Amazonマスターカードは、Amazonでのショッピングに最適化されたクレジットカード

Amazonが展開するAmazonマスターカードは、Amazonでのショッピングに最適化されたクレジットカードです。

頻繁にAmazonを利用する方々にとって、ポイント還元率の高さや利便性が人気のポイントです。

2021年11月1日をもって、「Amazon Mastercardクラシック」と「Amazon Mastercardゴールド」という旧来のカード種類がサービスリニューアルにより終了しました。

この記事では、新たにリニューアルされたAmazonマスターカードに焦点を当て、特徴や申込方法、メリットやデメリットについて幅広くご紹介します。

Amazonマスターカード（プライム会員以外）の概要

Amazonマスターカードを使うと、アマゾンでの支出いがもっとお得になります。Amazonマスターカードの基本情報を以下にまとめました。

Amazonポイント還元率	1.0~1.5%
限度額	10万円〜200万円
Amazonプライム会員資格	別途登録が必要
旅行傷害保険	最高2,000万円
ショッピング補償	年間200万円まで
ETCカード	年会費永年無料
家族カード	年会費永年無料・本会員1人あたり3枚まで
解約方法	会員向けWebサービス「Vpass」で手続きが可能

最大2%の還元率を提供し、プライム会員でなくても申し込める点が特徴です。

プライム会員の方々には、さらに高い還元率を享受できるAmazon Prime マスターカードへの切り替えが可能です。

ポイント還元率

Amazonマスターカードを利用する際のポイント還元率は、利用シーンに応じて1.0%から2.0%の間で変わります。

Amazonでのお買い物では、プライム会員なら最高2.0%、非プライム会員でも1.5%還元です。

コンビニでの支払いでは一律で1.5%が適用され、200円毎に3ポイントが加算されます。その他の一般的な支出では、100円ごとに1ポイント、つまり1.0%の還元があります。

これらのポイントは、Amazon内での買い物に1ポイント=1円として使用可能です。

他の多くのクレジットカードが提供する0.5%の還元率と比較すると、Amazonマスターカードの還元率は特に高く設定されています。

ポイント獲得時期

Amazon.co.jpでの購入により獲得されるポイントは、注文した商品が配送された後に、使用したアカウントへと自動的に加えられます。

デジタルコンテンツ、例えばダウンロード商品を購入した際には、ダウンロードが完了した日にポイントがアカウントに付与されます。

Amazon.co.jp以外でのショッピングで得られるポイントについては、購入から翌月の15日までに登録してあるAmazon.co.jpのアカウントに加算される仕組みになっています。

Amazonマスターカードのメリットを解説！

Amazonマスターカードは、他のクレジットカードにはない独自の魅力がたくさんあります。

• 入会費・年会費が永年無料
• 即時審査
• ポイントを利用すれば有効期限が延長
• 1ポイント1円で利用できる

それぞれ確認してみましょう。

入会費・年会費が永年無料

Amazonマスターカードを持つ最大のメリットの2つ目は、その入会費と年会費が完全に無料であることです。

以前は、カードの利用が初年度無料で、2年目から年会費が必要になりましたが、利用状況によっては無料で継続できる仕組みでした。

この変更により、クレジットカードの日常的な使用が少ない人でも、追加費用の心配なくこのカードを持ち続けることが可能になります。

この年会費無料の特典は、利用者にとっては長期的なコスト削減に貢献します。

即時審査

Amazonマスターカードは申し込み後、審査結果が最短でわずか3分で出る場合もあるため、特にAmazonの大型セールや限定キャンペーン期間中にカードを急ぎで使いたい方にとって、この即時審査は大変便利です。

