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カードローンで現金引き出しをする流れや注意点を解説
カードローンで現金引き出しをする流れや注意点を解説
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カードローンで現金引き出しする方法とは?流れや注意点も詳しく解説!

相談者A
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カードローンで現金引き出しする方法は?

相談者B
相談者B

現金引き出しをする方法の流れが知りたい

上記のようにカードローンで現金引き出しをする方法を知りたいと考えている方もいるでしょう。

カードローンで現金引き出しをする際は、専用カードを用いてATMやCD(キャッシュディスペンサー)から行います。

本記事では、カードローンで現金引き出しをする方法を詳しく紹介します。

現金引き出しをする際の注意点も解説しているので、カードローンの利用を検討している方はぜひご覧ください。

カードローンで現金引き出しをする方法

カードローンで現金引き出しをする方法

カードローンで現金を引き出せない場合は、ATMとCDを用いて行います。

ここからは、現金引き出しの方法を詳しく解説します。

ATMで現金を引き出す

カードローンでは、ATMを用いて現金を引き出せます。

ATMを使って現金引き出しする際は、金融機関が連携しているATMを利用しなくてはなりません。

銀行が運営している場合は運営元のATM、消費者金融や信販会社が運営元のケースは、連携ATMを利用します。

ATMを用いて引き出すには、1万円以下で110円、1万円以上で220円の手数料がかかるのが多い傾向にあります。

ただし運営元の銀行ATMを利用したり、金融機関と提携しているATMを利用したりする場合は、手数料がかかりません。

手数料が発生する条件は金融機関によって異なるため、事前に手数料の条件を確認しておきましょう。

CD/キャッシュディスペンサーで引き出す

CD(キャッシュディスペンサー)を利用して引き出す方法もあります。

CDとは「現金自動支払機」や「現金自動引き出し機」とも呼ばれており、現金引き出しに対応している機器を指します。

機械の見た目はATMに似ていますが、CDはお金を引き出す機能しか備わっていません。

一方でATMは、現金自動引き出し以外に「入金」できる点がCDとの大きな違いです。

主に銀行や信用機関、消費者金融などの金融機関に設置されています。

CDも現金引き出しの際に、110円〜220円程度の手数料が発生します。

カードローンで現金引き出しをする場合のやり方と流れ

カードローンで現金引き出しをする場合のやり方と流れ

カードローンで現金引き出しをする際は、金融機関問わず大半が同じ流れです。

現金引き出しをする際の流れを見ていきましょう。

提携ATMを利用

現金引き出しをする際は、銀行やコンビニに設置されている提携ATMを利用します。

多くの金融機関でコンビニや駅に設置されているATMと提携しているため、居住地に問わずスムーズに引き出せるケースが多い傾向があります。

手数料をかけずに引き出したい場合は、手数料が無料になる提携ATMを利用しましょう。

提携しているからといって、必ずしも手数料が無料になるわけではなく、深夜帯は手数料がかかる点に注意が必要です。

専用カードをATMに挿入し操作

提携ATMで専用カードやキャッシング機能付きクレジットカードなどを挿入します。

専用カード挿入後に、暗証番号を入力して「お引き出し」や「借入」を選択しましょう。

暗証番号を3回程度間違えるとロックされ、一時的に使えなくなる可能性があるため、間違えないよう注意が必要です。

ただし、ロックがかかってしまった場合は、金融機関の窓口でロックの解除手続きをしなくてはなりません。

「お引き出し」や「借入」選択後は、希望の借入金額を入力すれば借入可能です。

現金の受け取り

利用限度額に問題がなければ、希望の借入額を受け取れます。

現金受け取り後は、契約時に決められた返済額や返済日を守り、滞りなく返済しましょう。

滞りなく返済すると信用情報が向上し、今後カーローンや住宅ローンを組む際、スムーズに審査を通過しやすくなります。

金融機関によっては月々の返済額を1,000円〜2,000円から設定できるケースもあるため、無理のない返済計画を立てるのが大切です。

利用時の注意点

利用時の注意点

カードローンを利用する際には、無理のない返済計画を立てる必要があります。

返済負担を軽減するには、金利の低い商品を選び、返済負担を抑えるのがおすすめです。

ここからは、カードローンを利用する際の注意点を3つ紹介します。

カードローンの金利は商品によって異なる

カードローンの金利は商品によって異なります。

金利とは、借入先に支払う「利息(対価)」が借入額に対して、どのくらいの割合で発生するかを示した数値です。

金利が低いほど利息負担を抑えられるため、総支払額を軽減できます。

カードローンの運営元は、主に銀行と消費者金融があり、金利相場は以下の通りです。

銀行 消費者金融
年1.5~15.0% 年3.0~18.0%

銀行カードローンは、金利が1.5〜15.0%ですが、消費者金融は3.0〜18.0%とやや高い傾向にあります。

金利の低さだけ見ると銀行カードローンが魅力的ですが、消費者金融のような即日融資には対応していません。

銀行と消費者金融、双方のメリットやデメリットを踏まえたうえで、商品を選びましょう。

無理のない返済計画を立てる

無理のない返済計画を立てるのも大切です。

支払えないような返済額を設定してしまうと、生活が困窮したり、支払いを滞納して信用情報に事故情報が掲載されたりする可能性もあります。

支払いの滞納で信用情報に事故情報が掲載されると、クレジットカードや携帯料金の分割払いも利用できなくなってしまいます。

今後のクレジットカードやローン審査に悪影響を与えないためにも、過度な借り入れは控え、生活へ支障が出ない範囲で返済額を設定しましょう。

利用限度額を確認する

カードローンで現金を引き出す際は、利用限度額を確認しておきましょう。

利用限度額とは、契約時に決められる借り入れできる上限を指します。

カードローンの利用限度額に達している場合は、ATMやCDから現金を引き出せません。

ATMの「利用限度額」やインターネットバンキング、カードローンの専用サイトなどから利用限度額を確認できます。

利用限度額に達している場合は、金融機関へ「増額申請」をして審査に通過できれば、利用限度額を増額できます。

記事のまとめ

記事のまとめ

カードローンは、ATMやCDから現金引き出しが可能です。

手数料無料で利用したい場合は、金融機関が設けている条件をもとに提携ATMを利用しましょう。

カードローンの利用限度額に達していると、ATMやCDから現金引き出しができないため、利用限度額に余裕があるかも確認しておくとスムーズです。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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