消費者金融
消費者金融「いつも」の審査難易度とは?在籍確認の有無や融資の流れを紹介
消費者金融「いつも」の審査難易度とは?在籍確認の有無や融資の流れを紹介
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いつもの審査に落ちる理由と、審査通過するためのコツを紹介

「急にお金が必要になったのに、中小消費者金融いつもの審査に落ちた」
「いつもの審査の難易度が甘いって本当?」

これらの疑問や不安は、融資の審査基準が金融機関ごとに異なるため生じます。

審査に落ちた背景には、いくつかの共通した理由が存在します。これらを理解し適切な対策をとることが、再審査成功の鍵です。

この記事では、いつもの審査に落ちる理由と、審査通過するためのコツを紹介します。

「いつも」の特徴を理解し、融資を受けるための申請を行いましょう。

中小消費者金融「いつも」のローンの種類と特徴

いつも

「いつも」は高知市に拠点を置く消費者金融で、現在は本社のみで運営されています。

過去には高知県内に複数の支店を展開していた時期もあり、地元では広く認知されている金融機関です。

「いつも」の特徴は、自社ATMの設置や地元テレビ局でのCM放映など、特色あるサービスを提供していることです。

これらの取り組みは、地域に根差したサービスを重視しつつも、インターネットを通じて全国から顧客を集めています。

金利 4.8%~20.0%
申込条件 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
実質融資時間 最短45分
在籍確認の電話有無 原則なし
営業時間 9:30~18:00
土日・祝日の審査対応 ×
会社名 株式会社K・ライズホールディングス

「いつも」の魅力は、「itsumoゼロ」と称される最大60日間の無利息サービスです。このサービスは、特定の条件を満たした新規の顧客に向けて提供されます。その条件は次の通りです。

  • 「いつも」で初めて契約をする方
  • 契約金額が60万円以上である方

このサービスを利用すれば、一時的な資金ニーズに応じて、利息負担なく資金を調達することが可能です。

いつもの審査は消費者金融の中でも甘い方って本当?

いつもの審査は消費者金融の中でも甘い方って本当?

「いつも」の融資審査が特別に甘いわけではありません。具体的な審査基準は非公開ですが、消費者金融における一般的な審査項目に沿って判断されます。主に、以下のような要素が審査に影響を及ぼします。

  • 申込みにあたっての基本条件
  • 申込者の収入と職種
  • 現在の借入れ状況と返済能力

融資を受ける前には、これらの条件を満たしているかを確認しましょう。

原則、電話での在籍確認は「ない」

在籍確認は、申込者が提出した勤務先情報の真実性を確認するために必要です。通常、この確認は消費者金融から申込者の勤務先に対して直接電話をかけることで行われます。

消費者金融「いつも」では、会社名ではなく、担当者の個人名で電話をかけることが一般的です。

電話が申込者本人に直接つながれば、その時点で在籍確認は完了となります。

もし申込者が直接応答できない場合でも、「不在」の回答を受ければ在籍確認は済むことになりますが、「情報提供不可」と回答されると在籍確認は完了しません。

「いつも」では、テレワークや在宅勤務の普及に伴い、社員証や名刺の提出で在籍を確認することが可能です。

審査結果が出るまでにかかる時間

多くの中小消費者金融では、即日融資の提供が難しい場合がありますが、「いつも」では審査から融資までの流れがスムーズです。

具体的には、審査に要する時間は最短で30分、融資の実行までは最短で45分となっており、急ぎの資金ニーズも叶えられます。

ただし、土日には審査業務を実施していないため、即日融資は平日のみの対応となります。既に審査を通過し契約を完了している場合は、年中無休(年末年始も可)で借入が可能です。

申し込みから融資までの詳細な流れについては、後ほど説明いたします。

審査落ちしてしまう人の5つの特徴を解説

審査落ちしてしまう人の5つの特徴を解説

消費者金融の融資審査では、返済する能力があると見込まれる方にのみ資金を提供します。

では、審査で不承認となる場合、どのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、審査で落ちやすい人の主な特徴を以下の5つに分けてご紹介します。

