プロミス Visaカードは、カードローンとクレジットカードの両方の機能が備わったクレジットカードです
消費者金融のプロミスが発行するクレジットカードのため、銀行などが発行するカードと比べ審査基準が緩そうなイメージを持つ方も多いでしょうが、実際はどうなのでしょうか?
また、プロミス Visaカードを持つことには、どんなメリットがあるのでしょうか?
この記事では、プロミス Visaカードの審査基準や申し込み方法、メリット・デメリットなどについてまとめています。
申し込みを検討している方や情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
プロミス Visaカードの概要
申し込み対象 | 満18歳以上のプロミス会員の方(高校生は除く) |
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年会費 | 永久無料 |
追加カード・電子マネー | iD・Apple Pay・Google Pay・PiTaPa・WAON・ETC |
保険 | 満18歳以上のプロミス会員の方(高校生は除く)など |
ポイント還元率 | 利用金額200円(税込)につき1ポイント(※特定条件でポイントアップあり) |
利用可能枠 | ショッピング枠:~100万円 |
支払日 | 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い |
支払日 | 国際ブランド |
プロミスVisaカードは、プロミスとの借り入れとクレジットカードの機能がセットになったカードです。
クレジットカード本体には情報が記載されないナンバーレス仕様で、第三者からカードを見られても情報漏洩する心配がありません。
また、見た目がスタイリッシュで一般的なクレジットカードに見えるため、ローン機能がついているのがバレにくいのもこのカードの特徴といえます。
借入機能のスペック
プロミスVisaカードには、ショッピング枠とは別にキャッシング機能が標準搭載されています。
キャッシングする際のプロミスVisaカードのスペックは以下の通りです。
融資可能額 | 最大500万円 |
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契約額 | 審査結果決定された金額 |
借入利率 | 4.5%~17.8%(実質年率) |
返済期日 | 5日・15日・25日・末日のいずれかから選択可能 |
返済期日/回数 | 最終借入後原則最長6年9か月/1~80回 |
申し込み可能条件 | 年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方。 |
プロミスVisaカードのキャッシングサービスの概要は、プロミスのカードローンと同様の特徴を持っています。
最大借入金額が500万円である点や、返済日を4つから選択できる点、金利などの設定が全く同じです。
つまり、プロミスVisaカードはクレジットカードと、プロミスのカードローンを兼ね備えたカードであるといえるでしょう。
申込条件をチェック
プロミスVisaカードは、18歳~74歳までの本人に安定した収入がある方であれば申し込み可能です。ただし、高校生や収入が年金の方のみの方は申し込みできません。
また、雇用形態は必ずしも正社員である必要はなく、アルバイト・パート・派遣社員・契約社員でも審査通過すれば契約が可能です。主婦や学生でも安定収入があれば契約できます。
申し込みの流れ
ここからは、プロミスVisaカードの申し込み方法を解説していきます。スムーズに申し込みできるよう、手順を知っておきましょう。
公式サイトで申し込む
プロミスVisaカードの申し込みは公式サイトで行えます。
電話や店舗での申し込みはできないので、スマートフォンやパソコンを使い公式サイトで申込者情報を入力し、申し込みしましょう。
入力内容は審査に影響するので、正確な情報を入力するようにしてください。
特に、年収を実際に多く入力したり他社借入件数を少なく入力したりすると、悪質と判断される可能性があります。
審査に不利になりそうな情報であっても、正直に記入するほうが心証がよくなるでしょう。
審査を受ける
申し込み完了後、プロミス Visaカードは、プロミスと三井住友カードの両方により審査が行われます。両方の審査に通過すると、カード発行が可能な状態になります。
なお、プロミス Visaカードの審査では、自宅や職場に連絡が来ることはありません。
審査状況によっては在籍確認の電話が必要になる場合もありますが、原則として周囲に知られることなく申し込みできます。
カードが発行される
審査通過するとクレジットカードが発行されます。
カード本体は自宅まで郵送されてくるので、受け取ったら利用可能になります。
在籍確認の有無や審査方法、審査難易度を解説
ここでは、プロミス Visaカードの在籍確認の有無や審査方法、審査難易度を解説していきます。
プロミス Visaカードの審査は厳しい?
