ポイント還元率が高いクレジットカードを選べば、お得にポイントをザクザク貯められます。
しかし、クレジットカードによってポイントが貯まりやすいお店は異なるので、見極めが重要です。
この記事ではポイント還元率が高いクレジットカードおすすめ8選に加えて、賢いカードの選び方を解説します。
自分にぴったりな1枚を見つけて、効率的でお得なクレジットカード生活を楽しみましょう。
クレジットカードのポイント還元率とは?
クレジットカードのポイント還元率とは、カードの利用金額に応じて付与されるポイントの割合のことです。
クレジットカードの多くは独自のポイントプログラムを導入していて、利用金額の数%をポイントに還元してくれます。
例えばポイント還元率が0.5%の場合、月1万円利用すると月50ポイント・年間600ポイントが貯まるということです。
ポイント還元率が高いほどお得なのので、クレジットカード選びの際は重要な指標となります。
ポイント還元率の計算式
クレジットカードのポイント還元率は、「1ポイントの相当額÷1ポイント付与される利用金額×100」で計算します。
例えば、1ポイント1円相当で、100円利用につき1ポイント付与なら、次のように計算します。
1円÷100円×100=1.0%
ポイントは必ずしも「1ポイント=1円」ではなく、0.5円や1.5円、5円相当という場合もあります。
還元率と付与率の違いに注意
ポイント還元率でクレジットカードを選ぶ際は、付与率との違いも頭に入れておきましょう。
ポイント付与率とは、利用金額に対するポイントの獲得率を指します。例えば、ポイントが1,000円利用につき1ポイントなら、付与率は0.1%です。
付与率が低くても、ポイント相当額が高ければ還元率も高くなります。例えば、付与率が0.1%でもポイント相当額が5円であれば、還元率は0.5%です。
5円÷1,000円×100=0.5%
ポイント還元率でクレジットカードを比較するときは、付与率とポイント相当額をセットで考慮しましょう。
一般的な還元率は0.5~1%程度
一般的なクレジットカードのポイント還元率は、0.5〜1.0%程度です。
例えば還元率0.5%のカードで月1万円利用すれば年600ポイントを獲得できますが、還元率1.0%の場合は年1,200ポイント貯まります。
利用金額が高額になるほど獲得ポイントも増えることから、ポイント還元率は高いほうが圧倒的にお得です。
条件付きで高還元率になるカードがある
クレジットカードによっては、条件付きでポイント還元率が高くなるものもあります。
ここでは、高還元率になる例を一覧にしたのでご覧ください。
- 期間限定でポイント○倍
- △△のお店ならポイント還元率○%
- ゴールドカードへのランクアップでポイント○倍
- △△航空のマイル変換で相当額が◯倍
なお「最大○%還元」という文言もよく見かけますが、自分がメリットを受けられるかどうか確認するようにしましょう。
いくらポイント還元率が高くても、仮に近くにお店がなければ恩恵を受けられないからです。
ポイント還元率が高いクレジットカードおすすめ8選
ポイント還元率の概要を理解したうえで、おすすめクレジットカード8選を見ていきましょう。
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
- ライフカード
- リクルートカード
- 三井住友カード(NL)
- 楽天カード
- 三菱UFJカード
- エポスカード
自分がよく利用するお店やサービスと照らし合わせれば、お得にポイントを貯められる1枚が見つかります。
JCB CARD W
年会費 | 永年無料(18歳〜39歳以下の入会) |
---|---|
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント交換先 | Amazonポイントパートナープログラム、スターバックスカードなど |
ポイント付与 | 1,000円で1ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜10.5% |
国際ブランド | JCB |
発行会社 | JCBグループ |
JCB CARD WはセブンイレブンやAmazon、スターバックスをよく利用する人におすすめのクレジットカードです。
セブンイレブンやAmazonでは2.0%、スターバックスカードへのチャージは5.5%、Starbucks eGiftの購入は10.5%と、非常に高い還元率となります。
通常1.0%という高いポイント還元率に加えて年会費も無料なので、多くの方におすすめできるクレジットカードです。
JCB CARD W plus L
年会費 | 永年無料(18歳〜39歳以下の入会) |
---|---|
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント交換先 | Amazonポイントパートナープログラム、スターバックスカードなど |
ポイント付与 | 1,000円で1ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜10.5% |
国際ブランド | JCB |
発行会社 | JCBグループ |
JCB CARD W plus Lは、女性におすすめのクレジットカードです。
JCB CARD Wと比較して、女性向け協賛企業の優待や割引特典が多く用意されています。
他にもStarbucks eGiftの購入で10.5%の高還元ポイントを獲得できるなど、女性にとってメリットの多い1枚です。
ライフカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | LIFEサンクスポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、Amazonギフト券、カタログなど |
ポイント付与 | 1,000円1ポイント |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
国際ブランド | VISA、 Mastercard、JCB |
発行会社 | ライフカード株式会社 |
ライフカードは利用金額に応じてポイント還元率が高まる「ステージ制プログラム」を導入しているクレジットカードです。
例えば年間50万円以上の利用で0.75%還元、100万円以上の利用なら0.9%還元と、使えば使うほどポイントが貯まっていきます。
他にも入会初年度はポイントが1.5倍、誕生月はポイントが3倍になる点も見逃せません。
このように、ライフカードは高額な買い物をする人におすすめの1枚です。
リクルートカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | リクルートポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、Amazon、じゃらん、ホットペッパーな |
ポイント付与 | 支払い金額の1.2% |
ポイント還元率 | 1.2〜3.2% |
国際ブランド | Mastercard、JCB、VISA |
発行会社 | 株式会社リクルート |
リクルートカードは年会費無料ながら、1.2%の高いポイント還元率が魅力のクレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードは0.5%〜1.0%が一般的なので、リクルートカードのポイント還元率は非常に高水準といえます。
じゃらんやホットペッパー関連のサービスを利用すれば最大3.2%のポイントが還元されるため、これらをよく利用する人におすすめです。
また、貯まったポイントはdポイントやPontaポイントにも交換できるので、ポイントをさらにお得に利用できます。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 200円1ポイント |
ポイント還元率 | 0.5〜7.0% |
国際ブランド | VISA、 Mastercard |
発行会社 | 三井住友カード |
三井住友カード(NL)は券面にカード番号やセキュリティコードが記載されていない、スタイリッシュなクレジットカードです。
Apple PayやGoogle Payのタッチ決済で、対象のコンビニやファストフード、ファミレスで最大7%の還元が受けられます。
貯まったVポイントは楽天ポイントやANAマイルに交換したり、カード利用額に充当したりと、汎用性の高さも魅力です。
他にもau PAYを使ったポイントの二重取りやSBI証券への積立など、効率的にポイントを貯められる仕組みになっています。
楽天カード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | 楽天ポイント |
ポイント交換先 | 楽天グループサービス、ポイント運用・投資、支払い充当など |
ポイント付与 | 100円1ポイント |
ポイント還元率 | 1.0〜3.0% |
国際ブランド | VISA、 Mastercard、JCB、American Express |
発行会社 | 楽天カード株式会社 |
楽天サービスをよく利用する人にとって、楽天カードは最強のクレジットカードといっても過言ではありません。
楽天カードを使えば楽天市場でのポイント還元率が3.0%になり、楽天グループのサービスとの併用でポイント倍率は最大17.5倍までアップします。
さらにファミマやビックカメラ、エネオスなど幅広いお店でポイントを貯めたり使えたりするのも嬉しいポイントです。
国際ブランドを4種類から選べるため、海外旅行に行く人にもおすすめできます。
三菱UFJカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | グローバルポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、商品交換、キャッシュバックなど |
ポイント付与 | 1,000円1ポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜5.5% |
国際ブランド | Mastercard、JCB、VISA、American Express |
発行会社 | 三菱UFJニコス株式会社 |
三菱UFJカードは、18歳以上の学生や新社会人におすすめのクレジットカードです。
コンビニやスーパー、飲食店でカードを利用すると、5.5%ものグローバルポイントを獲得できます。
「MUFGカードアプリ」を利用すれば日々の支出を簡単に管理でき、使いすぎ防止や節約意識の向上にも役立ちます。
また、利用実績を積み重ねると、ゴールドやプラチナなど上位カードへのステップアップが可能です。
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
貯まるポイント | エポスポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 200円1ポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~15.0% |
国際ブランド | VISA |
発行会社 | 株式会社エポスカード |
エポスカードは世界中のVISA加盟店で利用可能で、高いポイント還元率が特徴のクレジットカードです。
「エポスポイントUPサイト」を経由してネットショッピングを利用すると、最大15%の高還元ポイントが獲得できます。
また、年会費無料のクレジットカードには珍しく海外旅行保険で最大3,000万円の補償も受けられるため、安心して旅行が楽しめます。
毎月の収支管理ができる「エポスアプリ」も便利なので、活用してみてください。
高還元カードの選び方
ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶ際のポイントは、主に3つです。
- 年会費が無料か確認する
- 自分の生活スタイルに合わせる
これらのポイントを確認することで、追加コストをかけずにポイントをさらに貯めることができます。
年会費が無料か確認する
ポイント還元率と同じくらい、年会費が無料かどうかは重要です。
年会費がかかると、年間のポイント還元を上回り元が取れない可能性があります。
例えば、還元率0.5%のカードを月1万円利用すると年間600ポイント貯まりますが、年会費が1,000円だとかえって損になります。
ポイント還元の恩恵を最大限に受けるためにも、年会費無料のクレジットカードを選びましょう。
自分の生活スタイルに合わせる
生活スタイルに合ったクレジットカードを選ぶことも重要です。
よく利用するコンビニやスーパー、サービスがポイントアップの対象になっていると、効率的にポイントを貯められます。
食品や日用品の購入機会が多い場合、ポイント還元率が高いほど恩恵を受けやすくなります。
還元率が高くても利用しない店舗やサービス限定では意味がないため、クレジットカード選びは慎重に行いましょう。
まとめ
この記事ではポイント還元率が高いクレジットカードおすすめ8選と、失敗しない選び方について解説しました。
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
- ライフカード
- リクルートカード
- 三井住友カード(NL)
- 楽天カード
- 三菱UFJカード
- エポスカード
記事を振り返りながらポイント還元率と自分の生活スタイルを照らし合わせて、お得なクレジットカード生活を楽しんでください。