カードローン
カードローンの使い方とは?利用から返済までの流れや賢い利用方法も解説
カードローンの使い方とは?利用から返済までの流れや賢い利用方法も解説
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カードローンの賢い使い方とは?借り入れまでの流れも詳しく紹介

カードローンは、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れが行えます。

借りたお金の使い道に制限がなく、利便性の高さが特徴です。

しかし、初めてカードローンを利用する方は、使い方や仕組みなどがわからず、不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、カードローンの仕組みや種類を詳しく解説します。

初心者におすすめなカードローンの賢い使い方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

カードローンとは?仕組みについて

カードローンとは?仕組みについて

カードローンは、利用限度額の範囲内であれば、何度でも借り入れできるのが特徴です。

一概にカードローンといっても、いくつかの種類があり、それぞれのメリットやデメリットが異なります。

ここからは、カードローンの仕組みについて紹介します。

カードローンの仕組み

カードローンとは、利用限度額の範囲内で簡単に借り入れを行える個人向け融資サービスです。

カードローンは、クレジットや信販系・銀行系・消費者金融系の3つに分けられます。

クレジット・信販系銀行系消費者金融
JCB三井住友銀行アコム
オリックスみずほ銀行レイク
オリコセブン銀行プロミス
クレディセゾン楽天銀行アイフル
三菱UFJ東京スター銀行SMBCモビット
全日信販auじぶん銀行いつも

銀行ATMで簡単に現金を引き出せたり、インターネットで自身への口座に借り入れできたりなど手軽な使い方をできるのが魅力です。

審査の際に設定される利用限度額の範囲であれば、回数制限なく何度でも借り入れを行えます。

カードを持っているだけであれば利息は発生しないため、緊急時のために持っておくのもよいでしょう。

クレジットカードのキャッシングとの違い

クレジットカードのキャッシングとの違いは借入額です。

キャッシング機能を利用し、お金の借り入れができる点や使い方は、クレジットカードのキャッシングとは変わりません。

しかしカードローンの利用限度額は、最大1,000万円以上としているケースが多く、大きな額の借り入れが可能です。

一方でクレジットカードのキャッシングは、100万円程度の場合が多い傾向にあります。

多くの資金が必要なケースは、カードローンを利用するのがおすすめです。

【使い方】お金を借り入れするまでの流れ

【使い方】お金を借り入れするまでの流れ

カードローンでお金を借り入れる際は、事前に準備しておく物や流れを把握しておくとスムーズです。

初めてカードローンを利用する方向けに、必要な物と流れをわかりやすく紹介します。

お金を借り入れる前に準備しておく物

カードローンの申し込みには、本人確認書類が必要です。

本人確認書類の提出は、法律で義務付けられているうえに、カードローンの利用条件を満たしているかを確認するのに欠かせません。

必要書類はローン会社によって異なりますが、一般的に下記の書類が対応しています。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード(顔付き)
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード

本人確認書類の他にも収入を示す書類が必要になる可能性があります。

収入証明書は、給与明細や確定申告書類など収入を証明する書類を指します。

会社や自治体などから発行してもらう書類は、発行に時間がかかる可能性もあるため、事前に準備しておくとスムーズです。

確定申告書類の再発行は1ヶ月程度、給与明細は会社によって異なるため、一概には言えません。

お金を借り入れするまでの流れ

カードローンでお金を借り入れするまでの流れは、下記の通りです。

  1. インターネットや窓口からカードローンに申し込む
  2. 必要書類を提出する
  3. カードローンの審査を行い問題なければカードが発行される
  4. カード受け取り後、利用開始

カードローンの申し込みは、スマートフォンなどインターネットからの申し込みや窓口、電話など様々な方法があります。

24時間受付や即日審査などスピーディーに対応してもらえる会社もあるため、急いでいる方は借り入れまでの期間を確認してみましょう。

カードローンの審査では、信用情報を確認し「融資しても問題ないか」「いくらまで融資するか」などの審査します。

審査に問題なければ、カードが手元に届き次第、お金の借り入れが可能になります。

【初心者必見】カードローンの賢い使い方とは?

【初心者必見】カードローンの賢い使い方とは?

カードローン初心者の方は、上手な使い方を知ってから使い始めると、よりスムーズです。

詳しい使い方を知らずにいると、利息で損をしたりトラブルになったりするため、使い方には注意が必要です。

無理なく返済したり、利息を抑えたりする方法など賢い使い方を4つ紹介します。

「利息0円サービス」の期間を利用する

ローン会社によっては、利息0円サービスのようなキャンペーンを実施しています。

利息0円期間とは、本来かかるはずの利息が免除される期間であり、借入額のみの返済で借入可能です。

ローン会社によって異なりますが、一般的に30日程度の利息0円期間が設けられています。

30日間で借入金を返済できれば、低金利の銀行カードローンよりもお得にお金を借りられるのがメリットです。

しかし継続してカードローンを利用したい場合は、利息0円サービスではなく、金利の低さを重視しましょう。

利息0円サービスの期間終了後は、通常金利が適用され、負担が大きくなるためです。

ローン会社が定めている利息0円サービスの期間内に返済できるかを確認し、自分に合った使い方を選びましょう。

余裕がある際は一括・繰り上げ返済を活用する

カードローンは、余裕がある際に一括返済や繰上返済を活用しましょう。

一括返済は、借入金を一度にまとめて返済する方法です。

まとめて返済すると支払期間が短縮され、返済する総支払額を抑えられます。

一方で繰上返済は、月々の支払いとは別に追加で返済を行う方法です。

一括返済するほど経済的に余裕がない場合でも繰上返済であれば、少しずつ元本を減らせるのがメリットです。

カードローンは、借入期間が長くなればなるほど利息が増えるため、できるだけ早めに返済するような使い方をすると、経済的な負担を軽減できます。

返済期日に遅れないよう注意する

カードローンは、契約時に毎月の返済日が決定し、口座から自動で引き落とされます。

口座引き落としは、決まった返済額が口座に入っていないと、引き落としができません。

返済期日に遅れてしまうと、信用情報機関に遅延情報が記録され、遅延損害金が発生します。

遅延損害金とは、ローン返済の支払いが遅れた際に発生する遅延金です。

信用情報機関に遅延情報が記録されると、将来ローンを契約したり、クレジットカードを申し込んだりする際の審査に影響を与える可能性があります。

将来のためにも返済期日に遅れないよう、カードローンの使い方を考えましょう。

無理なく返済できる金額に留める

カードローンは、無理なく返済できる金額だけを借り入れるよう使い方を工夫しましょう。

基本的にカードローンは、利用限度額の範囲であれば何回でも借り入れられます。

何回でも借り入れられるからといって、必要以上借りてしまうと、返済が難しくなる可能性があります。

無理なく返済できる金額を算出し、計画的に借り入れるようにしましょう。

記事のまとめ

記事のまとめ

カードローンとは、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れられる個人向けの融資サービスです。

有名なカードローンだとSMBCやアコムなどがあり、銀行ATMで借り入れや返済ができるローン会社もあります。

お金の使い方に制限はなく、自由に使えるのが特徴です。

カードローンは、利息0円の期間に借り入れをしたり、一括・繰上返済をしたりするのが賢い使い方です。

必要以上にお金を借り入れるのは控え、計画的な使い方を意識しましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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