カードローン
50万円カードローンで借り入れたら返済期間や金利はいくらが妥当?
カードローンの借入50万円の返済を解説|金利・返済額・期間について
fin_user

カードローンで50万円借りたときの返済シミュレーションと負担軽減のコツ

相談者A
相談者A

返済はどのくらい大変なんだろう?

相談者B
相談者B

滞納せず支払えるか不安……

カードローンで50万円を借りるとき、上記のような不安を感じる方も多いでしょう。

カードローンで50万円を借り入れる場合、しっかりとした返済計画がなければ、途中で支払えなくなるかもしれません。

本記事では、カードローンで50万円を借りたときの金利や返済額、返済期間を詳しく解説。シミュレーションや返済負担を軽くするコツも紹介します。

カードローンで50万円の返済負担がどの程度になるか把握し、安心して利用できるようにしましょう。

なお、当サイトでも簡単操作で使える返済シミュレーターを用意しています。返済負担の大まかなイメージを掴みたい方は、ぜひご活用ください。

返済
シミュレーション

借入希望額
万円
返済期間
ヶ月
借入先を選ぶ
※銀行カードローンはなぜ安い?
あなたの毎月の返済金額予想
⽉々の返済⾦額は



9,167
借入希望額
万円
毎月の
返済金額
万円
借入先を選ぶ
※銀行カードローンはなぜ安い?
予想される返済期間
返済期間は



12ヶ月
※例⽰した各⾦融機関の⾦利は以下の通りです(2024年12⽉現在)
アコム︓3.0%〜18.0%
アイフル︓3.0%〜18.0%
プロミス︓4.5%〜17.8%
auじぶん銀⾏︓1.48%〜17.5%
三井住友銀⾏︓1.5%〜14.5%

シミュレーションはあくまでも仮定の数値となりますので⽬安としてご利⽤ください。
より詳細な数値を知りたい⽅は、各⾦融機関の公式サイトよりご確認ください。

カードローンで50万円を借りたときの返済はどうなる?

カードローンで50万円を借りたときの返済はどうなる?

カードローンの返済負担を考えるときは、金利、返済額、返済期間の3つが重要になります。

50万円を借りたときの目安は、下記のとおりです。

  • 金利:最大18%
  • 返済額:月々10,000円~15,000円が目安
  • 返済期間:4年~5年が一般的

具体的にどのようなルールなのか、詳しく解説します。

金利:最大18%

カードローンには法律で定められた上限金利があり、50万円の借入だと最大金利は18%です。

上限金利は、下記の3段階に分けられます。

借入上限額 上限金利
10万円未満 年20.0%
10万円以上~100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

ただし、実際に適用される金利は審査によって決まるため、利用者ごとに異なります。上限金利ギリギリの人もいれば、より低い利率が適用される人もいるでしょう。

また、カードローン会社のタイプによっても金利は異なります。実際の金利相場では、銀行なら年1.5%~14.5%、消費者金融や信販会社なら年3.0%~18.0%が一般的です。

「金利は最大18.0%だが、実際に適用される利率は審査次第」と考えましょう。

返済額:月々10,000円~15,000円が目安

カードローンにおける月々の返済額は、借入額に応じて決まるのが一般的です。これを最低返済額といいます。

50万円を借りたときの最低返済額は、おおむね10,000円~15,000円です。

また、最初の借入時に決まった返済額が変わらないパターンと、毎月の借入残高に応じて変動するパターンがあります。

返済額が変わらないパターン 最初の借入額に応じて返済額が決まり、完済まで固定される(追加で借り入れた場合、そのときの借入残高に応じて再設定)
返済額が変動するパターン 毎月の借入残高に応じて、毎回返済額が変わる

変動するパターンの場合、借入残高が減るほど月々の負担は減りますが、次に解説する返済期間は長くなるため注意が必要です。

返済期間:4年~5年が一般的

50万円を借りたときの返済期間は、月々の返済額によって大きく異なります。

月々10,000円~15,000円で返していく場合、おおむね4年~5年かかるのが一般的です。

ただし、返済額が変動するパターンでは返済期間は長期化しやすく、17年程度かかる場合もあります。

期間が長引くほど利息総額は高くなるため、経済的に余裕があれば月々の返済額アップや繰上返済を検討しましょう。

主なカードローンの金利、返済額、返済期間

下記は、主なカードローンで50万円を借りたときの金利等を一覧にしたものです。

←スクロールで表示→

カードローン名 金利(実質年利) 最低返済額 返済期間(最低返済額で完済までにかかる期間)
アコム 18.00% 15,000円 3年11か月
プロミス 17.80% 13,000円 4年10か月
アイフル 18.00% 13,000円 4年10か月
SMBCモビット 18.00% 13,000円 4年10か月
レイク 18.00% 14,000円 4年2か月
三井住友銀行 14.50% 2,000円~10,000円(借入残高に応じて変動) 16年10か月
みずほ銀行 14.00% 2,000円~10,000円(借入残高に応じて変動) 16年8か月
三菱UFJ銀行 14.60% 2,000円~10,000円(借入残高に応じて変動) 17年1か月

