クレジットカードを作るにあたって、最強の1枚を厳選したいと考える人は少なくありません。
しかし、一口に「最強のクレジットカード」といっても、ニーズや生活スタイルによって最適なクレジットカードは異なります。
そこでこの記事では、ポイント還元率や発行スピードなど、さまざまな角度から「最強のクレジットカード」を紹介します。
また、2枚持ちする場合の最強の組み合わせも紹介しているので、クレジットカードをすでに持っている人もぜひ最後までお読みください。
この記事を参考に、自分にとって最強と言えるクレジットカードを見つけましょう。
【部門別】クレジットカードの「最強の1枚」一覧
本記事では、下記の7部門に分けてクレジットカード「最強の1枚」を選出しました。
部門 | 最強のクレジットカード |
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最大還元率最強 | JCB CARD W |
通常還元率最強 | リクルートカード |
発行スピード最強 | ACマスターカード |
ゴールドカード最強 | 三井住友カードゴールド(NL) |
空港ラウンジ最強 | 楽天プレミアムカード |
マイル還元最強 | Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・プレミアム・カード |
ステータス最強 | Mastercard Black Diamond |
各クレジットカードの概要やおすすめポイントについて、詳しく紹介していきます。
最大還元率最強:JCB CARD W
券面 | |
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発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
貯まるポイント | okidokiポイント |
ポイントの交換先 | 他社ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 1,000円1ポイント |
通常還元率 | 0.5%→無条件で1% |
ポイント期限 | 2年 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html |
最大還元率最強のクレジットカードとしては、JCB CARD Wをおすすめします。
最大還元率とは、一定条件をクリアしたときに得られる最大ポイント還元率です。条件と自身の利用シーンが合致すれば、高効率でポイントを貯められます。
JCB CARD Wは、無条件でポイント還元率が2倍(0.5%→1%)であることに加え、優待店(JCB ORIGINAL SERIES パートナー)で使用すると最大21倍まで還元率がアップします。
以下は、優待店と倍率を一部抜粋したものです。
優待店(抜粋) | ポイント倍率 (通常還元率0.5%との比較) |
最大還元率 (1ポイント=5円分で交換した場合) |
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Starbucks eGift | 21倍 | 10.5% |
Starbucks(スターバックスカードへの入金・オートチャージ) | 11倍 | 5.5% |
Amazon | 4倍 | 2% |
セブンイレブン | 4倍 | 2% |
※ショップによっては事前にポイントアップ登録が必要です。
※最大還元率(1ポイント=5円分)は、JCBプレモカード OkiDokiチャージで交換した場合の比率です。
上記以外にもさまざまな対象店舗があり、さらに不定期で倍率がアップするキャンペーンも行っています。自分が普段使うお店が対象なら、持っておいて損はないカードです。
通常還元率最強:リクルートカード
券面 | |
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発行会社 | 株式会社リクルート |
国際ブランド | Mastercard、VISA、JCB |
年会費 | 無料 |
貯まるポイント | リクルートポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、Amazonや一部公共料金の支払いなど |
ポイント付与 | 毎月の利用金額×1.2%(小数点以下切り捨て) |
通常還元率 | 1.2% |
ポイント期限 | 最終のポイント加算日から12ヶ月後の月末まで |
公式サイト | https://recruit-card.jp/ |
通常還元率最強のクレジットカードとしては、リクルートカードがおすすめです。
通常還元率は、特典等のポイントアップを除いたポイントの数値です。通常還元率が1%であれば、どこのショップでいつ使っても最低1%は還元されます。
一般的な通常還元率は0.5%、高還元率といわれるカードでも1%ですが、リクルートカードの通常還元率は1.2%と突出した高さです。
また、1ポイント1円で使えるためポイント計算もしやすく、あまり難しいことは考えずにポイントを貯めたい人におすすめです。
発行スピード最強:ACマスターカード
券面 | |
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発行会社 | アコム株式会社 |
国際ブランド | Mastercard |
年会費 | 無料 |
貯まるポイント | なし(自動キャッシュバック) |
通常還元率 | 毎月の利用金額×0.25% |
公式サイト | https://www.acom.co.jp/lineup/credit/ |
発行スピード最強のクレジットカードは、ACマスターカードがおすすめです。ACマスターカードなら、土日祝も含め最短即日でカードを取得できます。
他社でも即日発行のクレジットカードはありますが、基本的にはカード番号のみ発行し、カード自体は後日発送という形式です。一方、ACマスターカードなら自動契約機ですぐに物理カードを発行できます。
発行元が消費者金融のため不安に感じる人もいるかもしれませんが、デザインは普通のクレジットカードと変わず、ポイント自動キャッシュバックなど便利な機能が揃ったクレジットカードです。
ゴールドカード最強:三井住友カードゴールド(NL)
券面 | |
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発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
年会費 | 5,500円※年間100万円の利用で翌年以降永年無料 |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 200円1ポイント |
通常還元率 | 0.5% |
ポイント期限 | 最後のポイント利用(貯める、使う、交換する)から1年間 |
空港ラウンジ | 国内主要空港およびハワイホノルルの空港内にあるラウンジが無料 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の旅行傷害保険(海外・国内)※利用付帯 |
