ローソン銀行カードローンの特徴は?審査や借入の流れを解説
ローソン銀行カードローンの特徴は?審査や借入の流れを解説
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【ローソン銀行カードローン】審査や必要書類、返済方法を徹底解説

ローソン銀行のカードローンは、全国のローソンATMで手軽に借入や返済ができる便利なサービスです。

Web完結型の申し込み、柔軟な返済方法、迅速な審査対応が特徴で、「急な出費に対応したい」「簡単にカードローンを利用したい」という方におすすめできます。

本記事では、ローソン銀行のカードローンについて、基本情報や具体的な特徴、融資までの流れなどを詳しく解説します。

ローソン銀行での借入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ローソン銀行「ネットキャッシング・カードローン」の基本情報

ローソン銀行「ネットキャッシング・カードローン」の基本情報

ローソン銀行の「ネットキャッシング・カードローン」は、全国のローソンATMをはじめ、提携ATMからも手軽に利用できるカードローンです。

金利や利用限度額など、基本的な情報は次のとおりです。

審査時間 最短3営業日(クレジットカード発行の時間)
融資時間 最短3営業日(クレジットカード発行の時間)
振り込みにかかる時間 最短翌営業日
金利(実質年率) 14.95%~17.95%
利用限度額 最大50万円
無利息期間
Web完結
カードレス -(クレジットカードの発行が必要)
在籍確認 あり
申し込み年齢 20歳以上

Web完結型の申し込みが可能なため、自宅や外出先から気軽に申し込めます。

ローソン銀行のカードローンはクレジットカード機能の一部

ローソン銀行のカードローンは単体のサービスではなく、クレジットカード「ローソンPontaプラス」のキャッシング機能を拡張したものです。

ローソンPontaプラスでは「キャッシング」機能は一括払い、「カードローン」機能は分割払いとしています

クレジットカードとしてのスペックは下記のとおりです。

年会費 無料
ポイント還元率 通常1%、最大6%
貯まるポイント Pontaポイント
国際ブランド マスターカード
スマホ決済 Apple Pay(QUICPay)
付帯カード ETCカード(発行手数料1,100円)
利用可能枠 ショッピング枠最大100万円、キャッシング枠最大40万円

クレジットカードも合わせて使いたい人には便利ですが、カードローンのみを契約したい場合は、別の銀行や消費者金融から探しましょう。

ローソン銀行カードローンの特徴3つ

ローソン銀行カードローンの特徴3つ

ローソン銀行のカードローンは、次のような特徴があります。

  1. ネットキャッシングでいつでも借入申し込みが可能
  2. クレカのキャッシングをあとからカードローンに変更可能
  3. 全国のローソン銀行や提携ATMで利用できる

24時間いつでも借入を申し込める点や、クレカのキャッシング機能と連携できる点がポイントです。

①ネットキャッシングで24時間利用可能

ローソン銀行のカードローンでは、申し込みから融資まで全てWeb上で完結します。

店舗に足を運ぶ必要は一切なく、自宅や外出先、さらには深夜や早朝でも手続きを進めることが可能です。

申し込みの流れもシンプルなので、仕事や家事で時間が取れない方にもおすすめできます。

②クレカのキャッシングをあとから分割払いに変更可能

ローソンPontaプラスには「あとdeカードローン」というサービスがあり、キャッシング(一括払い)をカードローン(分割払い)に変更可能です。

例えば「最初はすぐに返すつもりでキャッシングにしたけど、予定外の出費が重なってしまった…」というとき、あとdeカードローンを使うことで柔軟な返済が可能になります。

③全国のローソン銀行や提携ATMで利用できる

ローソン銀行のカードローンは、全国のローソンATMおよび提携ATMで借入や返済が可能です。

全国のATMが使えるので、出先で急にお金が必要なときも安心です

借入は原則24時間、返済は0時5分~23時45分対応しているので、深夜や早朝も利用できます。

申し込み~審査の流れ

申し込み~審査の流れ

先述のとおり、ローソン銀行のカードローンはまずクレジットカードの契約が必要です。

申し込み~審査の流れは下記の通りになります。

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 入会審査
  3. 審査完了をメールで通知
  4. クレジットカード発行、書留郵便で送付