  • 信用情報に傷がある
  • 属性情報が弱い
  • 在籍確認が取れない
  • 多重申し込みがあった
  • 総量規制を超えている

審査の通過基準を満たしているかを確認してみましょう。

信用情報に傷がある

信用情報は、クレジットカードやローンの利用歴を含む重要な記録です。

この情報には、個人の基本情報や金融商品の取引詳細、支払い実績が詳細に記録されています。

この信用情報に傷があるとされる原因は、支払いの延滞や債務整理、自己破産などの記録が含まれます。これらの傷は金融機関が融資の際にリスクと見なす要因です。

金融機関は、貸し倒れのリスクを避けるために、申込者の返済能力を慎重に評価します。そのため、信用情報に問題がある場合、審査を通過することが困難になります。

属性情報が弱い

属性情報とは、融資申し込み時に提供される、個人情報を意味します。属性情報には以下が含まれます。

  • 氏名
  • 住所
  • 家族構成
  • 職業
  • 勤務年数
  • 雇用形態
  • 年収

「いつも」の審査においては、特に安定した収入があるかどうかが重要視されます。

一般的に、「既婚者は独身者より有利」「持家がある方が借家に住むより有利」とされることがありますが、これらの条件が審査の合否を左右するかどうかは金融機関によって基準が異なります。

しかし、安定した収入の見込みがあると評価される正社員や長期間勤務している人など、より安定性の高い属性を持つ申込者が有利になる傾向です。

在籍確認が取れない

消費者金融の融資審査においては、申込者が提出した勤務先情報の真実性を確かめるため、在籍確認が必須です。

この在籍確認は、申込者が勤務先で実際に働いているかどうかを検証します。

勤務先での在籍確認を通じて、申込者の安定した収入の証明が可能となり、金融機関は申込者の返済能力を正確に評価することができます。

そのため、勤務先の情報に虚偽がある場合や、何らかの理由で在籍確認が取れない場合は審査の通過が困難です。

多重申し込みがあった

多重申し込みとは、短期間内に複数の金融機関へ融資の申し込みを行うことを指し、「申し込みブラック」とも称されます。

多重申込は、申込者が財政的に困窮している、または他の金融機関からの審査で不承認となった可能性があると見なされ、金融機関に警戒される原因になります。

貸し倒れのリスクを最小限に抑えるため、金融機関は多重申し込みをリスク要因と判断するので、多重申し込みをしていると審査を通過することが困難になりがちです。

キャッシング申込みが行われると、その情報は信用情報機関に登録され、少なくとも6ヶ月間は記録として残ります。

したがって、再度キャッシングを申し込む場合は、前回の申し込みから6ヶ月が経過してから行うようにしましょう。

総量規制を超えている

総量規制は、貸金業法によって定められたルールで、消費者が年収の3分の1以上の借入をすることを原則として禁じています。

この規制は、消費者を過度な借入から守り、健全な貸金市場を維持する目的で設けられています。

そのため、年収の3分の1を超える借入を既に抱えている場合は、総量規制の制限により不承認となる可能性が高いです。

例えば、年収600万円の人がすでに200万円の借入をしている場合、その上限に達しており、追加の借入は原則として認められません。

ただし、以下のような場合は総量規制の例外として扱われます。

  • 銀行や信用金庫など銀行法が適用される金融機関のカードローン
  • マイカーローンや不動産ローン
  • 高額な医療費の支払いに対する貸付

総量規制を理解し、自分の借入状況を適切に管理することが、審査を通過するための鍵となります。

申し込み〜融資までの流れ

申し込み〜融資までの流れ

ここからは、いつもの申し込みから融資を受けるまでの流れを解説していきます。

申し込み

融資の申し込みは、電話またはオンラインで簡単に行えます。

「いつも」では、電話での申し込みとして、全てのお客様を対象にした一般のフリーダイヤルと、女性のお客様専用のダイヤルを用意しています。受付は平日の9:00から18:00までです。

