初めてのクレジットカードを検討されている方の中にはエポスカードを候補にいれている方もいらっしゃるでしょう。
エポスカードは年4回のマルイの優待期間に10%オフでお買い物ができ、全国10,000店以上の飲食店や美容院、遊園地などで割引や特典を受けられるなど
たくさんのお得がつまった人気のクレジットカードです。
この記事ではエポスカードの審査基準やカード発行までの時間など、申し込みにあたって知りたいことを徹底解説します。
エポスカードの申し込みを検討されている方はぜひ最後まで読んでみてください。
クレカデビューにおすすめのエポスカードとは
エポスカードはファッションビルの丸井などを傘下に持つ株式会社丸井グループが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。
丸井系列店舗のセールでお得にショッピングができる他、全国10,000以上の優待店舗で割引特典が受けられます。
ネットショッピングの場合はポイントアップサイトを活用すればポイントは最大30倍になるというお得さと最短当日発行という手軽さからクレカデビューにも、何枚もクレカを持ちたくないという方にもおすすめです。
またETCカードを永年年会費無料で付けられるのもうれしいポイントです。
ゴールドやプラチナカードへのアップグレードも可能
エポスカードは利用状況による条件をクリアするとインビテーション(招待)が届き、ゴールドカードやプラチナカードにアップグレードが可能です。
インビテーションを経由してアップグレードすると、ゴールドカードの年会費が5,000円のところ永年無料に、プラチナカードの場合、年会費が10,000円割引になります。また受け取れる特典が増えるのもうれしいポイントです。
アップグレードする場合は、インビテーションが届いてから一定期間内(インビテーションが届いた月の翌月末まで)に申し込みしなければいけません。
期限が過ぎて申込できなかったという口コミもあるため注意しましょう。
エポスカードの審査は厳しい?
エポスカードの審査は比較的通りやすいといわれています。
これはエポスカードが丸井グループが「自社サービスを利用してもらうことが目的」で発行している「流通系カード」だからです。
そのためエポスカードは銀行系のクレジットカードと比べて審査の難易度が低く、比較的通りやすい傾向があります。
年会費も一部を除いて無料で、18歳以上の方(高校生を除く)なら学生や無職であっても、持ち家でなく賃貸物件に住んでいても申し込みは可能です。
申し込みに必要な年収は?
エポスカードを申し込むにはいくら位の年収が必要でしょうか。
エポスカードを発行しているマルイグループの公式サイトをチェックしても、申し込み条件には年収について触れられていません。
一般的にクレジットカードを申し込む場合には年収が高い方が審査に通りやすいとされていますが、エポスカードの場合は無職や学生、年収が低い方でも申し込みを諦める必要はなさそうです。
主婦やフリーター、学生でも申し込み可能
エポスカードは日本国内在住の満18歳以上の方であれば、主婦やフリーター、学生で(高校生は除く)バイトをしていなくても申し込みは可能です。
2022年3月までは20歳が成人年齢だったため、18歳、19歳の方が申し込みをする場合、親権者の同意が必須でした。
2022年4月1日より成人年齢が18歳に引き下げられましたので、親権者の同意がなくてもクレジットカードの申し込みが可能になっています。
審査基準は
エポスカードの審査基準は公表されていません。
基本的にクレジットカード会社の審査基準は非公開で、各社独自の審査基準に基づいて審査を行っています。
審査に通らなかった場合でも明確な理由を教えてもらうことはできません。
ただエポスカードは若年層をターゲットにしていることと、即日発行に対応するには審査は最低限にとどめる必要があることから判断して審査基準は決して高いものではないといえるでしょう。
カードの申し込みについてよくある質問
エポスカードの申し込みについてよくある質問をまとめました。
エポスカードの申し込み方法
エポスカードの申し込み方法は「WEBサイトからの申し込み」と「アプリからの申し込み」「店舗申し込み(マルイ店舗内にあるエポスカードセンター)」の3つの方法があります。
このうちWEB申し込みとアプリからの申し込みについては、曜日に関係なく24時間いつでも申し込みが可能です。
①WEB申し込み
エポスカードの公式サイトでカードのデザインを選び、規約を確認後に同意して必要事項(住所、名前、職業、収入など)を記入して申し込むだけです。
審査の結果は最短数分で結果が分かり、カードの受け取りはマルイ店舗か自宅への郵送のどちらかをから選ぶことができます。