公式サイト | https://www.smbc-card.com/nyukai/card/gold-numberless.jsp |
ゴールドカード最強のクレジットカードは、三井住友ゴールドカード(NL)がおすすめです。
ゴールドカードとはクレジットカードのランクの1つで、一般カードより高品質のサービスを受けられます。
三井住友カードゴールド(NL)の場合、安心の三井住友ブランドと最大7%のポイント還元率、年会費は年間100万円の利用で翌年無料と、高い総合力が魅力です。
国内の主要空港ラウンジ無料利用などゴールドカードらしいメリットもあり、ワンランク上のクレジットカードを持ちたい人におすすめです。
空港ラウンジ最強:楽天プレミアムカード
券面 | |
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発行会社 | 楽天カード株式会社 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
年会費 | 11,000円 |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 100円1ポイント |
通常還元率 | 1% |
ポイント期限 | 最後のポイント獲得から1年間 |
空港ラウンジ | ・プライオリティ・パス対象空港のラウンジ(世界1,500か所以上)が無料※2025年以降、無料利用は年間5回まで ・国内主要空港およびハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジが無料 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の旅行傷害保険(海外・国内)※海外の場合、自動付帯は4,000万円まで |
公式サイト | https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/ |
空港ラウンジ最強のクレジットカードとしては、楽天プレミアムカードをおすすめします。
空港ラウンジを重視する場合、プライオリティ・パス(プレ・ステージ)が付帯するかどうかがポイントです。
プライオリティ・パス(プレ・ステージ)が付くと、国内外1,500か所以上の空港ラウンジが無料で使えます。楽天プレミアムカードの場合、プライオリティ・パス(プレ・ステージ)付帯のクレジットカードとしては年会費が安く、審査難易度も低めです。
また、選べる優待サービスの中には旅行に特化したコースがあり、楽天トラベルでのポイントアップや手荷物宅配サービスなどの特典を利用できます。
マイル還元最強:Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・プレミアム・カード
券面 | |
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発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド |
国際ブランド | American Express |
年会費 | 49,500円 |
貯まるポイント | Marriott Bonvoyポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、ホテル宿泊代など |
ポイント付与 | 100円3ポイント |
通常還元率 | 1%(3ポイント=1マイルの場合) |
ポイント期限 | 最後の加算・使用から1年 |
空港ラウンジ | 国内主要空港およびハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジが無料 |
旅行傷害保険 | ・海外旅行傷害保険:最大1億円・国内旅行傷害保険:最大5,000万円※利用付帯 |
公式サイト | https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/marriott-bonvoy-premium/ |
マイル還元最強のクレジットカードは、Marriott Bonvoy アメリカン・ エキスプレス・プレミアム・カードです。
JALやANAのほか、海外の主要航空会社ともマイレージプログラムで提携しており、自由にマイルを移行できます。
また、一度に6万ポイントを移行すればボーナスとして5,000マイルが付与され、合計で2万5,000マイル(還元率1.25%)と交換可能です。
年会費は高めですが、一定条件をクリアすることで高級ホテルの無料宿泊特典がプレゼントされるなど、コストに見合う特典が用意されています。
ステータス最強:Mastercard Black Diamond
券面 | |
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発行会社 | Black Card I株式会社 |
国際ブランド | マスターカード |
入会金 | 110万円 |
年会費 | 66万円 |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
通常還元率 | 2% |
公式サイト | https://www.luxurycard.co.jp/blackdiamond/ |
ステータス最強のクレジットカードは、「ラグジュアリーカード」ブランドの最上位であるMastercard Black Diamondが挙げられます。
サービス面も最上級で、専任のコンシェルジュサービスや高級ホテルの上級会員資格など、富裕層向けサービスが多数用意されています。
券面も特別なつくりで、天然ダイヤモンドをあしらったデザインはまさに「最高峰」と呼ぶにふさわしいクレジットカードです。
入会金110万円、年会費66万円もかかるうえに完全招待制なので、富裕層でも限られた人しか作れません。ステータスで言えば、もっとも「最強のクレジットカード」にふさわしい1枚といえるでしょう。
クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせ3選
部門別に「最強のクレジットカード」を紹介しましたが、実際にクレジットカードを持つなら2枚以上所有することが一般的です。クレジットカードが2枚以上あれば、それぞれの強みを活かすことで利便性が高まります。
ただし、ただ各部門で最強のクレジットカードを作れば良いというわけではなく、それぞれの相性を意識することが大切です。
ここからは、クレジットカードを2枚持ちする場合の最強の組み合わせとして、以下の3パターンを紹介していきます。
- 三井住友ゴールド(NL) × リクルートカード
- 楽天プレミアムカード × エポスカード
- JCB CARD W × 楽天カード
これらの組み合わせがどのように「最強」なのか、それぞれ詳しく解説していきます。
①三井住友カードゴールド(NL) × リクルートカード:普段使いでポイントが貯まりやすい
三井住友カードゴールド(NL) | リクルートカード | |
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券面デザイン | ||
