「どうしても5万必要…」今すぐ5万円用意する方法とは？

「どうしても5万円必要…」

ケガや病気、イベントなどで急にお金が必要になるという経験をしたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

たかが5万円、されど5万円。

家族や友人に頼み込んで貸してもらうのはなんだか気が引けてしまいますよね。

そこで、この記事では、どうしても5万円が必要な時の対処方法をご紹介。

「審査なしで借りたい」「今すぐ5万円用意したい」そんな状況に応えるため、様々な希望別の借入れ方法を解説します。

「今すぐ５万円用意したい」そんな方におすすめの消費者金融5選

今すぐに5万円が必要という場合は、即日融資も可能な消費者金融のカードローンがおすすめです。

初めての利用なら、30日間以上の無利息で借入できるサービスを提供している消費者金融もあります。

電話での在籍確認やローンカードなどの郵送物をなくせる消費者金融もあるので、家族や周囲にバレる可能性も低いでしょう。

ここでは、今すぐに5万円が必要という方におすすめの大手消費者金融5選をご紹介します。

プロミス

プロミスの上限金利は17.8%で、大手消費者金融の中で最も低いです。

また借入日翌日から30日間の無利息期間やWEB完結に対応、電話による在籍確認が原則として無いなどの嬉しいサービスがあります。

契約日の翌日から無利息期間が適用される消費者金融が多い中、プロミスの無利息期間が始まるのは借入日の翌日から。

無利息期間を活用できるプロミスなら、返済時の利息の支払いを気にしている方にもおすすめです。

また、プロミスアプリを使って借り入れや返済をすると利用に応じてVポイントを貯められます。

貯めたVポイントは景品や他社のポイントへの交換や買い物での利用が可能。

同じ三井住友カードのサービスで貯めたVポイントの合算もできるので、普段三井住友銀行や三井住友カードを利用している人はポイントを貯めるチャンスです。

※1：各社最短の時間。実際の所要時間は申込方法やお住まいの地域によって異なる可能性があります。
※2：申込方法や借入額など、会社により適用条件がある可能性があります。
※3：自社または提携ATMを利用した場合。ATMの機種によっては有料となる可能性があります。

SMBCモビット

SMBCモビットはWEB完結で申し込めば電話連絡なしで借りられます。

多くの人にとってローンの審査過程にある在籍確認の電話は、申し込みの前に不安を感じる要素のひとつ。

絶対に誰にも知られたくない気持ちがあるなら、SMBCモビットのWEB完結から申し込んでバレるリスクを最小限に抑えましょう。

また、大手SMBCならではの特徴として、提携ATMが多いというのも挙げられます。

SMBCモビットは全国約12万台(2022年4月時点)のATMと提携しているため、全国のコンビニや地方銀行、信金などでいつでもお金を借りたり、返済したりすることができるのも嬉しいポイントです。

※1：各社最短の時間。実際の所要時間は申込方法やお住まいの地域によって異なる可能性があります。
※2：申込方法や借入額など、会社により適用条件がある可能性があります。
※3：自社または提携ATMを利用した場合。ATMの機種によっては有料となる可能性があります。

レイク

レイクの魅力は無利息期間が消費者金融最長の最大180日間利用できること。

初めてレイクを契約する人なら、30日間、60日間、180日間のいずれかの無利息期間が適用されます。

180日間の無利息期間が適用されるのは借りる金額のうち5万円だけなので、全額適用させたい人は60日間のコースを選択しましょう。

60日間の無利息期間が適用されるのはWebから申し込んだ場合のみなので注意してください。

またレイクは大手消費者金融の中で、最もチャットサービスの対応が丁寧という評判も見受けられます。

オペレーターと直接やり取りができるので、公式サイトを読んだだけでは解決しない不安な点を相談できます。

チャットオペレーターに相談できる時間は、平日の9時30分～18時までです。

※1：各社最短の時間。実際の所要時間は申込方法やお住まいの地域によって異なる可能性があります。
※2：申込方法や借入額など、会社により適用条件がある可能性があります。
※3：自社または提携ATMを利用した場合。ATMの機種によっては有料となる可能性があります。