※実際の返済とは異なる場合があります。

上記を参考に、滞納することなく支払えるか検討してから借り入れましょう。

カードローンの借入50万円を返済するときのシミュレーション

カードローンの借入50万円を返済するときのシミュレーション

ここからは、カードローンで50万円を借りたときの返済負担を、下記の3パターンでシミュレーションします。

  1. 金利18%、月々15,000円の場合
  2. 金利18%、月々20,000円の場合
  3. 金利14.6%、月々20,000円の場合

それぞれのシミュレーションを比較し、金利や返済額による違いを把握しましょう。

例① 金利18%、月々15,000円の場合

50万円の借入を金利18%、月々15,000円で返済する場合、返済シミュレーションは下記の通りです。

返済回数 47回(3年11か月)
返済総額 700,380円
利息総額 200,380円

※端数処理の方法などにより、実際の返済と異なる場合があります。

完済するまで約4年間かかり、元金50万円に対して利息は約20万円になります。

例② 金利18%、月々20,000円の場合

次に、金利18%、月々20,000円で返済する場合のシミュレーションです。

返済回数 32回(2年8か月)
返済総額 633,234円
利息総額 133,234円

※端数処理の方法などにより、実際の返済と異なる場合があります。

完済までは約2年半、利息は約13万円になります。

例①と比べると、総合的な返済負担は大幅に軽くなっています。

例③ 金利14.6%、月々20,000円の場合

次に、金利14.6%、月々20,000円で返済する場合のシミュレーションです。

返済回数 30回(2年6か月)
返済総額 599,791円
利息総額 99,791円

※端数処理の方法などにより、実際の返済と異なる場合があります。

完済までの期間は2年半、利息は約10万円です。特に利息は、例①と比較すると約半額まで下がっています。

カードローンの返済負担を軽減するコツ

カードローンの返済負担を軽減するコツ

50万円は決して安い借入額ではなく、無計画に借りると利息負担も増大します。

利息負担を減らすコツを紹介するので、これから借入予定の方、現在返済中の方はぜひ参考にしてください。

低金利で借りる

金利によって返済総額は大きく変わるため、少しでも低い金利で借りることが重要です。

金利重視でカードローンを選ぶ場合、消費者金融より銀行のほうがおすすめです。消費者金融系カードローンは上限金利が18%前後なのに対し、銀行系カードローンは14.5%前後が相場となります。

ただし、金利が低いカードローンほど審査難易度は上がるため、収入や信用情報に自信がない方は注意しましょう。

短期間で返済する

返済期間を短く設定すれば、月々の返済額が増える代わりに返済総額を減らせます。

まずは、月々の返済額を引き上げられないか、問い合わせ窓口に相談してみましょう。カードローンによっては、会員サイトから申し込める場合もあります。

また、月々の返済とは別に支払う任意返済(繰上返済や一括返済)も積極的に行いましょう。任意返済で支払った金額は、すべて元金返済に充てられるため、効率的に返済期間を短縮できます。

家計に問題が出ないよう注意は必要ですが、「なるべく早く返す」という意識もカードローンでは大切です。

無利息期間を活用する

カードローンによっては、初めて借り入れる人を対象に無利息期間を設けています。

一般的には30日間、長いと60日間の無利息期間があります。

無利息期間中に完済できれば、利息は0円なので通常の借入よりお得です。完済は無理でも、無利息期間中になるべく多く返して借入残高を減らせば、利息総額も抑えられます。

カードローンで50万円を借りるときの注意点

カードローンで50万円を借りるときの注意点

最後に、カードローンで50万円を借り入れるときの注意点を紹介します。

スムーズに借りるための基本情報なので、申し込む前にしっかり押さえておきましょう。

50万円を借りるには年収150万円以上が必要

カードローンで50万円を借りるためには、最低でも150万円以上の年収が必要です。

これは、貸金業法において「個人に対する貸付限度額」は年収の3分の1以内と定められているためです(貸金業法第13条第2項)。銀行は貸金業法の対象ではありませんが、同程度の自主規制を敷いています。

ただし、総量規制はあくまで法的な最低ラインであり、実際に年収の3分の1まで借りられるとは限りません。

申込者の属性や過去の借入履歴などによっては、より少ない金額までしか借りられない可能性があります。

いきなり50万円借りられるとは限らない

年収的に50万円の借入が可能であっても、最初から希望額通りに借りられるとは限りません。

カードローン会社からすると、いきなり高額を貸し付けるのはリスクが高くなります。そのため、最初は少なめの借入可能額を設定し、返済実績ができてから増額を認めるというケースが少なくありません。

特に、これまで一度もカードローンを利用したことがない人は、借入可能額を低くされやすいので覚えておきましょう。

50万円超の借入は収入証明書類が必要

借入額が50万円を超える場合、収入証明書の提出が求められます。

正確には、下記の2パターンにおいて収入証明書が必要です。

  • 1社からの借入額(借入可能額)が50万円を超える場合
  • 複数社からの借入合計額額(借入可能額の合計)が100万円を超える場合

収入証明書の例としては、給与明細や源泉徴収票、確定申告書などが挙げられます。

まとめ

まとめ

カードローンで50万円の借入を無理なく返すためには、事前にしっかりシミュレーションすることが重要です。

低金利にカードローンを選び、繰り上げ返済などを積極的に行うことで、返済総額を抑えられます。本記事で紹介したシミュレーションも参考に、自分に合った返済プランを立てましょう。

なお、本記事で紹介したカードローンも含め、各社のより詳しい特徴や借入条件は関連記事でも解説しています。どのカードローンに申し込むか悩んでいる方は、ぜひこちらも参考にしてください。

おすすめカードローンランキング!各社の特徴や借入条件を解説

[sc

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
記事URLをコピーしました
フッターバナー
フッターバナー