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | 株式会社リクルート |
国際ブランド | VISA、Mastercard | Mastercard、VISA、JCB |
年会費 | 無料 | 無料 |
貯まるポイント | Vポイント | リクルートポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など | 提携先ポイント、Amazonや一部公共料金の支払いなど |
ポイント付与 | 200円1ポイント | 毎月の利用金額×1.2%(小数点以下切り捨て) |
通常還元率 | 0.5% | 1.2% |
ポイント期限 | 最後のポイント利用(貯める、使う、交換する)から1年間 | 最終のポイント加算日から12ヶ月後の月末まで |
公式サイト | https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp | https://recruit-card.jp/ |
1つ目の「最強の組み合わせ」は、コンビニや飲食店で還元率がアップする三井住友カードゴールド(NL)と、通常還元率の高いJCB CARD Wです。
三井住友カードゴールド(NL)は、コンビニやファミレスなどの優待店舗で還元率が最大7%まで上がります(カード現物のタッチ決済で5%にアップ、スマホタッチ決済でさらに2%加算)。
優待店舗では三井住友カードゴールド(NL)を使い、それ以外の店舗では通常還元率1.2%のリクルートカードを使えば、効率的にポイントを貯められます。
なお、年会費無料にこだわりたい場合は、一般カードの三井住友カード(NL)でも同様のポイントアップ特典があるため、そちらも検討してみましょう。
②楽天プレミアムカード × エポスカード:空港ラウンジや海外旅行保険が充実
楽天プレミアムカード | エポスカード | |
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券面デザイン | ||
発行会社 | 楽天カード株式会社 | 株式会社エポスカード |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express | VISA |
年会費 | 11,000円 | 無料 |
貯まるポイント | 楽天ポイント | エポスポイント |
ポイント交換先 | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 100円1ポイント | 200円1ポイント |
通常還元率 | 1% | 0.5% |
ポイント期限 | 最後のポイント獲得から1年間 | ポイント加算日から2年間 |
空港ラウンジ | ・プライオリティ・パス対象空港のラウンジ(世界1,500か所以上)が無料※2025年以降、無料利用は年間5回まで ・国内主要空港およびハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジが無料 |
なし |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の旅行傷害保険(海外・国内) | 最高3,000万円の旅行傷害保険(海外・国内)※利用付帯 |
公式サイト | https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/ | https://www.eposcard.co.jp/cm2014/index.html |
2つ目の「最強の組み合わせ」は、楽天プレミアムカードとエポスカードをおすすめします。どちらも海外での使い勝手が良いクレジットカードです。
楽天プレミアムカードは、先述の通り国内外1,500か所以上の空港ラウンジが使えるうえ、旅行傷害保険も自動付帯となっています。
エポスカードは、旅行傷害保険は利用付帯ではあるものの、一般カードとしては手厚い補償内容となっています。また、24時間対応の日本語サポートデスクもあるため、海外旅行も安心です。
なお、海外に行くときは、利用できる地域が多いVISAのクレカをメインに、それ以外の国際ブランドをサブとして持って行くことをおすすめします。
上記の組み合わせの場合、エポスカードはVISAしか選べないため、楽天プレミアムカードのほうは他の国際ブランドを選ぶと良いでしょう。
③JCB CARD W × 楽天カード:ネットショッピングにおすすめ
JCB CARD W | 楽天カード | |
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券面デザイン | ||
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | 楽天カード株式会社 |
国際ブランド | JCB | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
年会費 | 無料 | 無料 |
貯まるポイント | okidokiポイント | 楽天ポイント |
ポイント交換先 | 他社ポイント、マイル、支払い充当など | 提携先ポイント、マイル、支払い充当など |
ポイント付与 | 1,000円1ポイント | 100円1ポイント |
通常還元率 | 0.5%→無条件で1% | 1% |
ポイント期限 | 2年 | 最後のポイント獲得から1年間 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html | https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-card/ |
3つ目の「最強の組み合わせ」は、JCB CARD Wと楽天カードです。この2枚は、それぞれネットショッピングに強いカードとなっています。
JCB CARD WはAmazonで使うとポイント還元率が2%、楽天カードは楽天市場で使うとポイント還元率が3%(楽天カード通常利用分1%・楽天市場利用分1%・楽天カード利用特典分1%)と、いずれも高還元率です。
通常還元率についても両方1%と高めなので、ネットショッピング以外でもポイントを貯めやすくなっています。
記事まとめ
クレジットカードはそれぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、ずべての人に共通する「最強のクレジットカード」を決めるのは困難です。
そのため、一人ひとりのニーズやライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶことが大切です。
単純に決済方法の1つとして欲しいならポイント還元率が高いクレジットカード、旅行や出張が多いならマイル還元率が高いもしくは空港ラウンジが使えるクレジットカードというように、目的に合ったクレジットカードを作りましょう
クレジットカードを作る目的がはっきりすれば、あなたにとっての「最強のクレジットカード」は必ず見つけられます。