アイフル

アイフルの審査は最短20分で完了し、多くの人がローン審査で不安に感じている会社への電話連絡も原則ありません。

銀行の傘下に入っていないアイフルは、独自の審査や基準で利用者の消費者金融に対するニーズをいち早く反映している印象があります。

アイフルが公表している月次データによると、2022年4月から2023年2月の新規申込者数は83万人。

またプロミスも同様に、プロミスの親会社であるSMBCコンシューマーファイナンスが公表している決算補足資料によると同時期の新規申込者数は約67万人です。

どちらも誰もが知るであろう大手消費者金融ですが、アイフルの方が約16万人も申込者数が多いことから、アイフルの人気の高さがうかがえます。

※1：各社最短の時間。実際の所要時間は申込方法やお住まいの地域によって異なる可能性があります。
※2：申込方法や借入額など、会社により適用条件がある可能性があります。
※3：自社または提携ATMを利用した場合。ATMの機種によっては有料となる可能性があります。

アコム

「はじめてのアコム」で知られるとおり、アコムは初めてお金を借りる人にもやさしい消費者金融です。

申し込みから借り入れまですべてWebで完結し、申込時の必要情報の入力も約3分で完了。

最短20分で借りられるので急ぎでお金が必要な人にも最適な消費者金融です。

アコムでは返済日を「35日ごと」か「毎月指定日」のどちらかから選べます。

無理のないペースで返済を続けたい人は次の返済日までにゆとりがある「35日ごと」の返済方法が最適です。

※1：各社最短の時間。実際の所要時間は申込方法やお住まいの地域によって異なる可能性があります。
※2：申込方法や借入額など、会社により適用条件がある可能性があります。
※3：自社または提携ATMを利用した場合。ATMの機種によっては有料となる可能性があります。

「信用情報に傷がある…」審査なしで5万円用意する方法4選

原則、消費者金融から審査なしで融資を受けることはできません。

その理由は、貸金業法によって「貸金業者は貸付の際に返済能力について調査しなければいけない」と定められているからです。

しかし、中には返済の滞納や債務整理の履歴が信用情報機関に残っている、いわゆる「ブラック」という状態になっている方もいらっしゃるでしょう。

この状態になってしまうと、カードローンなどの申し込み時に返済能力を疑われやすくなり、審査通過率が非常に低くなってしまいます。

信用情報に傷がある方が、どうしても5万円必要な場合は、消費者金融以外の手段で調達するのがおすすめです。

ここでは、ブラックになってしまっている方でも安心して利用可能な、審査なしで5万円用意できる方法4選をご紹介します。

クレジットカードのキャッシング枠を活用する

一つ目の方法は、クレジットカードのキャッシング枠を活用するというものです。

クレジットカードには、買い物の際にカード払いとして使える「ショッピング枠」のほか、現金そのものを借りられる「キャッシング枠」があります。

キャッシング枠は基本的にクレジットカードを発行するときに設定するものですが、クレジットカードの取得後でも申し込むことが可能です。

クレジットカードにキャッシング枠を設定していれば即日現金を受け取れる場合もあるため、すぐに現金が必要なときはキャッシングを利用する方も多いようです。

また、借りたお金に関しては用途が制限されないため、「欲しいものを購入したい」「冠婚葬祭費が足りない」「旅行に行きたい」等の理由で借り入れができる点も、キャッシングのメリットといえるでしょう。

利用手順は簡単で、ATMを利用して限度額内で必要な金額を引き出しますが、利息が高めに設定されている場合が多いので注意が必要です。

質屋に品物を預ける

二つ目の方法は、質屋に品物を預けて、それを担保としてお金を借りる方法です。

質屋でお金を借りる方法はとても簡単。

20歳以上（東京都では18歳以上、ただし高校生は不可）で、質屋に預ける品物と身分証明書を用意できる方であれば、誰でも質屋からお金を借りることができます。

消費者金融や銀行のカードローンの様に、収入証明を用意したり審査に数日かかったりすることはなく、来店したその場で現金を受け取ることができるため、今すぐにお金を借りたいという方におすすめです。

ただし、質屋では、期限までに借金を返済できなかった場合、担保として預けた品物は売却されてしまいます。

また、質屋の金利は消費者金融や銀行と比べて高いのが特徴です。

質屋を利用する際は、返済計画をしっかり立て、預けた品物を失うことにならないように気をつけましょう。

公的融資制度で5万円借りる

三つ目の方法は、公的融資制度を利用してお金を借りることです。

どうしても5万円必要なときにおすすめの公的融資制度は以下のとおり。

• 子育て世帯生活支援特別給付金
• 生活福祉資金貸付制度
• 求職者支援資金融資

それぞれについて詳しく解説します。

子育て世帯生活支援特別給付金

子育て世帯生活支援特別給付金は、食費などの物価高騰で生活が苦しい子育て世帯を支援する制度です。

利用条件（低所得の子育て世帯）はありますが、児童一人につき、一律5万円支給されます。

※児童：18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子ども

「自分は低所得世帯かどうかわからない…」という方は、以下の電話番号で相談してみてください。

平日の9時〜18時まで限定ですが、子育て世帯生活支援特別給付金について相談可能です。

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、低所得世帯などの生活に困っている人を対象にした公的融資制度です。