プロミスVisaカードは消費者金融が発行するカードのため、信販系や銀行系のクレジットカードと比較して審査基準は比較的緩やかです。
そのため、年収があまり高くない方や雇用が不安定な非正規社員の方でも、審査通過できる可能性があるでしょう。
ただし、金融ブラックや無職の場合には、残念ながら審査通過が極めて難しいのはほかのクレジットカードと同様です。
プロミス Visaカードの審査内容
プロミス Visaカードの審査内容は公開されていないものの、以下の点が見られると考えられます。
- 申し込み可能な年齢か
- 申込時に入力された情報は正確か
- 返済能力には問題がないか
- 継続した収入があるか
これらが総合的に判断され、問題がないかどうかが判断されます。
審査に落ちたときの対処法
プロミス Visaカードの審査に落ちたときには、その原因を特定するのが重要です。
審査に落ちる原因と考えられるのは以下の4種類です。
- 信用情報に傷がある
- 他社借入件数や金額が多い
- 過去半年の申し込み件数が多い
- 申し込み内容に虚偽がある
これらに当てはまると返済能力や誠実性を疑われてしまい、審査落ちの原因になってしまいます。再審査やほかのクレジットカードの申し込み前には、これらの問題を改善することが大切です。
信用情報に傷がある場合や最近の申し込み件数が多い場合は、時間経過による改善が必要です。信用情報に傷がある場合は5年程度、申し込み件数が多い場合は半年程度、改善を待つ必要があります。
一方で、申込時の情報に誤りがあり審査落ちした場合は、正確な情報を入力するよう気を付ければ比較的簡単に改善が可能です。
同じ理由で審査落ちしないよう、次回は情報を正確に入力しましょう。
プロミス Visaカードを利用するメリットとデメリット
どのようなクレジットカードにも言えることですが、プロミス Visaカードにもメリットとデメリットが存在します。
ここからはプロミス Visaカードのメリット・デメリットを解説します。
メリット
まずは、プロミス Visaカードのメリットをお伝えします。
キャッシング機能がついている
プロミス Visaカードはほかのクレジットカードとは違い、ショッピング枠とキャッシング枠が標準で搭載されています。
そのため、買い物などの支払いに使うだけではなく、お金が必要なときに迅速に借り入れるのにも役立ちます。
また、ショッピングとキャッシングの利用枠が別々に設けられているのも、プロミス Visaカードの特徴です。
ショッピング枠を使い切ってしまった場合でも、キャッシング枠を利用すれば現金を引き出せるため、いざというときに重宝します。
キャッシング枠が大きくなる可能性がある
プロミスVisaカードは借入可能額が最高500万円と非常に大きく設定されています。
一般的なカードのキャッシング枠が100万円以下である場合が多いことを考えると、借り入れ枠が特別に大きいことがよくわかるでしょう。
そのため、いざというときにプロミスVisaカードを持っておくと、迅速に借入でき重宝するでしょう。
ただし、実際の借り入れ枠は審査の結果により決まるので、必ずしも500万円を借り入れできるというわけではありません。
あくまで実際の借り入れ金額は審査により決まるので、その点を理解しておく必要があります。
使うことでVポイントが貯まる
プロミスVisaカードを使うと、200円の利用につき1ポイントのVポイントが貯まります。
Vポイントはネットショッピングや、コンビニなどで1ポイント=1円で使えるので、プロミスVisaカードを利用すると現金決済よりも生活が豊かになるでしょう。
また、もらえるVポイントの還元率は条件を満たすことでアップするので、使い方によってはさらに効率的にポイントを貯めることが可能です。
還元率がアップする場面には、以下のような例があります。
補償プラン | 詳細 |
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スマホのタッチ決済 | ポイント最大7%還元(※カードのタッチ決済で5%・スマホのタッチ決済で7%) |
家族ポイント | 家族登録で最大+5%(1人当たり+1%) |
Vポイントアッププログラム | 対象のコンビニ・飲食店のご利用時、最大+8%還元 |
このように、日常生活の様々な場面において高還元で買い物できるのは、プロミス Visaカードのメリットの一つと言えるでしょう。
無料保険を選べる
プロミスのVisaカードには、選択式の無料保険が付帯しており、好きな補償内容を選択できます。