即時審査を通過した場合でも、物理カードが手元に届くまでには少し時間が必要ですが、その間、テンポラリーカードを利用することができます。

この仮カードは即座に利用開始できるため、申し込み直後からAmazonでのショッピングが可能になります。

ただし、テンポラリーカードは利用上の制限があり、具体的には利用限度額が3万円までとなっているため、この点は注意が必要です。

ポイントを利用すれば有効期限が延長

Amazonマスターカードを活用することで、獲得したAmazonポイントの有効期限を延長することが可能です。

通常、これらのポイントは発行から1年後に期限が切れますが、カードで貯めたポイントを使うことにより、それらの期限をさらに先延ばしにできます。

このシステムは、ポイントが自動的にユーザーのAmazonアカウントに加えられるため、ポイントの使用を忘れたり、交換し忘れたりするリスクを大幅に減らします。

1ポイント1円で利用できる

Amazonマスターカードで貯まるポイントは、Amazon内での買い物において1ポイントを1円として使用することができます。

ポイントは自動的にアカウントに加算されるため、利用者は追加の手続きをすることなく、購入時に直接「ポイントを利用する」を選択するだけで、支払いに充てることが可能です。

ただし、これらのポイントはAmazonのサイト内でのみ使用可能であることを覚えておく必要があります。

Amazonマスターカードのデメリット

Amazonマスターカードは、以下のようなデメリットも存在します。

• Amazonやコンビニ以外での特典がない
• 国内旅行保険がない
• チャージはポイント付与がない
• 利用明細をAmazonで確認できない

メリットとデメリットの両方を理解したうえで、利用を検討しましょう。

Amazonやコンビニ以外での特典がない

Amazonマスターカードは、Amazonやコンビニでの買い物時には、魅力的なポイント還元率を提供します。

しかし、これらの場所で頻繁に買い物をしない人にとっては、カードのメリットを最大限に享受することが難しいかもしれません。

さらに、このカードで獲得できるポイントはAmazon内でのみ利用可能であるため、Amazonを定期的に利用しない場合、その恩恵を感じにくいという点も考慮する必要があります。

このように、AmazonマスターカードはAmazonまたはコンビニの常連客には大きなメリットをもたらしますが、それ以外のショッピング環境では同様の特典を提供しないため、カードの利便性が制限される点に注意しましょう。

これは、カードを選ぶ際に考慮すべき重要なデメリットとなります。

国内旅行保険がない

Amazonマスターカードは海外旅行傷害保険を提供していますが、国内旅行時の補償は含まれていません。

海外への旅行者には安心のサポートを提供する一方で、国内で旅行を楽しむ方々にとっては、この点がデメリットとなる可能性があります。

年会費が無料で、国内旅行保険が自動的に付帯するクレジットカードも存在するため、Amazonマスターカード以外のカードを検討する価値があるでしょう。

チャージはポイント付与がない

Amazonマスターカードを使用して、様々な電子マネーへのチャージを行うことが可能ですが、残念ながらこの操作でポイントが付与されることはありません。

AmazonマスターカードはiD決済などの電子マネー決済サービスに対応しているものの、チャージ行為自体はポイント獲得の対象外です。

したがって、Amazonマスターカードのポイントを最大限利用するには、直接の購入やサービス利用に焦点を当てることをおすすめします。

利用明細をAmazonで確認できない

Amazonマスターカードの利用明細をAmazonのサイトで直接確認することは不可能です。

できない理由としては、Amazonマスターカードが三井住友カードによって発行されているためです。結果として、カードの利用明細は三井住友カードの公式サイトでのみアクセス可能となっています。

この点は、特にすべての取引をAmazon内で完結させたいと考えているユーザーにとっては不便と感じるかもしれません。

プライム会員の場合はAmazonプライムマスターカードがお得

デザイン以外で、Amazon PrimeマスターカードとAmazonマスターカードには基本的な違いはありません。

しかし、Amazon Primeマスターカードを持つプライム会員は、Amazonでの購入に対して2.0%の高いポイント還元率が適用されます。

例えば、月に2万円をAmazonで使えば、1年間で4,800ポイントを獲得できます。

また、月間の利用額が5万円に上る場合、年間でさらに多い12,000ポイントが貯まります。

また、プライム会員の場合、Amazon Primeマスターカードを作成する際に余分な費用は一切かかりません。

そのため、プライム会員はAmazon Primeマスターカードの方がお得です。

記事まとめ

この記事を通じて、Amazonマスターカードの様々な特徴についてご紹介しました。

Amazonでの購入だけでなく、日常使いにも適したクレジットカード機能を備えており、無料の年会費や1ポイント1円で利用のりようなどの多くのメリットを受けられます。

Amazonマスターカードのメリットをフルに活用し、お得なショッピングを楽しんでください。

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