生活福祉資金貸付制度のメリットは、低めの金利でお金を借りられること。

上記表のとおり、生活福祉資金貸付制度はカードローンなどより、圧倒的に低い金利でお金を借りられます。

利用条件はありますが、本当に生活に困っている人であれば、生活福祉資金貸付制度で5万円借りられる可能性は十分あるでしょう。

求職者支援資金融資

失業中にハローワークで職業訓練を受けている人なら、求職者支援資金制度で5万円借りられる可能性があります。

ハローワークで職業訓練を受けて就職活動しているなどの条件はありますが、年3.0％の金利で、5〜10万円を借りられます。

そのため現在、ハローワークで職業訓練している人なら、5万円を用意できるでしょう。

保険会社の契約者貸付制度を利用する

四つ目の方法は、契約者貸付制度を利用することです。

契約者貸付制度は、積立型の生命保険に加入している方が利用できるサービスです。具体的には、生命保険の「解約返戻金」を担保にし、7〜8割のお金を保険会社から融資してもらえます。

解約返戻金は自分で積み立てた保険料であり、かつ保険加入時に審査を通過しているため、再度審査を受ける必要はありません。

ただし、契約者貸付制度は、契約者本人でなければ利用できない点、掛け捨て型の保険には用意されていない点に注意が必要です。

「どうしても5万必要…」そんなときでもやってはいけないNG行為とは

「どうしても5万円必要…」

切羽詰まった状況でも、絶対にやってはいけないお金の増やし方があります。

• 闇金を利用する
• クレジットカードを現金化する

これらは犯罪に巻き込まれたり、将来的な負担にもつながるため、正しい方法でお金を手に入れるようにしましょう。

それぞれについて解説します。

闇金を利用する

今すぐお金が必要な状況に立たされた時、どんな選択も魅力的に思えるかもしれません。

しかし、闇金からの借入れは、将来的なリスクが非常に高い選択肢と言えます。

以下の特徴を持つ業者は、闇金である可能性が高いため、関わらないように警戒が必要です。

• 法定利息を大幅に超える高金利で貸し付ける
• 契約の際、明確な説明がない
• 貸付けに際しての審査が極めて甘い、または全くない
• 「絶対に貸します」などといった誘い文句を使う
• 取り立てが法外で厳しい
• 連絡手段が不透明
• 返済に困ると、過剰な催促や脅迫に出る

このような業者に手を出せば、一時的な金銭問題を解決するどころか、より深刻なトラブルに巻き込まれることになります。

今すぐお金が必要で焦っている時ほど、冷静に行動するようにしましょう。

クレジットカードを現金化する

今すぐお金が必要な時に、クレジットカードのショッピング枠を使って商品を購入し、それをお金に換える行為は避けるべきです。

これを「カードの現金化」と言いますが、手段としては適切ではありません。

なぜなら、この方法はカード会社のルールに反し、最悪の場合には契約解除や即時の全額返済を命じられるリスクを伴うからです。

もしクレジットカードを使って資金を調達したいのであれば、キャッシング機能を正しく利用するようにしましょう。

信頼できる手段を選択し、将来的な金銭的リスクを未然に防ぐことが大切です。

【記事まとめ】どうしても５万必要な時どうする？

この記事では、どうしても5万円が必要な時の対処方法をご紹介。

「審査なしで借りたい」「今すぐ5万円用意したい」そんな状況に応えるため、様々な希望別の借入れ方法を解説しました。

即日融資を希望しており、なおかつ返済の目途が立っている場合は消費者金融のカードローンでの借入れがおすすめです。

重要なのは、安全にかつ賢く利用すること。

目先だけの利益にとらわれずに、しっかりと返済目標も見すえて借入れを行うことが重要です。

闇金業者からの借入やクレジットカードの現金化は絶対に避けましょう。

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士