初期の状態では、「最高2,000万円の海外旅行傷害保険」が付帯していますが、自由に以下のいずれかの内容に変更が可能です。
補償プラン | 詳細 |
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ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険) | プレイ中に他人をケガさせた場合の損害賠償責任、ゴルフクラブの破損などの補償を受けられる。 |
弁護士安心プラン(弁護士保険) | ケガや破損の被害に遭った際に、弁護士費用が補償される。 |
スマホ安心プラン(動産総合保険) | スマートフォンが破損・故障・盗難にあった場合に補償を受けられる。 |
日常生活安心プラン(個人賠償責任保険) | 日常生活で他人にケガをさせたり、モノを壊した場合に、損害賠償責任を負った際の補償 |
ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定)) | 交通事故による手術や入院の費用が補償される。 |
持ち物安心プラン(携行品損害保険) | カメラ、衣類、レジャー用品などが被害に遭った場合に補償を受けられる。 |
このように様々な保険が用意されており、必要に応じて好きな補償を選択できます。
海外旅行に行く機会が多い、趣味でゴルフをする、日常生活を補償して欲しい、などライフスタイルや希望に応じて好きな内容を選択するといいでしょう。
補償プランの変更は毎月20日まで可能です。選択した補償内容は翌月1日午前0時から補償開始となり、補償期間は補償開始から1年間となります。
デメリット
次にプロミス Visaカードのデメリットをお伝えします。
審査に時間がかかる可能性がある
プロミス Visaカードの審査はほかのクレジットカードと比較し、時間がかかる可能性があります。
プロミス Visaカードの審査では、プロミスと三井住友カードが審査を行い、両方に通過する必要があるためです。
2社が申込者情報を確認するので、1社のみの判断で審査される場合と比べてどうしても審査期間が長くなる可能性が高いでしょう。
そのため、即日クレジットカードを使いたいなど、早急にカードが必要な場合は別のクレジットカードを選択するのも賢明な判断と言えます。
カードローン機能を外せない
プロミス Visaカードは、一枚でカードローンとクレジットカードの両方の機能がついているのが魅力です。
しかし、カードローンの機能が不要でクレジットカードとしてのみ利用したい場合、カードローンの有無を選択できないのがデメリットになりえます。
さらに、カードローンが付属しているのが原因で、通常のクレジットカードよりも審査に時間がかかる点にも注意が必要です。
これらの特徴のため、カードローン機能の付帯を大きなデメリットと感じる人もいるでしょう。
ショッピングとキャッシングの返済日が別々
プロミス Visaカードは、ショッピングとキャッシングの返済日が分かれており、月に複数回引き落としが行われます。
具体的な引き落とし日はそれぞれ以下の通りです。
ショッピング | 5日・15日・25日・末日から選択可能 |
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キャッシング | 15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い(※いずれかから選択) |
このように、それぞれの引き落とし日を選択できるものの、同じに引き落としされるように設定することはできません。
したがって、引きおとしのタイミングは必ず複数日に分かれます。
いずれも自動的に引き落とされるので、口座に十分な資金が用意されていれば特に手間がかかることはありません。
しかし、資金が足りないと引き落としできず滞納になるので、口座残高の管理には気を配る必要があります。
記事まとめ
プロミスVisaカードは、カードローンとクレジットカードの機能が一体となった独特なクレジットカードです。
一枚で支払いと借入の両方に利用でき、毎月の引き落とし日を複数の日程から選択できるので、一般的なクレジットカードよりも使い勝手がよく感じる方もいるでしょう。
審査についても消費者金融が発行するため、銀行系や信販系のカードよりも緩い可能性が高く、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用の方でも申し込める可能性があります。
これらの特徴が気になる場合には、この機会にプロミスVisaカードに申し込んでみるのもいいでしょう。