申し込み時に引き落とし口座の設定を行いますが、Web上で設定する方法(オンライン口座振替サービス)と、郵送で設定する方法があります。特にこだわりがなければ、Webでの設定がスムーズでおすすめです。

クレジットカード発行は、3営業日~1週間程度かかります。

カードローンの利用には「ご利用可能枠」の設定が必要なので、もし設定がなければ改めて問い合わせてみましょう。

必要書類

申し込みにあたって、下記の書類が必要です。

本人確認書類:2点

運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書など

補足資料:1~2点(本人確認書類の住所が現住所と異なる場合)

公共料金(電気、ガスなど)の領収書、納税証明書

ただし、Webで引き落とし口座の設定をした場合、これらの書類はなしで申し込みが可能です。

借入と返済の方法

借入と返済の方法

ローソン銀行カードローンの借入と返済は、どちらもシンプルな方法です。

契約後すぐに利用できるよう、あらかじめ内容を押さえておきましょう。

借入方法

ローソン銀行カードローンの借入方法は、「ATMで引き出し」と「インターネット申し込み」の2種類があります。

ATMで引き出し

ATMでの引き出しは、ローソン銀行もしくは三菱UFJニコス株式会社の提携金融機関のATMが利用できます

借入単位は1万円以上1万円単位で、利用手数料は下記の通りです。

  • 借入金額1万円…110円(税込)
  • 借入金額2万円以上…220円(税込)

原則24時間利用可能ですが、各金融機関のシステムメンテナンス時などは使えないので注意しましょう。

インターネット申し込み

インターネット申し込みは、ローソンPontaプラスの「会員専用WEBサービス」で申し込みます

申し込み後、原則として翌営業日に指定口座へ振り込まれます。

借入単位は1万円以上1万円単位で、手数料はありません。

返済方法

ローソン銀行カードローンの返済方法は、口座からの自動引き落としのみとなります。

引き落とし日は毎月10日で、休業日の場合は翌営業日に変更されます。

なお、繰り上げ返済をしたいときは、以下の方法を利用できます。

  • ATMで支払い
  • 口座振込(電話にて事前申し込み)
  • 口座引き落とし(電話にて事前申し込み)

よくある質問

よくある質問

最後に、ローソン銀行カードローンについてよくある質問とその回答を紹介します。

あらかじめ疑問を解消し、スムーズに借入できるようにしましょう。

ローソン銀行カードローンの審査は厳しい?

ローソン銀行カードローンの審査基準は、他の銀行系カードローンと同程度の厳しさと考えられます。

カードローン全体で比較すると、銀行は審査が厳しい傾向にあります。断言はできませんが、ノンバンク(消費者金融や信販会社)のほうが審査は通過しやすいでしょう。

ローソン銀行の保証会社はどこ?

ローソン銀行カードローンは、三菱UFJニコスが保証会社となっています。

保証会社とは、利用者の返済が滞ったときなどに、代理で返済を行う会社です。

ただし、利用者は代理返済された分を保証会社に返す必要があり、自身の返済義務は消えないので注意しましょう。

審査時に在籍確認はある?

ローソン銀行カードローンの審査では、基本的に在籍確認が行われます

在籍確認とは、申込者の勤務先に間違いがないか確認する手続きです。一般的には、勤務先の会社へ電話連絡が行われます。

ただし、審査によっては書面のみで在籍確認を行う場合もあります。詳しくは事前に問い合わせてみましょう。

即日融資ができないのはなぜ?

ローソン銀行に限らず、銀行カードローンは即日融資に対応していないケースが大半です。

なぜなら、銀行は融資にあたって警察庁の暴力団情報を照会するためです。データベースの確認に時間がかかるため、早くても翌日以降の融資となっています。

まとめ

まとめ

ローソン銀行のカードローンは、全国のローソンATMや提携ATMで手軽に利用できる便利な融資サービスです。

借入や返済の方法もシンプルなので、初めてカードローンを使う人にもおすすめできます

近隣にローソンがある人はもちろん、「急な出費に対応したい」「安心してカードローンを利用したい」という場合も、ぜひローソン銀行カードローンを検討してみましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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