低金利のおすすめカードローンと適用利率をさらに下げる方法や低金利カードローンの賢い選び方を解説

低金利のカードローンは、生活の負担を減らしながら最終的な支払い金額を抑えられます。

ただしカードローンには金利以外にも確認したいポイントが存在するため、最低金利だけで決めてしまうと後悔するかもしれません。

この記事では低金利のおすすめカードローン8選に加えて、適用利率をさらに下げる方法や低金利カードローンの賢い選び方を解説します。

情報を絞って3分で読める内容にしていますので、すぐにお金を用意したい方は参考にしてみてください。

適用利率が安い低金利のおすすめカードローン8選

カードローンを提供している事業者は、銀行・消費者金融・信販会社の3種類です。

一口に低金利カードローンといっても、キャンペーンや無利息期間、適用条件などは異なります。

この記事を参考にして、無理なく返済できるカードローンを見つけましょう。

ソニー銀行カードローン

ソニー銀行カードローンはスマホ・パソコンから24時間申し込み可能で、契約から返済までのすべてを完結できます。

最大の特徴は借入限度額が100万円を超えると、上限金利が9.8%と低金利になるところです。

また「初回振込サービス」の利用でカードの到着を待たずに借り入れができるため、急いでお金を借りたい方にもおすすめできます。

ソニー銀行カードローンの基本情報

PayPay銀行カードローン

PayPay銀行カードローンの特徴は、最低金利が業界最低水準の1.59%と低いことです。

契約から30日間利息0円、カードローン対応ATMからの借り入れはいつでも手数料0円と、はじめてでも使いやすいサービスが揃っています。

毎月1,000円から返済できるので、月々の負担を抑えたい方にもおすすめです。

PayPay銀行カードローンの基本情報

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、入会するだけで楽天ポイントが1,000ポイントもらえます。

楽天会員ランクに応じてカードローンの審査が優遇されるため、楽天会員は利用しやすいサービスといえるでしょう。

※必ずしもすべての楽天会員が審査優遇を受けられるわけではありません

最低金利が1.9%と低金利なことから、初めてカードローンを申し込む方にもおすすめです。

楽天銀行スーパーローンの基本情報

アコム

アコムは最短20分で借り入れが可能で、すぐにお金が必要なときに利用したいカードローンです。

カードレスで契約を結ぶことで「自宅へカードが郵送されて家族にバレた！」という心配がありません。

なお、カードローンに関するインターネット調査では「即日欲しい人向けと思う」「契約・手続きが簡単と思う」「はじめてでも安心感があると思う」の3冠を獲得しています。

アコムの基本情報

三菱UFJ銀行カードローン　バンクイック

バンクイックは毎月の返済額が1,000円からと少なく、借入残高によって最小返済額が変動するのが特徴です。

メガバンクらしく「申し込み前のお借入診断や返済シミュレーション」「返済期日前のお知らせメール」など、サポートが充実しています。

バンクイックの基本情報

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンは返済実績に応じて金利を引き下げてもらえるという、他のカードローンにはない特徴です。

