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カードローンを繰り上げ返済すると利息は?メリットや注意点を解説!
カードローンを繰り上げ返済すると利息は?メリットや注意点を解説!
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カードローンを繰り上げ返済したらどのくらい利息が違うのかをご紹介!

カードローンの繰り上げ返済を検討する際、どのくらい利息が違うのか、気になったことはありませんか?

カードローンの繰り上げ返済は、利息を減らしたり、返済期間を短縮できる「メリット」もありますが、手数料が発生するなどの「注意点」もあります。

本記事では、カードローンを繰り上げ返済する際の「メリット」や「注意点」と共に、利息がどのくらい違うのかもシミュレーションしていきます。

最後には、返済方法についてもご紹介しているため、ぜひご覧ください。

【利息や期間短縮】カードローンを繰り上げ返済するメリット

【利息や期間短縮】カードローンを繰り上げ返済するメリット

カードローンの返済では、毎月決まった日に決まった金額を支払う「約定返済」の他に、追加で支払う「繰り上げ(臨時)返済」があります。

ここからは、返済期間を短縮することで、支払総額(利息)を減らせる「繰り上げ返済のメリット」をご紹介していきます。

利息負担(支払総額)が減る

カードローンの繰り上げ返済は、借入残高(元金)を減らせるので、利息負担(支払総額)を抑えることができます。

一般的に、月々の返済では、借入残高に応じて利息も支払っているため、満額を元金の返済に充てられていません。

しかし、繰り上げ返済を利用した場合には、全額元金の返済に充てられるので、カードローンの借入残高を減らすのに効果的です。

完済までの期間が短縮

カードローンの借入残高(元金)が多い場合は、月々の返済のみだと返済期間が長期化し、支払総額が増えてしまいます。

そのため、少しでも早く完済するには、繰り上げ返済をうまく活用することで、無理なく元金を減らし、返済期間を短縮できます。

【利息減】カードローンを繰り上げ返済する際の注意点

【利息減】カードローンを繰り上げ返済する際の注意点

ここまでは、返済期間を短縮することで、支払総額(利息)を減らせる「繰り上げ返済のメリット」を解説してきました。

ここからは、カードローンを繰り上げ返済する際の「注意点」について、詳しくご紹介していきます。

返済方法によっては手数料が発生

カードローンの返済方法は、金融機関ごとに多少異なり、振り込みやATMを利用した場合に、手数料が発生することもあります。

そのため、カードローンの繰り上げ返済を利用する際は、手数料の有無などを確認しておくと、費用を抑えられます。

アコムの手数料

返済方法 手数料
インターネット 無料
アコムATM 無料
提携ATM 有料
振り込み 有料
口座振替 無料

アイフルの手数料

返済方法 手数料
インターネット 無料
提携ATM 有料
スマホアプリ 有料
振り込み 有料
口座振替 無料

プロミスの手数料

返済方法 手数料
インターネット 無料
プロミスATM 無料
提携ATM 有料
スマホATM 有料
振り込み 有料
口座振替 無料

SMBCモビットの手数料

返済方法 手数料
インターネット 無料
三井住友銀行ATM 無料
提携ATM 有料
振り込み 有料
口座振替 無料

レイクの手数料

返済方法 手数料
インターネット 無料
スマホATM 有料
提携ATM 有料
振り込み 有料
口座振替 無料

約定返済と繰り上げ返済は別扱い

カードローンの約定返済は、契約時に決めた返済額を、毎月決まった日に支払う必要があり、返済を忘れてしまうと「滞納(延納)」扱いになって、遅延損害金が発生します。

一方で、カードローンの繰り上げ返済は、好きなタイミングで支払える任意制なので、いくら返済するのかも自由です。

カードローンを繰り上げ返済したら利息はどのくらい違うか

カードローンを繰り上げ返済したら利息はどのくらい違うか

ここからは、50万円を1年間で返済する場合と、繰り上げ返済を利用した場合に、どのくらい利息が違うのかを、ご紹介していきます。

【利息18.0%でシミュレーション】

期間 利息
1ヶ月 7,643円
2ヶ月 15,287円
3ヶ月 22,931円
4ヶ月 30,575円
5ヶ月 38,219円
6ヶ月 45,863円
7ヶ月 53,506円
8ヶ月 61,150円
9ヶ月 68,794円
10ヶ月 76,438円
11ヶ月 84,082円
1年 90,000円

※1ヶ月は31日で計算

カードローンを1年間で返済した場合は、利息が9万円となりますが、繰り上げ返済を利用して、半年で完済すると4万5千円ほどとなり、利息負担が半分で済みます。

このように、カードローンは、繰り上げ返済を活用することで、利息負担(支払総額)を減らすことができます。

【利息減】カードローンを繰り上げ返済する方法

【利息減】カードローンを繰り上げ返済する方法

ここまでは、50万円を1年間で返済する場合と、繰り上げ返済を利用した場合に、どのくらい利息が違うのかを解説しました。

ここからは、カードローンを繰り上げ返済する方法について、アコムを例に詳しくご紹介していきます。

インターネットでの支払い

  1. マイページにログイン
  2. 「お金を返す」から「インターネットで返す」をクリック
  3. 返済金額などを入力
  4. 「金融機関でお手続きを進める」をクリック
  5. 利用するインターネットバンキングを選択してログイン
  6. 決済口座を選択して実行
  7. 返済が完了するとマイページのトップに残高が反映

ATMでの支払い

  1. ATMにローンカードを挿入
  2. 「ご希望の取引」から「ご入金(返済)」を選択
  3. 4桁の暗証番号を入力
  4. 「返済取引」から「カードローン」を選択
  5. 紙幣を入れて内訳確認から「確認」
  6. 明細書とローンカードを受け取り

指定口座に振り込み

  1. マイページにログイン
  2. 「お金を返す」から「振込で返す」をクリック
  3. 振込先の口座番号を確認(※債務者ごとに口座番号が異なる)

口座振替(引き落とし)

  1. マイページにログイン
  2. 「お金を返す」から「口座振替(自動引き落とし)の申込」をクリック
  3. 金融機関口座が未登録の場合は「口座登録はこちら」をクリック
  4. 金融機関口座が登録できたら画面に口座が表示
  5. 口座番号など間違いがなければ「次へ」をクリック
  6. 表示内容を確認したら「金融機関サイトへ」をクリック
  7. 金融機関のサイトで手続きを終えたら「収納企業に戻る」または「収納企業へ通知」などをクリック
  8. アコムのページに戻って申込完了画面が表示

まとめ

まとめ

カードローンを繰り上げ返済した場合は、完済までの期間が短縮し、借入残高(元金)も減らせるため、利息負担を抑えることができます。

一方で、繰り上げ返済は、約定返済に加えて支払うことになるので、利息負担などもシミュレーションしながら、無理のない返済を検討してみてはいかがでしょうか?

監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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