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カードローンの増額時に理由は聞かれる?押さえるべき審査ポイントを解説!
カードローンの増額時に理由は聞かれる?押さえるべき審査ポイントを解説!
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カードローンを複数契約するよりも増額が良い理由や審査ポイントをご紹介!

カードローンの増額を検討している際、増額理由を聞かれるのか、気になったことはありませんか?

本記事では、カードローンの増額時に「増額理由は聞かれるのか」や「審査ポイント」について、詳しく解説していきます。

カードローンの増額時に理由は聞かれるのか

カードローンの増額時に理由は聞かれるのか

一般的に、カードローンの増額時には、増額理由を聞かれることはありません。

しかし、増額審査を行う際は、属性情報に変更点がないかなど、いくつかの確認があります。

確認内容
  • 自宅の住所や連絡先などに変更はないか
  • 勤務先情報(会社名 / 住所 / 電話番号など)に変更はないか
  • 初回申し込み時から年収に変化はないか
  • 他社からの借入はあるのか

確認内容で注意すべき点は、年収が下がってしまった場合や、他社からの借入がある場合です。

カードローンの増額時に押さえておくべき審査ポイント

カードローンの増額時に押さえておくべき審査ポイント

カードローンの増額を行う際は、いくつかの審査項目をクリアする必要があります。

ここでは、カードローンの増額時に「押さえておくべき審査ポイント」について、ご紹介していきます。

総量規制の範囲内

消費者金融などの「貸金業者」から借り入れる場合は、総量規制が適用されるため、借入限度額が「年収の3分の1」までに収まっている必要があります。

※銀行は「総量規制」の対象外

イメージ
  • 年収600万円で他社借入なし:審査次第で増額可能(借入限度額200万円まで)
  • 年収600万円で他社から100万円の借入あり:審査次第で増額可能(借入限度額100万円まで)
  • 年収600万円で他社から200万円の借入あり:増額不可(※借入限度額が下がる可能性大)

他社での借入状況

カードローンの増額審査は、初回申込時と同じく「信用情報機関」で、他社からの借入状況を照会します。

他社から借入があった場合は、借入件数・返済状況・借入額などが確認されます。

カードローンの利用実績

カードローンの利用実績は、増額審査の重要ポイントであり、滞りなく返済できるかどうかの指標になります。

仮に、滞納などがあった場合は、その「理由」や「状況」などを詳しく確認されます。

返済に十分な収入

カードローンの増額審査では、返済能力が問われるため、返済可能な収入であるかを確認されます。

加えて、収入の「安定性」も問われることから、勤続年数が長ければ長いほど、増額審査に有利です。

ポイント
  • 年収
  • 勤務形態
  • 勤務先情報
  • 勤続年数

カードローンを複数契約するよりも増額が良い理由

カードローンを複数契約するよりも増額が良い理由

カードローンは、複数契約するよりも、1社に絞って増額を行った方が「メリット」が多いです。

ここでは、カードローンを複数契約するよりも「増額が良い理由」について、詳しくご紹介していきます。

【理由1】金利が低くなる可能性がある

一般的に、カードローンは、借入額が多くなればなるほど、金利設定が下がるため、利息負担を減らすことができます。

一方で、複数のカードローンを利用した場合には、それぞれの会社で金利設定が行われるので、金利が高くなる傾向です。

金利は、0.1%の違いであったとしても、返済総額に大きく影響してくるため、できる限り安くなる選択が望ましいです。

【理由2】返済の管理がしやすくなる

カードローンの返済は、利用している会社によって、返済額・返済日・返済方法が異なる場合があります。

そのため、複数のカードローンを利用していると、返済管理が複雑になり、返済日を忘れるリスクも高まります。

したがって、カードローンは、返済管理がラクになる「1社」に限定した方が、返済遅延のリスクを減らせます。

【理由3】早めに借入できる場合がある

カードローンの増額審査では、ローンカードを新しく発行する必要がありません。

そのため、新規で契約するよりも、増額を行った方が、早めに借入できる場合があります。

まとめ

まとめ

本記事では、カードローンの増額時に「増額理由は聞かれるのか」や「審査ポイント」について、わかりやすくご紹介してきました。

カードローンの増額時には、増額理由を聞かれることはありませんが、属性情報に変更点がないかなど、いくつかの確認があります。

追加で借入を希望する場合は、審査ポイントを押さえながら、金利設定が安くなったり、返済管理がしやすい「増額」を検討してみてはいかがでしょうか?

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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