  • 一般のお客様向けダイヤル: 0120-889-120
  • 女性専用ダイヤル: 0120-126-315

また、インターネットからの申し込みは、「いつも」の公式サイト上の申込フォームから必要情報を記入し、送信することで完了します。

申し込み後、折り返しの連絡は電話かメールで行われます。

必要書類の提出

申し込み後の次のステップは、必要な書類の提出です。「いつも」に提出する書類は以下です。

  • 本人確認書類(顔つき身分証明書と健康保険証が必須)
  • 証収入証明書

撮影した書類をLINEまたはメールで「いつも」に送信します。質問や不明点がある場合も、すべてLINEを通じてサポートを受けられます。

審査

書類の提出が完了すると、「いつも」による審査が始まります。この審査時間は大体30分程度を要し、この期間内に申込者の勤務先での在籍確認などが実施されます。

審査終了後、結果は申込者に通知されるので確認しましょう。

契約書類の作成

審査が通過した場合は、契約を進めるための8桁のプリント予約番号が発行されます。この番号を使用して契約関連の書類を印刷し、次の手続きに進みましょう。

セブンイレブン内にあるマルチコピー機にアクセスし、8桁の予約番号を入力します。契約書類をダウンロードし、A4サイズのカラーモードで印刷します。

印刷された契約書類に必要な情報を記入後、「いつも」に送信する方法は以下の2つです。

  • PDF形式の書類をLINEやメールで添付する
  • FAXで送る

好みの方法で送信しましょう。

振込融資

契約手続きが「いつも」によって確認され完了した後、融資希望者が指定した銀行口座に融資金額が振り込まれます。通常は1時間以内に振込みが完了し、融資を受けられる流れです。

夕方6時までに申し込みを完了させた場合でも、その日のうちに融資を受けることができる場合があります。

ただし、時間によっては翌営業日の振込みとなる場合もあるので、急ぎの場合は早めに申し込みましょう。

いつもの審査に通過する3つのコツ

いつもの審査に通過する3つのコツ

消費者金融「いつも」の審査を無事に通過するためには、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、より良い審査結果を得るための3つのコツを紹介します。

借入状況を改善する

借入状況の改善は、消費者金融「いつも」の審査に通過するための重要なポイントです。具体的には、既存の借入れに対する自己の返済負担を軽減することが、大切になります。

多重債務を抱えている場合、金融機関は申込者の返済能力に疑問を持ちます。そのため、可能な限り他社からの借入れ件数を減らし、総借入額を減少させましょう。

審査申込み時には、現在の借入状況を正直に申告し、希望融資額を現実的な範囲で設定することが重要です。これにより、審査通過の可能性を高めることができるでしょう。

他社にも申し込みしてみる

消費者金融「いつも」で審査に落ちてしまった場合、他の金融機関への申し込みを検討するのも1つの戦略です。

特に、明確な落ちた理由がない場合、他社ならば審査に通る可能性もあります。

しかし、短期間内に複数の金融機関に申し込む「多重申し込み」はリスクが高く、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

前の申し込みから半年ほど時間を空けるようにしましょう。

他社への申し込みを検討する際には、自分の返済能力に合った適切な金融機関を選ぶことが大切です。

また、申し込み前には、各金融機関の審査基準や条件をよく調べ、自分の状況に合う金融機関を選ぶようにしましょう。

消費者金融系に申し込む

キャッシング審査のプロセスは金融機関によって異なりますが、一般的には銀行系と消費者金融系で審査基準に違いがあります。銀行系は低い金利設定のため、審査が厳しくなりがちです。

そのため、銀行系のキャッシング審査にパスしなかった場合、消費者金融系への申し込みも検討してみましょう。

消費者金融系は、比較的金利が高めに設定されていることが多く、その分、審査基準が若干緩和されている傾向があります。

審査に通過するためのコツとしては、申し込み先を選択する際に、自分の信用情報や返済能力を考慮し、適切な金融機関を選ぶことが大切です。

また、金融機関選びにおいては、事前に各機関の審査基準や利用者の評判を調査することも有効です。

これにより、自分の状況にマッチした金融機関を見つけやすくなり、審査通過の可能性を高めることができます。

記事まとめ

記事まとめ

この記事を通じて、「いつも」の提供するサービスや審査の難易度について解説してきました。

60日間無利息サービスや女性専用ダイヤルの設置など、利用者の立場に立ったサービス展開は多くの人々にとって心強い存在になるでしょう。

ただし、審査基準の厳しさは、中小消費者金融ならではの課題ともいえます。

大手の金融機関での借入が難しい方や、既に複数の借入がある方は、審査を通過するのが難しい場合もあります。

最終的には、自分自身の金融状況を確認しながら、検討しましょう。

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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