転職後でもカードローンは申し込める?審査通過のポイントと申込時の注意点を解説
転職直後でもカードローンは利用できる?
転職したらカードローンの査定が通りにくいって本当?
転職してすぐは、引っ越し費用や収入の変化などで経済的に厳しい状態に陥る方も多いでしょう。
スムーズにお金を借り入れたい方は、担保や保証人が不要かつ最短即日融資を受けられるカードローンがおすすめです。
本記事では、転職直後にカードローンを利用する際の注意点を紹介します。
査定で重視されるポイントも解説しているので、転職後に借り入れを検討している方はご覧ください。
転職直後でもカードローンは利用可能?
転職直後でもカードローンは利用できます。
しかし勤務期間の短さによって「返済能力が低い」と判断され、査定に通過できないケースもあるのです。
ここからは、転職直後にカードローンを利用する際に、知っておきたい点を紹介します。
転職直後でもカードローンの申し込みは可能
基本的にカードローンは、転職直後でも申し込みが可能です。
「転職直後は申し込み不可」「勤続年数◯年以上」など、勤続年数に関する条件は設けられていません。
カードローンは、安定した収入や年齢制限、信用情報などに問題がなければ利用できるケースが大半です。
安定した収入が条件とされているため、正社員だけでなくアルバイトやパートで給与を得ていれば申し込みできます。
勤続年数が短いと審査で不利になる
カードローンは、転職直後でも申し込み可能ですが、勤続年数が短いと査定で不利になる可能性もあります。
カードローンは、担保や保証人の必要がない代わりに、返済に困らない安定した収入があるかを査定で確認されます。
転職直後は勤続年数が短く、安定した収入があると認められにくい傾向にあるのです。
申し込みの際は、勤続年数が短いと査定に通りにくい可能性がある点に留意しておきましょう。
審査で重視されるポイント
査定では、詳細は公開されていないものの、定期的な収入の有無や勤続年数などが重視されています。
査定で重視される3つのポイントを詳しく見ていきましょう。
定期的な収入があるか
カードローンの査定では、定期的な収入の有無がチェックされます。
「安定した収入」と明記している金融機関もあり、ただ収入があるだけでなく、継続して収入を得ているかが重要なポイントです。
短期バイトや派遣などで収入を得ていても、勤務期間が限られている場合は、安定した収入とは認められにくいでしょう。
アルバイトやパートでも継続して収入を得ていれば、通過する可能性があります。
ただし、収入源のない専業主婦の方は、配偶者に収入があればカードローンを利用できる金融機関もあります。
年収が一定額以上であること
カードローンで希望額を借り入れるには、年収が希望額の1/3を超えないようにしなければなりません。
カードローンでは、過度な貸付を防ぐため、年収の1/3以上の貸付を禁止する「総量規制」と呼ばれる規制があります。
年収300万円の場合、年収の1/3である100万円までしか借り入れができません。
すでに他社から90万円借り入れている際は、残りの10万しか借り入れできないと総量規制で決められています。
目安を大幅に超える希望額を申請すると、カードローンの査定は通過できても、利用限度額が低く設定される可能性がある点に留意しておきましょう。
信用情報に問題がない
信用情報に問題がないかも査定で重視されるポイントです。
信用情報とは、カードローンやクレジットカードの申し込みや利用状況などの情報を指します。
過去にクレジットカードの支払いを滞納していたり、トラブルを起こしていたりする場合は全て信用情報に記録されているのです。
カードローンの査定では、申し込み者の信用情報が確認されるため、マイナスな情報が記録されていると査定に影響を及ぼします。
複数のカードローン会社への申し込みも信用情報に記録され、査定に悪影響を及ぼすとされているため注意が必要です。
なお信用情報にマイナスな記録(事故情報)が記載されている方は、信用情報機関に情報開示をすれば確認できます。
転職後にカードローンを申し込む際の注意点
転職直後にカードローンを申し込む際は、勤続年数が経ってから申し込むと審査に通りやすくなる可能性があります。
ここからは、転職後にカードローンを申し込む際の注意点を2つ紹介します。
勤続年数が経ってから申し込みをする
転職直後ではなく、3ヶ月以上経過してからカードローンの申し込み手続きをするのがおすすめです。
カードローンで50万円以上の借り入れを希望する場合は、給与明細書や源泉徴収票などの収入証明書を提出しなくてはなりません。
給与明細書は直近2ヶ月分の提出を求められるケースが多い傾向にあるため、3ヶ月以上勤務してから申し込むのがよいでしょう。
急ぎではない方は、半年以上の勤務実績ができてから申し込むと、安定した収入がある旨を証明しやすくなります。
限度額が引き下げられる可能性がある
転職直後にカードローンを申し込むと、希望の限度額よりも低めに設定される可能性もあります。
総量規制に引っかからない金額であっても、転職後は給与の受け取り回数や勤続年数の問題で「返済能力が低い」と判断されやすいためです。
しかし利用限度額が低く設定されても、後から増額申請ができます。
勤続年数が経過した頃に、増額申請をすれば、希望の金額を借り入れられるようになるでしょう。
「利用限度額が低いから他社のカードローンを申し込もう」と焦らず、時間を置いてから増額申請するのがおすすめです。
記事のまとめ
カードローンは、転職直後であっても申し込みが可能です。
しかし、転職直後は給与の受け取り回数が少なかったり、勤続年数が短かったりするため、査定に通りにくい傾向があります。
転職直後にカードローンを利用する場合は、査定に通りにくい傾向がある点も留意しておきましょう。
スムーズにカードローンを利用したい方は、転職後3ヶ月経過してから申し込むのがおすすめです。
査定をクリアしたいからといって、複数の金融機関に申し込むと、信用情報に悪影響を与える可能性があるため、1社ずつ申し込みましょう。