マルイ店舗での受け取りなら最短当日、自宅への郵送なら約1週間でクレジットカードが手に入ります。
②アプリからの申し込み
アプリからの申し込みは、アプリをダウンロードすればエポスカードを即時発行できるため、すぐクレジットカードが欲しい方におすすめです。
アプリからの申し込みに必要なのは、顔写真入りの身分証明書類(運転免許証やパスポートなど)かオンライン手続きができる本人名義の金融機関口座があれば24時間いつでもエポスカードの申し込みができます。
こちらの場合もマルイ店舗か郵送のどちらかの方法でカードを受け取ることになります。
③店舗での申し込み
エポスカードはマルイ店舗のエポスカードセンターでも申し込みが可能です。
店頭で申し込みを行う場合には、運転免許証などの顔写真付きの公的書類とキャッシュカードを持参しましょう。
混雑状況にもよりますが、土日でも最短30分ほどでカードを受け取れます。
審査時間はどの位かかる?
エポスカードの申し込みにあたって審査にかかる時間は最短数分、平均するとだいたい30分ほどで、メールで結果が送られてきます。
土日や夜間、混み具合によっては時間がかかることもあります。
審査状況の確認方法は?
審査結果はメールで送られますが申し込みが多い場合などは審査に通っていてもメールが届くまでに時間がかかることもあります。
そのような時は、エポスカードの公式サイト内にあるエポスカード発行状況照会で確認するのもひとつの方法です。
確認の際は申込時に発行される受付番号と生年月日が必要ですが、受付番号が分からない場合は氏名、生年月日、電話番号を入力すれば照会できます。
あるいはカスタマーサービスに電話をして確認してもらう方法もあります。
エポスカードのデメリットは?
マルイグループが発行するエポスカードは大変便利なカードで幅広い特典が受け取れますが、デメリットも存在します。
まず「通常時のポイント還元率が0.5%とあまり高くないこと」と「家族カードがない」ことです。
ポイントの還元率を重視する方や家族カードを検討されている場合は他のカードを選ぶようおすすめします。
審査落ちする理由とは
エポスカードは審査に通りやすいといわれますが、申し込めば必ず審査に通るというわけではありません。
審査基準を満たしていても審査落ちするケースもあります。
ここでは一般的なクレジットカードのケースを参考に、エポスカードで審査落ちする理由として考えられることをわかりやすく解説します。
- 金融事故でクレジットヒストリーに傷がある
- 他社での借り入れが多い
- 多重申し込みをしている
- 収入条件が基準に満たない
- キャッシング枠を高額に設定している
1.金融事故でクレジットヒストリーに傷がある
エポスカードなどのクレジットカードの審査においては、信用情報機関で申込者のカードの利用履歴を照会し、その人の信用状況を確認します。
過去に自己破産や支払いの延滞などの金融事故を起こしていると、カードの利用履歴(クレジットヒストリー)に履歴(傷)が残り、審査落ちの原因になるので注意が必要です。
2.他社での借り入れが多い
エポスカードの審査落ちの原因として、他社での借り入れやローンの金額が多いことも考えられます。これは他社での借り入れが多いとそれが負担となり、自社への支払いが滞ることが懸念されるためです。
とくに複数の会社で借り入れがある方や年収の30%以上借り入れをしている方は審査落ちの可能性が高くなりますので注意しましょう。
3.多重申し込みをしている
エポスカードに限らず、クレジットカードの審査においては多重申し込みをしていると貸し倒れが懸念されるため、審査に通るのが難しくなります。
多重申し込みとは複数のクレジットカード会社に申し込みを行うことで、1ヶ月に2枚以上クレジットカードの申し込みをすると多重申し込みとして審査に不利になりますから注意が必要です。
4.収入条件が基準に満たない
エポスカードは主婦や学生でも申し込みが可能ですが、収入がゼロの場合審査落ちする可能性があります。
学生の場合、バイトをしていればその収入を申告すれば良いでしょう。
バイトをしていない学生の方であれば、親からもらうお小遣いの金額を申告するのもひとつの方法です。
また主婦の方は世帯収入を記入しても構いません。審査に通過する可能性を高めるためには、何かしら収入がある方が有利です。
5.キャッシング枠を高額に設定している
エポスカードに限らず、クレジットカードでお金を借りられるキャッシング枠を高額に設定していると審査に通りにくくなる傾向があります。
キャッシング枠とはお金を借りられる限度額のことです。
キャッシング額が高額になればカード会社の貸し倒れのリスクが高くなるため審査落ちになる可能性が高くなります。
エポスカードの審査に通るポイントを解説!
