社から多額の借り入れをしていたり、信用情報に事故情報があったりすると審査に落ちる可能性があります。

安定した収入があったとしても、必ず審査に通るわけではない点に留意しておきましょう。

即日融資は対応している?

スルガ銀行カードローンは、即日融資に対応していません。

銀行カードローンは、安定した収入の有無や信用情報の確認以外に、警視庁へのデータベース照会を行っています。

データベース照会に1日はかかるため、スピーディーなカードローン会社でも翌日の融資になります。

即日融資を希望している方は、消費者金融系のカードローンを検討しましょう。

スルガ銀行カードローン3つのメリット

スルガ銀行カードローン3つのメリット

スルガ銀行カードローンはオンライン上で手続きが完了したり、月々3,000円から返済できたりなど多くのメリットがあります。

他にもスルガ銀行カードローンは多くのメリットがあるため、順番に解説していきます。

オンライン上で手続きが完結する

スルガ銀行カードローンは、申し込みから契約までの手続きをすべてオンライン上で行えます。

運転免許証や健康保険証などを専用ページからアップロードできるため、窓口に出向いたり、必要書類を郵送したりする手間がかかりません。

スルガ銀行の普通預金口座を持っていない方でも契約できるため、わざわざ口座開設をしなくてもカードローンを利用できます。

コンビニATMで借り入れ・返済が可能

スルガ銀行カードローンは、スルガ銀行ATM以外にコンビニATMで借り入れや返済が可能です。

提携しているコンビニATMは下記の通りです。

  • セブン銀行ATM
  • EnetコンビニATM
  • イオン銀行ATM
  • ゆうちょ銀行ATM

さらに上記提携ATMからの返済は手数料0円で利用できます。

近隣のコンビニATMから手軽に返済できるのがメリットといえるでしょう。

月々3,000円から返済できる

10万円以下の借り入れであれば、返済額を月々3,000円から設定できるのもスルガ銀行カードローンのメリットです。

10万円以下の最小返済金額は下記の通りです。

返済時の借入残高返済額
10万円超20万円以下6,000円以上
20万円超30万円以下9,000円以上
30万円超40万円以下12,000円以上
40万円超50万円以下15,000円以上
50万円超100万円以下20,000円以上

上記のように、経済的に無理のない範囲で返済額を設定できます。

最小返済金額の金額であれば返済額が自由に設定できるため、余裕がある月は多めに返済していきましょう。

参考:スルガ銀行「ご返済」
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/service/card_loan/repay.html

スルガ銀行カードローン3つのデメリット

スルガ銀行カードローン3つのデメリット

多くのメリットがあるスルガ銀行カードローンですが、デメリットも伴います。

デメリットを知らずに契約してしまうと後悔する可能性もあるため、事前に理解しておきましょう。

口座引き落としはスルガ銀行口座のみ対象

口座引き落としで返済するにはスルガ銀行口座が必要になるため、口座開設していない方にとってデメリットです。

スルガ銀行以外の銀行口座で口座引き落としによる返済は利用できません。

スルガ銀行以外の口座しか持っていない場合は、提携ATMか振り込みによる返済を利用しましょう。

コストを抑えて返済したい方は、手数料がかからない提携ATMによる返済がおすすめです。

返済期間が長くなる可能性がある

スルガ銀行カードローンは、最低返済額を3,000円から設定可能な反面、設定額が少ないと返済期間が長期化する恐れもあります。

利息は日割り計算のため、返済期間が長くなればなるほど利息額は大きくなり、返済額が増えてしまうのです。

利息額を抑えるため経済的に余裕がある月は多めに返済するよう意識しましょう。

他のローンに影響を及ぼす可能性がある

スルガ銀行カードローンで多額の借り入れを行うと、新たにローンを組む際の審査に影響を及ぼす可能性があります。

多額の借り入れを行っていると、他ローンの審査で「返済が難しい」と判断されて落とされるケースがあります。

住宅ローンやマイカーローンなどを検討している方は、カードローンの有無が審査に影響を与える点に留意しておきましょう。

よくある質問

よくある質問

ここからはスルガ銀行カードローンに関するよくある質問を紹介します。

疑問や不安がある場合はそのままにせず、契約前に解決しておきましょう。

Q1.申込方法はどんなものがある?

スルガ銀行カードローンの申し込み方法は、Webまたは電話による2つの方法があります。

Web申し込みは原則365日24時間受け付けているため、好きな時間・場所から申し込めます。

本人確認書類や収入証明書などもWebからアップロード可能で、郵送する手間もかかりません。

電話申し込みの場合、必要書類の提出は郵送になるので、即日融資を希望する方はWeb申し込みがおすすめです。

Q2.勤務先に在籍確認の電話がかかってくる?

スルガ銀行カードローンは、勤務先に在籍確認の電話がかかってくる可能性があります。

原則スルガ銀行では、担当者の個人名で電話をかけており、申し込みした方のプライバシーに配慮した状態で在籍確認が行われています。

在籍確認の電話は、申し込み者が出なくても上司や同僚が「◯◯は席を外しています」「◯◯は休みです」と答えれば問題ありません。

Q3.返済方法は?

スルガ銀行カードローンの返済方法は下記の通りです。

  • 提携ATMによる返済
  • 口座引き落としによる返済
  • 振り込みによる返済

口座引き落としによる返済は、スルガ銀行の口座を持っている方のみ利用できます。

スルガ銀行の口座を持っていない場合は、提携ATMか振り込みで返済を行いましょう。

余計なコストを抑えて返済したい方は、手数料がかからない提携ATMによる返済がおすすめです。

Q4.申し込み〜利用までの流れを教えて

スルガ銀行カードローンの申し込みから利用までの流れは下記の通りです。

  1. 申し込みフォームから必要情報を入力
  2. 本人確認書類や収入証明書類をアップロード
  3. 契約手続き
  4. カードの受け取り

電話による申し込みの場合は、本人確認書類や収入証明書類は郵送で提出します。

カード受け取り後は「受取り確認フリーダイヤル」に電話をかけ、確認完了後に借り入れが行えます。

記事のまとめ

記事のまとめ

スルガ銀行カードローンは手続きをオンライン上で済ませられたり、最低返済額が少なかったりするのがメリットです。

コンビニATMとも提携しているため利便性も高い傾向にあります。

一方で口座引き落としによる返済はスルガ銀行口座のみとなっています。

スルガ銀行口座を持っていない場合は、口座引き落としによる返済は利用できません。

スルガ銀行カードローンを検討している方は、メリットやデメリットを踏まえたうえで利用を検討してみてください。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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