年1.5%〜年14.5%という低金利に加えて、返済に遅れがなければ5年間の利用で最大「1.2%」金利が引き下がります。

例えば30万円を1年間借り入れした場合、利息額が45,000円から41,400円まで抑えられてお得です。

利用方法を「口座振込専用タイプ」にすると上限金利は「13.2%」までに引き下げられ、カードローンの中でもトップクラスの低さとなります。

三井住友銀行カードローンの基本情報

りそなプレミアムカードローン

りそなプレミアムカードローンは100万円以下の少額融資でも上限金利が年13.5%と、比較的低金利なのが特徴です。

また、月中平均残高が10万円以上の場合は、りそなクラブポイントが貯まります。

貯まったポイントはコンビニやネットショッピングなどで利用できるポイントへ交換できるため、お得に利用可能です。

りそなプレミアムカードローンの基本情報

JCB CARD LOAN FAITH

FAITHは利用可能枠が149万円以下の場合、最大金利が12.50%という低金利を実現しています。

さらに最大5万円までの借り入れで一回払いを選択すると、年5.0%という低金利で融資を受けられる嬉しいメリットです。

JCB CARD LOAN FAITHの基本情報

低金利のカードローンを利用するメリット

ここでは、気になる低金利カードローンを利用するメリットをお伝えします。

毎月の返済額を減らせる

低金利のカードローンを利用する一番のメリットが、毎月の返済額と支払う総額を抑えられる点です。

以下の支払い例のように、金利が数%違うだけでも自己負担額は大きく変わります。

カードローンを利用する際は低金利かどうかを確認して、シミュレーションを行ったうえでカードローン会社を決定しましょう。

担保なし・保証人なしで借入可能

担保なし・保証人なしで借入可能なため、他のローンと比較しても早く審査・融資を受けられます。

銀行でお金を借りる場合だと、融資を受け取るまでに2週間以上かかることもあるでしょう。

消費者金融系カードローンは即日融資に対応している会社が多いため、すぐにお金を用意したい方は活用してみてください。

クレジットカードのリボ払いよりお得な場合がある

一般的にクレジットカードのリボ払いの手数料（金利）は、15%〜18%と高い設定です。

カードローンの平均金利は14%程度と低金利なうえ、利用限度額が高くなるにつれて金利が引き下がるという特徴があります。

そのため、クレジットカードのリボ払いではなくカードローンで借り入れを行うことで、支払い総額を安く抑えられるでしょう。

クレジットカードのリボ払いからカードローンへ借り換えたい方は、最終的な支払い金額などを一度計算なさってください。

適用利率をさらに下げる方法を紹介

適用利率をさらに下げる方法があります。

毎月の負担を減らすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

繰り上げ返済を行う

カードローンは可能な限り繰り上げ返済がおすすめです。

返済期間が短くなったり返済総額を抑えられたりすることで、金銭的だけではなく心理的な負担を軽減できます。

ただし、大きな出費を控えているときは、無理に繰り上げ返済で生活苦にならないように注意しましょう。

他のローン商品とセットで利用する

カードローンを他のローン商品とセットで利用すると、金利が下がる可能性があります。

例えば車を購入する際によく利用されるディーラーローンは、平均金利が4%〜8%ほどと高金利です。

一方で、銀行系のマイカーローンは平均金利が1%〜2%ほどと、低金利に設定されています。

マイカーローンや住宅ローンをカードローンと一本化して、日々の生活の負担を減らしましょう。

低金利のカードローンの賢い選び方

カードローンは金利以外にも注目したいポイントがあります。

カードローンを賢く利用して、無理のない返済を実現しましょう。

最低金利だけで判断しない

カードローンを賢く利用するコツは「低金利」と「利用限度額」に注目することです。

仮にあなたがカードローンで10万円を借り入れたいときに、利用限度額の違いで金利がどう変化するかをまとめました。

実は、借り入れ額が10万円でも、利用限度額を10万円にする必要はありません。

利用限度額が高いと金利は低くなることから、少しでも高い利用限度額で契約すると低金利を実現できるのです。

カードローンの平均金利を把握しておく

カードローンの平均金利を把握しておくと、どの商品が低金利かがわかります。

カードローンの金利の平均は年3.0%〜年18.0%程度で、平均を下回っているほど低金利です。

借入希望額が多かったり返済期間が長かったりすると、金利が利息に与える影響は大きくなります。

カードローンを利用する際は「年3.0%〜年18.0%」程度の金利商品を選択して、無理なく賢く返済しましょう。

記事まとめ

低金利のカードローンは毎月の生活負担を抑えられて、早めに完済しやすいところがメリットです。

銀行系カードローンは利用限度額が高く低金利になりやすいですが、審査が厳しく時間がかかります。

そのため、急いでお金を用意したり無利息期間を利用したりしたい方は、消費者金融系カードローンがおすすめです。

毎月の返済額と利用目的を考えて、自分に合った低金利カードローンを選びましょう。

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士