エポスカードの審査に通るにはいくつかコツがあり、それを踏まえて申し込めば審査に通る可能性が高くなります。
ここではエポスカードの審査落ちを防ぐポイントをくわしく解説しますので、ぜひ参考になさってください。
キャンペーンの時期に申し込む
エポスカードに限ったことではありませんが、キャンペーンの時期は普段よりも審査に通りやすくなる傾向があります。
これはキャンペーンが主に新規顧客を増やす目的で行われることが理由です。エポスカードでもキャンペーンの時期に申し込みをすると普段と比べて審査落ちの可能性は低くなるでしょう。
ただし審査自体は行われますので、必ず審査に通るわけではないことは言うまでもありません。
キャッシング枠を0円にして申し込む
エポスカードの審査落ちを防ぐため、申込時にキャッシング枠を0円で申し込み、カードが発行された後に増額という形で変更するのもひとつの方法です。
キャッシング枠とはカードの利用枠の範囲内でお金が借りられるもので、その金額が高くなるほどカード会社のリスクは高くなり、審査も厳しくなります。
当面キャッシングを利用しない場合や、またエポスカードの審査に通りやすくするには、キャッシング枠を0円にして申し込みをするのがポイントです。
他社クレジットカードと同時に申し込み(多重申し込み)しない
エポスカードの審査落ちを避けるには、他社のクレジットカードと同時に申し込む「多重申し込み」を行わないようにしましょう。
多重申し込みと見なされて審査落ちした場合「申し込みブラック」となり、その後半年間クレジットカードの申し込みができなくなります。
同時に何枚の申し込みを行うと多重申し込みになるのかはカード会社により異なるため、他社のカードの申し込みは時期をずらして行うようにしましょう。
他社での借入金額を減らしてから申し込む
エポスカードで審査落ちをしないためには、他社での借入金額を減らしてから申し込むのもひとつの方法です。
他社での借り入れが多いとエポスカードの申し込みが他社の借り入れを返済に充てるためだとみなされ、審査落ちする恐れがあります。
また借り入れが多いと返済能力が低いと判断されて、審査落ちする可能性が高くなるため注意が必要尾です。
在籍確認や本人確認の電話対応を行う
クレジットカードの申し込みを行うと、申込者の申告に虚偽がないかを確認する目的で勤め先や自宅に確認の電話をすることがあります。
この在籍確認や本人確認のための電話に対応できない場合には審査落ちする可能性があるため、注意が必要です。
カード申し込みの際は、電話番号欄に在籍確認や本人確認に備えて連絡のつきやすい電話番号を記載し、審査が完了するまではいつでも確認の電話に対応できるようにしておきましょう。
まとめ
即日発行可能でさまざまな割引や特典が受けられるエポスカードの審査基準や審査落ちの理由、審査落ちを避けるポイントを紹介しました。
毎月一定金額以上の利用があれば永年年会費無料でゴールドカードに移行できる可能性があるのもうれしいポイントです。
審査の難易度は高くありませんが、申し込めば必ず審査に通るわけではありませんし、審査落ちすればその後半年間はカードを申し込むことができません。
今回ご紹介した「審査に通るコツ」を参考に対策を行い、便利なエポスカードをぜひ手に入れてくださいね。